先日、地元であった事件をモデルしましたが、完全なフィクションです。
殺人事件を起こし死刑囚となった男の独白。
最終更新:2023-06-09 09:50:39
5314文字
会話率:13%
「これは祖母から受け取ったものなんです」
落ち着いた雰囲気の美しい女性が我が社へと持ってきたのは、かの有名な『精霊王』の書いたとされる手記だった。
精霊王といえばこの大陸に覇を唱えた偉大なる王にして、当時『邪教』とされていた精霊信仰を三
大信仰の一つにまでした大神官だ。
もしも手ずから書いた手記であれば、それはかなり貴重な歴史的資料になる……
私は興奮しつつ、女性からもらった手記のページをめくった。
かなり古いものだったけれど、保存状態もよく、革の装丁は指に吸い付くようだった。
そうして、私は衝撃を受けることになる。
その内容は、かの偉大なる精霊王のことを記したとは思えないものだったのだ。
私はこの手記につけるタイトルを必死に考えた。
『偉大なる精霊王の真実』? あるいは『精霊王公記』? いや、これは、そのような立派なものではなく……
クズとヤンデレの、建国記。
そんな仮称が浮かんでしまうような、なんともひどい、『精霊王の真実』なのだった。
投稿先:小説家になろう、カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 11:00:00
440564文字
会話率:11%
連載中のゴッドブレスの番外編的なお話です。 本編を未読でも、読める内容にはしたつもりです。 本編では書けなかった主人公の心情を書いてみました。 ネタバレはしない程度にしていますので、興味が湧いたら本編をよろしくお願いします。
キーワード:
最終更新:2023-05-24 12:33:24
1211文字
会話率:4%
連載中のゴッドブレスの番外編的なお話です。
本編を未読でも、読める内容にはしたつもりです。
本編では書けなかった主人公の心情を書いてみました。
ネタバレはしない程度にしていますので、興味が湧いたら本編をよろしくお願いします。
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残酷描写や命に関するデリケートな部分にも触れていますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 07:07:20
1946文字
会話率:11%
連載中のゴッドブレスの番外編的なお話です。
本編を未読でも、読める内容にはしたつもりです。
本編では書けなかった主人公の心情を書いてみました。
ネタバレはしない程度にしていますので、興味が湧いたら本編をよろしくお願いします。
⭐︎残
酷描写や命に関するデリケートな部分にも触れていますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 19:24:54
1727文字
会話率:3%
初めまして、冷原です。
キーワード:
最終更新:2023-05-16 07:00:00
48495文字
会話率:19%
1人の男が「おっぱい」に取り憑かれ、社会問題を引き起こし、日本に新たな法律が制定された……。その原因となった手記の一部を記そう。
最終更新:2022-02-16 10:34:40
4321文字
会話率:1%
『あるところに、一人の少女がおりました』
――そうして始まる、少女の物語。
大好きな家族と幸せに暮らしていた少女は何故捕らえられ、罪を問われることになったのか。
少女の外の世界で起きていたこととは――?
これは『惨禍の魔女』として『
処刑』された、少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 12:39:21
7618文字
会話率:4%
うつ病患者の手記です。
多分に不快に感じる可能性のある内容を含んでいます。
閲覧の際にはご注意ください。
キーワード:
最終更新:2023-05-08 19:27:42
11040文字
会話率:2%
1954年、ある海洋学者が調査船に乗り込んだ所、船が難破。
漂着したのは、茶色の月、紫の森――目に映るもの全てが奇怪なものばかりの孤島だった。
これは、そんな孤島に独り取り残された海洋学者の手記――――。
最終更新:2023-04-24 22:00:00
8146文字
会話率:0%
デモニルス・クロウズ・シャルハルトルは魔術の天才だった。
全ての禁忌を覗き見たものという異名を持ち、発狂の果てに自害したと言われている。
これはデモニルスの記した、手記とそれに連なる者達の、禁忌神話伝が語られるに至った物語である。
最終更新:2022-02-24 11:48:06
10988文字
会話率:6%
2022年現在、知球(ちきゅう)の国、弐本(にほん)ではある雑誌に載った記事が話題になっていた。それは、奇跡の生還を果たした女子アナの手記だった。彼女は死亡した時、異世界に転生したという。そして、異世界で死亡してまた知球に戻ってきたというの
だ。
渡辺 渡(わたなべ わたる)と奏 音花(かなで おとか)は高校からの帰り道、この手記について話題にしていた。
その時、無差別テロに遭遇する――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 02:22:29
38536文字
会話率:50%
ここはとある辺境の王国。
かつての大噴火後にできたカルデラに根差した原住民たちが興した国であり、狭い山道を介しての物流は繁栄も衰退も、他国との軋轢さえも拒む難攻不落の天然の城である。
さて、この文を読むものがあるとするならば、それは何
者かによってこの国が終わりを告げた時か、はたまた歴史の表舞台に出せるほどの成果を得た時であろう、と推察する。というのも、この手記が万が一出回ったとき、致し方無しとはいえ、国の名を伏せておかねばならぬほどの酷い国策を晒してしまうからである。
願わくばこの世界に平穏を。
絶えず降りかかる火の粉に気付かぬほどの、優しい嘘で埋め尽くされんことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 19:37:02
2502文字
会話率:91%
私立探偵・高村淳一が、内側から破裂した凄惨な死体となって発見された。現場は完全な密室で、一介の探偵には似つかわしくない見事なダイヤモンドと、得体のしれない青い粘液、そして正気とは思えぬ内容の手記が残されていた。宝石の謎、粘液の正体、そして手
記に記されていた『猟犬』とは?
この不可解な難事件に、女子高生探偵・鳥居神楽が挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 12:00:00
18155文字
会話率:57%
自意識過剰なクラスメイトと彼の手記を拾った私との話
最終更新:2023-03-22 19:28:23
4042文字
会話率:0%
人間を殺せない役立たずのゴブリンと、遊戯用の戦闘奴隷として人間に作られたフェアリー。
それぞれの場所から逃げてきた二人は、深い森の中で出会って静かに暮らしている。
次の春になったら、二人は住み慣れた森の小屋を出て行くことになり、ゴブリンは
これまでのことを本に書き記すことにする。
森での穏やかな日々、フェアリーの過去、行商人との取引、小屋に住んでいた家主の秘密、殺されかけた少年王子との出会い、ゴブリンが最後に頼んだこと。
ゆっくりとした暮らしと回想の中で、少しずつ過去を紐解くゴブリンの手記。
*なるべく毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 12:36:28
64937文字
会話率:15%
2022年春。曾祖母が死んだ。死の間際、彼女は私にとある二冊の日記を託した。
古びた臙脂色の表紙。そこに薄らと浮かび上がる、『紀元二千六百年』の文字。それは1941年、近衛師団所属の陸軍少尉であった曽祖父の直筆手記であった――
これは、昭
和初期、激動の時代を生き抜いた2人の若人の物語。
2冊の手記は戦争を語る。良くも悪くも、鮮やかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 10:05:05
4609文字
会話率:45%
こちらは2023.01.29に開催されましたファンタジーイベント黄昏市場SideStory「黄昏ないキャラバン」内でのある冒険者目線の短編となっております。
公式ではなく、一参加者の創作となりますのでその旨ご了承ください。
参加された皆様の
思い出や、イベントの雰囲気などをお伝えできれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 18:49:10
3126文字
会話率:0%
アヘガオを育てることになった博士の手記
最終更新:2023-01-31 18:12:07
2657文字
会話率:0%
あなたがパラレルワールドに行ってしまったら、どうしますか。
それが青春時代の自分だったら、どうしますか。
再出発として、喜ぶでしょうか。
あなたは過去に戻りたいですか?
今の人生をやり直したいですか?
そんな世界を肯定できますか?
これ
は僕の日記にも近い物語。
突然与えられ奪われた、記憶のメモとも言える。
当たり前と思っていた幸せ。
それは、嘘のように消えてしまった。
価値をなくし、生きる意味を失ったその世界。
なんの希望もなく、絶望と失望に消えた未来。
そこに現れた、憐(れん)との再開。
未来を取り戻したかに思えた、光。
それでも世界は異なるものだった。
消えてしまった支えに、閉ざされる未来。
何もない世界に、無意味な人生。
失われたそこには、憐との思い出だけが残っていた。
最悪の世界と、最低の未来。
そんな世界に、何の未練があるのだろう。
憐のいない日々に。
この世界で経験した、異なる未来とその結末。
そこに感じるもう1人の自分。
2つの世界と、2人の憐。
戻されてしまった僕が見た、異世界の憐の人生。
2度と戻ることはできないかもしれない。
でも、もし戻れるのならば戻りたい。
幸せになってもらいたい。
これは僕が残す手記であり、記憶。
戻れる時までのメモ。
僕の大切な、異世界の君へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 19:00:00
120901文字
会話率:34%
文字を消して。偽って、偽って、偽って。
キーワード:
最終更新:2023-01-18 22:54:16
703文字
会話率:0%
本作品は2020年の9月から11月ごろに執筆された未完の旅小説である。まだコロナ禍冷めやらぬ時期、可能な限り世の中で起きていることを客観視かつ相対化しようと試みていた私であるが、かような意向が本作品において生かされているかは読者の皆様に判断
いただくほかない…(後書きより)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 22:27:25
8715文字
会話率:0%
※若干ダークでメリバ気味です。
「彼」の相談役となった「私」が、誰も知らない婚約破棄を知る話。誰かの手記風に進む物語です。
最終更新:2022-12-29 18:15:12
4893文字
会話率:8%
これは私が孤児院の皆のために、ウサギの罠を見に行った時のお話しです
最終更新:2022-12-28 18:00:00
30877文字
会話率:51%