バスケス侯爵令嬢、貴様との婚約を破棄する!!」傍に男爵令嬢を侍らせた第一王子が、高らかに婚約者であるわたくしを指差して宣言します。喧騒に包まれていたプロムナードの会場が、ぴたりと静まり帰りました。「これまで学院という場で権力を笠に来て、度々
彼女……このカベーロ男爵令嬢に危害を加えていたようだが、それも今日まで。今ここで、貴様の悪行の全てを白日の元に晒してやろう!」——それでどうして、あの方はそんなにも自慢げなのでしょうか。【「婚約破棄と、胃痛の俺」のB面+ボーナストラックとなる侯爵令嬢視点です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 23:00:00
16645文字
会話率:50%
打ち明けられぬ淡い想いを抱いた少年と少女のある放課後
最終更新:2011-08-11 05:31:55
1302文字
会話率:28%