王子と幼なじみ。それだけだったらどこにでもあるような関係だった。けれど、国を守るために聖なる力を持つ者を召喚すると決まってから、その関係には変化が訪れた。この気持ちが成就することはないと分かっていたけれど、側にいると決めた。
【死別の描写が
あります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 22:17:24
10627文字
会話率:45%
絵画、音楽、舞踏、詩、演劇、彫刻、建築。
魔力を持つ者によって作られた芸術作品が「魔法」を帯びる世界。
「魔法」を持つ芸術品は有用であるとみなされ重宝されるとともに、芸術品の劣化によって「魔法」が失われるのを防ぐため、再生や保存の役
割を担う「修復士」という仕事があった。
武人として前半生を過ごしてきたジオラスは、二十代半ばにして転職を決意し、修復士を目指す。
しかし、強い「魔力」を持つジオラスは、修復対象の芸術作品の持つ「魔法」を歪め、自分の持つ魔法特性へと上書きしてしまうという、修復士としては致命的な欠陥を抱えていた。
お前は修復士には向いていない――修復の師匠であるキグナスは再三ジオラスに「修復士」を諦めるように促し、素直に「芸術家」に転向するようすすめる。
しかしジオラスは納得せず、あくまで「修復士」に固執していた。
キグナスは、それならばとジオラスにひとつの仕事を託す。
とある街の壁画の修復。
街に向かったジオラスは壁画の修復を開始するが、早々に問題を起こしてしまう。
壁画に描かれた「戦乙女」の少女を、自分の魔力により絵から引きずり出し、生ける人間としてこの世に具現化させてしまったのだった……。
【他サイトにも公開あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 07:00:00
24075文字
会話率:34%
竜と竜騎士が人の世から姿を消し、滅び去ったとされて三百年。
幻虹渓谷の隠れ里に住まうレックスは里の者や竜の生き残りに慕われる王子だった。
しかしある日、魔力を持つ者を殺す呪い、滅魔呪炎を纏った魔物が里を襲った。
レックスは里を守るため
魔物を討伐するが滅魔呪炎の呪いを受け、彼が元々持っていた竜と心を通わせる騎竜刻印と体内で混じり合って昏睡。
死の淵を彷徨った後、目覚めたレックスの刻印は滅竜呪印となってしまい、それは彼自身の命を蝕み竜を殺す呪いだった。
──竜を殺す呪いを帯びし者、災厄となるより前に一族より追放すべし。
レックスは掟に従い故郷の里から追放され、これまでの全てを失った。
こうしてレックスは騎竜と共に、死の呪いを解くために旅に出る。
そしてそれは、三百年振りの幕開けとなる新たな竜騎士伝説の始まりでもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 12:07:21
10227文字
会話率:30%
突如として【ダンジョン】が現れた世界。
人々は【ダンジョン】から生み出されたモンスターに苦戦を強いられていた。しかし、人類は【ダンジョン】に適応するかのように、特殊な力を持つ者が現れた。
彼らは【適能者《てきのうしゃ》】と呼ばれ、次々に【
ダンジョン】を攻略していった。いつしか、【ダンジョン】は攻略から研究の対象へ変化していったが、それから数十年後。
月日が経過すればするほど、【ダンジョン】から生まれるモンスターが強力になっていることに気が付いた。
そんな環境で育った主人公 板子《いたこ》 舞兎《まいと》。
彼は特殊な能力を持っていたが、「こんにゃく」のように体を柔らかくする力だったために、クラスメイトからは馬鹿にされていた。
だが、彼らは「こんにゃく野郎」の本当の力を知らなかった。
舞兎の能力は【蒟蒻石】。
自在に変形させる力を持っていたことに。
学園を卒業し、ギルド――【タウラスと牡牛】に所属した舞兎。
こんにゃく野郎は、全ての【ダンジョン】を攻略する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 23:13:12
43675文字
会話率:33%
世継ぎのなかで優れた魔力を持つ者が王になる世界で僕に発現したのは[保存魔法]
残念魔法で王を目指すめげない男の物語
これは、僕が王になるまでの物語
最終更新:2022-08-09 21:12:43
1612文字
会話率:0%
ブルクミラン国の血筋を継ぐ者の中に魔法の力を持つ者がいる。周囲の国の王がそのことを探っている。国同士の外交バランスに有利になるために、魔法の力を持つ姫を自分の国へ引きようとする国が現れる。ブルクミラン国の王妃を主人公に、ブルクミランを含む西
方13カ国が動きだす。
そしてその魔法の力、「音」とは世界にとって悪となるか善となるか。世界は平和を維持することができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 01:49:31
988文字
会話率:0%
◎毎週金曜日に更新しています。
-----------------------
十八回目の誕生日を迎えた日、私は“お母様”を殺すことにした。
「ワンダーランドは、地獄行き」
繰り返し見たあの夢は、私に何を伝えていたのだろうか?
「
どんな罪でも俺は許すよ。優しいでしょ?」
「白の王を信じてはいけない」
「これは『あの人』が決めたそういうストーリーなんだよ」
「おかしいじゃない! だって、」
ワンダーランドは楽園ではなかった。
犯した罪は決して許されず、言葉の力を持つ者が『法』であり、思い込みが人を死へ追いやる。
この狂った国から脱出する方法は、
「赤の王を、殺しましょう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 23:46:13
115375文字
会話率:43%
神谷市で複数の高校生がほぼ同じ時刻に自宅で首を切断されると言う殺され方をした。
中堅刑事の高橋と加納、新人刑事の荒木の捜査が難航する中、手を振るだけで物体を切断すると言う力を持つ者が現れる。
犯罪者として身柄を拘束したその男は警察から密かに
政府の手に渡り、異能者のサンプルとして扱われてしまうが、遺伝子を解析しても、脳を解析しても、普通の人間との差を見いだせない中、新たな異能者たちが現れた。
異能者たちとの戦いの中、高橋たち三人は異能者たちの力が通じない一人の少女の存在に気づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 14:28:30
62863文字
会話率:44%
日本最古の部族に陰陽道の祖となる渡来人との血が混ざりし一族は、血が薄くなっても現代まで続いていた。超能力、霊能力、魔力、妖力を持つ者達が、古い血の運命に抗うが?
最終更新:2022-06-30 13:41:29
67234文字
会話率:42%
ここはマテリアル王国。人口1200万人の国。ここは人と多様な種族が共存し特別な力、能力《スキル》を持つ世界。そして能力者達は「ギルド」を結成しスキルを駆使して生業とした。人々は彼らのことを「能力を持つ者」《テイカー》と呼ぶようになった。
テイカーは様々なギルドに属し、依頼に応じることで仕事をする。
そしてとある街にとあるテイカーズギルドがある。後世に語り継がれるほどの伝説を生み出したギルド。その名は「変わり者達の茶会《フリークティーパーティ》。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 20:46:35
3256文字
会話率:50%
異形。
それは人間の血を摂取することで理性を得る、上位的存在である。
多くは長命であり、屈強な肉体と剛力を兼ね揃えていた。中には人智の及ばぬ不可思議な能力を持つ者もいる。
人々は異形に怯えて暮らしていた……というのは今は昔のこと。
近
年に入り、銃の発明・流通により一気に逆転したのだ。
小型のピストルさえあれば、ひ弱な人間でも異形を簡単仕留めることが出来るようになった。
弾丸に撃ち抜かれた異形は血を流し、理性を失い、やがてただの獣となって朽ち果てる。
今や異形はその数を減らし、人が襲われる事件も年々減りつつある。
生き延びた異形達は己の理性を保つために必死で人間の血を求めた。
ある者は深い森の中に迷い込んだ子供を狙い、ある者は墓地から死体を掘り起こして腐りかけた血を啜る。
彼らは飢えの苦しみと、理性の消失に怯えながらの暮らしを余儀なくされた。
そんな世界に、2度目の転機が訪れる。
一人の風変わりな錬金術士による【人造血液】の発明である。
果たして人と異形は手を取り合って生きることが出来るのか……
これは、2つの種族が織りなす群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 23:19:04
4057文字
会話率:47%
様々な「異能力者」が存在する2020年代後半の平行世界の福岡県久留米市。
対異能力犯罪者広域警察機構「レコンキスタ」の久留米レンジャー隊の隊長代理・中島真一と一般隊員の大石隆太は副隊長代理の眞木桜からある相談を受ける。
犯罪組織と癒着した腐
敗警官からある情報を流すように脅迫されていると言うのだ。
「『言う通りにしないと、お前じゃなくて、お前の妹達がただでは済まないぞ。もう顔と学校の通学路も突き止めた』と脅されてるので、せめて、私が研修で出張している間だけでも……」
「そいつから、お前の妹さん達を守ればいいのか?」
「いえ……連中を妹達から守って下さい」
……桜の妹は、1人は、異能力者の中でも規格外の能力を持つ「神の力を持つ者」、もう1人は幼い頃から違法な「御当地ヒーロー」としてのエリート教育を受けていたのだ……。
だが、更に、この一件に関わっているある犯罪組織の幹部を付け狙う殺人鬼までもが現われ……。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。(pixivとGALLERIAは掲載が後になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 13:43:21
28986文字
会話率:57%
かつて毒の魔女と呼ばれた者が世界中に毒を撒こうとしたが、その目論見は阻止され、毒はある島に封印されている。その封印を維持するためには、聖女と呼ばれる異能力者を、封印の弱まる度に生贄にささげなければならない。
「加護」と呼ばれた異能力を持つ者
たちは聖女を封印の島まで護衛するが、加護を持たぬ「毒の子(ヴェノム)」と呼ばれる無能力者たちがそれを阻止し、両者の争いは何度も繰り返されてきた。
そして今回、聖女の護衛として選ばれたリリアたちは「リーフネル」と呼ばれる街へとたどり着く。そこに現れた「毒の子」の少年に彼らの運命は狂わされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 08:54:35
120553文字
会話率:24%
田舎の村娘だったリアリスは、聖なる力を持つ者として聖女に認定される。
彼女を支えてくれた恩師であるレオンにほのかな恋心を抱いていた彼女だったが、聖女としての忙しい日々の中では彼とろくに会うことも出来なかった。
しかしある日、リアリスのライバ
ルであった令嬢ティアラの策略でレオンは異端審問の後追放され、リアリスは聖女の立場を追われることとなる。
辺境の寂れた街に追放されたティアラは、レオンに教わった聖女の力によってその街を救いそこで静かに暮らしていくことを決意した。
しかし真の聖女を失った国に未曾有の災厄が降りかかり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 11:44:23
15472文字
会話率:31%
ティガスタ王国の王太子・ルロは、辺境の伯爵令嬢ディアンと婚約を結んでいる。
王国では魔力を持つ者はすべて、十五歳になると全寮制の魔法学校へはいることになっていた。めずらしい「とりけし」の魔力を持つルロとディアンも、十五歳になって魔法学校
へはいる。
魔法学校には、由緒正しい男爵家の“令嬢”、ソーヴァアも入学していた。ひょんなことから知り合ったルロとソーヴァアは、好きな食べものや趣味など、共通点をきっかけにどんどん親しくなっていく。
そして、ディアンの妨害が始まった。
©2022 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 10:31:57
15005文字
会話率:40%
魔力を持つ者と持たぬ者が混在する世界。魔力を持ちながらも魔法を使えない“出来損ない”の魔道士・リチャードはそんな世界を救うべく奮闘する――――
※初投稿です。至らぬ点など多数あると思いますがある程度は温かく見守って頂けると嬉しいです。
プログラミングのような文が出てきますので、苦手な方はご注意ください。また無理やりなコードがありますが、創作ということで多目に見て頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 23:00:00
32100文字
会話率:40%
小早川理恵はふつーの女子高生だった。ある日ゆっくりとトラクターに轢かれた理恵は、どうやら異世界に転生だか転移したらしい。そこではみんなからリィエ姫と呼ばれていた。
リィエ姫には何者かによって食欲の呪いがかけられていた。とてもひもじいのにふ
つーの食事がクソまずい。彼女が食べられるものは魔物か、魔の力を持つ人間のみ。
彼女を取り巻く護衛の戦士たちの中にも魔の力を持つ者はいて、彼らがおいしそうに見えておいしそうに見えてたまらない。
でも、我慢だ!
みんないいやつだ。優しいやつ、かっこいいやつ、かわいいやつ。みんなのことが大好きになっていく。
でも生きるためには食べなきゃならない。
リィエは仲間たちと旅に出る。
魔族を食べるため、リィエのぼうけんが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 22:49:34
183976文字
会話率:45%
死んだはずの彼女が僕の中に現れる。生きてた時からゲームが好きだった彼女は、僕をゲームに誘う。しばらくしてから能力を持つ者たちが行動をし始める。僕の前にも能力者が現れる。
初投稿の想弥です。よろしくお願いします。
ちゃんと書いたのは、初め
てなので誤字脱字ありましたら申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 15:48:22
794文字
会話率:24%
1950年に、透明な隕石群が国々にふりそそぎ、冷戦で、緊張状態だった国々は、敵の攻撃と判断してまたは、攻撃するのに都合がいいとして、
隕石のことを、敵の攻撃として隠蔽した。
そして戦争が始まりそこから20年後の1970年後
科学的に言
い様がない特異な能力を持つ者が出始めた、その者達を、神の子、ミュータント、聖人とよんだ。
その者達の共通点が隕石が落ちてから、
現れはじめた、異形の生物または、特異な能力を持った生物食べた、隕石の周辺に住んでいたなどで、科学者達は、隕石から放射能的な何か、が
影響と考えていた。
2014年後戦争終結した。
超能力は戦争中を増え一般的なものになり
隕石ともにやってきた未知粒子により魔法なる
ものが使える人でてきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 03:02:49
6019文字
会話率:32%
◆41年前、突如として特殊な力を持つ者が現れた
その力を使う者達は爆発的に増加し、20年前には世界の人口の5分の3がその特殊な力を持つ者となっていった、特殊な力は魔法などと呼ばれた。
しかし、それと同時にその力を恐れ、妬み、忌み嫌うもの達が
出始め、力を持つものを「異端者」と呼び迫害や虐殺などを行う事などが起きた。
そして、ついに10年前「異端者」と呼ばれ続けた事により反感を募らせていた一部の能力者の不満が爆発し、迫害をしていた国の王都が攻め落とされる事件があった。それが引き金となり能力者と無能力者の間に大きな溝ができてしまい、世界は混乱の時代を迎える事になった。
◇リーゼルはルディアスというアミルダ国の町に暮らしていたが、能力者の集団に町を壊滅状態にされ、逃げて力尽きた所をセレスに拾われるーー
セレスの家・シャーレン家は、アミルタの王都で最強と言われる6刻印のうちの一つであり、そこの時期当主リーゼとして育てられる。シャーレン家の最強の由縁は話術であり6大刻印の中で唯一、非戦闘能力が卓越している家であるため、学校にいた他の6大刻印の者達から侮蔑を受けることになってしまう。しかしリーゼルは知っている。シャーレン家の真の由縁は話術ではなく、圧倒的な力の大きさであると。その後、彼はある出来事をきっかけにある真相の一旦を見てしまい、彼は歴代最高の最強当主を目指す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 22:36:46
16284文字
会話率:49%