金河領には、”錦さま”と呼ばれる土地神様がいる。100年に一度、成人を迎えた選ばれし娘が、領の安泰のために錦さまのもとへと奉納される。”姫巫女さま”と呼ばれる娘である少女と、その少女に恋をした少年のお話。少女の誕生日の日、叶わぬ恋をした少年
が少女に贈ったものとは?ほんのり和風。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-15 22:22:14
8308文字
会話率:38%
不思議な力を持った、黒色の双子の物語です。
彼らは生まれ持った色が呪われた色だとされ、幽閉されて育ったが、ある日外へ出ることができ、そこから二人の冒険が始まります。
最終更新:2015-11-14 00:18:29
11175文字
会話率:44%
桔梗の野で、青年はとある女性と出会う。――生きる世界が違う。何も興味のなかった彼に芽生えた想いとは……。
最終更新:2015-11-11 21:31:11
8852文字
会話率:43%
父は、珍しいものが好きだった――。少年が心奪われたのは、青い瞳と淡紅色の鱗を持つ美しい人魚の娘。彼は少女を「珊瑚」と名付け、様々な物語を読み聞かせた。やがて少年は、言葉を覚えた珊瑚と心を通わせていくけれど……。
少年が願った、ふたりの物語の
結末とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 23:23:20
3510文字
会話率:28%
時は古墳時代。応神天皇の御子・大鷦鷯(おおさざき)は自ら命を絶つため、難波へと足を踏み入れた。しかし、そこで出逢った「赤玉媛」と名乗る半神の女神の手により、終焉を迎えるはずだった彼の運命は、大きく狂い始めることとなる。それは、果たして「最善
」か「最悪」か。祖父が受けた呪いにより、人の<闇>に怯え続けた少年は、破天荒な女神に振り回されながら、否応なしに政争へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 15:41:02
18331文字
会話率:33%
都の片隅で、ひっそりと身を寄せ合って生きて来た「若君」と「笹」。しかし、春の嵐が薄紅を散らす頃、ふたりの静かな別れのときはやって来た――。※この作品は、桜アンソロジー参加作品です。
最終更新:2014-12-26 23:13:02
2924文字
会話率:25%
桜のイメージで書いた短編小説です。
解釈はご自由にどうぞ。
最終更新:2015-11-10 00:05:20
2469文字
会話率:6%
ヒトも妖(あやし)も精霊(しょうりょう)も生きて住まうが、一神教故迫害の歴史も長い『東國(あずまのくに)』。このちっぽけな島國には、生者と死者の二界を繋ぐ楽器『妖音の月琴(あやねのげっきん)』を自在に繰る『妖の繰り手(あやのくりて)』と呼ば
れる白装束の音曲師(おんぎょくし)が居ると言う。この國で連綿と伝えられる、御伽噺(ウソ)のような現実(ホント)の話。何故現実と言い切れるかなんて、答えは簡単。えらい事不本意だけども、あたし自身が7代目の『妖の繰り手』だでな。
これは、口調も行動もすこぶる乱暴で露出度物凄く低い恰好した音曲師と、その相棒で見た目と実情とのギャップがとてつもなく残念な化け月琴が繰り広げる、シリアスとコメディとをごっちゃにした東國道中記(偶に長期滞在記)です。
※妖怪も幽霊も迫害荒事どんと来い!な内容なので、苦手な方はお気を付け下さい。R-15は念のため。
※本作は、自サイトにて掲載中のモノの加筆修正版になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-09 17:56:47
15109文字
会話率:59%
平凡な生活を送っていた1人の少年の日常は、「妖怪」という存在と接触したことによって崩れ去った。しかし怪異との接触で得たものは、少年を動かし、やがて彼の運命を変えることとなる...
処女作ですので指摘などはお手柔らかにお願いします。
最終更新:2015-11-08 22:12:28
7666文字
会話率:52%
私が出会ったのは、死んだ恋人に瓜二つの女性だった。
※高校時代、文芸同好会の活動で文芸コンクールに応募した作品を改稿したものです。
最終更新:2015-11-07 22:58:03
4285文字
会話率:37%
両親はおらず、二年前に共に暮らしていた祖母を亡くして以来、村はずれにある森の入り口でひとり細々と平和に生きてきた。だが、ことはの十八歳の誕生日にそれは覆される。この世に存在する人あらざるもの達、妖《あやかし》がことはのことを、襲ってきたのだ
。そして、ことはは石にに封じられていた悲しい目をした妖《あやかし》の青年と出会う。その出会いから、運命の歯車は回りだした。 [以前別サイトで修正前の小説を載せていたことがあります]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-05 00:00:00
118801文字
会話率:34%
これは名前を呼び合うための物語。
少年は薄暗いの森の中を必死に走る。幼いころからずっと一緒だった妹が雨乞いのための生贄に捧げられるというのだ。草木をかき分けて少年は懸命に走る。
"あなたか妹に何かあったら、西の森へ向かいなさい
。あなたが本当に必要としていれば仙人様が助けてくれるから"、と残した母の言葉にすがって前へ前へと足を走らせる。
日の光も立ち入らない深い森の中、少年はごく粗末な庵を見つける。そこに現れた母が言うところの仙人様は庵の屋根に座っていた。
屋根に座っている人物はゆったりとした道士服を身に付けている。盛春の青空の一角を切り取ったような鮮やかな青。腰までありそうな長くてつややかな髪は、深い森を思わせる濃いめの緑。装いばかりに目がいってしまった少年が目にしたその姿は、まだ十台半ばほどにしか見えない少女そのものであった。
かくして少年と道士服の少女は出会い。少年の妹を助けるために二人は奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-04 21:15:44
16853文字
会話率:49%
少年は薄暗いの森の中を必死に走る。幼いころからずっと一緒だった妹が雨乞いのための生贄に捧げられるというのだ。草木をかき分けて少年は懸命に走る。
"あなたか妹に何かあったら、西の森へ向かいなさい。あなたが本当に必要としていれば仙人
様が助けてくれるから"、と残した母の言葉にすがって前へ前へと足を走らせる。
日の光も立ち入らない深い森の中、少年はごく粗末な庵を見つける。そこに現れた母が言うところの仙人様は庵の屋根に座っていた。
屋根に座っている人物はゆったりとした道士服を身に付けている。盛春の青空の一角を切り取ったような鮮やかな青。腰までありそうな長くてつややかな髪は、深い森を思わせる濃いめの緑。装いばかりに目がいってしまった少年が目にしたその姿は、まだ十台半ばほどにしか見えない少女そのものであった。
かくして少年と道士服の少女は出会い。少年の妹を助けるために二人は奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-07 19:10:56
11293文字
会話率:49%
女が身に「心獣」を飼う世界。女は獣の「檻」。「檻」を開くのは「鍵」である男------『母』を殺され、銘炎国第一皇女という望まぬ地位を手に入れた白縫は、復讐を誓った。あの時死んでしまった心を動かした唯一は、『母』の息子。
最終更新:2015-11-04 00:23:00
8676文字
会話率:29%
――烈風に 花弁謳うは 誰ぞ歌か
踊り落ちるか 風が拐うか――
大正浪漫モチーフ、和風ファンタジー。
是は、全てを無くした可哀想なあの子に
愛を報せる為の戯れに過ぎないのだ。
最終更新:2015-11-01 23:57:21
10641文字
会話率:56%
皿屋敷、とはどのような話であっただろうか。
最終更新:2015-11-01 09:54:27
1410文字
会話率:0%
神社の息子である双子の幼馴染、超能力を持つ親友、占術師の幼馴染その2、本職は魔王らしい隣りのお兄さん、過保護で時々意地悪な三つ子の兄と妹。そして『安栖』という異形の一族である僕の家。そんな僕達の物語。
※基本視点は主人公。他視点はの場合
はタイトルに名前。
※『断章』は短編に近い話ですが、本章に繋がるまで気長にお待ち頂けると有難いです。『断章』は視点が様々です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 19:00:00
80662文字
会話率:34%
人とは違い、長い時を生きる鬼。彼らの世界ではその魂や気が「サレ」という不思議な力を持つ石となる。役目を終えるとそれは消えるが再び彼らへと巡り、恵みをもたらす。そして鬼達もまた、やがては石へと還り巡る。そんな彼らと「サレ」にまつわる物語。基
本的に短編集。世界観はすべて同じですが、時間軸は違うかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-13 00:00:00
8238文字
会話率:17%
妖怪を寄せ付ける体質を持つ、正岡一族。
これはそんな正岡達と妖怪達が織り成すほのぼのコメディ。
短編集です。
主役は正岡さんの時と、妖怪視点の時、第三者視点があります。
最終更新:2011-05-05 21:17:20
75061文字
会話率:39%
記憶をなくしていく記録師の、旅の記録。
現代寄りの伝奇モノです。
pixivにも同名で投稿しております。
最終更新:2015-10-29 23:37:48
28971文字
会話率:61%
時は、文明が殆ど忘れ去られた時代
かつての都は森に還り、神々が再び世を治める時代
死にかけだった青年の柱は、今際の際でとある女性の声を聞く
「その体をワシに貸してはくれまいか?」
それから数年、妖使いとなった彼は、美しくも残酷な世界に足を踏
み入れてゆく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-28 14:22:37
1005文字
会話率:14%
主人公の高校2年生、御所院龍佳(ごしょいん りゅうか)は夏休みに京都の実家に帰省する。そこで迎えた8月16日の五山の送り火。
龍佳は京都御所の中に祀られている小さい神社に供え物をすると、突如彼の目の前が光った。
する
と、目を開けたそこには着物を着た自分と同い年くらいの少女が立っていた。後に少女は龍佳の先祖という事がわかり、同じ屋根の下で暮らす事になる。
しかしその少女にはある目的がありこの世界に現れた。
掟を破りその償いをするために・・・
自分の気持ちをうまく表現できない、ツンデレ幼馴染みに世間の影として生きる皇室の少女に囲まれた青春ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-27 19:35:44
31890文字
会話率:63%
五歳で両親を心中で亡くしてしまった優は、葉月さんと透さんという素敵な夫婦に引き取られる。二人の間に涼太という赤ちゃんが生まれるが、葉月さんは赤ちゃんの命と引き換えにこの世を去ってしまう。透さんは悲しみのあまりに車で事故を起こしてしまい、脳死
状態に。ああ、また大切な人を亡くしてしまうの…?もう、亡くしたくない!涼太くんは私が姉として守る!こうして優は涼太に真実は伝えずに、姉として生きてきた。しかし、大学生になった涼太の様子が最近おかしい。もしかして…反抗期!?いや!嫌われたくない!!しかし、涼太はもっと別の事で悩んでいた…。嫌われないように必死で努力する優ちゃんと、優ちゃんが好きという事を自覚してしまった涼太くんの、勘違いラブコメ(時々シリアスかもね)物語です。
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注意
義姉弟モノです。涼太くんは優ちゃんを本当の姉だと思っているけど好きになっちゃって悩む…。的な設定です。苦手な方はご注意ください。あ、あと未熟者なので、誤字や間違って解釈してるものなどがありましたら、教えていただけるとありがたいです。この作品をよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-26 16:13:31
1510文字
会話率:60%
お金がない!
特異体質――「この世ならざる存在を問答無用で吹っ飛ばす」力を買われ、
あまねはUBP(Ubitous Bureau of Past protection=歴史保安委員)にスカウトされた。
弟のため、家族のため、アルバイトで平安
時代へ行き、
怨霊に狙われる少年・源頼朝のボディ・ガードをすることになったのだが、
孤独な境遇に、頼朝は思い切りひねくれまくっており……
陰謀渦巻く平安時代、あまねは俺様頼朝を守りきることができるのか?
乙女的大河絵巻、はじまりはじまり。
第一巻全36部 (完結)
以降続巻
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【お知らせ】
完結から、連載継続に関しまして。
ご覧くださり、ありがとうございます。
この度、ブックマーク件数が100件を越えると言う
とても、とても嬉しいことが起こりまして、
連載を継続することにいたしました。
続きは気長に待っていただけると幸いです。
今後とも『刻の守護者』を宜しくお願い申し上げます。
・重複投稿一覧
http://1no10.net/works/tg/00.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 10:00:00
105726文字
会話率:38%
「俺は、俺の望みのために…生きたいという願いのために、生きるんだ。」
未来が見えるために、人から疎まれて育った少年・紫苑。そんな彼は、愚直なほどに真っ正直な直親と出会う。
互いの寂しさを産めるように交流を深める二人…けれど、運命は「後ろ戸
の祭」を迎え、豹変した。
紫苑は直親を救うため、祭りの人身御供となる。一方、直親は、紫苑を救おうと、命がけの決意をした――
友情は、死の運命を破れるのか。和風ドラマティック・アクション!
・重複投稿一覧
http://1no10.net/works/kurenai/01.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-24 17:00:00
10623文字
会話率:46%
時は室町。
死霊や神を自身に宿し、『舞々』は魑魅魍魎と戦う――
舞々・ひねくれ昼行灯の猿彦は、礼状を届けて欲しいと言う長兄の依頼で市街の寺へ向かう。
自分の運命と向き合う、悲しい出会いが訪れるとも知らずに……
「さあ! そのたぎ
る苛立ちを拳に乗せて、この私に…………ッ!!」
「『兄ちゃん、死んじゃ嫌だよ。大好きだよ』って言え」
「しいは、みんなを助けたい」
猿彦と、そのドエムな兄、ヒス気味シスコンの弟、クーデレ美妹の観世四兄妹に、
怨霊・ヘタレ平敦盛の織りなす、コミカルでちょっとシリアスな物語。
室町活劇、華麗に開幕!
・重複投稿
http://1no10.net/works/ddd/00.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-13 07:00:00
109459文字
会話率:35%
嵩緒の郷で育った綾乃と柴太郎。
まるで血を分けた兄弟のように育った彼らだったが、ある日、郷に稜威皇(すめらぎ)の“宝”がもたらされた事により、二人は翡集丸(ひすだきまる)と翠切(みどりぎり)という、二振りの刀を巡る旅へ出ることになる。
刀に
隠された秘密とは? そして旅の果てに二人が見つけた真実とは。
和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 09:54:23
5884文字
会話率:39%