西暦二千百二十二年。
ひたすらに他国を取り込み続け成長するフォルン公国とイヴァンディア連合国は数十年間戦争を続け、その中で軍需産業が国すら動かせるほどに成長していった。
そんな世界の中、クローン技術と遺伝子操作のおかげで兵士が大量生産出来る
ことに気づいたフォルン公国は、神経に直接接続できる兵器を扱うクローン兵士を多用し始めた。
だが、中にはその条件を満たない不良品もおり、彼らは価値無し(ノーバリュー)と名付けられ、殺処分行きになっていた。
そんな彼らを処分する廃棄処理課に勤める結城涼真(ゆうきりょうま)は勝手に作られて勝手に価値無しと呼ばれる彼らに不条理を感じ続けていたある日、結城涼真の勤めている工場の親会社であるF(ファースト)ギアーズのCEOの息子である安部海斗(あべかいと)がとある提案を持ち込み……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 23:57:35
333788文字
会話率:55%
男爵家の娘ながら他国人を祖に持つファナは、家の評判の為、古くからの家柄の貴族へ嫁ぐことを目指していた。他国人の血が濃い彼女の一族は、あおざめたような肌と奇妙なあきらめきの瞳をしており、貴族内でも浮いた存在だったのだ。
不作と貿易失敗で借
金まみれの貴族へ、借金を肩代わりする条件で嫁ぐことが決まり、ほっとしたのも束の間、突然婚約を破棄されてしまう。
間を置かずに、今度は王家から、王子のロートへ嫁ぐように命ぜられた。殿下は式典やなにかにもほとんど姿を見せず、悪い評判の絶えない人物だ。ファナが宮廷へ参じると、そこには『子どものような』ふるまいをする殿下が居て……。
©2024 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 14:02:56
54680文字
会話率:43%
烏摩(からすま)煌夜(こうや)は東洋の倭(ヤマト)の出身の魔導工兵であった。
開国後、西洋のアングロ・サクソン連合王国と同じ島国で少し違いはあるものの同じく連邦国家であることで意気投合して同盟関係になったことで煌夜は朝廷の命令で他国の魔導工
兵がどのようなものなのかを知るためにアングロ・サクソン連合王国に入国する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 10:00:00
50732文字
会話率:43%
転生前の知識を使って、他国を支配し帝国へ成り上がろう的な話
最終更新:2024-08-23 20:09:40
3526文字
会話率:0%
わたしはユザール国、国王補佐を務めるジーナ ヴィルヘルム。
わたしが恋した人は屋敷務めの使用人のライアンでした。
ライアンは今、諜報員として他国へ派遣中の身。
彼とは定期連絡で1年に1度しか会えず、様子を見に行って貰った友人からは女の影が見
えたり見えなかったり。
公爵令嬢として身分違いの恋だと知りつつ、諦められない恋。
相手も好きだと思わせる行動をとるものの、身分と立場を盾に、幼馴染み以上恋人未満の関係を貫こうとする。やきもきした気持ちを胸に秘めながら果たして恋人以上の関係になれるのか。
ほのぼのと葛藤している様子を楽しんで頂けたらと思います。
『謎解きは美術品の前で』の余談編。
本編を知らなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 06:19:18
8484文字
会話率:25%
召喚された神子は、ある日他国の神子と交換されることになるが…
*2010年頃に個人サイト『灰色スペクトル』にて掲載していた小説です。
情報や言い回しの古さは何卒ご勘弁ください。
最終更新:2024-08-18 06:41:31
4107文字
会話率:32%
8月15日の終戦記念日と日本の平和憲法に関する議論を中心に展開しています。日本は「敗戦」ではなく「終戦」としてこの日を記憶し、戦後は連合国の影響下で平和国家として再建されました。憲法第9条に基づく「平和憲法」は理想と現実の乖離があり、他国に
防衛を依存する矛盾を抱えています。現代の日本は防衛力強化の必要性を認識し、ウクライナの教訓を踏まえた自立した防衛を模索しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 01:42:05
1268文字
会話率:0%
「冒険者のお客さんが、伝説のアイテムをお買い上げやっ!」
冒険と商売の街「オルメディア」。
世界有数の大都市であるこの街は、他国から訪れる行商人達と、良い品を出来るだけ安く手に入れたいと願う冒険者達の姿でにぎわっています。
そんな熱気あふ
れるこの街で、元気で陽気な赤ずきんの女の子が、今日も楽しく「伝説」のアイテムを叩き売るっ!
個性あふれる(?)お客さんと謎の美少女が織り成す、ほっと気が抜けるストーリー集です。
※本作は、カクヨムでもお連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 07:33:45
200861文字
会話率:44%
68年前、巨大な██が空から飛来し大地に突き刺さった。東京の空を覆うそれは、日本を象徴する入り口のないオブジェクト。
48年前、突如として██は火を吹き足元の東京を焼き払った。全世界で謎の███が降り始め、█に触れた者は、内部から身体を██
させる奇病に罹ってしまう。奇病「████病」は人体構造を破壊していき、死して生きる怪物「████」を生み出した。
その時、窮地に瀕した人々に救いをもたらすように、██に突如入り口が現れたのである。
██内部は巨大な無人都市だった。日本国臨時政府により██は「█████」と呼称されることになり、█████移住計画と称し、限られた生存者の避難を実施。
その後、米国の傀儡であった日本臨時政府を█████内部で革命派が解体。存命他国に圧力をかけ、日本至上主義とする排他的政治体制に変更、立憲君主制を採用し、██が一部特殊な行政権を持つ新国家が樹立された。█████の存在を根幹として成るその国を「█████████」と名付ける。
そして現在。█████の天盤上には巨大な都市が形成され、空には電透クロゲファルの分割式鎖状幕が降ろされた。███の脅威から逃れ、この国で安寧の暮らしを得た人々は皆、██人と呼ばれる。
対して█████の下に広がる旧地、かつて日本国だったそこは、████の彷徨う死の大地、██である。取り残された██人は、いつか救いが訪れると信じ過酷な生活を続ける。
45年前、██政府は██残留者を全て汚染者とみなし、█████████法を敷いて██人受け入れ拒否の姿勢を示した。新国家樹立当時、反対思想の国民によりクーデターが勃発、混乱を収めるため政府は、武力行為に与する国民全てを██に追放し強引な思想統制を行った。これが現代でも行われる█████、通称「██落とし」の始原である。
そして、今ここに、不運にも██落としを受けた一人の男がいた。冬崎███である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 19:00:00
179944文字
会話率:45%
没落した令嬢エミリア。国内に居場所を失くし他国を目指す途中で、追放された元王子を言葉通り森で拾う。
孤独と心の傷を抱えたエミリアだったがそれは元王子シュリオンも同じ。
心を通わせ合った二人が、理不尽な運命に抗いながら、成長し生き抜く話。
――私は私を知る旅をする。あなたと二人。
◇◆◇
短編の長編化。短編では日間一位。
(序盤はあまり変わらず、旅辺りからじっくり加筆、後半は大幅に改変。イシュハルパートや学園生活など増し増し)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 18:30:41
124150文字
会話率:46%
没落した令嬢、エミリア。国内に居場所を失くし、他国を目指す途中で、追放された元王子を言葉通り森で拾う。
孤独と心の傷を抱えたエミリアだったが、それは元王子シュリオンも同じ。
心を通わせながらも互いの道が交ることはないだろうと思っていた二人が
他国で協力関係になり、結びついていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 15:13:49
31403文字
会話率:46%
とある屋敷のメイドとして雇われた稀代の天才少女、最強のメイド、天ヶ瀬月夜(あまがせつくよ)。
「私、なんでもできますから」
掃除をすればどんな絶景よりも光り輝く景色ができ。料理をすれば他国の王が億という額を積んででももう一度食べたいと
懇願するものが完成する。身体能力も超人級。しかも老若男女から告白を受けるレベルで容姿端麗だ。
そんな彼女はある日、屋敷の地下の掃除を自ら進んで担当した。掃除を進めていくと、やがて一つの奇妙な壺を発見。
……えい。
好奇心のまま、触れてしまった月夜。突然目の前が光り輝いていく。
……目を開けると、そこは原っぱだった。見渡すかぎりの原っぱ。
どうやら、異世界転生してしまったらしい。やってしまった。
さぁ、流石に異世界では通用しないでろう、天ヶ瀬月夜。
しかし、彼女の強さはもはや人智を超えていてどんな問題も解決してしまい――!?
何でもできるクールなメイドさんがいろんなお手伝いをする、ほのぼの?異世界ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 14:23:02
7644文字
会話率:44%
現在日間総合ランキング1位、拙作短編「お前を愛することはない、だと?」の続編です!
アシュバートン王国の王妃の座を円満に辞して、晴れて自由の身となったロザリア。彼女は外国に赴任している外交官テオドロスと再会し、想いを確かめ合って再婚する。外
交官夫人となったロザリアは夫にべたべたに溺愛されながら、いつものように古書店に赴き知的好奇心を満たす日々を満喫するのだった。
しかし稀代の政治家であり、好奇心旺盛なロザリアがそう大人しくしている筈もなく。他国の政治問題に巻き込まれたり、円満な筈のアシュバートン国王夫妻に泣きつかれたりと、まだまだ引退には早いようです。ラブラブ夫婦が色んな意味で大暴れする、ハッピーエンドラブストーリーです!よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 18:29:27
192811文字
会話率:45%
天使のように美しく、悪魔のように狡猾なシャロン。そんな彼女に一時、婚約者のフリを頼まれた幼馴染のセドリック。シャロンに振り回され共に過ごす内に、彼はだんだんと彼女に惹かれていく。だがセドリックもよく知る通り、計算高く狡猾なシャロンとの偽装婚
約は彼の知らない秘密があった。最後は当然ハッピーエンドです!どうぞよろしくお願いします!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 23:06:30
18990文字
会話率:48%
夜の国――
かつて神話の時代。醜き争いにより太陽を失い、永遠の暗い夜に閉ざされたこの国には、他国より罪人が流されてくるナナシの港が存在していた。
荒くれ者が多いナナシの港で愛犬とともに夜警を名乗り、治安を守っているニラムはある日、他国から追
放された一人の少年を拾う。
これはナナシの港を舞台に繰り広げられる、少女と愛犬と仲間たちの日常を書いたお伽話。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。
※ノベルアッププラスでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 17:50:54
29049文字
会話率:46%
カナダの大学の経済学で 取り上げられたそうだ。
日本の貧困者は薬物もやらず、犯罪者の家族でもなく移民でもない。
教育の水準が低いわけでもなく、怠惰でもなく勤勉で 労働時間も長く、スキ ルが低いわけでもない。
世界的にも例の無い完全な
「政策のミス」による 貧困だと。
上記の一文は出典が不明なので、実際にはなかったのかもしれません。
ですが、頑張っても頑張っても日本が30年間デフレが続いて成長できず、その間に他国に追い抜かれているのは事実です。
しかも、実質賃金は-24ヶ月以上とリーマンショックを超えて最長。デフレからスタグフレーションに移行しかけています。
最近物の値段が上がって生活が苦しい。そんな人も多いと思います。
どうしてこんな事になったのか。
私はザイム真理教に全ての原因があると考えます。
その理由を、ご説明します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 13:20:53
12569文字
会話率:3%
しがないサラリーマンをしていたユウリは、勇者として異世界に召喚された。
そんなユウリに対し、召喚元の国王はこう言ったのだ――『ニセ勇者』と。
召喚された勇者は通情、大いなる力を持つとされている。
しかしユウリが所持していたスキルは、初級魔
法である【ファイアボール】。
そして、【勇者覚醒】という効果の分からないスキルのみだった。
多大な準備を費やして召喚した勇者が役立たずだったことに大きく憤慨した国王は、ユウリを殺処分しようとする。
それを知ったユウリは逃亡。
しかし、追手に見つかり殺されそうになってしまう。
そのとき、【勇者覚醒】の効果が発動した。
【勇者覚醒】の効果は、全てのステータスを極限レベルまで引き上げるという、とんでもないチートスキルだった。
チートスキルによって追手を処理したユウリは、他国へ潜伏。
その地で、冒険者として生きていくことを決めたのだった。
※TS要素があります(主人公)
※他の投稿サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 18:13:10
100752文字
会話率:31%
イレスダートの聖騎士ブレイヴは王命により、北の敵国との国境にある城塞都市で戦っていた。
ほどなくして彼のもとに訪れたのは王女レオナ、彼女はブレイヴの幼なじみであり竜族の末裔であった。側室の子として王宮の片隅で暮らしていたレオナを傍で守ること
、それが国王アナクレオンが課した命令、いや願いなのだと王女の傍付きは言う。同じ頃、王都マイアで暗躍していた元老院によって、ブレイヴはイレスダートを追われてしまう。
他国へと落ち延びて祖国イレスダートへと戻る道を模索するブレイヴと、同じ竜族との干渉によって自らが宿した竜の力が徐々に強まってゆくことを自覚するレオナ。
数奇な運命がふたりをあるべきところから遠ざけてゆくーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 20:13:39
936363文字
会話率:44%
ダリアは悲劇の中にあった。
結婚があと三ヶ月と迫ったとき、すっかり準備も整えているというのに、婚約者が浮気をし、その浮気相手に子供ができたというのだ。そして婚約破棄を言い渡されてしまう。
ただでさえダリアは、五歳の時に母を愛人に殺され、
十三の時に後妻と折り合いが悪く家を出て他国に渡り医術を身につけるものの家の都合で帰国。故郷の国では異国の医学など、と低く見られておりダリアは医師として認められず、その道は絶たれた。やっと幸せな結婚ができると思った矢先の出来事だった。
失意のダリアは宮廷医の元へ嫁ぐことになるが、バロウ家を取り仕切る大姑はダリアに冷たくまるで嫁扱いはされない。夫であるリュシアンは仕事に追われているのかなかなか姿を現さず、いざ会えばダリアを罵るような発言をする始末であった。
しかし、ダリアは負けない。
悲劇など吹き飛ばすように生きてきて、これからもそうするつもりなのだ。
黒いドレスを身に纏い、黒く長い髪をたなびかせるようにしてツンと澄まして歩き、その鋭い眼光と人を見通す鋭い眼差しで、数々の悲劇と闘っていく。
そう、ダリアには悲劇など似合わない。
※この作品では差別的な言動、シーンがありますが、フィクションであり、舞台となっている国とその年代の社会背景によるものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 18:47:05
176911文字
会話率:57%
わたくし、フィオーナ・ガトワールと申します。魔物の脅威にさらされる毎日はもう嫌なので、他国に嫁ごうと思います!
でも、その他国では他の驚きが沢山?! あるようなないような……。
そんな話です。
最終更新:2024-07-21 22:39:07
8986文字
会話率:35%
ヒロインと悪役令嬢。
二人は互いに転生者。
悪役令嬢は他国の王太子にプロポーズをされて他国へと移住する。
死亡フラグ回避成功。
一方、ヒドインことヒロインは……。
最終更新:2024-07-18 17:30:00
6814文字
会話率:7%
本格巨大ロボット小説! 部隊が隠密で移動中に他国の軍隊と遭遇するお話です。
架空世界の舞台や軍隊、メカなどの設定を楽しんでいただければ幸いです。
最終更新:2024-07-18 10:36:17
2529文字
会話率:42%