西暦二〇二一年に開発された、新物質創製装置アルケミック・コクーンは、医薬品から工業用材料に至るまで、人類に有用な数々の新しい物質を生み出し、国民全体の生活レベルを向上させた。
だが、開発から十一年後の二〇三二年、この画期的な装置は、科学
史上最悪の厄災とまで言われる佐岐野事件を引き起こした。装置の暴走により、佐岐野という小さな街全体に未知のウィルスがまき散らされ、数多くの死者を出したのである。日本中からの激しい非難の中、街から外へのウィルスの流出を防ぐため、佐岐野という街全体が完全封鎖された。
それから、七年が経過した、二〇三九年の夏。それまで一切の応答を示さなかった佐岐野から、前触れもなく一つのメッセージが発信され、日本中を震撼させた。メッセージはただ一文、「我々は誇りある死を選ぶであろう」であった。
生存者の存在と危機を同時に示唆するこのメッセージを受け、少数精鋭からなる救助隊が佐岐野へと派遣されることになる。その中には、佐岐野事件を引き起こしたと目される研究者・岡森誠一を父に持つ岡森琉也や、アルケミック・コクーンの開発者・天池陽輝を父に持つ天池凜佳も含まれていた。
救助隊の一行は、封鎖された七年間に異様な変化を遂げた、数々の動植物に遭遇し、翻弄される。そして、一人の少女の願いに端を発する佐岐野事件の真相を目の当たりにすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 21:50:00
133091文字
会話率:42%
大陸西北のロストール王国。その北の端に位置する地方領の町、ウラヌール。
この町は領府を中心に、碁盤目状に区画整理されていた。中央の高い尖塔が朝晩、時を告げる鐘を鳴らす。清潔で、のどかで、あたたかい心根の住人が集う町。
近年ロストー
ル王国内では『色なし』と呼ばれる、土地自体が色を失い、人はおろか動植物までもが生きる力を失う現象が起きていた。
ウラヌールもその影響で町は賑わいをなくし、人々からは笑顔が失われていた。
そんな異世界事情を知るはずもない、埼玉県に住む平凡……とは少々言えない家族がいた。
仕事運のない元占い師の父、お料理好きで細かいことを気にしないおおらかな母。本好きで、詩を書いたり歌ったリするのが大好きな、黒髪の少女。
新しい仕事先を探していた父が職安で示されたのは、羊皮紙に書かれた住み込み仕事の募集だった。
『町で、宿屋さんを営みませんか?』
家族の大切さ、友情の絆、繋がることで起きる奇跡の『力』。
主人公の少女と両親の三人が、移住先の異世界ロストール王国やウラヌールの町で出会う人々との触れ合いを通じて、様々な困難を乗り越えながら幸せを掴んでいく物語。
※ お知らせ
この作品には、過激でひどい暴力や性的表現・描写は出てきません。
しかしストーリー上必要であれば、許される範囲内で戦いや暴力表現も描きますし、性的表現を用いることもあります。
この作品は、登場人物それぞれの視点や考え方、思いなどがテーマを表現する上で重要になっており、各話ごと視点(語り手)が切り替わることがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-15 12:15:52
289424文字
会話率:27%
死にかけの青年、浦坂孝太郎。
突如、彼は光を浴び、目を開けた先には
見知らぬ土地、見たこともない動植物がいる異世界だったーー
最終更新:2018-06-08 00:41:22
2913文字
会話率:39%
主人公・大地総司は今年高校1年生になったばかり。彼は中学時代に、写真家で狩猟家の父親と世界中のあちらこちらを旅して自然の動植物を食べてきた。しかし流れ者のような生活を心配した母親の勧めで、都下にある真命高校に入学することになる。入学した彼は
早速中学からの友人・日良雀美に再会して振り回されたり、新しい変な友人・削生兵太に出会う。
父親と二人で「自然の生き物を食す」ことをモットーとしている彼は、父親の持ってくる珍妙な自然の食材を父子二人の男手で料理しなければならない。料理の腕を磨くために部活として家政部を選んだ彼は、不思議な少女・亀沢雫の導きもあって入部する。その彼を追いかけるように、王虎美奈というボーイッシュでカッコいい同級生の女子生徒が入部、何故か彼に近付こうとする。
主人公は料理の事をより深く知る為に、「進化の声」というレストランでアルバイトを始める。そこで「神が食べる料理」とまで呼ばれる料理を出すシェフ・神味刀子と出会い、厳しい指導を受け修行を続けて行くうちにそこで行われる異様な〝特別な夕食会〟を目撃する。その食事会に参加していた同じ高校の超絶世美女の同級生・龍崎由樹も彼に近づいてくる。
家政部部長・鯨海寛子、副部長・由比香美などの家政部の面々や顧問の霧咲先生など、多くの人物たちが彼の学生生活に交わったとき、彼に大きな脅威が迫る。
次々と現れる『覚醒者』、それを迎え撃つ同じ『覚醒者』の龍崎由樹と王虎美奈。
なぜ彼は狙われるのか?
『覚醒者』とは?
『覚醒者』たちが求めるものは何か?
〝料理〟という切り口を通して、欠かす事の出来ない食べ物と人の関係を見つめながら、生きていく為に何が大切なのか大地総司は知っていく。その結果彼は、人間と地球の関係の修復という重責を担う予感を得る。そのキーワードはタイトルにあり、その言葉の持つ意味に主人公は最後にたどりつく事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 00:00:00
125893文字
会話率:46%
見た目はどこにでもいる普通の女子高生、時和菜乃《ときわなの》。
彼女は何故か、動植物の気持ちが分かってしまう不思議な力を持っていた。
平凡に暮らしていた筈なのに、ひょんな事から、転生してしまう。
そんな感じの、ちょっとしたファンタ
ジーを書きたかっただけです。
よければ、見てやってください。
まだまだ初心者なので、拙い所も有りますが、大目にみてください。
できたら、頻繁に更新したいです。
誤字、脱字、不自然な点など有りましたら、申し訳ありませんがご報告ください。また、他の作品との類似点、偶然の一致など有りましたらご報告願います。改変または作品の削除をいたします。
2015.10.28
タイトルの変更です。以前の方がよろしいとのご意見が有れば戻します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 17:34:20
14252文字
会話率:52%
何もない砂漠を一人の少女がバイクに乗り、走る。
地球は衰退を続け、人間も含め、ほとんどの動植物がレッドリストへと書き込まれている時代。彼女は探す、かつてあった科学文明の跡地を。手に入れる、オーパーツを。
人類の科学の軌跡を辿りながら、
少女は1つの疑問にたどりついた。ここは本当に地球なのだろうかと。
https://ncode.syosetu.com/n4018eh/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-25 00:44:17
103319文字
会話率:28%
【オルドービスの石】
わずかに現代日本人としての記憶を持つ、男でも女でもない人間イクソシィス(イクソ)は、神を名乗る何者かによって肉体を与えられ、不可思議な世界で目を覚ます。そこは全ての陸地がひとつの超大陸を形成する広大な世界だった。
「魔学」と呼ばれる叡智の普及、大陸を覆い尽くす6階層の「昇天楼」、数多の国家や民族・動植物、そして支配者たる「空の人(アルビアン)」と棄てられた存在「石の人(カラブリアン)」。
大戦争へ突入していく世界を、戦士の使命を負ったイクソは人ならざる謎の少女アーキアたちと共に駆け抜ける。人類と地球の歴史を辿る旅の先に待つのは栄光か、破滅か、それとも……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 01:41:34
2437文字
会話率:62%
島ではなく大陸の一部であった頃。
巨大な湖の東側に陸橋になる地形があり、陸橋の半分ほどが山で形成され、その山の北半分は山岳の頂きや山腹の緩やかな斜面、山岳の谷間に溶けない氷と長い間凍結している土地で形成される。
陸橋の東側は海で北東から
南西へと流れる冷たい海流と南西から北東へと流れる暖かい海流が南半分を人や動植物の住める場所になっている。
山頂付近ではカラマツ・山腹ではエゾマツやトドマツ・山麓ではシラビツやコメヅカが生え、平野・盆地・台地ではブナやミズナラやカエデやタブノキやカシが植生している。
最南端の一部ではクスノキやシイが分布している。
中央部と西部に大きな平野があり中央部の平野は大型動物と親潮と黒潮の潮境で魚が多く棲んでいる。
西部は寒くなると北から大型動物がやって来る。
日差しが強くなったことで大気の循環が大きく変わり大気や海の平均温度が上がって氷河が溶け海面上昇が起こり大きい湖が海の一部となった。
そして、列島が形成され多様な森林を持ち豊かな四季の移り変わりのある島となったが、この気候・植生環境の変化により、大型動物は死に絶えてしまった。
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最終更新:2017-12-31 23:00:00
474文字
会話率:0%
勉学。それは、知識を得る為の行為。
魔法。それは、知識を極めた者が解明した理。
3786年の五月八日、十九時十五分。一人の人間が、勉学を用いて、宇宙の解明に成功した。
その人間の名は、谷本秀哉(たにもとひでや)。
だがその直後、地球に謎のガ
ス爆弾が飛来し、世界が紫色のガスに包まれた。
後に、このガスがもたらした三つの効果が判明した。
一つは、人間に有害な毒が含まれており、免疫の無い人間は命を落とした事。
二つは、人間以外の生き物に知識を与え、急速に人間へ進化させる事。これにより、あらゆる動植物が
人間へ進化した。彼らは人間達を忌み嫌い、人間を旧人と、自らを新人と呼んだ。
三つ目は、それまで知られる事の無かった、大気中に存在する見えざる気体ujr159の存在が発見
されたことだ。
ujr159は、それまでファンタジーの世界にしか存在しなかった魔法を使用するための代謝となる気体で
あり、生き残った人々と、人間に進化した動植物達は魔法を使用できるようになった。
世界はやがて、旧人達の領土、新人達の領土を持つようになり、二つの世界が生まれた。
そして、3800年に歴史が動く。旧人と新人による戦争が勃発したのだ。
戦争の引き金となったのは、食糧不足である。
世界に変化が起きて数年の年月が流れた頃、
動植物が人間へと成長したため、肉、魚などの食糧がなくなり、米料理のみしか存在しないのだ。
そんな生活を余儀なくされてから13年後、ある事実が解明される。
なんと、新人類は食べられたのだ。正確には、子孫のルーツが体の中に秘められている。
つまり、人間達の食糧となったのだ。
二百年続いた戦争は、突如新人類側に現われた魔王により、旧人間は敗北を喫することで終結した。
領土を失った人間達は、南方の大地を拠点とする赤国を建国した。
「敵が魔王ならば、ファンタジーの世界と同様に、勇者が魔王を倒す日は必ず来る!」
旧人類はその言葉をスローガンに、赤国を建設し、勇者を度々魔王へ差し向けた。
その活動が始まって500年。未だ、旧人類は魔王討伐に成功していない。
これは、魔法を使って繰り広げられる、世界の序列を決める大戦である──────────────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 05:00:00
14456文字
会話率:27%
葦津大和の国の右大臣大石家持は神明天帝の命により、国の歴史書を作成した。物語はアメノヒカリノオオカミ(天光大神)が天地を創造するところから始まった。
天光大神は天地を創造し、動植物を作り、最後に人間を作ったが、人間は気まま勝手に生き、混
乱を極めた。そこで、大神はスサノオを平和と統一の使命を持たせ地上に遣った。
葦津の原に生まれたスサノオは両親と平和に暮らしていたが、隣の火の国が襲来し、両親は殺され、スサノオも龍神の池に追いやられた。そこで、龍神に出会い、四人の家来の存在を教えられ、彼らと共に逆襲に出た。
戦いの中で、敵の統領をとらえてみると、見事な美人でスイレンと呼ばれる火の国のクマソ王の娘であった。二人は敵と味方だが、互いに魅かれた。
一旦は優勢な戦いも、味方の裏切りに会い、スサノオたちは再び龍神の池に逃げ込んだ。そこで、龍神にスサノオは「修行が足りない、南に行け。様々な経験をし、人に出会い、実力をつけて、戻って来い」と命ぜられ、龍頭の剣を与えられた。
旅の途中で、スサノオはクマソ軍との戦いで負った傷がもとで命を落とす。息子のタケルがスサノオの遺志を継ぎ、一行を連れて、旅を続けた。
途中、山中で大熊に出会うが、タケルは龍頭の剣で倒した。その後、山の民のソウボク村に入り、そこで、弓の技術と戦法を習う。更に、大鷲と大鷲使いを家来にする。
次に、海の民の住むオオナギ村に入り、海賊を退治する。タケルは村長の娘モクレンに一目で惚れ、妻にする。オオナギ村の村長に、四つ足の牛ぐらいの大きさの動物を飼い、牛を放牧して生きている高原の民の住むソウボク村の話を聞き、興味を持ち、旅に出る。
ソウボク村の民はヤマタノオロチと呼ばれる大蛇に苦しめられていた。タケルは大鷲たちと共に龍頭の剣で立ち向かい、大蛇を倒した。その後、ソウボク村の大岩から「仲間と葦津の原に帰れ、そして、火の国を追い返し、更に、火の国を亡ぼせ」と命じられ龍頭の冠を頂いた。
今や、矢の技術、戦術、馬、それに龍頭の剣と冠を得たタケルは大勢に増えた家来と共に故郷に向かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-18 11:57:11
133775文字
会話率:40%
此処とは違う世界、異世界。
そんな御伽噺やラノベの舞台となるような世界が実在するらしい。
夢か幻か…魔法が実在し魔物が存在する世界。
天界と魔界が存在し、その争いの為に生み出されたと言う現界という世界が広がるとか。
そんな世界にて生み出
されるダンジョン。
ある目的にて魔界の住人達により生み出され運営される、この世の地獄なのだとか。
そんなダンジョンには魔物より得られる素材、ダンジョンに生息する希少な動植物や鉱石類が存在するのだとか。
また、ダンションに生み出されし宝箱からはダンジョン以外では得難い希少な武具やアイテムも得られるらしい。
そんな代物を求めて、今日も探索者達がダンジョンを訪れ探索を進めているのだと言う。
そんなダンジョンを管理せし者をダンジョンマスターと言う。
彼の者はダンジョンに呼び出されダンジョンを創り出し管理する者なのだとか。
そこへと呼び出される者は厨二なる力を秘めし厨二病を発症した者達なのだと言う。
日本…彼の国に住まう中二なる者達は厨二力を秘めし者なのだとか。
その厨二力を秘めし厨二病なる中二の者を今日もマスターとして召喚し…物語は始まる、らしい…
※本作品は他サイトにて掲載された小説を、なろうサイトように書き直しているものです。
完全不定期にて気が向いた時にしか執筆しませんので御了承願います。
☆作者はシフト制の仕事に就いており夜勤もありますので執筆できない可能性が多々あります。
また病気を持っており寝込む可能性がありますので御了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-27 16:16:06
16241文字
会話率:20%
高い丘にある町ではすべてが生きている。人、動物、植物、建物、道具、魔法。
すべてが、すべてと生きている。そんな町。
崖の下にある村では希望があった。たとえ光が射すのが三時間だけでも丘にはない美しい動植物がいる。
少し不便でも希望のある村。
丘の町と森の村の間にある大きな大きな崖の中腹に住む少女。
これは、正反対のようで似ている丘と森をつなぐ17歳の少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 13:48:00
3572文字
会話率:50%
「気が付いたら見知らぬ土地に居た」
唐突に飛ばされた先で待っていたのは見たこともない動植物。金も家もスマホも失ってあるのは可憐な女の子の身体のみ。
夢か現実か未だはっきりしない曖昧な世界の中で、今日も主人公は走り出す!
そして転生した先
で出会った美人お姉さんとなんやかんやで一緒に旅することを決意。
道行く魔物たちとの戦いで着実に実力をつけながら、世界淘汰を果たす旅に出かけるのだった。
<性転換系異世界ファンタジー>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 23:12:49
218540文字
会話率:27%
ここは、雷・風・大地の3大神によって、豊かな自然と生物、きらびやかな海が守られ続けてきた”バッファル島”。かつて、この島で絶滅した動植物や絶滅危惧種に指定された動植物は存在せず、恐竜や翼竜、首長竜や魚竜なども生きている。そして、森林は大昔
のままで残っている。さらに、古代からこの島だけに住む”レジェンドモンスタ―”は自然の力を使い、人々を守り続ける個体がほとんどであったが、神として拝まれれたり、伝説にされたり、人を襲ったりする個体も多々存在した。
しかし、ある日、何者かによってこの島を守る3大神の石像が壊されてしまったのである。これより、森は枯れ、生物たちは死に、悪天候でもないのに海は荒れ、さらには、島の秩序までもが乱れ始めたのであった。
これは、島に住むとある3人がこの事件の真相を追う謎解き&冒険物語である!
コチラの番外編シリーズも宜しくお願い致します→https://ncode.syosetu.com/n1817dy/
この物語には続編がございます→https://ncode.syosetu.com/n1238eg/
【2017年 09月06日 17時26分にて当小説は完結いたしました】 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-06 17:26:11
72774文字
会話率:37%
幾姫(イクツヒメ)の予言。それはこの世界のすべて。どこからともなく囁かれる噂は人から人へ伝えられ、正しい解釈がされないまま、ひとつの一族を滅亡へと追いやった。草木を操り、動植物の声を聴き、土を味方にする一族の姫として誕生した亡国の少女は、や
がて大きな戦禍に巻き込まれることとなる。そして真実となってその歴史を型どっていく彼女を手に入れようと、若き頭領達の嫁争奪戦が始まっていた。(逆ハーレム×和風×夢小説)
※本作品は、別サイト「Fancy Field」にて掲載した作品を小説家になろう用に編集したものとなります。
※この作品は別サイト「Fancy Field」にも掲載しています。
》》 https://fancyfield.net/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-28 23:05:54
17192文字
会話率:39%
薬師をしている村の娘かすみは、村の掟で禁じられている山へ薬草摘みに入る。
山は恐ろしい鬼たちが住まう危険な場所とされていたが、
かすみの出会った鬼は無口で心優しい青年だった……。
※和風ファンタジーです。
なるべく毎週更新したいと思って
います。長編ですが、お付き合いいただけたら幸いです。
※薬効、治療、動植物生態等は想像で書いたところもあります。予めご了承ください。
(ご指摘があれば、話の流れに沿う範囲で正しく修正したいと思っています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 21:00:00
100547文字
会話率:23%
賞金。
それは賞として与えられる金銭のこと。
どんなものにも賞金が懸けられている世界があった。人は勿論、物や動植物に情報、それに場所までにも賞金は懸けられている。
そして、その賞金を糧に生活している者達がいる。
そんな人間をこの世界では
風人(かぜうど)と呼ぶ。由来はその仕事柄、一カ所に留まることがなく、風のように流れて生活しているかららしい。
賞金を換金する為の換金所はどんな場所でも存在し、それが風人という職業の一般化を証明していた。
風人にはそれなりの戦闘能力が必要とされる為、戦道と呼ばれる力を備えている。戦道は武器を媒体とした能力で、媒体としている武器は剣や刀、それに斧など、人によって様々である。
風人の間では憧れであり、伝説となっている賞金がある。それは幻天地と呼ばれている賞金地だ。
幻天地にはすべてが存在しうると言われている。しかし、その名の通り誰ひとりとして見たことがない幻の地で、本当は幻天地など存在しないと言う人さえ出てきている。幻天地に憧れて風人になる人も少なくない。
本当に幻天地に辿り着くことができれば、神になることさえも可能と言われている。
幻天地―――――そこはまさに神の領域なのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-21 08:00:00
88215文字
会話率:64%
神の中で一番新しく幼い女神エリッサが「エリッサ的に」地上の酷い状況に憤慨し、他の神々の力などを借り「ちょっとだけ手出しする」事になり、星に住むものからすれば天災の様な出来事が発生する。
世界各地から色々な生き物や動植物が忽然と消えてしまい元
々あった大陸や島国では大混乱が起きるまでの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-07 18:00:00
15292文字
会話率:43%
趣味は、野山で泊まり込みの動植物観察。小さな花屋『LUCCA botanical life』で働く25歳の男、加賀一徹。
そんな動植物マニアの彼は、ある日山中で熊と遭遇し、必死に逃げ回る内に霧に包まれた。そうしてポツンと建つ、ある民家へ辿
り着くのだが…。
【挿絵が非常に多いです、苦手な方はお気をつけください】
☆更新はゆっくりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-01 10:53:29
476941文字
会話率:42%
動植物、そしてそれらを模したような姿の生命体「パートナー」が暮らす世界。人はパートナーの力を借りて、魔法や生活を豊かにしていた。
そんな中、ランという国の内戦中に記憶をなくした元兵士「エスト」は、南東のユキシアの国に存在するパートナーや
その契約者を取り締まる組織「スタント」と関わることによって、失われた記憶や自分自身の存在について踏み込んでいく。
(以前書かせていただいておりました物語の書き直しになります。稚拙な文章ではありますが、感想や何かありましたら是非お気軽にコメントをくださると幸いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-24 17:14:32
5725文字
会話率:39%