嫌々継いだ八百屋で働くオスカーは、暑い中店頭に立っていると、通行人の中に、世界を飛び回っている懐かしい友人の姿を見つけた。彼の方もこちらに気が付き、久しぶりの再開を果たす。
相変わらず自由な友人に流されながら、オスカーはつかぬ間の休憩を楽し
むのだった。
全部で6000字程度、4話で完結します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 19:00:00
6027文字
会話率:59%
ある日突然幼馴染の茉奈と一緒に住むことになってしまった誠
自らの恋心に気が付きながらも必死で隠そうとする誠と自らを気持ちを伝えきることの出来ない茉奈。
これはそんな二人の日常の一コマ。
日常の一コマを切り抜き人が恋を自覚する瞬間を描い
た短編である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 12:00:00
3408文字
会話率:38%
ある外出禁止の施設。そこで親から離れ子供たちだけで生活する子供たちと、その子たちを優しく育てる先生たち。
外の世界を夢見ながら日々生活するがやがてこの施設の不思議さ、自分たちの不思議さに気が付き始める。子供たちの青春の物語。
最終更新:2020-06-24 22:00:00
77843文字
会話率:44%
『マッチ売りの少女』そう呼ばれた女の子がおりました。寒空の中でも裸足で歩き、汚れた籠の中には沢山のマッチ箱。哀れむ気持ちでマッチを買う人がたまにいるくらいで、少女の事を気に掛ける人は殆どおりませんでした。
青年もその一人でした。少女を滑稽
に思いマッチを買い続けて、そしてある日青年は自分の心が汚れていた事に気が付きます──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 05:12:07
1891文字
会話率:22%
二人暮らしの母親に虐待を受けていたため、相手の心を読み取ることができる少年、藤原想はある日、
自宅から遠く離れた工場で死亡した。
警察は【自殺】だと判断したが、想に起きた真実は…。
想はその後、ある女子高生、斎藤華の守護霊として存在してい
る。
華は人とのコミュニケーションが苦手で華に起こる人間関係の問題に人の心が読める想があらゆる方法で華にアドバイスしていきます。
想は華に姿を見せることができないので必死に伝えようとしますが、そのサインに気が付かない華に思わず「気づけよ‼」と叫びたくなります。
想は華の人間関係の問題が解決すると違う世界に転生しもう一度やり直すことができると気が付きます。
想は華を救い、転生することができるのでしょうか。
ぜひ読んでいただけると光栄です‼
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 01:00:00
954文字
会話率:14%
むかしむかし。ある村でひとりの少年が木から落ちてけがをした。
どうも足を折ったらしい。痛みは日が暮れてからも続き、彼は頭の中で恨み言をもらす。
自分を不快にさせるものなど、消えてしまえばいい。
そう念じながら寝入った彼は、次に起きた時、
足の痛みがすっかり消えていることに気が付き……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 22:33:00
3832文字
会話率:0%
戦の時代、小国同士が争い陣地を広げていたような頃の物語――
大国を築いた国王は飢饉により多くの民を犠牲にした。納税を厳しくした結果、民たちは苦しんだ。その一方で、王城、城下町で暮らす人々にはきちんとした食料が分け与えられていた。
飢饉
は収まらず、国王は大臣達に案を出すように命じる。そして、一人の大臣の案が採用され、数ヶ月、数年後には何とか持ち直すことが出来た。
ある日、国王は息子に自分の寿命が短いことを告げる。
国王が亡くなってから、町や村では「悪夢」の話が噂されるようになった。
大臣の一人、剛昌は急死する前の国王の異変に気が付き調査を進めていくが……。
これは理弔と呼ばれる村が出来るまでの物語.....
登場人物たち全員が主人公となる「死者の為に紡ぐ物語」である。
人の心に残るような、刺さるような作品となっています。
最初は騙されたと思って読んでください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 16:04:58
132400文字
会話率:54%
【第一話~最終話までのあらすじ ※ネタバレあり】
神之川大学の三年生である、イラストが趣味の主人公「弥生冬葵(やよいふゆき)」に突然告白してきたのは、正体不明のヒロイン「賀茂海乃(かもうみの)」。彼女の巧妙な誘導によって、冬葵は初対面同然
の彼女と時間を過ごしていく。
ある時は二人でネイビーの街横須賀を散策し、またある時はスケベ根性を隠さぬ悪友「鮎喰(あくい)コウ」、ダウナーでニヒルな哲学系美女「丸子哲(まるこあきら)」、元気溌剌とした冬葵の妹「弥生棗(なつめ)」とその穏やかな親友「桜戸(さくらと)こはる」の計六人で由比ガ浜で海水浴し……。
海乃の見目麗しさと底抜けの明るさに冬葵は惹かれ、夕焼けの海で「海乃が好きだ」と思いを告げる。
後日、告白の返事として彼女から伝えられたのは、「すべては人間の愚かな『感情』を利用した、あなたを捕食するための私の誘導だ」という暴露だった。そもそも海乃は人間ではなく●●●●●であり、それゆえに人間の感情を理解せず「バグだらけの不誠実なもの」と蔑視していたのだ。
しかし、冬葵の描いたイラストを通して「感情の中には美しいものも存在する」「冬葵から真っ直ぐ向けられていた恋情を、自分は踏みにじっていた」ということに気が付き、後悔の念から涙を流す。
海乃は冬葵に謝罪するために、伊豆諸島の式根島に出かけることを提案するが、彼女の出自にまつわる「人間を愛してしまえば、この世から完全に消滅する」という予言通り、澄み切った蒼い海の前で、冬葵をはじめ、全ての人間の記憶・記録から消滅してしまう。冬葵に残されたのは、離島での優雅な一人旅の記憶と、なぜかイラストが全く描けなくなってしまうという手枷だけだった。
「感情とは何か」という哲学的な問いを下敷きに繰り広げられる青春群像劇の、初めの一編。
※小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 15:00:00
94481文字
会話率:56%
駅前のある立ち食い蕎麦屋に通い続けたA氏。
会社を定年退職し息子夫婦と共に暮らすことが決まってしまったため最後の来店となった今日、とある事実に気が付きました。
最終更新:2020-04-05 19:39:27
1453文字
会話率:13%
マデレーナ王国は現在はそうではないが、昔は皆兵制をとっていた軍事大国だった。今は皆兵制は戦をすることで生産性が下がることに気が付き、志願制と予備役、そして特例での徴兵制を取り、自国の生産性を上げようとしている。そんなマデレーナ王国には、三人
の王子と四人の王女が居て、国王が最近不倫で生まれた子エミュリアを王女として認知したことで、国内が荒れ始めた。そんな最近認知された第四王女が婚約をし、領地をもらい、隣国の侵略を撥ね退けて、着実に領地を広げていく。野望を胸に王女から女王へと昇っていくエミュリア第四王女と敵対する者、第四王女を傀儡として操ろうとする者、利用しようとする者、黒幕たちから見たエミュリアの姿をメインにして短い話を外伝として書いていこうと思います。
不定期ですが、本編の「エミュリア女王記~新米末端王女は戦女神に憧れる~」の補完話としてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 23:13:42
3585文字
会話率:0%
ルナマイールの神官ジャファードは、聖女を連れて帰るために日本へやってきた。しかし彼は交通事故で記憶を失い、9年間、普通の日本人として暮らしていた。
結婚までしていたが、ある日ジャファードの記憶を思い出してしまう。
そして妻が探し求めていた聖
女だと気が付き、何もなかったことにしてルナマイールに連れ戻すことにしたが………。
コメディ要素ありのシリアスな異世界恋愛。三人称です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 12:11:44
61492文字
会話率:44%
ダンジョンが地球に現れ、常識や日常が大きく変わってから早20年が過ぎた。
最近プロの仲間入りを果たし、少しずつだが有名になり始めている冒険者パーティ『灰狼』に所属する吉良泰吉は、ジョブが外れ職業である『付与術師』なのを理由に、追い出されてし
まう。しかもパーティリーダーの颯太はそれだけじゃ飽き足らず、泰吉がパーティ共有倉庫に預けていた最強装備含む全財産を全て奪い、手切れとして何の価値もないFランクの杖を与えて追い出した。
幼馴染の裏切りに失意に沈む泰吉だったが、すぐにその杖に何か秘密が隠されている事に気が付き…?
これは戦闘においては最弱である付与術師が、無双して成り上がる冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 20:24:48
5118文字
会話率:40%
ヒロインを苛める悪役令嬢に婚約破棄をしたら記憶が戻ってハーレム要因になってる事に気が付きなんとしてもハーレム要因から抜け出したい王子のお話。
最終更新:2020-01-23 00:22:54
1785文字
会話率:19%
現役高校生の大北 海斗がはまっていたゲームで課金をしてガチャを回していたが
全然でなく、諦めていたとき、終わっていたはずのイベントがやっていたことに気が付き
最後の1回で異世界への転移権を手に入れ異世界へ転移してしまう。
異世界でスマートフ
ォンを手にもっていたことに気が付いた海斗は起動し、中にアプリ
が入っていた。
それは海斗がはまっていたゲームだった。
もとの世界で手に入れていたアイテムや武器を使って冒険し、
ガチャを回して最強武器をてに入れて、たくさんの人と交流し、
暮らしていくスローライフ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 23:39:12
12780文字
会話率:27%
むかしむかし、魔法技術がとても進んだ王国がありました。
魔道具が発達し、道には馬がない馬車が走り、街は夜でも明るく、離れた人といつでも会話ができて、遠くの国の商品も簡単に買う事ができました。
魔道具を作る技術も進み、誰でも簡単に魔道具が
作れるようになりました。
次々に自動化され、やがて魔道具の生産は魔道具が行うようになりました。
王国の人々はとても便利に楽しく暮らしていました。
しかし、時が経ち人々は気が付きます。
魔道具に頼りきっていたため、魔道具を作れる人間がいなくなっていた事に。
修理する魔道具が壊れ、生産する魔道具が壊れ、資料を遺していた魔道具が壊れ、ついに魔道具は過去の物となりました。
そして今。
失われた魔道具を蘇らせようと研究する女司祭が今日も神に祈りを捧げます。
「神様。若くて有能で性格がよくて、あと料理や家事もできて、イケメンで高身長で私にだけに優しい助手が欲しいです」
『……』
欲張りすぎたでしょうか。
神の答えはありません。
女司祭が祈りを済ませ立ち上がった時、研究所のドアを叩く音が響く―――
これは、一人のITエンジニアが異世界の魔道具を蘇らせ、世界の危機を救ったり救わなかったりするようなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-11 12:25:54
2414文字
会話率:40%
とある乙女ゲームの終盤に登場し、最後に勝負を挑むラスボス的な悪役令嬢でもある王女リルルは転生者で、別の転生者による干渉でゲームのヒロインがゲーム攻略を放棄していることに気が付きます。
ゲームの崩壊に伴うリルルの存在の消滅も時見の巫女の宿
命としての短命も回避して自分の人生を生きていきたいリルルは、夢の鍵を使って数々の困難に打ち勝ち、本当に好きな人と末永く幸せに生きていくという人生を実現することができるのでしょうか。
※ 夢の解釈は全くの創作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 00:00:00
1197279文字
会話率:47%
何処にでも居るゲームセンターのメダルフロアで働いていた『 俺 』は
ある日オープン前にも関わらずフロアに居る少女に気が付き声を掛けた所から始まる異世界記です。
彼は手にしたスキルで異世界の何を求め、何を手に入るるのか。
異世界行ってゲーセ
ンを建てるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 11:00:00
508文字
会話率:12%
俺、柊秋人は交通事故で死んでしまった。
気が付き目を開けると目の前には、人形と思える程の白く透き通った肌をし、金色の長髪をした美少女がいた。自称女神様を名乗るその少女は、転生させてくれると言うので俺は転生する事にした。
俺が願った転
生する世界、そこは剣と魔法が飛び交うファンタジー世界!
転生先はなんと、色鮮やかな花々が咲き乱れる庭園─────ではなく世界から見放された土地、そこは世界最凶最難関ダンジョン”死を呼ぶ終焉の森”だった。
そして1年経った俺は森の暮らしに順応していた。そこで転生してから世界を観てないので、森を出た俺は自由気ままな旅をし、最後はひっそりと暮らすはずだった!?
友人と話していたらノリと勢いで何も考えずに書き始めちゃいました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-17 19:00:00
106887文字
会話率:50%
【あらすじ】
ある処に、ドビンと言う小人がいました。ドビンは穴倉で暮らしていた為、"穴倉暮らしのドビン"と呼ばれていました。
ある朝、寝床から落ちた衝撃で目が覚めたドビンは、自分の大切にしていたキノコが見当たらない事
に気が付き、その姿を探し始めました。その後、その姿を見つけたドビンは、そのキノコで料理をする事に決め……
のほほんとした世界で始まる、小人で魔法使いのドビンの織り成す、日常系冒険ファンタジー!
――――
【紹介】
・こちらの作品は、元々短編で発表する予定の作品でしたが、想定していたよりも膨らんでしまった為、連載として投稿する事になりました。
・十話未満の作品となる予定ですが、気軽に読めると思いますのでよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-24 19:08:33
17324文字
会話率:50%
これは地獄の物語です。まだ幼い閻魔大王の唯一の楽しみは地獄探索。先代やその前の大王達が地獄のどこかに隠した自分への贈り物を探して、友達で地獄の番犬、雷雨(らいう)、吹雪(ふぶき)、黒鋼(くろがね)と共に地獄を駆け回ります。
そしてある日、双
子の鬼、羅刹(らせつ)と刹那(せつな)に出会います。彼らはお互いを「兄さん」「姉さん」と呼び会う不思議な双子。そして、美しく、優しい人の心を持つ鬼に初めて出会った閻魔は、二人に強く惹かれていきました。大王であることを隠しながら親友となり共に過ごすうちに、閻魔は刹那に恋をします。刹那も同じでした。その時から羅刹の心は壊れ始めていることに、当の本人すら気が付きません。
やがて閻魔は刹那と結婚し、そして子供が産まれます。それも数年間で百人。しかし子供が10歳になった時、無邪気で可愛らしい子供がある日突然、醜い鬼に姿を変えたのです。確かあった心も失い、地獄の荒野に消えていきました。それも次々と。
悲しみに暮れた刹那は残った子供達を現世に連れて行きたいと、閻魔に懇願します。この地獄が、子供達を奪うのだと信じたからです。
そして、閻魔大王の手で地獄の門の封印はとかれてしまいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 19:36:42
2919文字
会話率:41%