「メルキス、お前のようなハズレギフト持ちは我が一族に不要だ!」
15歳になると誰もが”ギフト”を授かる世界。
ロードベルグ伯爵家の長男であるメルキスは、神童と呼ばれていた。
ロードベルグ伯爵家では、歴代当主は全員【剣聖】のギフト
を授かっており、メルキスも【剣聖】を授かることを期待されていた。
しかし、メルキスが授かったのは【根源魔法】という誰も聞いたことのないギフト。
「よくもハズレギフトを授かりよって! お前はロードベルグ家から追放だ! だが、物乞いでもされては一族の名に更に傷がつく。辺境の村の領地をくれてやるから、そこで暮らすが良い。万一、村を国で1番発展させられたなら帰ってきてもよいぞ?」
こうしてメルキスは辺境の村へと追放された。
そして、そこで国の第4王女が強力なモンスターに襲われている場面に遭遇。
覚悟を決めてモンスターに立ち向かったとき、メルキスは【根源魔法】の真の力に覚醒する。【根源魔法】は、見たことのある魔法を、威力を爆発的に上げつつコピーすることができる最強のギフトだった。
【根源魔法】の力で、メルキスはモンスターを跡形もなく消し飛ばす。
「偉大な父上が、僕の【根源魔法】の力を見抜けなかったのはおかしい……そうか、父上は僕を1人前にするために僕を追放したんだ。これは試練なんだ!」
ここから、メルキスの勘違いが始まった。
「”村を国で1番発展させることができたなら帰って来ても良い”と父上は言っていたな。よし、頑張って村を発展させるぞ!」
こうしてメルキスの勘違い領地経営が始まった。
一方、ロードベルグ伯爵家は「追放したメルキスが成功して一人前になったら一族の汚点になってしまう!」と様々な魔法を扱う刺客や超強力なモンスターを送り込む。
だが、「これも父上からの試練なんだな」と勘違いしたメルキスは片っ端から刺客を返り討ちにし、魔法をコピー。そして、その力で村をどんどん発展させていくのだった。
こうしてロードベルグ伯爵家は破滅の道を、メルキスは栄光の道を歩んでいく……。
※この作品は他サイト様でも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 18:27:58
275124文字
会話率:47%
アニメキャラの「悪役令嬢を婚約破棄して返り討ちザマァされる王子」キランに転生した賢人。
婚約者ローズマリーは女優似の美女で、乙女ゲーム主人公のリエラは爆乳美少女。
破滅回避の上でどちらとも結婚したいキランが考えた作戦は……。
最終更新:2024-08-07 20:55:09
1615文字
会話率:24%
『だから貴方はダメなのです』
『そうだね〜、僕はダメだねぇ』
アマゾニア帝国の女王ゾゥラは、王配シドルフスと不仲であることで知られている。
目も合わせない、話をしても義務的、寝室すら別で会議やパーティー以外で会うこともない。
シドルフスは、かつてアマゾニアに戦争をしかけて返り討ちに遭い、併呑された国の元・王太子で、ヘラヘラ笑うだけの役立たずだと陰口を叩かれる無能だからだ。
だから二人の婚姻は、国民感情だけを考えた政略結婚だ、と噂されていた。
表向きはその通りで、不仲であるというポーズを隠さないのもその通りなのだけれど……実態は。
『だから貴方はダメなのです……あまり顔を近づけないで下さい!』
あまりにも全てが好み過ぎる王配にベタ惚れで、そもそも顔がまともに見れない純情女王と。
『そうだね〜、僕は君がいないとダメになっちゃうねぇ』
わざと不穏分子に隙を見せて『傀儡として利用しやすい』と思わせている、ゾゥラが大好きな腹黒王配なのである。
隠し通路で繋がれた私室の中でだけ素を見せる、逆仮面夫婦の新婚生活。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 12:00:00
7616文字
会話率:30%
「俺と一緒に、魔王を倒さないか?」
幼なじみの勇者に勧誘されて断った青年・ティーチは、生まれ故郷の村で平和に暮らしていた。
しばらくして、村に帰郷した勇者に『ここから先は危険だから』と、パーティーから追放された少女を預けられる。
ーーー俺も大したヤツじゃねーんだけどなー。
落ち込む彼女を弟子にしたティーチは、新米師匠として彼女の指導に四苦八苦しつつ一緒に暮らしていたが、その内に懐いた彼女に、身の回りの世話をめちゃくちゃ焼かれてしまう。
指導に自信は持てないし、逆に私生活の至れり尽くせりで自堕落に拍車が掛かるうちに、勇者はさっさと魔王を倒して、自分が住む国の王になってしまった、
平和になり、強さも必要なくなったのだが、なぜか弟子はティーチから離れず、相変わらず身の回りの世話をしてくれる。
そんなわりと幸せな生活を送っていると、王になった勇者から何故か刺客が送られて来た。
あっさり返り討ちにしたところ、ティーチは『スライムに魂だけを宿した勇者』に、衝撃の事実を告げられた。
魔王が死んでおらず、勇者は体を乗っ取られて仲間たちも洗脳され、王国を乗っ取られてしまったというのだ。
助けてくれ、という彼に、ティーチは仕方なく立ち上がる。
これは見ず知らずの誰かのためには頑張れないが、自分の好きな人々のためなら少しだけ頑張れる男の、語り継がれない英雄譚。
勇者の剣の【影打ち】を手にして、魔王討伐のその後を預かった、弟子と親友のために戦う男の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 12:02:28
154691文字
会話率:40%
「これから冒険に旅立つから、あなたをパーティーに加えてあげるわ! 感謝しなさいよね!」
冒険者養成学校の卒業式で『勇者の才能がある』と天から告げられた幼馴染の少女は言った。
が。
「あ、ごめん。俺、魔王軍に入るから」
「……え
?」
今まで彼女の命令に特に逆らったこともなかったが、今回だけは別れを告げて、俺は新天地へと旅立つことにしていた。
魔王のスカウトを受けていたからだ。
なぜかそれに納得しない彼女は決闘を挑んでくるが、今まで手加減してやっていたのであっさり返り討ちにした。
そして魔王の元へ赴き、魔族に混じって魔剣争奪試験を受ける。
その際、勝ち残った俺の適性が〝修羅〟と呼ばれる最上級の剣士職であることが発覚する。
「キミは頭がキレて、かつ才能がある。〝闇の勇者〟に相応しい」
そう魔王に言われて魔剣を授けられた俺は、とある武術大会に参加する資格を得るために冒険に旅立つことになった。
「なんか妙な流れになったな」
俺の目的は、魔王軍の中で成り上がり……幼馴染みの少女のために、魔王を殺すことだったのだが。
だってアイツ、負けず嫌いだから魔王に負けたら絶対泣くし。
まぁ、今のままでは俺も多分魔王には勝てないので、強くなる時間があるのは好都合。
魔剣争奪会場で知り合った三人の魔族とパーティーを組んだ俺は『勇者の少女がトラブルを起こした』という連絡を受けて、一度元の国に戻った。
そこで、魔剣争奪に負けたことを根に持った別の参加者が追いかけてきて、俺への嫌がらせのために幼馴染みの少女を襲撃する。
彼女を傷つけた連中に、俺はブチギレて瞬殺した。
「コイツを泣かせていいのは俺だけで、俺に勝っていいのもコイツだけなんだよ……!」
※※※
これはヤンデレ風味で実は幼馴染みが大好きな最強の少年と、ツンデレで彼にだけ素直になれない幼馴染みが、成り上がるための物語。
鉱山の街で不正な搾取を働く領主一族がいれば、これに取り入ってコネを作り。
賭博の街で欲しい装備があれば、正々堂々賭けに勝ちまくって経営者から奪い取り。
強大な魔獣がいれば、魔王からもらったアイテムで即座に始末し。
幼馴染みに聖剣を与えるために、手放したくない聖教会の大司教を言い負かす。
やりたい放題好き勝手な、闇の勇者の英雄伝、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 12:51:50
186874文字
会話率:42%
エルフを狩る
皆が一度は夢見たこと
狩れば大金
しくじれば返り討ち
誰も成せない荒業を
身震い一つせずこなす
残虐非道な賞金稼ぎたちの物語
最終更新:2024-07-18 20:28:08
1227文字
会話率:19%
隼人が思いを寄せていた凪砂が行方知れずになった。隼人は凪砂が怪物になったという噂を聞き、確かめに夜の河口に向かった。隼人は怪物になった凪砂と再会し、助けようとするが返り討ちにあい、同じ怪物になった。
最終更新:2024-06-28 21:38:56
8423文字
会話率:49%
「牢獄と、私。囚われるならどちらがよいですか?」
「あなたは私の玻璃の花。もう、離さない」
「誰にも触れさせたくない。
私とあなただけの世界に、閉鎖(とざ)して隔離(かく)してしまおうか。」
出会ったばかりなのに、すでに好感度がカンストし
てる!?
激重の執着と愛情をむけてくるこの男。
ちょっとどうかしてる…
私はハナキ。職業スリをしています。
狙ったカモに返り討ちにされ、お持ち帰りを余儀なくされたが運の尽き…で。
停まっていた運命が廻りだす。
幼少期の記憶がない私と
翠玉の瞳を持つ彼の執着と偏愛。
閉じられていた記憶が開く時、
私を取り巻く秘密と恋が開花する。
お読みくださりありがとうございます。
*処女作の自主制作乙女ゲームシナリオの元ネタになります。翠玉の章は完結済みなので、定期的に更新させてもらいます。
拙いもので恐縮ですが読んでいただけたら嬉しいです。
アルファポリスさん
カクヨムさんにも投稿しています。
*異世界ファンタジー舞台のラブストーリー
*設定はざっくりご都合なとこもございます。
*後半はところどころR15な表現もあるかもです。
執着と偏愛、ヤンデレ気味な攻略対象との恋愛話です。そこそこ重たい一途な愛のヒーローです。ご了承ください…
長さは文庫本一冊くらいの予定です。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 12:09:14
150202文字
会話率:28%
「ベアトリーチェ! 悪辣な所業を働いた貴様との婚約を破棄し、デアンジェリス子爵令嬢・ジュリアマリアと婚約するっ!」
巷で流行の小説のような婚約破棄。甥が婚約者に返り討ちにされるのを見ていた王弟・レナートは、ふとひとりの令嬢に目を止める。王太
子の傍らで化けの皮がはがれた令嬢——その姉・フェデリカは、扇の陰でひどく愉しそうに嗤っていた。
「君は何を隠している?」
王弟殿下の興味から、ヒロインの姉は逃れられるのか。
腹黒二人が送る異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 08:00:00
51987文字
会話率:63%
「落とし穴には無限の可能性が広がっている」
剣と魔法よりも罠が好きな主人公『長久霞』はフルダイヴVR、『Freedom-Liberty』にて名前を『ダガー』、職業に『罠士』を選択する。
武器の装備不可、初期スキルは『落とし穴』のみ。サービ
ス二日目にして離職率99%の罠士であったが、ダガーは自分なりの検証を重ね戦闘方法を確立。やがて罠士を侮辱した迷惑プレイヤーを返り討ちにしてしまう。
その後はNPCへのイタズラにより牢獄に入れられるものの脱獄。その反動でサーバー内のトップレベルにまで登り詰め、新フィールドにも一早く飛び込んでしまう。
増えていく『罪』と多種多様な『罠』を手に最前線を突き進む主人公。
激震する世界を知りもせず、今日も彼は検証記録を積み立てていく。
現在毎日更新中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 12:10:00
218939文字
会話率:29%
冴えない社畜(23)である花月錦は、『Real Life Online』――通称RLというVRMMOを遊び始める。しかし彼が選択した職業は『商人』で、RLで一番の不遇職とされていた。
そんなある日、彼は最後と決めたクエストでPKに遭う。一
対二の絶望的な状況の中、商人の隠しスキルに目覚めた彼。そのスキルによってPKを返り討ちにした後、彼の中である想いが芽生えていく――『もっと強い奴と闘いたい』、と。
その後はPKに嬉々として挑んで打ち負かし、未撃破のボスを討伐したりと暴れていく内、彼はRLにて、そしてRLを辞めていった同職達にも、大きく注目を集める事になる。
戦闘描写があります。
(三章が終わり、現在充電期間中です。申し訳ない……)
(読者様のおかげで、なんと日間週間月間共にVR1位、日間総合27位を記録しました……本当にありがとうございます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 20:00:00
651092文字
会話率:37%
なぞの怪物、「異形」により混乱に陥った東京。その状況をなんとかすべく警官隊と自衛隊、アメリカ軍が派遣されるが、返り討ちに会い警官隊は壊滅。
その警官隊の一人だった佐藤 みずき巡査はなんとか死ぬことを免れるが、その直後に怪物に襲われてしまう。
もうだめかと思ったその時、近くに落ちていた御札を飲み込んでいた。すると、謎の力がみずき巡査につき、なんとか倒すことができたが?───
混乱に陥った東京を救うべく駆け抜ける一人の警官の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 23:12:03
1093文字
会話率:21%
とある高校に入学した少年。彼にとって大切なのは、頼れる仲間と、守るべき彼女と、信頼する先輩だけだった。自分の見える範囲だけ、それだけ守れれば充分だった。
しかしそこは最強の学園、修羅達が巣くう最悪の荒野。力だけが全て、戸惑いは絶望を表し、
引くことは敗北を意味する。
ひとりの転校生の発した一言から始まる壮絶なる争い。
入学したばかりでまとまりのなかった一年生は、三年生の襲撃にあう。
三年生の配下になることを阻止するべく、一年生は互いに手を取り三年生を返り討ちにしていく。
こうして一年生は、瞬く間に学園の一大勢力に登り詰めていく。
だがそれこそが最悪の始まりだった。勢いのままに勢力を拡大する彼らは、手を出してはいけない相手に手を出してしまう……
果たして一年生の運命はいかに
エブリスタで同じものを先行公開してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 23:01:42
411460文字
会話率:43%
『カレイドリリィ・アカデミー』というゲームの悪役に転生してしまった。
その悪役―――伯爵家嫡男、イクス・バンディールは典型的なクズ。
多くの人に嫌われ、舞台である学園ではどのシナリオでも断罪され、死ぬ男であった。
このままでは、自分は
学園に入った時に死んでしまう。
しかし、すでに悪評は留まることを知らず、いまさら更生したところで手遅れな状況。
故に―――
「そうだ! 俺が主人公達よりも強くなって実力を見せつければ、刃向かうことなんてないじゃないか……!」
主人公達に殺されないように、主人公達以上にも強くなる。
その実力を見せつければ手を出そうとは考えない。刃向かってこようとも、返り討ちにすれば問題なし。
イクスは決意し、学園が始まる三年の間……必死に鍛錬を積んだ。
「……ご主人様の実力、もう同年代では相手になりませんよね」
「ふはははっ! これも執念の為せる業!」
主人公達よりも強くなったイクス。
そして、早速主人公やヒロインである王女や貴族の令嬢、聖女達に実力を知らしめていくのだが……何故か英雄視されるようになり―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 09:00:00
42730文字
会話率:35%
主人公のレッドことレッド・ファイヤーハートは
騎士である。
剣と魔法だけでなく巨大ロボットもあるファンタジー世界ボㇽガンド。
ボㇽガンドではロボットのパイロットも騎士と呼ばれていた。
そんな騎士の中でも名門で辺境伯の地位にあるファイヤ
ーハート家に生まれたレッドは、太陽騎士の称号と専用のスーパーロボット。
レッドナイトを領主である父親から授かる。
同時に、諸国を巡り悪党退治を行い人を助けて武名を上げる騎士修業
の旅を命じられて旅立ったレッド。
目指すは父をも超えるロード級のスーパーロボットへとレッドナイトを進化させて、自分の領地を手に入れて成り上がる事を夢見るレッド。
夢を抱き旅路を進む中で山賊に襲われた狸獣人の少女。
ポンを助けたレッド。
ポンは東国にある忍者の里長の娘であり、留学先の魔法学園から
故郷の東国への帰省の旅の途中であったと聞いたレッド。
レッドは、ポンの愛らしさに惹かれた事から彼女が故郷に戻るまでの護衛を申し出る。
彼女のロボ、チャガマㇽと共に敵を倒しながら東国を目指すレッド達。
東国の狸忍者の里に着いた二人は、里を邪魔に思った領主の襲撃に遭遇。
ポンと里を守るべく領主軍を返り討ちにしたレッド。
義憤を燃やしたレッドは領主の城に殴り込み討ち取る。
領主を倒した事でレッドナイトはロード級へと進化。
ポンと結ばれたレッドは狸忍者の里の領主となり戦国の東国に独立国を
打ち立て天下取りに向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 12:40:49
8392文字
会話率:55%
山間の隠れ里、神居村。
ただ一人の身寄りを亡くした高校生、七支杏矢はそこへ一人、移り住む事になる。
携帯電話は圏外、石を蹴れば畑に落ちる田舎の村。
駄菓子屋には懐かしいものが並んで、古めかしい銭湯が湯を沸かし、電車の時刻表はほとんど真っ白。
だが、そこは――――もう誰も信じなくなった都市伝説までも息づくおかしな村。
そして住人は慣れっこで、首なしライダーも口裂け女も罠を張って返り討ち。
不思議な存在感を放つ同級生の少女、咲耶怜に導かれるまま郷愁の毎日を送る杏矢は――――いつしかこの村を、“思い出して”いく。
ノスタルジックな日々につづる、里山の伝奇青春劇。
2018/12/21、冬編スタート折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 12:02:55
337293文字
会話率:33%
滅ぼされた村、殺された家族のために私は勇者様達と一緒に魔王を殺して見せます!
最終更新:2024-06-08 15:04:13
5615文字
会話率:29%
現在、人間と魔族の戦いの中心はダンジョンにある。
今から90年前、人間たちを恐れ慄かせた偉大な魔王が殺された。8代目の魔王であるその『偉大な魔王』は、桁外れた魔力と優れた頭脳から、人間との対立において常に劣勢であった魔族を勢いづけ、人間の領
土を次々に侵略したが、伝説の勇者トール一行により殺されたのだという。
人間たちは歓喜に沸いたが、大予言者ファビンの『100年後にまた魔王は復活する』という予言から、まだ戦いは終わっていないと考えられた。魔王を復活するためには依り代となる6つの魔導石が必要となり、そして魔族はその魔導石を各地のダンジョンに隠し守っているのだということが判明してから、勇者たちは各地のダンジョンに攻め入るようになる。それに対抗して魔族たちは魔導石を守るために各地にダンジョンを作り、攻め入る勇者たちを返り討ちにして有望な戦士の数を削ろうと難関な仕掛けを施した。
真面目さだけが取り柄の魔人リリーはマニエラ魔術総合学院を卒業して、一級ダンジョン製作士の筆記試験に合格する。そして彼女は、魔人界憧れの職業である一級ダンジョン製作士を目指して、研修期間として各地のダンジョンを巡る旅にでることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:44:16
40859文字
会話率:62%
時は幕末、国定忠治に憧れた主人公は、生まれた故郷を捨て任侠の世界へと飛び出した。
そこでとある女性の受難を救うべく悪漢どもの前に飛び出したのだが…。まあ、誰ひとり味方する者もなく飛び出したんだから、数の暴力に敵うはずもなく返り討ちに。そ
してその女性も悲惨な最期を迎えるという運命も変わらず。
目覚めた主人公の前に現れた幼女。この子は自分とあの彼女との娘を名乗る女神だった。いやそんなの身に覚えは無いんだけど。だって俺って…。
そんな主人公の言葉を余所に幼女は言う、主人公を別世界へと転生させると。
てなわけで、今回は異世界転生ものです。ただ別作品がメインのためこちらは気が向いた時にってことになり、投稿時期についてはどのようになるかは不明瞭です。また、その場の発作的衝動による投稿なので作者本人にもその先行きは不明です。大丈夫かな、これ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:10:00
72581文字
会話率:26%
実力差も分からない少女を幾度となく返り討ちにした。手心を加えて殺さず、時には雑談も交えながら致命傷だけを与えて叩き返し続けた。
それが魔王である彼女の歴史だ。何度も何度も、しつこく経験を重ねて強くなっていく勇者へと、知らず知らずのうちに彼女
は焦りを抱き始めた。負けることや死ぬ事に恐怖を覚えていた訳では無い。殺さなくては殺されてしまうほどに勇者を怪物に育ててしまったのだ。焦りの正体に気付いた魔王メアは心に決める。
【勇者】が産まれる前に壊してみせると。
※若干リスキルの意味合いが違いますがご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:04:57
5153文字
会話率:72%
※短編連作の形でシリーズ化しました!
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世間から『悪役令嬢』のレッテルを貼られた、淑女たちによる断罪組織……悪役令嬢たちの『黙示録』。
合言葉は、『やられる前に、即断罪』。
墓場まで秘密を守ることを誓った者だけが入会を許され、タ
ーゲットを滅びへと誘う。
その結束力は、血よりも固い――。
そんな彼女らが運営するアダルトな相談室……『まっくら懺悔バー』で、俗欲まみれの背徳シスター、マチルダが怪しく微笑む。
「当店をご利用のお客様に守っていただくことは唯一つ。嘘偽りを述べてはならない、ということだけ」
捏造? 隠滅? 未必の殺意? 知ったことではございません。
わたくしたちは元悪女令嬢……卑劣なやり口は、お手のもの。
――さぁ、不義者たちよ。
その顔を苦悶に歪ませ、後悔のうちに滅びのときを迎えるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:54:47
12095文字
会話率:40%
ある世界のルピナスと言う王国に、アーロンと名乗る正体不明の男が魔獣たちを引き連れて攻め込み、王となって暴政を敷き、民を苦しめていた。ブローニュ家の使用人である青年リアンは、恩人のブローニュ夫妻と、彼が愛するその娘のイベリスをアーロンに殺され
てしまう。
復讐を誓ったリアンだったが、アーロンに危うく返り討ちになる所を、 魔法使いルークに救われる。ルークの元で魔法使いとなったリアンは、強力な魔法具を探して旅に出る。
目指すは、不死身のアーロンを倒す事。そして、死んだ、愛するイベリスに再会する事だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 08:00:00
90086文字
会話率:42%
婚約者が自分との婚約を破棄しようとしている、事前に知った公爵令嬢は対策を練り返り討ちにした。せっかくなのでコレを機に世知辛い貴族社会からフェードアウトもする事にした。
最終更新:2024-04-02 23:23:29
11065文字
会話率:49%