ガタイが良くて喧嘩っ早くておっかない。
ついたあだ名は、喧嘩王。加えて顔が怖かったので、それも合わせて鬼面の喧嘩王。
地元じゃ喧嘩無敗の彼は――母親思いで地元愛の強い彼は――喧嘩に刃物を持ち出した不良によってその生涯を閉じることとな
る。
そうして次に目覚めると、そこはどうやらファンタジーな世界。
あれ? 貧乏だけど貴族っぽいぞ? 今世のオヤジとお袋はかなり美系だな! 兄貴もいるのか!
ところで、オレはどういう立場だ? え? お嬢様? 今、お嬢様って呼ばれた? ……もしかして、女ッ!?
あ、でも刺繍とかお茶会とか嫌いじゃねーかも。
前世の記憶を持ったまま異世界の貴族令嬢となった元喧嘩王。
彼は前世での心残りを今世にて果たそうと、気合いを入れる。
今度こそテメェらしく生きてみるぜ! 親孝行、家族孝行、ダチ孝行なんてのもキッチリしながらよッ! テメェが大切にしてぇモンは全部守るつもりだから、夜露死苦なッ!!
そんな彼女の振るまいが、近しい人の運命を変え、領地の運命を変え、やがては王国の運命すらも変えてしまう――かも?
元喧嘩王だった貴族令嬢が無自覚に織り成す、運命と偶然が重なりあう物語。
これは――『その生き様がやがて未来を照らす幻想譚』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:25:48
753360文字
会話率:36%
とある大手小説投稿サイトで開催されたコンテストに参加した主人公がある意味アレな方向でがんばるお話。
もうちょい詳しく書くと相互系や営業系の作者はおっかないにゃあってことです。
なお、本作はフィクションなので特定のサイトを想起した人
は現実と空想は違うってことをよーく理解されることをお薦めします。
狐「でなきゃ、きっとそのサイトでの活動に疲れてるんだよ」
え、そうなの?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-01 00:44:42
1006文字
会話率:6%
とある小説投稿サイトで開催されたコンテストに参加した主人公がある意味めっためたのぎったぎたのぼっこぼこにされてしまうお話。
もうちょい詳しく言うと人間っておっかないにゃぁってことです。
あくまでもフィクションなので特定のサイトを連
想した人はとりあえず現実と空想は別だということを理解されることをお薦めします。
狐「 でなきゃ、きっとそのサイトでの活動で疲れてるんだよ」
え、そうなの?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-01 00:18:32
1217文字
会話率:0%
その友人は一見礼儀正しく真面目に見えるが、どうも行動がおっかない。いや、「おっかない」では済まないことを平然と行っている。
最終更新:2025-05-09 21:39:13
1783文字
会話率:0%
ハクアはかつては名のある便利屋だったけどが長いこと眠っている間に百何年と経ち忘れ去られていた。
本当は何もかもに嫌気が差して、ずっと眠りつづけるつもりだったけど起きてしまったものは仕方がない。あてもなくふらふらと旅をすることにしたんだ。
おしゃべり相手は髪飾りにしている薔薇で、彼は生意気な人間を生け花にすることができる。それはさておき、生憎この世界は美しくない。
宇宙からの侵略者や別世界からもたらされた病。放射能汚染。発狂した魔術師……。街の外はそんなおっかない者ばかりで、じゃあ人々の暮らす都市はどうかと言うと、どこも巨大企業が支配してる。国なんてないからね。
そんな世界を旅する話だ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 11:50:00
8954文字
会話率:32%
あはっ—
エンピツを思い切り鼓膜に差し込んだ。
何度も—
何度も何度も—
好奇心には勝てなかった。
人生2度目の卒業式。
その瞬間に目が釘付けになって、体が無くなったみたいに動けなかった。
私には理解できない。だってそうで
しょう?悲鳴を上げて…ううん。笑いながら叫んでる。
黒板を爪が剥がれる勢いで引っ掻くような、本能が忌避する叫び声が、耳の奥まで響いてくる。残響が中にへばりついて、もう何をしても無駄。
不快なんてものじゃない。
身悶えが止まらない。
思わず耳を塞いで押さえつけて。
それで治るわけないのに。
だから、両耳を手で覆って、中指で中を掻き回して神経を探すの。
叫び声も自分のだって気づいてないのかしら。
コレで悦ぶとかニンゲンじゃぁない。
クチュ—
みぃつけぇたぁぁ。
「—これが彼女に提出してもらった演技テストの映像です。どうですかね。卒業できそうですか?」
「いやぁ…。卒業…ったって。ねぇ?こんなおっかない演技見たことないよ。というか〜、この映像…本物?」
「というと?」
「コレ、本当にヤッちゃってない?演技じゃなくて…」
「い、いやぁ〜。ニンゲン卒業しちゃってる演技力ですよね〜」
校長は怖くなったらしく、さっさと卒業してもらうことにしたみたいだ。正直、俺もちびったさ。代行業者が来て、校長の秘書からの辞表と一緒に—
エンピツが送られてきたから—折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 20:48:37
611文字
会話率:23%
成り上がりの豪商の娘、エレイン・カールソンはある夜会で不気味な仮面を被る死神侯爵ハイラム・リードと出会う。そして、その侯爵とひょんなことから結婚する羽目になってしまった。
色々怪しい噂の絶えない死神侯爵に、おっかない人なのかと戦々恐々として
いたエレインだったが、侯爵は意外と優しい人で。その上、不気味な仮面は魔女の呪いに掛かり、顔から取れなくなってしまったものだと言う。更にその呪いの所為で色々困ったことになっているらしい。
成り行きで結婚することになったエレインだったが、ハイラムの身の上に同情したのと、彼の淹れてくれる美味しいハーブティーに絆され、苦境の侯爵家を少しでも良くする為、自分に出来ることをしてみようと思うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 21:14:30
51936文字
会話率:57%
「ちょっと斉藤さん、いい加減名波くんと別れてよ!」
「はぁ? アンタらバカなの?」
昼休み、購買に向かう途中の廊下でいきなり拉致された挙句、なにアンタら全員で同じコスプレでもしてんの? みたいな巻き毛茶髪ギャルメイクな女子集団に囲まれ
た咲は、不機嫌さを隠そうともせずに言った。
もうダメだ。アウトだ。おしまいだ。
購買では今頃、飢えた学生たちがたかりにたかって、咲が買う予定だった火曜日限定販売のクロワッサンサンドは、買い尽くされてしまっただろう。
このために今日はお弁当も少なめにして、四時間目のチャイムの最初の音とともに教室を飛び出したのに。ていうかこのヒトら、咲を待ち伏せするために、わざわざ授業サボったんだろうか。
「……つーか、誰も通らないし」
低く小さく呟いて、舌打ちをする。
一番人気のない特別棟の廊下。今の時間生徒たちがやってくることは稀だろう。
小柄で可愛らしい女の子がおっかない女子六人に囲まれているという、なんとも助けがいのあるシチュエーションなのに。
「バカってなによ!」
「ちょっと斉藤さん、あんたちょっと可愛いからってチョーシに乗ってんじゃないの!?」
そんな感じに幼なじみのモテ男のせいでクロワッサンサンドを買えなかった咲と、彼女を好きだと公言して憚らない幼なじみ侑紀と、ふたりが突然見えるようになってしまった半透明な少年友成の、ホラー要素皆無の青春ドタドタバタバタラブコメディです。
昔書いた小説を発掘しまして、日の目を見ることもなかったのでこちらにアップすることにしました。最終話まで予約投稿済みです。
(8月4日から12時に一話ずつ公開されます)
ラストの五話、エピローグは同日公開となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 12:00:00
34104文字
会話率:52%
それは、育ての親の騎士団長を俺が誤って剣で刺し殺してしまったことから始まった。
もちろんこちらの世界でも親殺しってのは、普通に首を切られたっておかしくないほどの大罪だよ。
しかし俺は運が良かった。
なんとその育ての親の騎士団長っ
てのが、実はこの国を魔族に売り渡そうとしていた大悪党だったのだ。
そして……
その日から俺は王国の危機を救った英雄と呼ばれる様になった。
いやいや、そこまでならこんなにめでたい話は無いんだけど……
実は俺、この国を救った英雄なんて言われながら……裏ではこの王国に反旗を翻すレジスタンスの頭目をやってるんです。
えっ、何でまたそんな事をやってるのかって?
そんな事、好きでやるわけ無いじゃないですか。でも断りきれなかったんだよ。だってあいつ等見た目が凄く『おっかない』んだもの……。
遺言なんだってさ。先代の頭目の。
「次の頭目は……私の仇を討ってくれた者に託す……。」
そう言って、死んじゃったんだって。
まったく……俺の義理のクソ親父はどんだけ他所から恨みを買ってんだか……。
ってなわけで、始まった俺の二重生活。
「まったくこれからどうなっちゃうんだろ……俺。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 22:57:03
42342文字
会話率:24%
一見すると、穏やかな不思議ちゃん。
でもその実、異常な思考を宿した女である。
甘やかすのも、あまやかされるのも好き。
下に見るのも、下に見られるのも好き。
でもそんなお前が敗者になることはあるのだろうか。
注意事項1
起承転結はありま
せん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 15:18:05
718文字
会話率:29%
父の治める領地の森で毒キノコが大量発生し、その原因を探るために調査に赴いたデイビッド。
そこで出会った少女達は、デイビッドの住む王国には存在しない『魔法』の力を持っていた。
少女達は、隣国に出現した『迷宮』の壁をぶち破って、突如デイビッド
の前に現れたのだ。
毒キノコ大量発生の原因も迷宮にあると考えたデイビッドは、魔物よりもおっかない少女と共に、迷宮を探索し閉じることを決意したのだった。
◆登場人物
◯デイビッド(20歳)
茶髪、グレーの瞳、優しい風貌。貴族の令息。
◯トマス(40歳前後)
茶髪、茶の瞳のイケおじ。デイビッドの執事兼護衛。
◯アリサ(17歳)
金髪碧眼の活発な少女。
◯ソフィア(17歳)
フードを深く被っている、金色の瞳を持つ内気な少女。
◯オリヴァー(18歳)
空色の髪と瞳、線の細い美男子。
◯カイ(17歳)
緋色の髪と瞳、大きな体躯の青年。
◆当作品は、以下の長編作品のスピンオフとなります。
本編を読んでいなくてもお楽しみいただける内容ですが、よろしければ長編の方にもお立ち寄りいただければ幸いです。
「色のない虹は透明な空を彩る〜空から降ってきた少年は、まだ『好き』を知らない〜」
https://ncode.syosetu.com/n7110hv/
◆セルフレイティングは保険です。キツい描写はないと思います。
◆各話1000字程度、全9話の短編です。
◆「カクヨム」様にも掲載中です。
カクヨムでお読み下さっていた方へ。当作品は1/23改稿版から、あとがきを削除した物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 11:12:32
16340文字
会話率:44%
月の都と呼ばれるムーンウォールにも桜の季節は存在する。
ギネヴィア学園の入学式にて金髪碧眼の美少女フェイ・バーナルはおっかない顔をしていたが、そこでひときわ目付きの悪い少年とすれ違う。
一方、入学式の答辞を読み上げる大和撫子風の美少女である
貴咲穂乃華の姿もあった。
それから目つきの悪い少年宇尾海六が編入生としてやってきていた。
ひょんなきっかけから三人は同じ寮で生活をすることになる。
三人が対面すると同時にイカエビルを名乗るイカの怪人が六の研究を狙って襲撃してくる。それに立ち向かうために六は二人の少女にパワードスーツを託す。
それから二人はムーンプリンズを名乗りイカエビルと対立を深める事になるのであった。
2011年制作作品。『予測不編の精霊魔法使』への流れを作った作品です。同人イベントで冊子にして配布していました。いわゆる変身ヒーローものですので、プリキュアぽいなーと思われることがあるかもしれません。パロディを随所にちりばめた作品となっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 12:27:53
77852文字
会話率:44%
これは、マイペースでずぼらな僕と今時ギャルの大崎さん。そして、ちょっとおっかない優秀な妹の、何気ない日常を描いた物語である。
最終更新:2023-05-27 22:08:18
25932文字
会話率:51%
おもしろい、おっかない、おかしい短編逸話集
短編で書けそうな逸話があればコメントで教えてください。
お待ちしています。
最終更新:2023-05-12 20:51:04
689文字
会話率:59%
シロウはブラック企業でメンタルを病んでしまい、毎日死にたい死にたいとおもいながら仕事をしていた。
しかし自殺はできない。怖いからだ。
殺されるのはいいが、自分から死ぬのはおっかない。
それに、日々が辛いからといって自殺して、誰が泣いてくれ
るのか。
誰が悼んでくれるのか。
モノ扱いされ続けた挙句、「ああ、壊れちゃったんだね」と翌日には忘れられているようなそんな末路はごめんだ。
必要とされたい、しかしどうすれば、何をすれば必要とされるのか、わからない。
そんなことを考え、自殺に踏み切れないシロウだが、ついに過労の余り心臓発作で死んでしまった。
だがシロウは不幸にもあるいは幸いにも異世界に転生してしまう。転生といっていいのだろうか?
シロウの魂はほかの人間の体に飛び込む。
その体はクロウという名前の冒険者のものだった。
クロウは若く才がああった。
しかし不運から依頼中に深手を負い、息絶えてしまった。
そこへシロウが飛び込み、今度はクロウとして生きて行く事になった。
シロウ、いやクロウは最初は混乱したものの、シロウとクロウの記憶が混ぜ合わさり、安定化していくうちに冷静になる。そして思う。
『嗚呼、今世こそは惜しまれ、死にたい』
・・・
かなしいかな、彼の心はブラック労働によりメンブレ(メンタルブレイク)したままであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 17:15:44
263540文字
会話率:14%
ギアック=レムナントは罪人だった。
それも盗みやわいせつとかチャチな罪ではなく
万単位もの民草をその手にかけた超A級の大罪人ーー
だがとある事件をきっかけに彼は己の過ちを悔いるようになり、もう二度と人は殺めないと固く心に誓うのであ
った。
そして月日は流れ―――すっかり真面目な?青年に生まれ変わったギアックは、平和な港町ミレニムで可愛い同僚や美しい上司に囲まれながらキャッキャウフフな生活を満喫していた。
……しかしながらそんなに都合のいい話はないっっっ!!!!
「お前の正体をバラされたくなければ私に従え」
冷鉄の女と呼ばれるおっかない騎士団長♀に身バレ?したことを皮切りに、ここではとても語り尽くせない怒涛の不幸が次々とギアックの身に降りかかる。
極めつけにはダテンシと呼ばれる巨獣の群れに安寧の地を襲撃され、ギアックのたのしいまいにちは崩壊寸前となる。
やはり元・人殺しに平穏な生活など望むべくもないのか。
過去の罪に追われ続ける青年は、それでも大事なモノを守るためあがき戦い続ける。その戦いの果てに待つのは真の英雄としての称号か、それともーーー
その結末は、アナタだけが知ることになるーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 00:35:58
314185文字
会話率:37%
「おい。なんか幽霊の話を聞かせろよ。タクシーの運転手なら怖い話の一つや二つあるんだろ?」
今日で退職する俺は最後の客にちーとばかりおっかない話をしてやる事にした。
最終更新:2022-10-03 22:17:28
1047文字
会話率:38%
いわく付きの場所には、行かない方がいいんです。
……彼らに、何かされるかもしれないから。
最終更新:2022-08-13 18:47:38
2128文字
会話率:16%
ある日一人の男が異世界転生した。
そこで彼に与えられたスキルは最高ランクの究極スキル
「時空操術」
だった。時間を自由に操ることが出来るこのスキル
しかも自分へのデバフはなし。
この力を使って速攻で異世界最強と思いきや...
なんとこの男と
ても不器用でバカだった。
スキルを使うタイミングをミスったり、ここだという場面で
「疲れた〜」と言って仲間を痛い目に合わしたりとおっかない事に
果たして異世界無双できるのか
高校生が描くコメディー交えた異世界物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 08:19:30
1626文字
会話率:41%
ある高校に“血塗れのジョー”と恐れられる不良がいた。
クラスでもあいつはおっかないと話題になるが、ヤンキー嫌いの葉山満は、
「どうせ家ではお母さんにおいしいご飯を作ってもらってるんだろ」
と陰口を叩き、それをジョーに聞かれてしまう。
ジ
ョーの家に案内される満。てっきりボコボコにされると思いきや、ジョーの母親の手料理をご馳走されることになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 16:37:41
6248文字
会話率:51%
人がまぁまぁそれなりに結構居るデッカイド大陸のとある都市『チューシン』。
大から小から獣から魔まで、まぁまぁそれなりに色んな種族が群れを成し、まぁまぁそれなりに色々と楽しく暮らしている世界。
大陸はまぁまぁそれなりに結構広く、おっかな
い魔物はまぁまぁそれなりに沢山居る為に『荒事』を生業とする者もまぁまぁそれなりに需要があります。
さて、此処までのあらすじ(?)を見て思ったことでしょう。『ふざけてんのか』と。では、改めてタイトルをご覧下さい。
そんな『ふざけたファンタジー』の日常を、一話完結形式で描いていく物語です。
※注意事項
・多分まともに読むだけ損。軽い気持ちでお読みください。
・『読み物』として読もうとすると多分矛盾とか凄くなる。
・『はぁ……最近マジ無理…しんどい………』そんなテンションの時に読む事を強くおすすめします。
・好みの分かれる作風になると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 23:25:15
2978文字
会話率:37%