エリアス帝国の支配下にある小国、オルグレンに生まれた末の王女。ソフィア・オルグレン。彼女は人質として、帝国の後宮に腰入りした。けれど皇帝ジルヴェストは、田舎娘に過ぎないはずの彼女に、強い執着を向けてきて……?
カクヨムで連
載中の他作品のリメイクです。
隠れヤンデレ×強気少女の異世界恋愛に、後宮での女の争い要素を混ぜた作品です。
元作品はこちら
「https://kakuyomu.jp/works/16817330661557535712」
キャラクターは同じですが、設定など細かいところが
変わっています。
展開も少し変わるので、完全な焼き直しではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 18:00:00
59801文字
会話率:54%
太陽の沈まぬ帝国とまで謳われた、かつての世界最強国も零落して久しく、落日が万民の目にはっきりとしていた時代――
啓蒙派の開明君侯を父に、自由闊達に育った公女セシーリアは、姉シャルロッテの随員として、姉の婚約者である皇帝エルディナントが滞在中
の避暑地へおもむく。
ところがそこで告げられたのは、皇帝からシャルロッテへの婚約破棄宣告。帝妃となるべく徹底的に躾けを受けた、完璧な淑女シャルロッテを若き皇帝は敬遠し、奔放に振る舞う妹のセシーリアへ惹かれたのだ。
落ちたりとはいえ王の中の王、皇帝の求婚を断れるものではない。セシーリアはにわか仕込みのお妃教育を受け、礼儀作法もままならぬまま皇宮へ放り込まれる。
そこでセシーリアを待っていたのは、黄昏の帝室の旧弊さであり、落ち目の帝国をどうにか支えようと、冷たい糸を紡ぐ女郎蜘蛛のごとき太后ゾラとの確執だった……
※落日の帝国の花嫁として、政治への関与を禁止されているヒロインの視点で、異世界の19世紀風中欧・東欧っぽい地域の国際情勢の激動を描きます。ラヴ要素もあるけど、歴史と政治の話がかなり大盛りですのでご注意ください。めんどくさい部分を、ほどよく飛ばしながら読むのがオススメ(めんどくさいパート自体を書くの自重する、という選択肢はないのがこの作者)です。
※残酷な描写はありませんが、高校生以上を推奨する内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:00:19
282893文字
会話率:25%
リビティウム皇国のオーランシュ辺境伯にはシルティアーナ姫という、それはそれは……醜く性格の悪いお姫様がいました。
『リビティウム皇国のブタクサ姫』と嘲笑される彼女は、ある日、正妻のお妃様に疎まれ魔物が棲む闇の森で殺されてしまいます。
通りが
かった魔女に助けられた彼女ですが、蘇生の際に前世の地球で男子高校生だった記憶を取り戻し、そのまま魔女の弟子として森で暮らすことになりました。
「なんか貴族とかドロドロしていて面倒臭そうだし、このまま庶民として暮らすわ」とあっさりドロップアウトを決意。ついでに一念発起して魔女修行の合間にダイエットも敢行。そのままひっそり暮らすはずが、いろいろやり過ぎた結果「あれ? 密かに雑草として暮らす人生計画はどこ?」という自業自得な状況へと陥るのでした。
基本ほのぼのファンタジーです。登場人物はおとぎ話でお馴染みの王子だの魔女だの悪いお妃様だのですが、主人公がたくまし過ぎて一筋縄で行きません。
※舞台は前作(吸血姫)と同じ大陸で、時代が100年以上下がっています。【書籍化】新紀元社様から1~12巻発売中。【コミック】潮里潤先生の漫画版が、2020年7月15日発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 23:28:00
1807191文字
会話率:43%
貧乏男爵家の令嬢であるエルシアはある日王宮からの手紙でお妃候補に選ばれたことを知る、そして彼女は思ったどうせ貧乏男爵家の令嬢は王太子妃に選ばれる訳がないだろうからそうだ私はお妃になることを目指すのではなく、王宮勤めの侍女を目指そう
最終更新:2024-12-10 12:35:42
1958文字
会話率:83%
お妃は魔法の鏡にむかっていつもたずねる。「鏡よ鏡、世界で一番・・・」
キーワード:
最終更新:2024-12-09 21:29:08
683文字
会話率:50%
「――わたくしは、酷くて優しい旦那様方に恋をしたみたい。これからきっと、もっと好きになるわ」
鳥の姿を模した神様『大鳥』が守護する島国『ビドゥア聖島』。数千年の平和が続いてきたこの島では今年、『大鳥』達の頂点である『王鳥』が、とある一人
の男爵令嬢を、歴史史上初の妃にと所望した。
望まれた男爵令嬢の名はソフィアリア・セイド。十六歳。ただの男爵令嬢だった彼女は最も尊い神様である『王鳥』と、『王鳥』が傀儡する照れ屋でぶっきらぼうな人間の男である『代行人』を夫とし、二人の妃として嫁ぐ事になり――?
史上初の『王鳥』の妃『王鳥妃』は波瀾万丈⁉︎逆境に立ち向かう神話系ラブファンタジー、ここに開幕!
――淡い初恋は、国の命運を変える。
※第一部約20万字。毎日6時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 21:00:00
1878256文字
会話率:48%
リディア・レーゼル・フォン・ブライスガウは、その美しさと賢さで社交界では有名な辺境伯領の令嬢だ。
そんなリディアには幼馴染がいる。カレドニア王国の第一王子、エドマンド •フィヒテ•フォン•オーディンゲンである。
二人は幼い頃にお互いを愛する
誓いを立て、リディアもいつかエドマンドと結婚して皇后となり、彼を支えて生きていくのだと信じていた。
エドマンドの為に日頃から美しくあろうと心がけ、誰もが振り返る美貌を保ち、勉強を欠かさず、領主である父の仕事を手伝えるほどの賢さも持っているリディアは完璧なお妃候補だった。
しかし、ある日幼馴染であり婚約者だった皇太子エドマンドから、いきなり婚約破棄を命じられる。
しかも、リディアが愛人と密会し、その為に邪魔になったエドマンドを殺そうとしていたなどと根も葉もない疑いをかけられ、王宮を追放、領地を剥奪されるという最低最悪の事態に。
なんとしてでも疑いを晴らし、エドマンドの心を取り戻そうとするリディアだが、実はその裏では王宮内の地位をめぐる権力争いが勃発していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 22:03:49
98343文字
会話率:52%
冠帝国。
約300年の歴史を持つ大国。
その北部を治める冬《トォン》家の長女として生を受けた雪花《シュファ》。
両親、兄を失った雪花は叔父に引き取られ、数年後に皇太子のお妃候補として後宮入を果たす。
西部を治める桜家は春宮。
南部を治め
る夏家は夏宮。
東部を治める豊家は秋宮。
北部を治める冬家は冬宮。
後宮にはこの4大家門から皇太子のお妃候補が集められる
が、初陣での噂のせいで皇太子の元には未だ冬宮と夏宮にしかお妃候補が入っていない。
権力と欲と嘘で塗り固められた後宮内で雪花は目立たず、騒ぎを起こさず、静かに暮らすことを目標に日々過ごしている雪花だけれど……………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 21:13:11
250098文字
会話率:48%
むかしむかしあるところに。
王さまと美しいお妃さまと、その娘がおりました。
そう、それは過去の話。
姫には過酷な運命が待ち受けていたのです。
……魔法の鏡は、この物語を俯瞰して何度も何度も見てきました。
いつもの面々が見当たらないので、ハラ
ハラしていたのもあり、見慣れぬストーリー展開にしびれを切らした彼は。
『……今回はわたしが姫を守るべきなんじゃね?』
継母から姫を守る『騎士』になりたい魔法の鏡と、薄幸の美少女を地で行く『姫』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 06:00:00
2239文字
会話率:32%
伯爵令嬢のベアトリス・ガルトナーは、侯爵令嬢のエディット・アーノンと一緒に、第一王子の婚約者候補として、王妃教育を受けに王宮に通っていた。もちろん王子の結婚相手の本命は侯爵令嬢のエディットで、自分は気弱なエディットの補佐役に選ばれたのだと思
うベアトリス。そんな気弱なエディットが、ある日いじめっ子たちに言い返した事をきっかけに、まるで流行りの小説に出てくる「悪役令嬢エリザベス」のようだと言われるようになってしまう。そうだとすると……その親友のベアトリスは、さながら「取り巻き」といったところだろうか。意外と悪役令嬢と取り巻きの役を気に入る二人だけれど、ある日突然、エディットが婚約者候補から外されてしまって…………。※『悪役令嬢は楽しいな』の、ベアトリス視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 15:06:40
14724文字
会話率:36%
「いつかあなたを迎えに来ます、その時はぼくの……ぼくと婚約してくれますか!」
気まぐれで助けた少年が別れ際に樹海の魔女である私に向けてそう言った。
「いいわよ、ニールが私の家に今度は無事にたどり着けたらね」
私は特に深く考えることもな
く軽い気持ちで、少年とその口約束を交わした。
それから十年後――大人へと成長したニールは、冗談だと思っていたあの約束を叶えるために私のもとに訪れた。
「僕の婚約者アリシャ。あなたを迎えに来ました。さあ行きましょう!」
「えっ、あれって冗談じゃなかったの……私、魔女なんですけど?」
恋愛に疎い魔女アリシャと恋愛一直線な王太子ニール。
これは激重一方通行な恋愛からはじまる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 18:24:50
47340文字
会話率:26%
後宮の妃のひとり。四夫人の貴妃の麗花の元に皇帝である余暉が訪れる。彼の悩みは長く続くこの国の皇帝が、自分の他にもうひとり存在することだった。長く国を治めている僵尸の星彩は、子孫に政務を任せない。
ただ、星彩から出された、謎を解けば、政務
を任せて貰えると、張り切った余暉と共に墓荒らしの謎と相談を受けた賢妃の為、麗花は行動をしていたが、ふたつの事件が繋がっていたことを知る。
noteにも掲載あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 07:02:20
20972文字
会話率:56%
病気で死んでしまった、と思ったらアデリア王国なる国へ転移していた18歳のほのか。その上、彼女は王国の伝承に従い、王妃になることに。3ヶ月後の結婚式に向けてお妃教育に励むほのかだが、運動神経があまりよくない彼女はダンスの授業に苦戦する。この
ままでは婚約披露の舞踏会で陛下に恥をかかせてしまう、と困り果てる彼女に手を差し出したのはほかでもない国王陛下だった……。頑張り屋の少女とそんな彼女に段々とほだされていく無表情の陛下。そんな2人がダンスを通して心を通わせていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 11:01:14
17330文字
会話率:48%
両親のいないセレーナは、叔母の家で暮らしていた。生活は、従姉妹のイザベルから嫌がらせを受ける毎日。今日もバケツの水を頭からかけられたセレーナはびしょ濡れになり、染めた髪色も元の灰色に戻ってしまった。セレーナは、老人のような灰色の髪色にコンプ
レックスを持っていた。それを知ってのイザベルの嫌がらせだった。そんなセレーナとイザベルは、王宮で開かれるパーティーに参加することになる。パーティーはローレンス王子が主催しており、王子はなぜか自分と同年代の女性を定期的に呼び集めていた。きっと王子はお妃選びをしているのでは。そんな噂が流れたが、実際に王子がパーティーに参加した女性とお付き合いしたという話は聞いたことがなかった。
カクヨム様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 09:12:23
15071文字
会話率:43%
「カンティレーナ、あなたとの婚約を解消しても良いだろうか」
マエスト王国の第1皇子サメンテは、王宮の東屋に呼び出した、婚約者であるレガート侯爵家カンティレーナ令嬢にそう切り出した。
婚約者を奪ったのは、実の妹だった。意気揚々とお妃教
育に臨む妹、ラクリマンド。
3か月後、事態は思わぬ方向へ動き出す。
ザマア展開ですが、ザマア成分は少な目かもしれません。
拙作「婚約破棄された令嬢は、婚約者を奪った妹に現実を見せつける」https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3237ib/の妹視点のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 07:31:37
33635文字
会話率:45%
「カンティレーナ、あなたとの婚約を解消しても良いだろうか」
マエスト王国の第1皇子サメンテは、王宮の東屋に呼び出した、婚約者であるレガート侯爵家カンティレーナ令嬢にそう切り出した。
婚約者を奪ったのは、実の妹だった。意気揚々とお妃教
育に臨む妹、ラクリマンド。
3か月後、事態は思わぬ方向へ動き出す。
ザマア展開ですが、ザマア成分は少な目かもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 02:38:09
14328文字
会話率:50%
湖の大国・ノエール王国。
ノエール王家には、それぞれ、特徴のある
見目麗しい三兄弟の王子がいます。
第一王子であるアルフレート王太子殿下は、
幼馴染のアルメール侯爵令嬢ブリジット様を
お妃に選び、アルノルド殿下が誕生しまして
仲睦まじく
暮らしておりました。
しかし、ブリジット様は、アルノルド殿下が
2歳の時にお亡くなりになられたそうです。
アルノルド殿下が12歳になりました時に
さすがに、王太子殿下に妃が不在なのは……
となりまして、27歳になった今も、独身の
女騎士に、白羽の矢が刺さりました。
キール侯爵家の長女にあたります
アレクサンドラ・フォン・キャルロンテ・
ミーディス・キール。
〈孤高の女騎士〉と呼ばれた彼女とはー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 02:23:01
13815文字
会話率:26%
白雪姫の母親のお妃様は、七人の小人に、7回生まれ変わり7回赤い靴を履いて死ぬ呪いを受ける。7回目の転生で、男に生まれ変わった白雪姫と再会。二人は恋人同士に。白雪姫は、お妃様の呪いを解けるのでしょうか?
最終更新:2024-05-15 02:39:53
10805文字
会話率:34%
親に連れられた王宮の夜会で見初められたアマリリスは、王太子との婚約を幼い頃決められてしまう。
そこからお妃教育のために、すべてを捧げる日々。子どものように遊ぶことも、親と触れあうことさえも出来ず王宮で過ごすこととなった。
しかし当
の婚約者である王太子は、アマリリスに会いに来ることもない。
何のために自分はこの教育を受けるのだろうかと思いながらもアマリリスは、落ち込むことなく過ごしてきた。
そしてやっと婚約披露パーティーにて、王太子と会うこととなる。夜会では、何人もの他の女性たちと親しくし、まるでアマリリスになど興味のない王太子。
しかし急に近づいたあと
「まだ記憶は戻ってないのか?」と意味不明な言葉を投げ掛けられる。
自分は何を忘れているのか。
王太子の眼、そして首にある特徴的なほくろを見た瞬間、アマリリスはやっと過去を思い出した。
目の前にいるのが、前世で浮気をしまくっていた自分の元夫だということをーー
「はぁぁん!?転生先まで浮気元夫(ゴミ)とか、いらなさすぎるんだけど!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:11:05
22058文字
会話率:31%
リオン殿下の婚約者であるディアナは、お妃教育で何をしても及第点しか取れないことが悩みの種。聡明で、見目麗しい殿下の隣には自分は似合わないと思い込み、ぽんこつ令嬢は今日も記憶喪失を目指します。
最終更新:2021-04-12 23:36:26
7798文字
会話率:57%
「アリーシャ・ドゥ・ミネルヴァ、貴様との婚約を今日この瞬間の限りを以て破棄する!」声高らかに告げられた言葉。
その時、エレイン・ドゥ・ヒューメルは転生者であることを思い出した。そして、いずれざまぁの如く悲劇的な運命を辿るヒロイン(お花畑)と
して、王子に抱きかかえられている。
”お妃とか無理”、”死にたくない”。そう決心した彼女は土壇場の修羅場で手のひらを反すことにする。
ヒロインもヒロインだし、王子も王子だし、貴族の皆さんも貴族。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 20:30:00
7971文字
会話率:43%
スコル侯爵家の長女、ユニヴェールは夜空のごとし群青色の髪を持って生まれた。
それはその地に暮らす人々にとって、厄災に見舞われる呪いの髪色。家ごと蔑まれることを恐れた家族に、彼女は3つの頃から隠されて育つ。
ろくに淑女教育を受けず、社交経
験もなく、微笑むことができない、28歳令嬢ユニヴェール。
日陰者の運命を受け入れ慎ましく過ごしていたというのに、ここにきて突然、隣国へ嫁ぐよう言い渡される。
長年断交状態であった隣国と、和平への道が開かれたばかりの昨今。友好の証にあちらの第三王子の元へ……、つまり人質の役目を押し付けられた形だ。
信頼を寄せる執事とメイドを連れ、その地に踏み入れた彼女。
あれよあれよという間に新婚初夜、夫となった人は言う。
『君だけを、世界の終わるその瞬間まで、愛すると誓おう──』
ではなくて、こっちでした。
『君を言語教師に任命する!』
……赤い花びらの散るベッドで甘い香りに包まれながら、
これは
リクルートですか??
※ 登場人物がふたつの国の言語を話すので
主人公の国の言葉は 「このカッコ」
ヒーローの国の言葉は 『このカッコ』
このように表現しております。
※ 6万字の中編です。(今週中に完結予定)
他サイト様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 22:04:22
96717文字
会話率:49%