現代社会を生きる天台仁は本質故に社会の鎖で己の頸を絞めていた。
このまま己の本質を否定しながら生きて、いつかの己の終焉の時を待ち続けるのが彼の運命だった。
だが異界の神の技術が彼の魂を暗闇に突き落としたことにより、彼の魂は砕かれてしまう。
魂のかけらが異界のものと混ざり蘇った時、彼は己を縛っていた鎖を砕いた。
鎖から解放された彼は糾弾されながらも人々を救う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 07:00:00
24231文字
会話率:32%
死神と出会った青年はその運命に大きく振り回されていく
大阪のとある一角に世間では誰も知られていない小さな探偵事務所『花巻探偵事務所』が立っていた。そこで探偵業を営んでいた花巻神武羅は今日も来るはずのない依頼を待ち続けていた。
そんなある日
のこと。
今日ものんびりと事務所でくつろいでいた花巻に来るはずもなかった依頼が届く。その依頼の内容は『指定した場所にいる死神にあってほしい』というもの。死神というにわかには信じがたい存在に首を傾げながらも手紙に書かれた場所に向かうと、そこには死神というおぞましい存在からは程遠い少女が待ちわびた様子で待っていた。
少女と花巻の出会いはお互いの、世界の止まっていた歯車を少しずつ動かす大きな転機となっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 20:00:00
121079文字
会話率:47%
『人は極限状態になると、自らの命を繋ぐ行動を起こすことがあると言う
それは、生きる者が持つ本能なのかもしれない』
パトリシアは戦時下、野戦病院で看護婦として怪我を負った兵士の看護をしていた。
終わりの見えない中、突然オールテア王国第
三兵団が野戦病院に現れた。
一人奮闘し続けていたパトリシアの苦しみを、団長であるブラッドリーは癒してくれた。
戦いで散りゆく命を前に、ふたりは命を紡ぎあい求めあった。身分差故に結ばれないと知りながら、それでも彼の言葉を信じ待ち続けるパトリシア。
長い月日を耐えながら、ふたりは求めあい続け結ばれていく。
※R15は保険です。
※他サイトにも掲載しております。
架空とは言え、戦時の内容が出てきます。気分を害する可能性もありますので、読み進めるかは自己判断でお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 04:32:10
44852文字
会話率:28%
アンディの幼馴染であるミリアは白馬の王子様を待ち続けるような夢見る伯爵令嬢。
美しい容姿から男達に声をかけられ、そして夢を壊されては泣いてアンディに愚痴をこぼしに来る。
そんな彼女も適齢期を迎え、正式な婚姻相手を探さなかればいけなくなってき
た。
だが、嫡男ではない騎士のアンディではミリアを貴族令嬢として幸せにすることができない。彼女を守ることができないと、その想いを胸に秘め続けてきたのだが。
そんな時、ある事件が起こり引きこもるミリア。そんな彼女の元に息を切らせ駆けつけるアンディ。
長い年数をかけ拗らせた幼馴染の愛の物語です。
ラストは最近の作者には珍しい王道のハッピーエンドです。
と、思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 16:42:26
7260文字
会話率:33%
“雨が降ったら 恋しい いとしい あなたに会いたい”
ある雨の日の夜、高校生の佐川亮輔が出会ったのは、傘も差さずにどこかへ向かう美しい女性。
七歳年上の倉本有里沙に一目惚れした亮輔は、彼女が雨が降ると訪れるという教会の裏庭に通う。
繊細で儚げな美しさを持つ有里沙に、日ごと魅せられていく亮輔。
だが、彼女は雨に濡れた教会の裏庭で、もう二度と来るはずのない恋人をずっと待ち続けていた――
在りし日の幸せな記憶に囚われ、深い悲しみを抱いたまま、喪失から立ち直れない有里沙。
そんな彼女の痛みに心を寄せつつも、惹かれる気持ちを止められない亮輔。
雨の夜に交わされる逢瀬と言葉が、二人を静かに夏へと連れていこうとする。
喪ったものは、二度と還らない。ならば、救いとは何か。
雨降る季節に繰り広げられる、濃やかで切ないラブストーリー。
雨上がりの空を、あなたは誰と眺めますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 11:22:47
91417文字
会話率:53%
三百年もの長きに渡り、夫の代わりに魔界を治めてきた魔王妃メラン。
ひたすら夫の目覚めを待ち続ける彼女だったが、ある日なんと勇者が一度に十三人も送り込まれてきたことで、魔界全域は戦場と化すことになった。
最終更新:2022-08-18 21:44:50
8850文字
会話率:36%
幾度となく繰り返し、私は正解を探した。
見つからない、正解。
あるかもわからない、正解。
そして気づいたの。ずっと目を逸らし続けた、答えがあることに。
***
ジャンル迷子になりました。一応、恋愛要素はあると思います。
雰
囲気でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 21:59:40
6162文字
会話率:52%
ジラルド=アズマはわたしの旦那であって旦那ではない。
いや戸籍上は旦那なのだが、初夜以来一度も会ってないのだから、そんな人を旦那と呼べるだろうか?しかもその旦那には妻のわたしよりも近しい女性バディが常に隣にいるのだ。
もうね、いいでしょ?そ
んな男を待ち続けるのもホント疲れました。やっと王都に帰って来るみたいなので、離婚届をその無駄にお綺麗な顔に叩きつけて新しい人生を送ってやる!
……と、思ったのに何故か旦那がわたしに執着し出して……は?遅れて来た蜜月?ふざけんじゃねぇであそばせ!?
作者の都合よく進められる完全ご都合主義、ゆるガバ設定、ノーリアリティのお話です。
作中、イライラする人物が現れます。血圧が上がる可能性がございますので、ご注意下さい。
性描写はありませんが、それを連想させるワードがいくつか出て来ますので、苦手な方は回れ右をお願い致します。
アルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 06:10:41
62525文字
会話率:34%
「俺は必ず元の世界に戻る。愛する娘に、会うために。」
男は召喚によって魔法と戦争の世界『カーニッジ』へと呼び出された。
そこは家族を守るために誰かの家族を殺す、悲劇の大地。
罪にまみれた、滅びの星。
――そして彼もまた、その罪に呑ま
れていった。
死神の武具――霊魂破壊兵器『ソウル・ブレイカー』を手に、彼は人々を殺していった。
たとえ何百の魂を喰らおうと、幾千の罪を背負おうとも、
『隻眼の魂喰者(ソウル・イーター)』は一つの願いに手を伸ばしつづけた。
そして今、彼は一人の少女に出会う。
もう決して帰らぬ家族を、待ち続ける少女に。
※週1(出来たら2)更新です
※家庭の都合で一時休載もしくは2週間に一回更新
落ち着いたら戻ります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 00:00:00
311024文字
会話率:54%
廃墟と化した映画館に、四匹の動物が住み着いていた。
臆病なウサギ、迎えを待ち続けるイヌ、イヌと喧嘩ばかりのサル、言葉を喋らないバク。
シアターを寝床にして、ポップコーンをつまみ、ニンゲンが滅びた世界で彼らは生き延びていた。
彼らは
魔法にかかっていて、言葉を話すことが出来るという。
彼らに魔法をかけた魔法使いはこう言い残した。
「ニンゲンが現れたとき、君達にかかっている魔法は解かれる——そのニンゲンに、導いてもらうのよ。君達の幸福のために」
その予言の通りに、ある日ニンゲンの男子高校生、樹が現れる。
彼はいなくなった『早織姉ちゃん』を探して、ここに迷い込んだのだ。
樹は、魔法使いの予言通り、映画館にかけられた魔法を解いてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 22:00:00
27786文字
会話率:19%
【完結まで毎日投稿!】人里離れた奥地にある〝塔〟にワケあって幽閉された少女・カグヤは、夢を見ていた。
『いつか、白馬に乗った王子様が、あたしをここから連れ出してくれるハズ……!』
予言めいた満月の夜。遂にその時はやってくる。
ひとりぼっ
ちのカグヤのもとにやってきたのは――白馬ではない様々な生物に乗った〝顔だけはつよつよイケメン!〟〝だけど中身は『……』〟の残念王子たちだった!
カグヤは初対面で火を噴かれるわ、空から落とされるわ、溺れるわと散々な目に逢うが――そんなひどい目に逢わせた3人の残念王子たちと、塔で同棲生活を送ることに!
『こんなの、あたしの思ってた王子様じゃない!』
一筋縄ではいかない王子たちとの同棲生活はめまぐるしく、毎日がてんやわんや。ストレスも極限に達しようとしたその時――新たな残念王子たちがカグヤのもとへとやってきた!
『もう、こんなの無理――!』
助けを求めるカグヤの魂の叫びは天に届く……わけもなく。
起きるトラブル。加速するストレス。増殖する残念なプリンス。
はたしてカグヤは、非常識な残念王子どもに振り回されるドタバタ生活の中でも〝自分を塔の外へと連れ出してくれる〟真の王子様を見つけることができるのか――?
それともうひとつ……カグヤには、とある〝記憶〟に関するヒミツがあって――?
暴走するお姫様希望の幽閉令嬢(=カグヤ)と、どこまでも残念なイケメン王子たちが繰り広げる、ワンシチュエーション×破茶滅茶ラブコメディです!
『お願い神様――どうか〝まともな王子様〟を連れてきて――!』
【見どころ】
・個性豊かなお姫様と残念王子たちによる、コメディ&ギャグな掛け合い(ときどきロマンス♡)
・おふざけ満載だけど……最後はちょっぴり感動!? などんでん返し展開
――などなど、楽しんでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!
【さいごに】
※作中の登場人物は特殊な訓練に加え、どんな怪我でもすぐ元通りになる超回復魔法を受けています。これを読んでいる世界の皆さまは、決して作中の行動を真似しないでください。
他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 14:11:40
329933文字
会話率:36%
壁に閉ざされた国、そこに住んでいる王の子ルド。
王に生贄という意味の身分を与えられし少女エフィー。
生まれたときから不完全な魂だけの存在ローグ。
これは3人の主人公が紡ぐ物語。
ルドは国の転覆を国王とともに目論んでいる。
エフィーは国王
を憎みながら生きている。
ローグは時が来れば消滅してしまう定め。
彼らが出会い紡ぐ物語がこの国の運命を、滅びの未来を、己の運命を変えていく。
ローグは自分が消えずに済む方法を知っている。
自分を愛してくれた人を殺し、その魂を奪う事だった――
この国の象徴、滅びの鐘楼はその唄声を響かせる日を今か今かと待ち続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 12:05:33
107450文字
会話率:52%
デートドタキャンを繰り返す、桜の宮萌を、”恋びと”我孫子スナオは、今日梅田ビックマンまえで待ち続けています。そこに偶然通りがかった浅井茶々と名乗る少女が、スナオの前で倒れます。茶々はスナオに自分と付き合うように言います。しかし茶々の正体はお
ばけだったのです。原稿用紙10枚のシナリオ形式のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 23:51:40
2716文字
会話率:44%
「裏ボスの存在に気づかないまま放置するのは、やめてくれ!」
廃人ゲーマーの俺は、やり込んでいたゲームのラスボスを倒した直後、異世界に転生した。
転生した先の異世界は、さきほどまでプレイしていたゲームの世界。それもゲーム内最強の裏ボスである
魔神に転生していた。
裏ボスのメインクエストを達成するために、裏ダンジョンで『主人公』をひたすら待ち続ける俺。
しかし、待てども主人公は現れない。
このゲームは屈指の『死にゲー』。
主人公は俺のもとまで辿り着けるのだろうか!?
それとも……裏ボスの存在に気づかず放置されているだけ!?
これは最強の裏ボスが自身の正体を隠して主人公を育成する物語。
そして、セーブ係のモブ聖女様が主人公になったり、悪役令嬢に惚れられたり……魔神の俺がハーレムを築いてしまう物語。
※この小説はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 12:02:58
147343文字
会話率:30%
白馬の王子様に憧れる夢見がちな子爵家の令嬢、セシリー・ランプス。
ある日、ロマンチックな絵本を読み耽るセシリーに、母グレタが衝撃的な言葉を告げる。
「セシリー。わたくしは実は魔女で、惚れ薬で旦那様の心をゲットしたのよ!」
白馬の王子をゲ
ットするには惚れ薬が手っ取り早いと、セシリーの夢を木っ端微塵にぶち壊すグレタ。
それでもセシリーは諦めずに王子を待ち続けるのだが、17歳になった彼女に“凶犬”と恐れられる騎士ジークとの縁談が持ちかけられる!
自分を愛するわけがないジークに、思い詰めたセシリーは惚れ薬を飲ませてしまい……その結果、ジークはセシリーを蕩かすほどの溺愛を発揮して?
「ついてこれるか? 俺の溺愛は――――――“加速”するぞ」
(だ、だめ。だめなのに、だめなのにぃっ、しゅきになっちゃううう!!!!!!!)
白馬どころか飛竜にまたがる凶犬騎士(溺愛モード発動中)と、魔女の娘であるセシリーの恋の行方は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 16:44:54
100424文字
会話率:34%
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だ
が彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
※この作品はアルファポリス様にて投稿完結済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 07:53:57
97833文字
会話率:14%
『すぐ迎えに行くから』
この言葉を信じて待ち続けて5000年。
え、もうそろそろ怒って良いですか?私我慢しましたし、昔みたいに山を潰したりとか、川を勝手につくったりとかしてませんよ?へー、こんなに言っても来ないんだ。そっちがその気なら
こっちから迎えにいってやろうじゃないか。なんかめっちゃ弱体化されてるけど知ったこっちゃないし、何なら道中(迷宮)でリハビリになるから別に良いし。
追放された人拾ったりと寄り道しながらも、黒龍もお供にして迎えにいくために旅をする。
ギャグ多めですが仲間も出来る予定なので、恋愛要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 21:09:26
15405文字
会話率:29%
孤児院で育ったラスターには、ジェイクとルシアという大事な仲間がいた。
ルシアはアルビノの生まれつき弱視であり、病気で足も不自由にであった。
ジェイクはルシアの病気を治すため、隣国へ医療魔法を習いに行く。
残されたラスターは、ルシアのために働
き、生活をともにしていた。
だがそのうちに、隣国との戦争が始まってしまう。
そんな中、ジェイクから医療魔法でルシアを治せるという連絡が入る。
ルシアをなんとか隣国へと送り出し、戻ってくると信じてラスターは待ち続けるも、ルシアが帰ってくる様子はない。
国境の警備が厳しくなり、戻れないのだという。
そんなルシアに会いに、ラスターは危険を承知で隣国に侵入するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 19:11:41
32859文字
会話率:40%
鈴の音が鳴る。
来訪者を告げる鈴の音。
私は身なりを整えて来訪者を出迎える。
この図書館の司書として。
たとえ今回の来訪者も、私が待ち続けている相手でなかったとしても。
一応、春の推理2022用に書き始めたものですが、全然間に
合わなかったうえにミステリーにもならなかったので、ファンタジーとして投稿することにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 17:00:00
15790文字
会話率:14%
夏の初め、私は彼女を待ち続ける
最終更新:2022-06-19 07:43:11
1143文字
会話率:0%
電脳空間へのフルダイブ技術が普及した近未来。
様々な業種、娯楽ソフトのサーバーが同期したネットワークは、現実の地球と瓜二つの世界を形成していた。
その最中、ダイブした人間が元の世界に戻れなくなる不具合が頻発。更に、突如として現れた兵器型戦
闘プログラム『アンネームド』が閉じ込められた彼らを襲い始める。
電脳世界の東京で救出を待ち続ける少年、大澄春人はアンネームドと人類側の同盟軍『アライド』との戦闘に巻き込まれる。
パイロットの少女、武波瑠希乃(たけなみ・るきの)を助ける為、春人は転移前にプレイしていたゲーム『ハイ・フライヤーズ』のアカウントを復旧、戦闘機に乗って戦う。
過去に投稿していた作品を若干改稿しました。
戦闘機を題材にしたVRものの作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 10:19:48
119139文字
会話率:41%