侯爵令嬢アリアンナは、父侯爵を謀反の罪で処刑され、親友に王太子の婚約者の座を奪われて、追放される事になる。厳寒の雪山にひとりで放り出され、吹雪のなかで意識を失いかけた時、凍てつくような銀の髪の男が現れて言った。「俺のものになるなら助けてやろ
う」
その言葉にアリアンナは――。(アルファポリスにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 23:22:13
177419文字
会話率:54%
昔のとある国では、異常な現象が続いていた。魔物の大量発生に、地鳴りや大吹雪。それらの現象を止める術がなく、民はおろか王までもが、とうに諦めていた。
ところがある時、黄金の髪を持つ男と白銀の髪を持つ聖女が現れ、後に“幸”と呼ばれる精霊の力
を借り、その国を救った。男はその国の王に。聖女はその妃となり、国を幸せで満たすと誓う。
民は、その栄華を後世に残すため「黄金の髪を持つ男、白銀の髪を持つ女は、幸せを呼ぶ」とし、その逆を持って生まれる者は、不幸を呼ぶとしたのだった。
*§~§*§~§*§~§*
大国の王の第1子として誕生した姫:ルキナ。武芸にも勉学にも長けており、これ以上無い逸材であったルキナだが、見事な黄金の髪を持っていたせいで、近頃の天災の全てをルキナの責任と被せられる。
「私は関係ない!」
天災を押さえるために、姫であるはずのルキナは冒険者として、幸を探し求める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 21:28:28
515文字
会話率:0%
12歳のルナは、男の子を拾った。
白銀の髪と、赤い瞳を持つ男の子。
目が覚めた男の子は記憶を失っていて……。
田舎エトピリカ領主の娘・ルナと、謎の男の子の物語。
最終更新:2022-02-03 18:50:43
19847文字
会話率:41%
あまの荘の大家(代理)を務める天藤優人(てんどうゆうと)の前に落ちてきたのは、白銀の髪を持つ謎の美少女とUFO。ただ、謎の美少女はUFOから振り落とされた衝撃で記憶喪失になり、記憶が戻るまで天藤凛花(りんか)として「人間」と同じ生活をするこ
とに――
どこか懐かしい、日常×ラブコメ×SFの物語の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 00:25:53
20754文字
会話率:51%
公爵家の双子、エリウェーラとミシェエル。同じ銀の髪と正反対な赤と青の瞳を持つ二人は、非常に仲が悪かった。我儘で傲慢な妹と冷静で優秀な兄。妹は兄を妬み、兄は妹を嫌っていた。
けれど、珍しく兄妹喧嘩が勃発したある日。二人は同時に奇声をあげ、その
まま意識を失った。
目を覚ました二人は仲睦まじくなり、妹の我儘はだいぶおさまった。これで万々歳かと思われたが、その代わり兄妹は揃って奇行に走るようになってしまった。
ゲームソフトを眺めながら、「この世界だったら」と呟いた瞬間、ゲーム内の悪役令嬢に成り代わっていて!?
妹のふざけた質問から逃げ、部屋で布団に包まっていた俺。気づけば、ゲームの攻略対象に成り代わってて!?
双子の(ノンケで不憫属性を備えた)兄と(重度の腐女子でブラコンな)妹が織りなす、ドタバタ異世界学園ラブコメディー!
*なお、主人公である双子は一切恋愛しません。アオハルするのは周囲の人間だけです
*最初の方は学園すら出てきません
*一部にGL、BLを含みます
この作品はカクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 12:00:00
7980文字
会話率:23%
民衆が歓声をあげる中、中央の舞台に女性が登る。
美しい銀の髪を力なく揺らし、後ろ手を兵士に掴まれるその女の罪状は『魔女』
民とその奥に鎮座する国王の前で、彼女の最後の弁明が始まるーーー
最終更新:2021-12-14 17:31:58
2179文字
会話率:2%
乙女ゲーム『美しき世界に花束を』のヒロインである
通常ではありえない"白銀の髪"と"淡い紫色の瞳"を持っている平民出身の"リナリア"。
産まれた時から稀有な魔力を持っており、彼女は
王立の魔法学園である"カルミラ"へと通うことになるが・・・
彼女は、ヒロインとして重大な問題を抱えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 18:54:46
152480文字
会話率:61%
白薔薇の姫君と謳われるロゼッタ・ハイガーデン。
銀糸のような艶やかな白銀の髪とミントグリーンの瞳を持つ彼女は、この日を心待ちにしていたはずだった。
婚約してから早二年。ようやく婚礼を迎える事となったのだから。
真っ白な薔薇に囲まれたロゼッタ
は、いつの間にか真っ赤に染まっていた。ロゼッタはこの日を境に、一人ぼっちになってしまった。
茨に囲まれた呪われた屋敷にたった一人で暮らしていたロゼッタは、一人の青年と出会う。庭師を名乗るその青年との出会いが、ロゼッタの心を溶かしてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 16:22:30
16380文字
会話率:26%
ネム・ヤーダ。イアン・ヤーダ伯爵の次女。艷やかな美しい白銀の髪、宝石のように澄んだ瞳に整った鼻梁。儚げさを感じさせる唇。平坦なお胸に短い手足。ヌイグルミのように抱えられてしまう小柄な体躯。
魔力を持たず、それ故に病弱なる薄幸の幼女。
家族
はそんなネムを猫可愛がりして、虐待などは以ての外。皆で可愛がっていたとさ。
めでたし、めでたし。
中に悪魔よりも酷い存在。地球から転生したおっさんさえいなかったら。
チートもないし、酒もないと悲しむおっさん幼女。しかしながら他人には感知できない魔力を持っており、その力を使いダンジョンに密かに入る。そこで手に入れた次元転移の指輪。
ゲームもテレビも酒も飲めない世界は退屈だよと、こっそり日帰り旅行をすることにする。
膨大なる魔力を使い、自らを魔装して強化をして。
魔装がキグルミになったけど、そこは幼女にはまだセンスがないということでお願いします。
まずは歴戦の勇士。TOUFUの魔装を身に着けてお出かけします!
更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 19:00:00
540313文字
会話率:43%
人の内面を動物の姿として捉える魔眼を持った少年、ウォルフ。
家族にすら言えぬ秘密を抱え生きてきた彼の前に現れたのは、白銀の髪を持つ、シワシワの老婆に見える8才の少女、オトミー。
魔力を抑える眼鏡を掛けないでも、『人』として見える彼女に惹
かれた彼は、老婆にしか見えない彼女を溺愛していく。
そして、婚約者となった彼女に自分の秘密を告白した時、彼女からも、ある秘密を教えてもらうことになる。
魂で繋がる2人の少年少女。
天才の名を欲しいままにする彼らの『ほのぼの』や『てんやわんや』なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 19:00:00
105096文字
会話率:30%
美しい銀の髪に、紅玉の瞳をしたシルヴィスは、ふと立ち寄った町で、前髪で顔を隠した身なりに無頓着なおかしな少女アシュリーと出会う。
ほんの気まぐれで親切心を出した彼だったが、アシュリーは天使様だと感激して、やたらと懐いて離れない。
消極的かと思えば図々しく、素直で無邪気なアシュリーを、強く拒絶することが出来ないシルヴィス。
なんとなく共に過ごすことになってしまったが、あまり人と関わらずに生きてきたシルヴィスにとって彼女との日々は新鮮で、それなりに楽しいものとなる。
「シルヴィスさんは、私の天使様です!」
偉そうヒーロー×ポジティブコミュ障ヒロインの平和なラブコメです。
☆ムーンで完結の「魔族で魔眼な妹は勇者な兄とお付き合いしたい!」の番外編になりますが、こちら単体でも読んで頂けると思います(*´꒳`*)
毎日18時頃の更新になります。
全13話予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 19:34:43
63718文字
会話率:54%
アーデル伯爵家の令嬢イリスは幼いころに『目が合った相手の心が読める』異能に目覚めた。それはイリスの意思と関係なく本音が頭の中に流れてくるもので、イリスはいつからかあまり人の目を見なくなっていった。
そんなイリスも成人を迎え、建前の渦巻く社
交界へと足を踏み入れることになった。
口にする建前と本音の差異に疲れたイリスは壁の華となって休んでいると、ふと多くの令嬢から視線を向けられている人物がいることに気がついた。
その視線の交点を見れば、そこにいたのは白銀の髪を持つ儚げな美貌の美青年。
そんな彼を憧れの目で見つめていた令嬢の一人が彼にアプローチをかけるも冷たい態度で表情も動かさずに撃退されてしまった。
そんな彼──テオを見て人は彼のことを「氷の騎士様」と呼んでいた。
誰もがテオのことを不機嫌で氷のように冷たい男だと評したがただ一人、心の読めるイリスだけがテオの本性に気がついていた。
テオが……ただ無表情で口下手、不器用な青年だ──ということに。
そんなテオにイリスが興味本位で近づいて声をかけたことがキッカケで二人の関係は急速に縮まっていくことになるのだが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 11:30:20
11223文字
会話率:24%
「お前俺の事そういう風に見てたの?まじキモイね」
幼い頃から可愛い物に目が無く、心と身体の不一致で周りから虐げれていた少年は不意の事故で異世界に転生する。
見知らぬ部屋で目覚めた少年は声も高く、身体も軽くなっていて違和感を感じる。
「
これボク⋯⋯? めちゃくちゃ可愛いくなってる!?」
置いてあった鏡を見ると伸びた銀の髪に空色の瞳をした少女の姿になっていた。
憧れの姿になった少年は喜んでいたが再び違和感を感じ始める。
「は?これついてますよね?」
自分の身体をみて男の娘になっていると気付いた少年の元に、一人の男が血相を変えて訪れる。
「勇者様!! 王がお呼びです、直ぐに来て下さい」
「あ、え⋯⋯勇者ってボクの事ですか?」
少年は自分が王に仕える勇者だと言うことを知り、王から直々に「魔王に姫を連れされてたから魔王討伐に向かって欲しい」という依頼を下される。
「魔王討伐って⋯⋯ボク戦いとか無理ですよ?
武力皆無なので 」
「そこをなんとか頼む! 勇者ノエル!」
「あ、ボクの名前ノエルって言うんですね」
自分の名前を知った少年はノエルとして、「魔王を倒した暁にはボクをお姫様にしてくれるのなら冒険に出ますよ」と条件を突きつける。
「⋯⋯⋯⋯やむを得ない、魔王を倒したら姫の地位を保証しよう」
王から約束を取り付けたノエルは意気揚々と城を出て魔王討伐へ冒険に旅立って行った。
https://t.co/BOcktOd1E2(挿絵)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 21:56:50
108345文字
会話率:45%
月森 実季子は、IT企業に勤める28歳のOL。3人の兄達に溺愛されて、恋愛経験が皆無なのが目下の悩みだ。
ある日、実季子は不審な男に、橋の上から落とされた事がきっかけで、見たことも聞いたこともない世界に渡ってしまう。
目覚めると、目の
前には銀の髪に金色の目の、アニメでしか見た事のないようなイケメンが。あまりの美しさに目が釘付けになっていると、なんと彼の頭にケモ耳が!!彼は、私を見つめながら言う。
「月の乙女……」
はぁ?何言ってんの?ココどこなの?私、家に帰れるのォォォォォ?
アルカス・リュカ・ペラスギアは、ペラスギア帝国の皇帝だ。
真面目にコツコツと政務を行い、帝国を治める彼には深刻な悩みがある。
そんな彼の悩みを、解決してくれるかもしれない、帝国の古い文献に載っていた『月の乙女』かもしれない少女?…… 新月の夜のような黒髪、黒い瞳を持つ女性が現れた。
実季子は、元の世界に戻るため、アルカスは自分の悩みを解決するために周りと協力して、『月の乙女』を調べることに……
異世界転移、恋愛ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 20:00:00
369249文字
会話率:19%
オルゴールの中にある骨の欠片は『私の骨』 決して 無くすなよ
これからお前は 時を旅して 過去の私と出会う 私は未来の亡霊
生きている過去の私はお前の敵だ 白銀の髪をした美貌の女ケンタウロス
レグルスは少年アーシュにそう言った
魔法使い
の弟子 二本足で立ってお喋りする 犬の姿のワン子
彼の家 そのガラクタの中にあったのは宝石箱タイプのオルゴール
時の魔法のオルゴールだった
それを開いた エイルという少女 姫は バラバラとなり 時の狭間に消え
ワン子と年下の恋人 貴族で焔の魔法の使い手アーシュは
彼女を探して幾つかの時間の中を旅します
過去、未来 それから・・
魚、小鳥とエイルは様々な姿に変身 無事に彼等は探し出せるのか?
幾つかの時間 そこで幾度も 出会うのは 白銀の髪 女ケンタウロス レグルスだった
他サイトあります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 01:01:21
1499文字
会話率:40%
多重投稿 サイトにもあります・・また御話は 後編で 単発でも読めます
(と・・思います^^;)・・
前編は 「すべての事は 遥か時の彼方に・・
(前編 にやんこの大魔法使い お菓子祭りと竜の虫歯)」
小説家になろうサイトさま内 https
://ncode.syosetu.com/n1426eu/
・・・にやんこたちの時代から見るとそこは 遥か古代・・
森にすむ魔法使いの弟子の元に一人で訪ねた 白の国のエイル(エルトニア姫)
彼女は禁断の時の魔法のオルゴールに再び触れてしまい・・遥か未来・・
にやんこの王国のお菓子祭りの会場である 広場に出現した・・
知らせを受けて エイルの恋人である黒の王アーシュ(少年の姿だが・・?)と
友人でもあるアルテシアが駆けつけて・・
そして そこに・・あの白銀の髪のレグルスが 時の導き手として エイルを連れ戻す為の時の扉を
開く・・
エイルを捜す アーシュが途中で 出会ったのは・・
大魔法の暴走で 炎に包まれ 絶対絶命の猫耳つきの人間達・・ リア達であった・・
・・アーシュは そこで知ってしまう ある真実とは・・?
全ての事は‥遥か時の彼方・・伝説の中・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 18:01:38
23277文字
会話率:57%
※他サイトに貼ってます 重複投稿
みてみんのイラストhttp://15025.mitemin.net/i172353/
ファンタジー
魔法使いの弟子のわん子の家に遊びにきた 訳ありの二人
金髪の少女でお姫様 愛らしい オッドアイの持ち
主エイル(エルトニア姫)
黒髪の少年 見た目は少女より少し下アーシュ
紅い瞳目つき悪し、火の魔法を使う(彼は・・実は?)
うっかり 魔法のオルゴールを開けてしまった少女エイルは
時空の彼方に飛ばされ・・
魔法使いの弟子のわん子と黒髪の少年アーシュは 過去の時間や未来の時間で少女エイルを捜す旅をする
オルゴールの中にはいっていたのは 小さな骨の欠片
そして そこで繰り返し出会う 白銀の髪の美しい女ケンタウロス
レグルス
「わが名はレグルス・・このオルゴールの中の骨の欠片は私の骨
私は未来の亡霊 お前は これから過去の時間に旅をする
生きてる過去の時間の私は お前の敵」
時の輪がめぐり・・始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-10 18:12:44
63479文字
会話率:39%
白銀の髪に緋色の瞳をもって生まれた私。
身体能力異常と不思議な能力を持っていた。
何をしても死なない不思議な体だった。
私が生まれた日から太陽が昇らなくなり、照らすは街明かりのみ。
そのうち化け物と呼ばれるようになった。
街を追い出され
、山で暮らし始めた。
山で暮らすなんて、ほんとに化け物なんじゃないかと思えた。
「災いをもたらす化け物を殺せば太陽が昇る」
誰かが呟いた。
殺意に嫌気が差した。
感情を消した。
死にたくても死ねないだけなのに。
そんなに言うなら化け物になってあげるよ。
だから、誰か早く私を斃しに来て。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 18:36:09
36458文字
会話率:17%
少年は少女の幸せを願いました。
願いを叶える世界が、この世界に作られました。
地球のとある少女はドワーフとして生まれ変わり、
地球のとある少年はエルフとして生まれ変わりました。
彼らが幸せに生きられる世界、その魂が救われる世界へと、世界の
側が生まれ変わりました。
そんな世界のある街の、とある工房の物語。
そこには代々、エルフとドワーフが一緒に住む工房がありました。
今の当主はこのふたり。ドワーフが作り、エルフが売る。
美しい銀の髪と銀の瞳を持った彼らは、そうして日々の糧を得て、丘の上で静かに生きています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 00:01:41
18830文字
会話率:42%
「ルシアナ、今日も綺麗だね」
私、ルシアナ・ユーグレイシアの朝はこの一言に始まる。
侍従長を務める伯爵のお父様、その後継として遠縁から引き取られたお義兄様、優しく穏やかなお母様、侍女、そして王立学園に行けば、登校中から教室に入ってまで。
見てくれだけを褒められ続けた結果、私の心は荒み、荒廃し、内心やさぐれていた。
白銀の髪にアイスブルーの瞳、白くて大理石のように滑らかな肌に、細くて長い手脚とメリハリのある体。
暴飲暴食、夜更かしに偏食、何をやっても変わらないこの見た目。
いつしか私の見た目を褒める人は皆敵と思って無表情で過ごすようになれば高嶺の花ときた。
仕方がないので、笑顔で躱す癖もつけました。
そんな時、隣国からの留学生として第一王子が転校してきた。
彼はとても愛想が良く、万人に優しく、そして私にとっても救いの神だった。
「君、すっごく可愛くないね」
爽やかな笑顔で言われた言葉の裏には、彼の秘密があって……?
※感想については活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 19:00:00
29099文字
会話率:40%
アラージュ大陸最古の歴史を誇り、今なお魔力を持つ者が多く存在するアサランシア王国。その中でも魔力の高い者のみが入ることの出来る宮廷魔術師団に所属する少女、リエリア・フォン・ラードゥス17歳。
伯爵位の家系に生まれながら、7歳で宮廷魔術師団
に預けられた彼女は稀代の魔術師と呼ばれるほど強大な魔力を持ち、その強さ故に魔術師団の中でも異色であった。そんな彼女には、もう1つの顔がある。
アサランシア王国第一王子、ルーザス・フォン・アサランシアの近衛騎士である。美しい所作とほとんど変わらない表情、流れるような銀の髪から『氷の銀騎士』と呼ばれる彼女は、第一王子のお気に入りと王宮内でもよく知られていた。
強大な魔術と磨かれた剣技で国王の覚えもめでたいという、本来であればこれ以上ないほどの栄誉を与えられた存在。
だが彼女自身はそれに対しなんの感情も抱いていなかった。生きてさえいればいい。探すものが見つかるまで、死ぬわけにはいかないから。でも探し方が分からない。それを探そうという気力もない。
そんな彼女が少しずつ成長し、世界に色をつけていく物語。
※残酷描写等あります。周りは別として、本人の恋愛要素は中盤以降になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 21:16:04
131432文字
会話率:32%
面倒見が良くて、銀の髪が綺麗で、瞳が眩しくて、少し不思議な雰囲気の女性に、恋をした。
けれど、恋した相手の正体は、ニンゲンに興味津々の猫又だった。
「では吾輩、キミとつがいになろうではないか」
「は……?」
人のことをもっと知りたいと望
む彼女から出された提案は、断るには魅力的すぎて、頷くには突拍子もなさすぎて。
戸惑いながらも紡がれていく気持ちと、猫が抱いた好奇心は、なにを招くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 20:12:00
61907文字
会話率:53%