家族との旅行中、異世界に飛行機ごと飛ばされてしまった少年、柄倉重悟(カラクラジュウゴ)。
炎の中、目の前に現れたのは地を這う竜だった。
父を殺され、一度は逃げ出したジュウゴはしかし、復讐に燃える心と空腹を満たすために竜との戦いを決意。
戦いの末、竜を殺したジュウゴはその肉を口にするのだが、結果、人の身に余る強大な力と呪いをそうとは知らずに宿してしまう。
行方知れずの母と妹。
ジュウゴは力と呪いに身を焼きながら、その生存を信じて見知らぬ世界を旅していく。
見知らぬ土地。見知らぬ生き物。しかし、何故か存在する地球の物や人。
愛と絆と力を得、そしてなにかを失い傷つきながら、それでも旅を続けることで明かされていく謎と真実。
彼らは何のためにこの世界にここに来て、ジュウゴは何を成さねばならないのか、私たちはそれを知らなければならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-16 01:09:16
403553文字
会話率:35%
父の拓巳が参加するロックバンドのリーダー、雅俊。美術部の先輩、稜。二人の年上美人からの求愛に惑う少年、和巳の関心事はしかし、未だ拓巳から明かされない自分の出生にまつわる経緯だった。そんな和巳の前に現れた謎の転校生、凱斗。彼はいきなり核心に
触れる言葉を和巳に囁く。「おまえはな、親の命を奪って生まれてきたんだぜ」と。
すべてを知らない限り、もう先へは進めないっ! 拓巳からそれを受け取るにはどうしたらいいのか。和巳の手探りの探求が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-22 00:36:23
103175文字
会話率:48%
まだ世界の勢力図が固まっていなかった頃に生まれ、やがて地図から消滅した小国、ムール。川と外敵に四方を囲まれた国はしかし、困難と脅威にさらされながらも一度だけ、その名を歴史の中に刻み込んだ。
ある日見つけた手記と共に、エルフの青年・カリンは不
思議な小国ムールの軌跡を追うが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 16:08:19
767文字
会話率:0%
人族と魔族とが、相争う世界があった。質で勝る魔王の軍勢はしかし、圧倒的な数の優位のある人族に、次第に追い詰められてゆく。ついには魔界最大の穀倉地帯を陥とされ、僅かに残った部下たちとともに魔王は兵糧攻めを受ける。進退に窮する魔王は、最後の手段
、禁断の秘術に手を出した。異世界の魂を召喚し、妖精に転生をさせて農園を経営させる、というものである。魔王すら知らぬ世界からの召喚に、応えたのは一人の少女の妖精であった。
この物語は、そんな妖精が、魔王の期待に斜め上で応えてゆく、その様を記したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-07 11:44:28
12123文字
会話率:61%
港町で診療所を営んでいた若き女医師、紫蘭は婚約者の作った借金によって診療所を失い、再起のために商船へ乗り組むこととなる。紫安と名を変え、少年医師に扮して乗り組んだ船はしかし、海賊の襲撃に遭う。海賊の頭、ワコゥと紫蘭は出会い、運命に導かれるよ
うに互いに惹かれあってゆく。蒼い海の上で、恋が始まるのであった。
※この作品は、文学フリマ短編小説賞2に投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-19 13:13:28
22233文字
会話率:53%
妖獣と呼ばれる、人間と同じ姿ながら人を"食糧"にする種が存在する世界。
主人公もまた、狐と狼の血を引く妖獣の一人だった。ひっそりと人間に紛れて暮らしていた彼はある日、妖獣を退治する仕事をする、一人の少女と出会う。彼を殺す
のが仕事のはずの少女はしかし、こう言った。
「私の妖獣退治に、協力してほしいの」
その時、人間が知る由もないところで、妖獣と退妖獣使の動いてはいけない歴史が動き始める。退妖獣使の仕事を手伝ってほしい、と言った少女の目的は。彼の運命は。そして妖獣と、人間の行く末はいったい……?
――これは人間の"敵"が軸になって描かれる、ダークサイドファンタジー。
※この作品は「カクヨム」でも並行連載しています。
Copyright © 2018 奈良ひさぎ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 02:00:00
291618文字
会話率:61%
すべての始まりは十年前。彼が願った「ありふれた人間の幸福」は、吸血鬼には決して叶わぬ願いだった――
まだ吸血鬼や魔女が実在した暗黒の中世ヨーロッパ。吸血鬼にたった一人の「家族」を奪われた少年ヤンは魔女と取引し、魂と引き換えに吸血鬼
殺しの猛毒「カンタレラ」をその身に宿した。復讐の道をひた走る彼を待ち受けるのは、復讐鬼に相応しい血みどろの地獄。
友を裏切り、掟を破り、ついに「家族」を手に入れた吸血鬼バートリー。待ち望んでいた平穏と安寧の日々はしかし長くは続かなかった。幸福な生活は彼が犯した罪により徐々に綻んでいき、やがて吸血鬼世界すら巻き込む破滅の道に繋がっていく。
愛を得られぬ弱者達の幸せは、はたしていずこか。
※らめだすさんの小説「ラクルイ」で劇中劇として登場させてもらいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 19:13:39
318230文字
会話率:63%
どうも。まだ、10代で小説なんて、どうせ変な文だとおもうでしょ?そうです。変です。指摘は大歓迎です。
最終更新:2018-06-13 02:33:22
377文字
会話率:15%
ある時、うっかり前世の記憶を思い出してしまった少女、ヴィヴィアン・エアルドット。
そこそこ美人、権力と財力のある侯爵家の娘として生まれた彼女はしかし、それゆえにわがままで傲慢、上の者には媚びを売り、下の者を見下して、勉強よりもドレスや色恋に
うつつを抜かす、いわゆる典型的な悪役令嬢だった。
前世を思い出した彼女は、それまでの自分を振り返って全力で穴に埋まりたくなりながら思う。
――私、このままじゃ絶対に不幸になってしまうわ!
かくして、彼女の彼女による彼女のための自分改革の幕が上がった。
……のはいいのだが、よくよく周りを観察していくにつれて物事はそう上手くはいかないと言わんばかりのとある事実に気づいてしまうのだった。
これ、乙女ゲームの世界じゃないかしら、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-27 22:00:00
119364文字
会話率:28%
幕末、遣欧使節団の一員としてエジプトの地に降り立った福沢諭吉は、考えていた。
日本人の心の底に横たわり「自らを縛(しば)っているもの」についてである。
一般的に「道徳」と呼ばれ、社会的規律や治安を保つ働きをしていた一方、身分や男女の
違い、個人の権利や自由を束縛(そくばく)していた。
なぜ考えていたか?
先年、遣米使節団の一員としてアメリカへ渡航した際、日本と西欧諸国との文化や倫理観の違いを痛切(つうせつ)に感じたからだ。
欧州へ向かう船旅の途中で立ち寄ったアジア各地の港では、差別と過酷な使役の実態を見た。
カイロでは、イギリスやフランスの食い物になっているエジプトの現状を知り、さらに危機感を募(つの)らせた。
外国勢力と結託(けったく)した王侯貴族や大商人などの権力者が豪奢(ごうしゃ)な宮殿に住み、豊かな生活を営む傍(かたわ)らで、アリの巣のような「土を盛り上げただけの家」に住む貧しい人々が群れていた。
滞在中、観光のためモカッタムの丘にある城(じょう)砦(さい)へ向った。
そのテラスで、スエズ運河の立案と設計をおこなったフランスの技師、レセップスと出(で)遭(あ)う。
レセップスは、「偉大な事業を達成するためには、多少の犠牲はしかたがない」と弁舌を振るう。だが、この壮大な事業のために数万人ものエジプト人が苦(く)役(えき)に駆り出され、病やケガによる死傷者は、数千人にも及んでいた。
諭吉は反論を試(こころ)みるが、うまくいかない。
なぜなら自分の心の中にも、そうした考え方が潜んでいたからだ。
「藩や主君のためには、命を惜(お)しまない」というのが、江戸時代における武士の在り方であった。子どもの頃から、そうした考え方に疑問を感じていた諭吉であったが、武士の家に育ったため、すべて振り捨てることはできなかった。
(個人の生命や意思よりも、国家や組織の継続及び繁栄の方が大事なのか?)
深く考え続けながら、遠くに見えるピラミッドを眺める。
「ハッ!」と気付いた。
これまで思い考え続けていた問題の「構図と、解決への糸口」が、見えた。
ここで福沢諭吉が得た「個人の独立」、さらには「個人の独立なくして、国の独立なし」といった考え方は、明治初期の若者たちの心に深く浸透(しんとう)し、日本の近代化を進める上での礎(いしずえ)となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 10:29:38
45684文字
会話率:19%
人が特別な持ち、化物が彷徨い、様々な者の陰謀や策略が蔓延る世界で生きる、ある兄妹の物語。
その先にあるのは安寧か絶望か・・・それはまだ誰にも分から「違うんだ!!妹よ!?お前のパンツを被るのはそうしないと兄がイモウトニウム欠乏症で死んでしまう
からなのだ!」「判定、ぎるてぃ」「ちょっ!?そんな大きくて固いものでアッー」
・・・・まだ誰にも分からない!!
なお作者はギガンティク豆腐ハートなので取り扱いには細心の注意を払って頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 18:48:36
11993文字
会話率:45%
二十歳の引きこもりと、十歳の『異質な』少女、そして救済の手を差し伸べる女、その顛末。
そこに目に見える幸福は無く、夢も希望も叶わない。
あるものはただ、主人公旗本竜子の信心であり、敬愛であり、嘆きであり、葛藤であり、絶望であり、僅かな生きる
道である。
外の世界を恐れ引きこもった旗本竜子がベランダで出会ったのは、隣に移り住んできた十歳の少女であった。とても児童とは思えない知性を持つ彼女との会話こそが社会であり、ベランダこそが自分の世界であり、自分を認めてくれる少女こそが神であり女王であると、信じて疑わなくなるまで時間はかからなかった。
敬愛する彼女の為に奮起する竜子だったが、外界との接触は因果を生む。凍結したかのように微動だにしなかった人生はしかし、新しい関係によって春の雪解けよりも早く、あらゆるものが芽吹いて行く。
ベランダだけが世界であった竜子の、醜く滑稽な、しかし切実な明日への物語。
この作品は「shinsyo-rakudo.blogspot.jp/」こちらにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-06 21:30:29
161199文字
会話率:49%
魔族はびこる世界。
対魔物戦闘の筆頭である聖光騎士団は吸血鬼を殺すことこそを最大の名誉としていた。
候補生と成ったアルスは実地訓練で窮地に陥る。
そこに救いを差し伸べたのは妖艶な美女――。
窮地を脱したアルスはしかし、ツケを払わされる。
徐々に変化する肉体。精神は人間、体は吸血鬼。狭間で葛藤するアルス。
混じりゆく血に、受け入れられない現実。
人間と吸血鬼の間で葛藤する少年と、それを支え続けた少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 17:15:57
8964文字
会話率:30%
この世界に多くの不満を持ちながら、しかし自分にはどうする事も出来ないという現実の前に無気力に生きる青年、セイル。
大学へ向かうバスが何者かの攻撃を受け、セイルはそこで命を落としたはずだった。
彼の命はしかし何者かに救われる。
世界の監視者
を名乗る異形の外観を持つ存在、ニュー。
セイルの中にある才能を見出したニューは、彼に取引を持ち掛けた。
セイルとニューは、お互いの目的の為に、この世界に起こり始めた異変に立ち向かっていく。
シェアードワールド企画「PINK」のwikiです。
http://seesaawiki.jp/pink_sharedworld/lite/d/
以下、企画参加作品のリンクを掲載させて頂きます。
【シェアードワールド】World of PINK
https://ncode.syosetu.com/n5687em/
ずんだぴんく氏による作品です。
穢れたエルフの日記
https://estar.jp/_novel_view?w=24946108
前歯肉炎氏による作品です。
PINK/vengeance
https://ncode.syosetu.com/n7838en/
テラカドくん氏による作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-16 00:16:07
53620文字
会話率:28%
青い空が見たくて、でも見ることは叶わない。
主人公・水島蛍(みずしま ほたる)は雨上がりの空を見上げ、あることに気付く。見るものが【正常】でないことに。すべてが狂った蛍の見る世界で、唯一狂いを見せない梁川茜羅(はしかわ せんら)と共に、【狂
い】を【正常】に変えることになる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-02-04 09:58:54
774文字
会話率:30%
ある寒い冬、コインロッカーの一室に放置された赤ん坊がいた。
本来なら凍死してしまうはずの赤ん坊はしかし、その状況から脱するための異能とそれを扱い生きていく
だけの才能を持っていた。
―――これは変身・変形能力を持つ主人公が自身の能力と才能
を武器に生きていく物語である。
※基本的に週一更新の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-15 07:00:00
45190文字
会話率:23%
飛び降り自殺未遂の男子高校生、雨宮凶介(あまみやきょうすけ) に、不登校のクラスメートの女子高校生、大橋奏(おおはしかなで) は『先に自殺した方が勝利する』というゲーム《自殺競争》に参加するよう申し出た…生半可な気持ちでゲームに参加する凶介
だったが、日が経つ内に彼女の思惑と、その秘密を知ることとなる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-14 00:00:00
26750文字
会話率:60%
殺人鬼、人を殺す鬼である彼らはしかしやはり人間である。
それを体現するような存在、殺し屋・雅火駆。
そんな彼は人を殺し、自分は生き、それでも家族を欲する。
一人ぼっちの寂しい殺人鬼の物語
最終更新:2017-12-12 11:50:41
16752文字
会話率:43%
ようやく、第二部の開幕と相成りました!
これから明かされるフレイリーフの物語を、どうかお楽しみ頂けますように……!
よろしくお願い致します。
方や、悪名高き侯爵家の長男。方や、その国の高貴なる第二王女。
本来結ばれることなど無か
ったはずの二人はしかし、悪しき策略により、幼くも婚姻を結ぶこととなる……。
家柄に染まることなく優しい心を持ちながら、どこか影のある、達観した雰囲気を放つ少年フレイと、恐怖に縛られながらも、懸命に前へ進もうとする、甘えたがりな少女ティリア。
様々な思いが渦巻く王城の中、歩むにはあまりにも儚すぎる二人の歩幅は、それでも、確かなもので在り続け――それはやがて、約束と願いが紡ぐ、回る舞台へと変化する。
清き公爵家の次男ライオッドが二人の前に現れた時、長きにわたり凍結していた運命が、静かに動き出す――。
古くから続く〝花の王国〟で交叉する、過去と未来と哀と愛。
――これは、一輪の花言葉が導く、淡く切なくも、優しい愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 19:52:44
154299文字
会話率:26%
主人公、赤井白兎(あかいはくと)がギャルゲーをインストールしようとした事から始まるドタバタ。
作者からの宣言 アンチハーレム宣言
リアルの世界では日頃、美少女など縁がありません。
それなのにラノベでは、主人公が美少女にモテモテで、美少
女に囲まれたハーレムな作品が流行しています。
最初は余裕で眺めていてました。
段々と腹立たしくなりました。
そのうち、嫉妬に変りました。
今では憎しみを感じます。
リアル世の中の不条理はしかたがないねと妥協しても、
バーチャルな世界のラノベの主人公がハッピーエンドで美少女ハーレムだと!
主人公! お前だけは許さん! お前こそ地獄に落ちろ!
嫉妬と憎しみの逆恨みからこの作品は生まれました。
本書の目的
作者は主人公がボコられる事を目的としています。
作者は主人公を奴隷に落とす事を目的としています。
主人公がボコボコにされ、奴隷に落ちていくのを笑ってやる作品です。
主人公がボコボコにされる事で読者様にはストレスを解消して頂く事を願っています。
読者の方への警告
主人公の苦痛挫折失望を不愉快に感じる方はブラウザーバックして下さい。
主人公がカッコ良く活躍するお話を期待している人はブラウザーバックして下さい。
心おきなくボコボコにする為、主人公は軟弱で優柔不断でオタクで変態にしました。
軟弱で優柔不断でオタクで変態な主人公が嫌いな方はブラウザーバックして下さい。
作品中にはソフトですが以下の不当不法行為に関連した描写があります。
校内イジメ、セクハラ、下半身露出、公共施設不法侵入、流血、乳もみセクハラ、謝罪強制、銃刀法違反、覗きデバガメ、DV。
上記への耐性の無い方はブラウザーバックして下さい。
主人公が一瞬オイシイ思いをした場面とかラッキーな時がごく少数ありますが、全ては作者の手によって仕組まれた陰謀です。
持ち上げておいて落す。
主人公がボコられる度に、ああ、神の手で運命変えられたんだな、と笑って頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-30 00:00:00
52732文字
会話率:32%
17歳の時、母親に殺された少年、臥旦 量介はしかし、謎の存在によって異世界転生させられた。
普通な日常を手に入れるために非日常に自ら突っ込んでいき、あれやこれやするお話。
最終更新:2017-09-24 02:48:28
89888文字
会話率:42%