「私の世界は小さな部屋と窓から見える景色だけ」
身体の弱いアリシアはベッドで過ごしていた。
家族からは煙たげられ、使用人すら相手にしない毎日。
心配してくれた双子の兄は他国へと留学してしまった。
1人ぼっちのアリシアの話し相手にな
ってくれるのは精霊だけ…。
そんなある日、1人の使用人がアリシアの元へやって来る。
彼の名は「オスカー」。
オスカーは他の使用人とは違い、アリシアに寄り添ってくれる。
優秀なオスカーを自分の処にいるよりは家族の元で活躍して欲しい。
そんな思いを込めて家族に紹介すると、オスカーはみるみるうちに実力を発揮。
アリシアの傍を離れてもオスカーはアリシアに優しかった。
だけどそんなオスカーはもういない。
目の前で家族の首を落とし、家さえ燃やそうとしたオスカー。
本当の名前はエドワード。オスカーなんて最初からいなかった…。
悪逆領主の娘として処刑されるアリシアの死を悲しむのは精霊だけ…。
精霊だけがいつだってアリシアの傍にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 15:34:00
8676文字
会話率:56%
天才彫刻家の若い女性、聖は師匠のもとを離れて遠い都まで修行の旅に出かけた。その旅の途中で聖は一人の女の子と出会いその女の子白鹿の姫を自分の弟子にした。
最終更新:2024-10-07 20:39:04
8386文字
会話率:0%
かつて仲間に対してしてしまったことへの後悔を抱えながら毎日を過ごす少年、清水湊也は幼馴染の水瀬雫に誘われ高校で水泳部に入ることに。
競泳から離れていた湊也は再び競泳の世界に足を踏み入れることになる。
一方、かつての仲間である氷室隼人は、水泳
の強豪校に入学。中学1年以来会っていなかった湊也と隼人は、県大会で再会を果たすが...。
各々の屈託を抱える高校生の青春を描く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 20:37:50
10794文字
会話率:57%
エルヴィラは公爵令嬢で王太子の婚約者候補だったが
父が愛人を後妻に迎えて以来、家族と離れて暮らしていた。
十二歳になったある日、隣国から大魔導師 カールマン伯爵がやってきて、エルヴィラを養女に迎えたいと申し込まれる。
意思を無視して隣国に
連れていかれたエルヴィラだが、「俺はお前の未来を知っている。あのまま残れば罪を犯して最後は国外追放だ」と1冊の日記帳を差し出された。それは古ぼけてはいるが自分のものとそっくりで‥。
8/21 全30話完結済み
8/28 番外編追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 17:09:55
123833文字
会話率:43%
主人公アルネは、薬草を扱う店を開く。元々は冒険者として活動していたが、ある日怪我を負い、これをきっかけに戦いから離れて、穏やかな生活を選ぶことに。
お店では魔法薬だけでなく、心を癒すような商品も扱い、村人たちとの交流を深めていく。忙しい毎
日を送っていた冒険者時代とは違い、スローライフを楽しみながら、少しずつ自分の居場所を見つけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 13:59:23
28190文字
会話率:41%
幼い頃から夢に見ていた国家転生師(リィン)となったリージェとメルテ。国家転生師の役目は輪廻転生の環に乗れないよう、いにしえの魔王に呪いをかけられた生物を浄化すること。
うさぎのように飛び回る小柄な剣士、日々双剣を振り回すメルテと上級魔法
使いであるリージェは幼馴染で、見た目も性格も正反対な二人だけれど、互いを唯一無二だと認めていた。
リィンとなってからもバディを組んで共に歩んでいた二人。けれどもいくら窘めても怪我を厭わないメルテの立ち回りにやがて堪えられなったリージェはその隣を離れてしまう。
だけどやっぱり傍にいたい。そう思ったリージェは……。
女の子二人によるふんわりバトルファンタジー小説です。
※ ひとまず20000文字程度で完結予定、タイトルは仮のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 07:00:00
19202文字
会話率:51%
無能のダメ令嬢と蔑まれるエメラインは、婚約者から事あるごとに「婚約破棄するぞ」と脅されている。
エメラインは辺境伯家の血を引くことが取り柄であり、血を残すことだけが求められて、彼女自身には何も期待されていない。
家族からも無視され、寄り添っ
てくれる侍女と護衛騎士の姉弟だけが味方だった。
ふとしたことから護衛騎士のことを意識し始めるエメラインだったが、彼とは身分が違う。結ばれることなどありえず、婚約者のいる身として想うことも許されない。
護衛騎士はエメラインのために、彼女から離れていく。
そしてエメラインはとうとう婚約破棄を受け入れ、それまでの自分と決別する。
婚約者は自分が辺境伯の跡継ぎだと思っていたが、実は跡継ぎの相手に過ぎなかったと気付くものの、もう遅い。
エメラインはやがて辺境の聖女と呼ばれることになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 07:04:56
110019文字
会話率:44%
20年程昔の話。
好きだったのに,離れてしまった恋人たち。
思い出は綺麗なまま残される。
最終更新:2024-09-26 17:47:11
9020文字
会話率:19%
運命的に出会った橘颯雅(そうが)と美澄凛はその後交際を始めるが、颯雅と離れている間の凛の精神不安定が著しく、二人は度々凛の見る夢を解決すれば解決するのでは無いかと言う凛の提案の元、夢に登場する場所に訪れる。だがその夢は前世ではなく繰り返す違
う世界の同じ現代であり、凛は颯雅と出会い結ばれる為に既に6回人生を繰り返していた。そのうちに颯雅も夢を見る。それは前世で陰陽師の実穂高と出逢いながらも結ばれなかった逸彦の人生の記憶だった。
凛と颯雅は内側の声に導かれながらこの世界と命の秘密を解いては、封印された記憶を開いていく
周囲の大人達も二人の成長と共に其々の愛を見出し、また深めていく
※※※※「忘鬼(ぼうき)の謂れ」、「薔薇の都」の本編です。「双青の都」は本編の一部を詳細に語ったものです。こちらも併せてどうぞ!※※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 17:39:55
182335文字
会話率:55%
後漢末期、父孫堅を亡くした孫権は、兄孫策と離れて暮らしていたが、敵の襲撃を受け、朱治の命で迎えに来た朱然と共に孫策の元へと向かう。
とりあえず敵と戦いながら仲間も増えていく予定。知らんけど。
最終更新:2024-09-24 19:53:01
11113文字
会話率:42%
離れて暮らす君へ。
僕はここでぼちぼちやっています。
なんてことない日常を時々届けるよ。
最終更新:2024-09-24 12:36:39
1785文字
会話率:0%
とある公爵との契約結婚を無事に終えたシャーロットは、夢だったお花屋さんを始めるための準備に取りかかる。
花を包むビニールがなければ似たような素材を求めてダンジョンに潜り、吸水スポンジ代わりにスライムを捕まえたり……。そうして準備を進めている
のに、なぜか実態はお花屋さんからかけ離れていって――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 17:10:00
128902文字
会話率:43%
幸せだが、貧しい暮らしをしていた少女、真白《ましろ》。将来いい仕事に就いて家族に楽をさせたいと、術使《じゅつし》を目指すことにした彼女は家族の元を離れて遠く離れた孤島の学校へ行くことにした。そこで知ったのは術使の本来の意味。戻りたくても戻れ
ない道を進み始めた彼女に待つものは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 09:42:54
102002文字
会話率:47%
如月陽太(きさらぎようた)は、地元を離れてごく普通に学園生活を送っていた。
そんなある日、公園で傘もささずに雨に濡れている同じ学校の生徒、柊渚咲(ひいらぎなぎさ)と出会う。
シャワーを貸そうと自宅へ行くと、なんとそこには黒煙が上がっていた。
「…貴方が住んでるアパートってあれですか?」
「…あぁ…絶賛燃えてる最中だな」
これは、そんな陽太の不幸から始まった、素直になれない2人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 08:23:36
353016文字
会話率:53%
正しい強欲の叶え方
それは どんな強欲でも 相手の意向に沿う
ここは 重要だと 私は思っている
話し合いができればそれはそれでいいが
相手を否定しながら 相手のせいにしながら 前進する人に
欲とは無関係な位置にいるレムリアは 離れていくだ
ろう
ミカタが付くとしたら 強欲の人だけとなり
レムリアの視界からは消えていく
そんな 欲の世界を紐解いてきたいと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 23:00:00
4247文字
会話率:8%
8月中旬に家族で帰省する小学5年生レイジ。
ある日、海水浴中に祖父が行方不明になる。後日妹は高熱を出して寝込む。いろんなことが起こり、混乱するレイジのまえにあらわれたのは青い肌のお姉さん。「海底の国には妹の治療薬がある」とレイジを半ば強引
に連れ去る。
海底の国オルテンシアまで行ったが、肝心の薬は材料不足だった。その間、オルテンシアを観光し3人の男たちと友達になる。その過程で、最新鋭の潜水艦スターゲイザーの存在に興味を持つ。見学するだけだったものが、手違いで乗り込んでしまう。その道中で不殺の精神であるオールハートの精神を学ぶ。海底探査では巨大タコの集団に襲われ、レイジは脱出装置から逃げ、生態系がデタラメの無人島に漂流してしまう。
その島から運よく救助されたが、地殻変動、巨大タコのホネ、無人島と多くの謎を残す海底探査となった。
しかし、薬の原材料はどうにか手に入った。
オルテンシアに帰ると街は半壊していた。盗賊の襲撃に遭い、未知の物質カイテニウムを奪われたとのこと。民衆の無念を晴らすために3人の男たちは立ち上がる。レイジも一晩悩むが、参加することを決める。
盗賊のアジトを見つけ、捕まえたが奥にはヒドーデスという科学者がいた。海底探査での謎はヒドーデスとつながっていた。彼の目的はカイテニウムで天変地異を起こし、地上の制圧だったが、オルテンシア側はオールハートの精神からこれを否定。
3人の内、戦闘が得意なサーディンが不殺で勝利する。
レイジたちは緊急時の自己判断を問われ、裁判にかけられるが、レイジと3人の想い合うところに、女王陛下は心を打たれ、条件付き無罪の判決を下す。いろいろあったが、レイジは多くのことを学び地上に帰ってきた。
妹は完治し、相変わらず祖父は行方不明だがレイジはなんとか気持ちの整理がついて物語は終わる。
小学5年生という多感な時期…。ひと夏でいろんな体験をしたレイジは、少年期から少しずつ離れていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 22:21:52
114963文字
会話率:42%
婚約破棄されて、婚約者と庶民の女の幸せな二人から離れて修道院に送られる、リアルな夢を見た。
夢は夢、と思いつつも夢とは少し違う人生を進む。
婚約者は夢の通りのままだった。
だから、婚約者を誘って二人だけのお茶会を開き、行動に移した。
最終更新:2024-09-20 00:01:42
2358文字
会話率:46%
サブローは長命族の一人である。
長命族には超能力が有るが人によって能力が違う。
父親はサブロー達から離れて音信不通。母親とも喧嘩して離れて行き一人で旅をしながら南に下っている。
F市に会ったことのない妹の墓が有ることを知り墓参りに行こうと
する途中轢き逃げを目撃し時間を遡って被害者を助ける。
加害者は被害者の父親で事故ではなく故意にひこうとしたことを知り加害者を死に追いやる。
次の日墓参りに行くと7歳位の男の子に会う。
その子は実は78歳で妹の子であった。
二人は世間に長命族で有ることを隠しながら旅を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 23:41:03
1026文字
会話率:28%
ホモ・サピエンスの発生と共に誕生した、七九九万より多い神々が織りなす
陳腐な物語。
ニコニコ動画、Pixivとの重複投稿。
登場人物のほとんどが人の倫理観とかけ離れているので、閲覧注意!
最終更新:2024-09-18 21:52:19
75490文字
会話率:29%
幼少期の体験で心に傷を負った青年、蔭水黄泉示(かげみずよみじ)。高校を卒業した黄泉示は自身の新しい生き方をみつけるため、後見人である夜月東(やげつあずま)の元を離れて海外へ向かう。
現地に無事到着した黄泉示だったが、新居へ向かう途中、路
上に倒れている一人の少女と出逢う。彼女を助けることによって開かれる日々……。
――それは世界さえ巻き込んでいくことになる、予想だにしない物語の幕開けだった。
三年ほど前に投稿していた作品に書き直しと設定、構成の変更などを行ったものです。
三章までは大体三日に一度くらいの頻度の更新、四章以降は書きあがり次第同じ程度のペースで投稿していこうと思っています。
お付き合いいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 21:03:46
1055832文字
会話率:59%