月森 実季子は、IT企業に勤める28歳のOL。3人の兄達に溺愛されて、恋愛経験が皆無なのが目下の悩みだ。
ある日、実季子は不審な男に、橋の上から落とされた事がきっかけで、見たことも聞いたこともない世界に渡ってしまう。
目覚めると、目の
前には銀の髪に金色の目の、アニメでしか見た事のないようなイケメンが。あまりの美しさに目が釘付けになっていると、なんと彼の頭にケモ耳が!!彼は、私を見つめながら言う。
「月の乙女……」
はぁ?何言ってんの?ココどこなの?私、家に帰れるのォォォォォ?
アルカス・リュカ・ペラスギアは、ペラスギア帝国の皇帝だ。
真面目にコツコツと政務を行い、帝国を治める彼には深刻な悩みがある。
そんな彼の悩みを、解決してくれるかもしれない、帝国の古い文献に載っていた『月の乙女』かもしれない少女?…… 新月の夜のような黒髪、黒い瞳を持つ女性が現れた。
実季子は、元の世界に戻るため、アルカスは自分の悩みを解決するために周りと協力して、『月の乙女』を調べることに……
異世界転移、恋愛ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 20:00:00
369249文字
会話率:19%
◆初投稿です。よろしくお願い致します。
熱砂の国に生まれた踊り子は、そのとき、死に瀕していた。生きたい、と強く願った彼女の想いを受け止め、男は言う。「遙か彼方、緑深き国で生き、お前は何を成すのか」と。
シリアス成分多めに、恋愛・ファンタジー
要素を盛り込み展開していきます。
※魔法が存在する、アラビアと中世ヨーロッパ辺りの国をイメージした架空の世界での物語になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-14 00:00:00
31922文字
会話率:52%