『スペステラ冒険記』。
バイト先の古本屋にあったその異世界小説に、小日向一海はドハマりしていた。5回も読み返すくらい。
ある日、彼は『スペステラ冒険記』の世界に召喚される。
最初は大喜びしていた彼だが、街を歩いているうちに異変に気付く。
もしかしたら『スペステラ冒険記』は、この世界を訪れた作者達の実体験なんじゃないか?
『スペステラ冒険記』の九年後の世界で、召喚された四人の少年少女は世界を救う旅に出る。
そして、九年前の物語は現在と交錯していく―――――
「お礼が言いたかったの。ありがとう、思い出させてくれて」
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:40:00
11442文字
会話率:45%
地図から消された島出身の少年には一族を背負った大きな宿命があった。
かつて一族を滅ぼされたが、1人生き残った少年は毎日魔王軍に島の開拓をさせ続けられている。
教育の廃止に日々の土木作業のみならず、人口が増えないようにと島の女を追放され、女を
全く知らずに育つ。
ある日、作業中に外の、しかもセクシーな女性の写真が載ったチラシを拾ってしまう。
外の世界を知った少年たちが魔王軍へ一矢報いるという名目で彼女を作るために動き出し、同時に一族の宿命を背負った少年の運命も動き出す!!
知恵と無知で強敵に立ち向かう!
RPG系ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:36:17
481261文字
会話率:52%
「生き神」として神社に幽閉されている少女。
「化け物」として人々に忌み嫌われている少年。
別々の場所で暮らす2人には、花をはじめとする植物を生み出す不思議な能力があった。
少女はその力を神聖視され、祀られながらも籠の中の鳥のように
閉じ込められている。
一方少年は、その力を恐れられて化け物として村の人々に追われていた。
そんな正反対な2人は神社で巡り会い、孤独を共有する中で互いに名前をつけた。
少女の名前は竜胆。
少年の名前は雪。
次第に、共に過ごす時間が2人の心を強く通わせた。だが、幸せな生活が長く続くわけもなく──
──これは運命に抗い、自由を求めて最期まで戦う2人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:34:13
912文字
会話率:17%
女神テリ・ハイラが住まうとされるハイラ山脈。そこに存在する湯場を営む山間の村、ケハノ。そこの村長の息子として生きるシャルはある日の仕事終わり、従弟であり親友のショウと共に彼が山の中で昨日見つけたという「とんでもないもの」を見に行くことになる
。だがそれは彼を波乱と大いなる女神の力、「地導」へと導く「試練」であった...。
雄大な大自然と重厚な物語の中で織りなされる冒険ファンタジー、良ければ是非お楽しみ下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:34:05
454322文字
会話率:55%
————『このロセリアの地に数多《あまた》の災厄が降りかかる時、東の空より紅《あか》き翼を携えし一人の騎士が降臨され、その比類なき神通力によって民は救済されるであろう』————
12の州からなるロセリア王国には古くからある言い伝えがあ
った。地方領主の息子・ベルはある時、絶体絶命の窮地に陥り期待半分冗談半分でこの言い伝えを口にしてしまう。すると、世界が一瞬真っ赤な光に包まれ————⁉︎
弱小領主のダメ息子と異世界から召喚された不思議な美女の織りなす西洋✖︎中華ファンタジーここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:33:17
359277文字
会話率:66%
『異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします。~ルゥと幸せの島~』
の続編です。
群馬県から異世界転移してきた月海が聖女の体に憑依して、魔王の娘として魔族に
育てられながら成長していく物語のその後を書いたものです。
~あらすじ~
神の娘の魂をもつ人間の聖女のルゥはペルセポネの体を取り戻し天族になった。冥界にも天界にも入れるようになったペルセポネは、数千年の時を経て愛しい夫のハデスと共に暮らせるようになった。
色々あって『幸せの島』『天界』『冥界』で一日の三分の一ずつを過ごす事になったペルセポネはそれぞれの国の厄介事に巻き込まれる事になる。
困った事にペルセポネは、ルゥを遥かに上回るモフモフへの変態的な愛情の持ち主だった。
一時間モフモフに触れないでいると禁断症状が現れる体質のペルセポネは、数千年前までずっと側にいてくれたモフモフの『カーバンクル』を探す事になる。
カーバンクルが見つかるまでは三つの世界でそれぞれ触らせてくれるモフモフ達が必要になる。
~地上では~
ヒヨコの姿の元堕天使ベリアルとの壮絶な『吸う吸われない』の心理戦が繰り広げられる。
そして恐ろしい生き物のはずの魔族を撫で回し、ペルセポネの通った跡には恍惚とした表情の魔族達がゴロゴロと転がっている。
~天界では~
地上にはいなかった聖獣を神の娘という立場を利用し吸いまくり、モフモフパラダイス状態。
~冥界では~
最高の毛並みのケルベロスと、毛玉の姿になってくれるハデスに大興奮! 吸われる事に快感を覚えた『誰もが恐れる冥王ハデス』の毛玉のしっぽは今日も絶好調に揺れ動く!?
もう誰にもペルセポネのモフモフ愛は止められない!
一刻も早く『カーバンクル』を見つけなければ、ペルセポネの禁断症状が……いや、冥王ハデスの嫉妬でモフモフ達(特にベリアル)に命の危機が!
相変わらず賑やかでドタバタの日常を送るペルセポネ達の物語です。
毎日1~2回投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:31:40
1888097文字
会話率:50%
会った事もない伯爵との結婚。
伯爵は四十八歳の変わり者だった。
式場で口づけさえ拒絶された十七歳のわたしは新婚初夜を独りで過ごす事に。
朝になると口は悪いが仕事はできるメイド長が現れた。
わたしをかわいくする為に力を貸してくれるけど……
地味で冴えないわたしが伯爵に溺愛されるまでの物語。
でもメイド長にはとんでもない秘密があった……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 13:13:20
7069文字
会話率:52%
『異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします。~ルゥと幸せの島~』297話第二部ルーと愉快な仲間達編ティータイム(3)から登場するココの視点で書かれた物語。
本
編では書かれなかった、ルゥとヘリオスの出産時に何があったのかがわかります。
~あらすじ~
リコリス王国の側室であったルゥの母親は、王妃の陰謀により拐われてしまう。海賊船で航海に出ていたココと海賊達は海と空を繋ぐ光の柱を目撃する。宝があるに違いないと光の方へ進むと、そこには貴族が乗るような立派な船が! 船に乗り込むと美しい女性がいて、すでに陣痛が始まっていた。
本編プロローグの直前の異世界での出来事です。
(異世界転移していないココが主役の物語ですが、本編が異世界転移の為キーワードが異世界転移になっています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 20:17:02
3334文字
会話率:51%
――異世界で地球の兵器が無双する。
主人公『海野大志』は、ある日不慮の事故で命を落としてしまった。
そんな彼の死に際を見た女神は、彼に異世界への転生を提案する。
転生することを決めた彼に与えられたのは【統帥】という、軍隊を編成することのでき
るスキルであった。
女神から異世界の紛争を止めてほしいとお願いされた大志は、【統帥】スキルを使って異世界に平和をもたらすことにした。
女神によって作られた体と、女神から与えられた新たなる名である『ルフレイ=フォン=チェスター』を携え、彼は異世界へと転生していくのであった。
異世界の大地を戦車が這い、海には戦艦や空母が堂々と艦隊を組み、空を戦闘機が駆け巡る。
ミリタリー好きなら一度は想像したことのあるような異世界で兵器が無双する物語が今、始まる。
※『カクヨム』にも同時投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:30:00
830506文字
会話率:29%
《あらすじ》
「リーファ・フォルナイゼンッ!!
お前との婚約をここで破棄する!」
アスカンテレス王国の第二王子ナッシュの婚約者であった
侯爵令嬢リーファは、夜会の席で突如婚約を破棄される。
その結果、彼女の義妹であるマリーダが第二王
子の新たな婚約者となり、
リーファは実家である侯爵家から手切れ金を渡されて、国外へ追放された。
だがそれも「全て計画通りよ!」と嘯くリーファであったが、
物事は彼女の計画通りには進まず、
結局、彼女は自身と従者を護る為に、
伝説の戦乙女(ヴァルキュリア)になる事を決意。
そして数々の試練を乗り越えて、
リーファは戦乙女(ヴァルキュリア)となり、
アスカンテレス王国とその周辺国を護る為に
不倶戴天の敵国であるガースノイド帝国と戦う事となる。
だがリーファの思いはただ一つ。
――このまま婚約破棄された追放令嬢として、
――周囲に蔑まれて生きていくなんて嫌よ。
――だからそんな周囲の偏見を私自身の手で変えてやるわ!
――私はその為に戦乙女(ヴァルキュリア)として戦うわ!
――そして戦乙女(ヴァルキュリア)としての使命を果たしたら、
――私は好き勝手に自由に生きるつもりよ!!
しかし彼女の思いとは別にガースノイド帝国とその同盟国との戦いは、
苛烈さを増し、彼女自身も最前線で戦う事になるのであった。
果たしてリーファが自由を掴める日は来るのであろうか?
最強の女性主人公が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:30:00
856663文字
会話率:24%
姫川千里――千里はイマドキの女子高生だったが、
高校入学式の登校途中に一人のイケメン美少年と出会う。
悪漢から助けて貰った千里はそのイケメン美少年に名前を問う。
するとその美少年は神凪拳人(かみなぎけんと)と名乗った。
それが全
ての始まりであった。
そして千里は拳人と同じクラスになり、彼がボクサーだと知る。
千里は拳人に近づきたい為、ボクシング部に入部する。
最初は拳人狙いだったが、千里は次第にボクシングに魅せられていく。 そして拳人は一年生ながら、レギュラーとして公式戦を勝ち上がっていく。 だが拳人には誰にも言えない秘密のルーツがあった。 イマドキの女子高生とメンタル弱めな天才ボクサーが織りなす青春ビューマンドラマです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 06:39:15
119174文字
会話率:33%
32回後期 富士見ファンタジア大賞 一次選考通過作品(如月京:名義&二次落選)です。
十六歳の誕生日を迎えた勇者の息子である主人公ユーリスは
先代勇者である父親に向かって「真面目に勇者をする気はない。
俺は鬼畜勇者になる!」と高らかに宣言
。
父を見て、世界を救った後の勇者の不遇さを知ったユーリスは、
―俺は王族や貴族の都合の良い道具にはならねえ!
―だが世界は救ってやるさ、だから後は好きにさせてもらうぜ!
そういう邪まな思いで、勇者になるべく勇者の試練に向かうユーリスであった。
果たしてユーリスは本当に鬼畜勇者になるのか? あるいは――
※2020年 05月25日 アクション部門・日間ランキング11位
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 11:40:11
88056文字
会話率:22%
超絶美少女に転生! でもなんだか扱い雑じゃない!?
正体を知られたら殺される!? 無自覚に危険な秘密抱えるファンタジー。
常に死の淵を無自覚で歩く彼女、シャーロットは転生者である。前世は健全な男子高校生であった。今世は美少女である。
シ
ャーロットの住んでいた村は暴徒に襲われ失われた。
弱者の権利は保証されない異世界で、見た目の良さと回復魔法しか取り柄がない彼女は生きていくために選択を迫られる。
それは――強き者の庇護下に入ること。
前世の分も生きたい。こんな厳しい世界でも真っ当に人として生きたいと望み、彼女は覚悟を決める。
美貌を利用し、人を使い、寄生し、自分の権利を確保しながら生き続ける。
その果てにたどり着いた冒険者と言う職。ダンジョンと言う人知を超えた魔境から資源をかき集めるスカベンジャー。
彼女にとって、人を上手く動かして稼げるこの職は天職と思えたが、嫉妬に狂わされた女冒険者により危機に陥る。
彼女の危機を救ったのは、口数も少なく不愛想な一人の剣士であった。
彼は要求する。助ける代わりにダンジョンについて教えろと……
カクヨムとハーメルンにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:30:00
218591文字
会話率:38%
球体の壁に囲まれた楽園。
天使様のお力により、その楽園に住む人々の殆どは幸せに暮らしていた。
しかし、楽園には重大な欠陥があった。
そこには楽園とは到底呼べぬ代物、醜い一人の男の願望があった。
楽園ではなく、これではただの独り善が
りな理想郷。
この箱庭で最も苦しんでいるのは、一体誰なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-09 00:26:50
8908文字
会話率:35%
人類宇宙軍のOVIS《単座機動戦闘機》のパイロットであったヒロト・ハザマ准尉は、人類の存亡をかけたガス惑星軌道上での『敵《エヌミーズ》』との戦いに従軍していた。
損耗率95%以上の苛烈な戦いの最中、惑星破壊兵器の発動に成功する。
しかしその
直後に起きたワープゲート崩壊による強力な時空震によって、はるか遠方の惑星に飛ばされてしまったのだ。
そこは竜が空を飛び、獣人が魔獣を狩っている文明程度の低い世界であり、友軍との連絡は不可能であった。
獣人の身体能力は驚くほど高く、救援の可能性もないヒロは、この世界で最弱な生き物となってしまった。
無事だったOVISの力を借り、そこで出会った兎耳族の少女と共に、この世界で生き抜いていくことを決意するのであった。
しかしヒロは、大陸の外側に存在する別の世界に気付き、この惑星そのものに対する成り立ちを知ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:30:00
1092684文字
会話率:47%
幼い兎人族の少女リクリアは僧兵に命を狙われ、台地《ダリル》から突き落とされてしまった。それを救ったのは大地《グランダル》に住む狼人族であった。
狼人族は救助したリクリアを、なんのわだかまりもなく仲間として保護し育ててくれた。
その村に住んで
いた兎人族の占師《シャーマン》は、リクリアに巫女としての能力を鍛え、この世界の様々な節理を教えてくれた。
やがて成人したリクリアは、巫女としての能力と狼人族の狩猟能力をあわせもち、生き別れた母や妹と再会するために旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 07:30:00
186802文字
会話率:29%
魔獣との戦いの為に多くの竜がこの世に生み出されて500年が経った。
樹海の中に作られた獣人国家は竜と共に自らの生存圏を守って来たのである。
竜の嫁のリリトは竜に嫁ぐ為に獣人国家を訪れるがその竜は既に失踪していた事を知らされる。
5つの連合国
家であったその国は竜の支配権をめぐって対立していたのだ。
竜を呼び戻したいと考える各国は竜の嫁をめぐってその思惑が交錯する。
失踪の真実を求めて樹海の中を飛び回るリリトは果たして夫の竜と結ばれるのであろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 08:00:00
342790文字
会話率:37%
煩悩まみれのヨゴレ系純愛ラブコメ
性癖歪んだ拗らせアラサーが二人。マッチングアプリなどという魔窟にてまみえれば、繰り広げられるは地獄の様相に他ならず。だがそれはそれとして楽しかったのだ。目の前に居るのは、二次元は二次元と諦めていた、己の煩
悩に染まりきった願望ですら、さらに超え得る理想の体現者であったのだから。
『ねえーお願いだからさっさと襲い掛かってくれたまえよカモリ君』
「絶対に嫌だ俺はサエと純愛したいんだ」
意地と意地のぶつかり合い、もとい欲望と欲望の恥も外聞もかなぐり捨てた殴り合いは、傍目にはイチャついてるようにしか見えず、事実ただイチャついているだけに過ぎず。
ヘタれて黄ばんだ安物枕ような、どことなく酸っぱい臭いのする汚れたオトナの恋愛模様を、電子の海へ投げ捨てる。
※この作品はフィクションです(重要)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:30:00
63890文字
会話率:57%
私はアリシア。今日で十六歳になるお姫様。
ハーノイマン王国の、やんごとなき王家に生まれた、一人息子です。
性別を偽り、姫として民の上に立つこと十数年。例え王としての資格が無かろうと、全ては国のため民のため。並々ならぬ努力の甲斐もあって
か、国民からは多大な信頼を寄せられるようになりました。鏡に映る自分が誰だか分からなくなるほどに精神を削り切ってはおりますが、今日も『アリシア姫』は元気です。
さて、いつまでも狂ってはいられません。本日は国を挙げての生誕祭、姫として一世一代の晴れ舞台なのです。失敗は決して許されません。
――なにより、私の、婚約者が決まるのですから。
寝室で身バレしたら国家転覆案件かと思いますが、誰が責任取るのでしょうね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:20:00
55556文字
会話率:47%
「早う、儂を殺してみせい。白き英雄」
「ああ、すぐに殺してやるよ。黒の王」
大戦終結から間もなき世界に、古代から蘇りし侵略者が襲来した。
旧世代ゴキブリ人類、蜚廉種。かつてこの星の支配者であった黒の末裔共を率いるは、王にして唯一無二
の正統後継者、緋蓮カナメ。地上を我が物顔で闊歩し、愚かな闘争に星を焼かんとする有象無象共へ、遥か古の憤怒鉄槌が炸裂する。
迎え撃つは、紛う事無き新代世界の最弱人間種にして、あまねく人類を救いし最強の英雄、須王ミズノ。尊き束の間の平穏を踏みにじり、母なる星を再び我が物にせんと暗澹蠢く、カビ臭くも傲慢甚だしい老婆幼女を、義憤に満ちし白金の刃が断罪する。
――というのは、建前で。ぶっちゃけ、カナメとミズノに、本気でお互いをぶちコロがしてやろうなどという気は、さらさら無かった。
二人は、夫婦だったからだ。
世界の命運を賭けた、一世一代の茶番戦争が、開幕する。
※本作はラブファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:10:00
66696文字
会話率:41%
転校生の天野君は、なんだか不思議な人だった。 有泉は、一緒に掃除当番をしながら、彼に興味を持っていく。
「僕はね、誰も知らない国から来たんだ」
「……はあ」
「そこは、名前のない地図にも載っていない、誰も知らないような、いくつも山を越えて
たどり着くような、そんなところにあったんだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:26:38
9822文字
会話率:47%
十八歳になると神様からスキルを授かる世界を舞台にした、アポカリプス・クエスト……通称アポクエというゲームの悪役に転生してしまった。
俺が転生した悪役アデルは、この世界では珍しいスキル無し……神様から加護を授けられなかった。
そのため無
能呼ばわりされた挙句、辺境に追放されてゲーム序盤に死んでしまう。
幸い、ゲーム開始の十年前……八歳のアデルなので、そんな運命を変えるべく、剣や魔法の腕を磨く。
更に、無能呼ばわりされない為に、ゲーム知識で隠しアイテムを手に入れてスキルを授かるのだが……授かったのは「ハズレスキルガチャ」というスキル。
一日一回ガチャでハズレスキルが貰えるらしい。
いや、幾らハズレスキルがあっても意味がないと思うのだが、もしかしたらレアスキルが当たるかも……と、十年間ガチャを回す。
そして約四千ものハズレスキルが貯まったが、一つもレアなスキルは出なかった。
だが、二つ目の隠しアイテムで、「スキル合成」というスキルを授かり、四千個のハズレスキルを組み合わせ、新たなスキルを作れるようになった。
十年間の努力とスキル合成……この二つを使って、末永く暮らすんだっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:25:03
88718文字
会話率:41%
トーマ・ハイランドという名前の子供に異世界転生してしまった俺は、貴族の息子という立場にあぐらをかかず、生き延びる為に魔法の練習に日々励んでいた。
それなのに、十六歳になって神様から与えられたのは「八百万」という意味不明なスキル。
人生が左右
される非常に大切なものなのに、その効果は「小杖を使った時の魔法効果UP」という使えなさすぎるスキルで、実家を追放されてしまう。
一応、遠縁のある小さな村へ住まわせてもらう事になったんだけど、そこで八百万スキルの真の力――小杖の神様が姿を現す。
なんでも、この世界では神様から貰えるスキルは一人一つのみだけど、元日本人の俺には日本の神様たちがそれぞれスキルをくれるのだとか。
その数、八百万……って、いや多過ぎだからっ!
ただ、新たにスキルをもらうには、それぞれの神様から認めてもらう必要があって、神によって条件が全然違うけど、知らず知らずのうちに条件を達していたりする。
いろんなスキルのおかげで食べ物に困らず家も快適で……辺境の村で、美少女や女神様に囲まれながらスローライフ始めました。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 23:19:40
92457文字
会話率:52%
⑧では、中学校生活の話を主に取り上げて、部活動での思い出やその時にあった出来事を書いている。
最終更新:2025-02-19 07:25:03
2428文字
会話率:0%
⑤では、交通事故にあった体験談を書いたわけだが、二度と同じ過ちを犯してはならないという教訓の意味を込めて、自分に言い聞かせる目的も含まれている。
最終更新:2025-02-11 06:18:20
2553文字
会話率:0%
この話は主に小学生と中学生の時にあったことをつづっており、皆さんもきっと共感できると思う。
最終更新:2025-02-03 06:30:05
2499文字
会話率:0%
グランメル帝国元老院で長年議長を務めるゼネクスには悩みがあった。
彼は威厳がありすぎて、街を歩けば人々に恐れられ、時には――
「ゼネクス様こそ帝国の真の支配者だ」
「その気になれば、帝国軍を顎で動かせるらしい」
「威厳でドラゴンも倒せるそ
うだ」
とメチャクチャな噂話までされる始末。
悩めるゼネクスを、妻ジーナは優しく励ましてくれる。
そこでゼネクスは威厳を減らし、“親しみのある議長”を目指そうとする。
しかし、彼はエルフやリザードマンといった異種族、騎士団長、皇帝にまで尊敬されており、さらに息子リウスは帝国一の魔法使い“大賢者”ということもあり、何かをすればするほど、ますます威厳が増してしまう。
なかなか思惑通りいかない中、孫娘ミナが、せめてもの生きがいである。
そしてゼネクスは様々なことにチャレンジしていく。
冒険者としてダンジョンを攻略し、学校の教師となり、時には暗殺者の少女に狙われ、ドラゴンの王と対峙し……。やがてその影響力は国外へも……。
元老院議長ゼネクスは、帝国のために働き、“親しみのある議長”を目指しつつ、残りの人生をどう生きるかを模索していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:22:25
76671文字
会話率:52%
子爵令嬢メルラは商魂たくましい令嬢であった。
夜会で服がほつれた令息を見かけたら修復して代金を請求し、ジュース屋にアドバイスを行い、時には自ら果物の叩き売りを行い……。
そんな彼女の楽しみは幼馴染である伯爵令息アリウスとのティータイムであっ
た。
一方、王国で“婚約破棄ブーム”が生まれてしまう。
立場の強い貴族令息が、令嬢に婚約破棄を言い渡す事案が多発する。
これに「婚約破棄で悲しんでいる令嬢にはハンカチが売れるはず!」とメルラは意気込む――が、悲しんでいる令嬢につけ込むことはできず、このビジネスは諦めてしまう。
そして、アリウスとともに婚約破棄ブームを終わらせる決意をするのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 16:35:12
10108文字
会話率:47%
魔王を倒し、姫を助けるため、勇者ティリオは旅を続けていた。
そんな中、ティリオは「伝説の武器」をくれるという女神と出会う。
ティリオは「伝説の武器」は“剣”のことだと思い込んでいたが、女神がくれた武器は――
「あなたには毒を授けましょう。
この粉をかければ相手は死にます」
という、とんでもない代物であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 16:35:19
5544文字
会話率:46%
犬の散歩を兼ねた買い物帰りに、どうやら交通事故にあったらしい。
気がついた時には、俺は全く知らない世界にいた。
『君がここに来てくれて世界は救われたんだ。だから好きにこの世界を楽しんでね!」
よくわからない説明で、俺は中世ファンタジーのRP
Gっぽい世界に暮らす事になった。
もふもふでむくむくな、大切な仲間達と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:21:08
5106198文字
会話率:40%
自分でも不思議なくらいに幼い頃から空に憧れていた私は、ある日会社帰りに爆破テロに巻き込まれてしまう。
そして気が付いた時には、全く違う異世界にいた。
目が覚めて右も左もわからずに戸惑う私の背にあったのは……??
最終更新:2024-04-06 07:10:09
171352文字
会話率:43%
俺は大学受験に失敗して理系私立大学に通うことになった。
受験の失敗により心を病み、人生がどうでも良くなった俺は〇殺をしようと近くの高いビルの屋上に来た。
だが屋上の扉を開けて、目の前に映ったのは靴を脱ぎ、今にも飛び降りようとしている制服
姿の女子高生だった。
俺はとっさに腕を掴みその女子高生を引き戻すと、彼女には悩みがあったようで、話を聞いていくとどうやら彼女は超有名女優だった!?
同じ境遇から始まる2人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:21:01
16741文字
会話率:30%
普通の高校に通う俺、目黒 黄泉には裏の顔があった。
それは死神として死を防ぎ、悪霊を天に導くこと。
この仕事にやりがいを感じているし、人を救うことは俺の存在意義だと思う。
しかしそんな俺は、人を救うため、自分の時間を犠牲にし、高校生にして青
春とは程遠い生活を送っていた。
そんな俺はある時、わけあり転校生 駒込 未来に出会う。
未来や救ってきた人たち、あやかしまで、様々な人から愛されて、黄泉は少しずつ日々に楽しさを感じ始める。
これは、人を救うために自分を犠牲にした男の、幸せへと続く道のりだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 15:41:14
5289文字
会話率:29%
俺は絲鞋 春馬。
大学生である。
これまでの人生のすべてを、幼馴染である可香谷 雪乃をアイドルにするという、ばかなことに捧げてきた愚か者だ。
雪乃とは、小学生以来あってもいないというのに。
そんなある日、俺のもとに来た幼馴染。
忘れている
と思っていた約束を果たしに来たという。
アイドルがどれだけ大変な道かというのはわかっているが、それでも俺は雪乃の、そして俺の夢を叶えたい!
これは、雪乃がアイドルになるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 22:08:18
8648文字
会話率:33%
幼き日に生家を魔獣に襲われ、一人生き残った辺境伯令嬢のフェルシア。
時が経ち十八歳となった彼女は士官学院の最終年度を迎え、学内剣術トーナメントの四連覇を果たさんとしていた。そこへ突如思いがけない人物が来訪する。
それは己より先に目指
す栄光を打ち立てた秀才、王国陸軍少佐のライナス・オリヴィエであった。
―――…あの彼が、今更自分に何用だろう?と。
政敵でもある彼を前にし警戒心で張りつめる中、その話は突拍子もない提案へと転がっていく。
「私も機会がございましたら閣下のご指導を賜りたかったのですが…」
「君がそんな風に考えてくれているなんて光栄だ。私達はいつでも歓迎するよ」
会話の途中、何気なく社交辞令を返しただけだったのに。
いつの間にか決定していたのは……現場での特別実習…!?
慄くフェルシアは、断り切れずに一ヶ月かけて彼の待つ軍司令本部へと通うことになる。とある命を受け、自らも思惑を秘めながら。
そうして向かった先で彼女を待ち受ける運命とは…果たして?
※軍事風味ファンタジーです。恋愛的な進行はゆっくりめ
※三部構成予定
※三部目はムーンライト版でも投稿するかもしれません
《一部目について》2025/1/ ~ 公開中
・本編全十二章(全六十話)
・時々血肉表現があります(R15表記します)
・中世~近世前期ヨーロッパ風の令嬢ものですが、主人公は夜会等には一度も行かず、屋内や出先での描写が主となっております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:20:00
236175文字
会話率:29%
「だってさ、忘れちゃったんだからしょうがないよ」
恋人の透からそう言われ、約束を何度も破られたユイ。「次はちゃんと覚えてるから」と言うその言葉に、ユイは「うん」と頷くが、ユイの心の中はだんだんと冷えていった。
二度目はあっても、三度目に
なると、もう、約束するのが辛くなった。
ユイの心を少しずつ、温めてくれたのは、いつもコーヒーをくれる人だった。
*久しぶりの現代恋愛の話です。全八話、二万字ないくらいの短めのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:10:00
66713文字
会話率:56%
=食べ物屋さんと不審者のあったかい関係=の続編となります。
(良ければそちらからお読みください。)
ドレスダイン国のメルポリと言う町で食べ物屋をしている、21歳の女主人のミア。
一年ほど前に知り合った、見た目不審者のグレイさんとのその後
の話です。
(R15は火傷表記があるので付けましたが保険です。)
短い話です。
どうかお楽しみください。(o*。_。)oペコッ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 20:24:01
9375文字
会話率:29%
ドレスダイン国のメルポリと言う町で食べ物屋をしている、21歳の女主人のミア。
若くして店を切り盛りしつつ毎日を平和に穏やかに過ごしていた。
一年ほど前に知り合った、見た目不審者のグレイさんの事は気になっているが、二人の関係はのんびりと穏
やかに過ぎていく。
そんなある日、ミアのお兄さんが結婚話を持ってきたことから話は進んでいきます。
(R15は火傷表記があるので付けましたが保険です。)
短い話です。
どうかお楽しみください。(o*。_。)oペコッ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 16:40:05
9374文字
会話率:37%
最高峰の魔法の研究施設である魔塔。
そこでは、生活に不可欠な魔導具の生産や開発を行われている。
最愛の父と母を失い、継母に生家を乗っ取られ居場所を失ったシルファは、ついには戸籍ごと魔塔に売り飛ばされてしまった。
そんなシルファが配属された
のは、魔導具の『メンテナンス部』であった。
上層階ほど尊ばれ、難解な技術を必要とする部署が配置される魔塔において、メンテナンス部は最底辺の地下に位置している。
貴族の生まれながらも、魔法を発動することができないシルファは、唯一の取り柄である周囲の魔力を吸収して体内で中和する力を活かし、日々魔導具のメンテナンスに従事していた。
実家の後ろ盾を無くし、一人で粛々と生きていくと誓っていたシルファであったが、
上司に愛人になれと言い寄られて困り果てていたところ、突然魔塔の最高責任者ルーカスに呼びつけられる。
そこで知ったルーカスの秘密。
彼はとある事件で自分自身を守るために退行魔法で少年の姿になっていたのだ。
元の姿に戻るためには、シルファの力が必要だという。
戸惑うシルファに提案されたのは、互いの利のために結ぶ契約結婚であった。
シルファはルーカスに協力するため、そして自らの利のためにその提案に頷いた。
所詮はお飾りの妻。役目を果たすまでの仮の妻。
そう覚悟を決めようとしていたシルファに、ルーカスは「俺は、この先誰でもない、君だけを大切にすると誓う」と言う。
心が追いつかないまま始まったルーカスとの生活は温かく幸せに満ちていて、シルファは少しずつ失ったものを取り戻していく。
けれど、継母や上司の男の手が忍び寄り、シルファがようやく見つけた居場所が脅かされることになる。
シルファは自分の居場所を守り抜き、ルーカスの退行魔法を解除することができるのか――
※他サイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:10:00
49687文字
会話率:30%
え? 聖女召喚に巻き込まれた?
想定外の事故? 元の世界に帰れない?
……え?【解体】スキルってなんですか?
社会人2年目、ブラック企業に勤めるサチはいつものように終電間際まで働いて帰路を急いでいると、突然眩い光に包まれて意識を失った。
目を覚ますと「聖女召喚成功だ!」と盛り上がる人々と、『聖女』と持て囃される1人の女子高生の姿が。
え? これってアニメとか漫画でよく見る異世界召喚ってやつ?
そう思っていると、「あっちはどうする?」「魔法陣に入ってしまったのか?」「なんてこった」「間違いだ」と何とも失礼な話をしているではないか。
は? 聖女召喚の魔法陣にたまたま私が乗っていた? 巻き込まれ? 事故?
おまけに【天恵(ギフト)】と呼ばれる特異な能力の鑑定を受けると、【解体】と診断されたサチ。
魔王討伐には不要と捨て置かれるが、冒険者ギルドのサブマスターに「ギルドで働かないか」とスカウトされる。
案内されたのは冒険者が持ち込んだ魔物を素材別に解体する血生臭くて過酷な『魔物解体カウンター』(※超多忙)。
……え? 私の職場、ここなんですか?
聖女召喚に巻き込まれた限界OLサチは、ギルドの『魔物解体カウンター』で毎日激務をこなしながら異世界で逞しく生きていく! ……つもりが、なんでクエストに出ることになってるの!?
※魔物を解体するシーンがあるので保険で残酷描写有りにしています
※マッグガーデン・ノベルズ様にて書籍化進行中です
※カクヨム様でも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 07:10:00
440025文字
会話率:40%
「俺は、君に触れることはできない」
長らく対立していた人間と魔族の和平を条件に魔王の花嫁として迎え入れられた聖女リリアーナ。
望まれて輿入れしたはずが、当の魔王様ときたら出迎えもしてくれなければ、城内で顔を合わせてもフィッと顔を背け
る始末。
過酷な生活を強いられていた頃より少しはいい暮らしができればと期待していたけれど、どうもここでもそれは難しいらしい。
結婚式では誓いのキスすらしてくれず、迎えた初夜でとうとう告げられた心無い言葉。
ああ、やはりここでも自分は必要とされていない。
半ば諦めに似た気持ちを抱いたリリアーナであったが、なにやら魔王様の様子がおかしくて?
妻が大好きすぎて挙動がおかしい魔王様と、たっぷりの愛情を注がれて次第に魔王様に惹かれていく元聖女リリアーナのお話。
◇アルファポリス様でも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 07:07:49
9044文字
会話率:45%