―――彼らは復讐のため、引き金を引く。
央歴1893年。内戦で荒れるレグノでは、複数の軍閥による支配が行われていた。そこへ、ある男を探す名もなき男が訪れた。暴力と悪意に満ちる戦乱の地で、奪われた者達の戦いが始まる。
毎週月曜午前七時更新予
定
この作品は第六回書き出し祭りにて掲載していただいた『荒野の復讐者』と同一の作品です。
この作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 11:12:22
61765文字
会話率:47%
今から100余年前である。
ある男がいた。
彼は魔族を統べる王。
人々は彼を指すとき畏怖の念を込めこう呼んだ。
「魔王」とー。
彼は世界を手中に治め、世界を闇で包んだ。ある時、そんな彼を止めるものが現れる。
その者の名は「クレセント」
光を
統べる者であり、彼と対局のものである。
彼女の活躍により、彼は倒れた。
しかし、そこからまことしやかに語り継がれる伝話ひとつある。
「魔王は生きている。彼は旅に出たのだ」と。
彼、魔王リク・レインの死を求める旅は今なお続いている。
いつか月が満ちる時までーーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 00:04:10
236文字
会話率:9%
「私の得意分野は…掃除と洗濯、食器洗いです!!」
人と協力し、この世に満ちる【マナ】を操ることで様々な魔法を使える存在、”ホムンクルス”。
その研究、教育機関であり”ホムンクルス魔法学校”に入学した”スクイ”は、そこで自分の相棒となるホム
ンクルスの少女、”アリス”と出会う。
騎士になるため戦闘用の魔法が欲しかったスクイだったが……アリスの得意能力は掃除、洗濯、食器洗い!?
騎士になりたい少年と戦えない少女の英雄譚が、今、始まる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 22:22:58
6650文字
会話率:40%
人間という天敵たちに滅ぼされようとしている、魔族や獣人という種族がいる。
ホールズと呼ばれるその大陸で、魔族らは、勇者という不可解な存在に魔王という力の象徴を奪われた事で危難の渦中にあった。
そのような中、かつて魔族の奴隷であった男が、世界
の片隅で小さな声を上げた。
使徒と呼ばれる人間達の守護聖人、その手から逃げ延びた彼が、過去などもう忘れてしまったのだと。
そんなザマをさらしながら、欺瞞と知りつつ幸福が世に満ちることを祈りながら。
自分の生きるべき場所であった人間の世界と、自分を間違いなく愛してくれた魔族らの世界を見比べて。
その間に潜む世界の矛盾を、剝き出しのエゴで駆逐する物語。
――他人の不幸を糧とする悪魔の手により作られた、新世界という名の箱庭を、誰もが笑って暮らせる世界へと。
脳内で悶える狂気で。
胸の内で燻る愛情で。
……たとえ、自身が悪魔と呼ばれようとも。
※株式会社オーバーラップから「インスタント・メサイアⅠ」発売中です。
イラストレーターを務めてくださるのはcinkai様です。
また、皆様方の御声援、御助力のおかげで出版することが出来ました。
本当にありがとうございます。
書店で見かけられましたら、是非是非お手に取ってくださいませ!
※シリーズ内にエイプリルフールネタ「黙示録」を掲載しております。
お時間があれば是非。
※本作品は、前作「インスタント・メサイア」の続編となります。
本作をお読みいただく前に、前作をお読みいただけますと幸いです。
http://ncode.syosetu.com/n8143bt/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 00:00:00
233755文字
会話率:23%
ここは魔力が満ちる世界。だが、生まれつき魔力の高すぎる僕たちは施設に隔離され、外を見ることは出来なかった...。いつか外に出て自由を手に入れる、そんなことを想い描きながら、僕たちは日々生きていた。
そんなある日、僕は外に出ることになった
。白い太陽に澄んだ青い空、そこには素晴らしく綺麗な世界が広がっていた。
そしてその日は最悪の出来事として僕の心に残ることとなった...。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 01:13:40
6658文字
会話率:50%
「ごめんなさい、私……」
告白した僕に何かを言いかけた君は、突然煙のように消えた。そのことに絶望して自殺した僕に、"声"が言う。
『娘にもう一度会いたくば、小瓶に灰を集めよ。世界を渡り、娘に似た女に告白するたび、灰は溜
まる』
さらに"声"は、僕に【心の底から一番望むこと以外何でも叶える力】を与えた。
僕は幾つもの世界を渡り、その力を使って何度も君に似た女に告白する。
ーーーー灰が小瓶に満ちるまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 00:43:29
3399文字
会話率:20%
ゲイル・ウインドワードにとって、跳ぶことは歌うことと等しい。
霧裂く双翼は天蓋の向こうを目指し、亡霊は戦乙女の耳元で囁く。
霧満ちる世界に生きる人々を描いた、異世界SFファンタジー掌編連作集。
最終更新:2020-07-24 13:03:22
53664文字
会話率:38%
何度も何度も人間を滅ぼし、世界を闇に塗り替えようとしてきた魔王。だが、その度に勇者が現れ、倒されてきた数百年。
もう嫌だ。
もう疲れた。私に必要なのは、そう、癒し!
三日前に植えたダイコがついに芽を出したのだ。
土を作り、乾かな
いように水をやり、今か今かと待ち望んだところに、この可愛らしい双葉。
ああ。これぞ癒しだろう
って、か、枯れたぁぁぁあ。
何故だ? 何故なんだぁぁぁあぁ。
腹心のスケルトンに相談してみた。
「魔王様、それは魔界の瘴気のせいかと思われます」
「そうか。なるほど。瘴気のせいか。して、どうすればうまく育てられる?」
「魔界では育ちませんでしょう。人間界で育てるしかないかと」
「ぬううぅぅ、かくなる上は」
「かくなる上は?」
「野菜を育てるため、人間界の領土を手に入れてやろうぞ」
「それは無理」と、意気込む魔王に腹心は告げる。
人間界の領土を魔王様が統治すると、魔界化してしまう。瘴気が満ちて、野菜は育たないのだと。
しかし普段から住まず、畑仕事をするときにだけ出向けば、瘴気で満ちることもない。
よし! ならば畑を借りて。いざ、始めるぞ! 初めての畑生活。
ところがレンタルした畑の主はどうやら勇者一家で…‥‥?
本人、大真面目のポンコツ魔王。腹心は冷静沈着、何かと器用なスケルトン。
下僕のベスから人間世界の常識を教わりつつ、勇者の娘さんに手取り足取り教わる、ほのぼの畑生活。
人間界で暴れる魔物たちには、鉄拳制裁だ。
絶妙にすれ違う、魔王様たちと勇者家族の物語をお楽しみあれ。
※全三十話とエピローグで完結。
・ネット小説大賞、一次通過作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 15:38:09
114715文字
会話率:40%
不慮の事故で異世界に飛ばされた女子高生イツカは、飛ばされ早々『勇者』として祭り上げられ、魔王軍との戦いに放り込まれてしまう!
しかし、イツカが元の世界に戻るためのゲートとは、魔王の傍に鎮座する次元の先のモンスターを召喚する装置『ファフロス
ゲート』。唐突な事態に目を白黒させていたイツカだが、飛ばされた時に宿った『勇者』としての『次元を操る』恐るべきチート能力を開花させていき、魔王を倒すべく、仲間と共に旅に出る……!
だが、イツカは生まれつき『持ったものをことごとく壊す』という、狐顔のトンガリ頭に『の〇太はすぐ貸したものを壊すから貸さないよ』とか言われそうな謎の呪いを宿していた!
そのせいで巻き起こすトラブルは幾多に及び、彼女の旅は様々な困難に満ちることとなった……!
それでも仲間との絆を強く結び、いざ魔王との戦いに臨む!
だが、この最終局面において、イツカの運命を揺るがす残酷な試練が待ち受けていた……!
過去と現在が複雑に絡み合い、次元間を越えた戦いと濃密な人間ドラマを描くハイファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 21:00:00
243856文字
会話率:46%
今作はLINEノベル様(https://novel.line.me/reader/novel/9297)にも掲載しております。
修正等を加え転載していきますのでお読みいただくと嬉しく思います。
天宮町という小さな町で暮らす少年は学校に行
くことに何の理由も見つけられていなかった。夢も、将来のこともそんなことはどうでもよかった。この町のこともさして好きでもなかった。それは彼の中の呪縛がそうさせていたから。だから少年は反抗にもならないサボるという行為でデパートの屋上に学校のチャイムを聞きながら寝そべって無駄な時間を過ごす。
トントンとリズムよく刻む音が近づいてくる。黒く長い髪をなびかせた少女とともに。少年と少女の邂逅。
その少女は夜空を探していると言った。大切な空を。その空は色に満ちていて、少女は憧れた。でも叶わない夢。彼女は目が見えないのだから。
彼女は少年と同じ学校で少年と同じ時を過ごしていく。それはごくごく当たり前な光景。彼女は目が見えない、それだけの違いだった。
少年は約束をした。少女に夜空を見せると。星々が煌めく夜空を。
少年は初めて何かを成し遂げたいと思った。それは些細な子供の夢。
些細な夢を少女の為に叶えるために。それは成し得られないことなのかもしれない。けれど少年は少女に誓う。少女には笑顔が似合うから、悲しそうな顔などより笑った顔をしていてほしいから。
少女の深い群青の瞳は何もかも見透かすような気がした。その瞳に少年は恐怖する。だけど少女に誓う。その瞳に星空を見せると。その恐怖は少年自身の弱さから来た怯えだ。だけど言うよ。君と一緒にこの世界を見たいから。それを聞くと少女は笑った。満面の笑みで笑った。まるで今まで悩んでいたことを吹き飛ばすような笑いで。少女も少年に伝える。君の見ている世界を見たいと。
これは当たり前を見る物語。人が色を探していく物語。黒く澱んだ色、白く輝いている色。それは対照的であって似ている。人はそのどちらにでも染まれる。少年少女たちが自分たちの色を必死にもがいて探していく。時には深い深い暗い海の底の暗闇に飲まれてしまうかもしれない。時には自分の色を忘れてしまうかもしれない。
これは少年少女たちが織り成す色の話。澱んだ海の底から希望の空へと羽ばたく話。それが自分たちの色を探求するということなのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 20:52:05
104266文字
会話率:63%
17歳で両親と弟を失って一人ぼっちになってしまった塔子さん。転入先の高校で大好きだった弟と雰囲気の似ている柊二君に会います。彼女の深い悲しみに触れた柊二君は、大学を卒業するとすぐにその悲しみを癒そうと塔子さんと結婚しますが、事故が起きて彼は
死んでしまい、塔子さんは再び一人ぼっちになってしまいます。親友の残した大切な人と、お腹の中にいる子供のために、拓也さんは塔子さんの面倒を見ることを決意しますが……。
僕の幸せな結末までで書いたせいちゃんの話を親の側から見てかかれた話になります。最後までお楽しみいただけたら幸いです。
2020.05.16 魔法のiランド初出
2020.06.15 小説家になろう掲載
決して満ちることのない月のようだと思う。2人の関係は。
それでも、どこか欠けたままであっても、触れていたかった。掬いあげても掬いあげてもこぼれる水が、それでもいつかこぼれずに、そしていつか月が満ちると信じたかったんだと思う。この時は、まだ、自分は若かった。
柊二の物を初めてあいつから奪いたいと思っていた。
柊二は何も言わない。
あいつ、死んでからもっと澄んだ目になって、ほほえみながら俺を見ている。その目はやっぱりあの朝と同じ。あの結婚式の日の朝と同じ目をしていた。
心のずっと奥のほうに、友人の面影はやはりたたずんでいた。今も。
…本文より抜粋 by中條拓也 32歳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 07:53:26
93008文字
会話率:50%
魔術が一般的な技術として発達した異世界ソサイエ。
魔術文明が隆盛する大陸に並びたつ列強各国は、魔術兵器を用いて大陸の覇権を握ろうと画策し、戦争や謀略などで凌ぎを削っていた。
偶然と不運が重なり、そんな異世界に地球から転移してしまっ
た天野 限(あまの かぎり)は、なし崩し的に人型魔術兵器・グリモアを操るイーリス王国の魔術士となり、統一グランベル帝国との戦争に巻き込まれていく。
地球に生きて還るため、戦争に加担するしかなかった限だったが、敵味方の儚く悲壮な魂の声で満ちる戦場の空に心身を擦り減らし、やがて「誰かのために」と、戦いに身を投じていく事になる。
戦いの果てに異世界で少年が担う役割は、英雄か、あるいは――――。
ダークファンタジーロボット戦記譚。
※度量衡は地球換算折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 01:17:29
285514文字
会話率:32%
これは世界に満ちる光を視るプリズム。
プリズムを通した光を視るのは想像の海。
その光は、視る位置にも、視る角度によっても変わるもの。
遙か空に走る威光も、深き海に揺蕩う怠惰も、静かな雪と共に降り積もる静寂も、全ては貴方だけ
のもの。
せめて、せめて何時か降り来る夜の中にも数多の星々ともに満たされる輝きを。
夢見の狭間に紡がれるお伽噺に包まれて。
世界の断片とともにその意識とともに、夢を見る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 23:19:58
750文字
会話率:27%
魔法が満ちる、とある世界の片隅で、ひと塊の緑柱石が一組の師弟に見出だされた。
その石は、特別な原石。
師弟は「エメルダ」という意思を宿す彼女を、暗い鉱山から連れ出した。
彼女を研磨しうる優れた宝飾細工師を求め、たくさんのギルドが
集う「職工の街」を訪れるがーー?
やがて、ひとりの精霊の少女が姿かたちを得て人間たちに混じり、世界の成り立ちを紐解いてゆく、緩やかな物語。
冒険はあるかも。危険はそんなにないかも。
転生でも転移でも、チートでもなんでもない。当人達にとってはごくごく普通の、日常系ファンタジーです。
* *
5/19、イメージ画を描きました。
https://29045.mitemin.net/i382224/
(作中のサブタイトルに※があるものには、らくがきという名の挿し絵があります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 09:46:27
169610文字
会話率:34%
自他共に認める没個性モブ男子高校生、加藤 俊哉は、終電間近の電車に乗り微睡んでいた所、脱線事故に巻き込まれてしまう。
計7つある車両のうち第一車両が線路外のビルに突っ込んでしまい、車内は大パニック。俊哉は体調不良の妹を救うべく、危険が満
ちる外へ飛び出した。その先に待ち構えていたのは、巨大な長い影で――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 15:04:19
4018文字
会話率:22%
月に1度、ツキが満ちる。
だれか、分かってほしい。
最終更新:2020-05-19 00:28:56
212文字
会話率:0%
これは、アトレアというヴァンパイアの帝国に伝わる伝説。
――ある満月の夜、美しき女神がこの地に降り立った。だがその姿はひどく荒れ、衰弱していたという。女神を救ったのはたった一人の青年。青年の懸命な看病のおかげで回復した女神は、その礼として
その地に住まう民を自身の背で守り、その気高く理性的な戦いで勝利へと導いた。気が強く、自由奔放でありながらも守るべきもののために戦った女神は、彼女を救った青年――後の初代アトレア国王と手を取り合って強大な帝国を築き上げた。
月の光に誘われて、アテナが降り立つその時に、アトレアは大いなる栄光と希望の光に満ち溢れる。
月の光が満ちる夜、現れたのはアテナか、それとも――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 18:00:00
53945文字
会話率:45%
世界に安寧をもたらす存在、女神の代理人。
選ばれし者は世界を越えて奇跡の力と共に舞い降りる。
セイントフルールの世界に満ちる女神の力が揺らぎ召喚された可愛らしい女子高生、神代由奈。
そんな彼女にメロメロ、骨抜きになり王子としての職務を放棄
した第1王子。
しまいには女神の代理人であるユナと婚姻を結ぶと言い出した!?
そんな第1王子の婚約者であるアデュラリア・ピアニー公爵令嬢は冷ややかに微笑み婚約破棄を受け入れる。
王族から慰謝料をしっかり徴収したアデュラリアは持ち前の奇跡の力を使って自由に生きる。
そう、女神の代理人として転生という形でセイントフルールに生きているアデュラリアと転移として舞い降りたユナ。
別の形で人族の王国に降り立っていた2人。
代理人は1人しか現れないという勘違いと偏見が強い王族も家族も全て捨てた…
そして出会う、運命のモフモフと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-16 13:52:51
597文字
会話率:0%
神は、実に気まぐれだ。
どんな時にも、神は無慈悲に現実を突きつける。
そんな神が、ある時ゲームを始めた。
何故、ゲームを始めたって?
理由は簡単、「退屈」だったから。
神は、ゲームのプレイヤーを天界から下界を見て探した。
そして、神
は…見つけたのだ。
自分のゲームに相応しい者たちを…。
そして、神は{殺人ゲーム「神の箱」}のプレイヤーたちを…決めたのである。
「ふふふっ、さぁ…見せてくれ。お前たちが、この{殺人ゲーム「神の箱」}の中で足掻く姿を…。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 17:24:45
814文字
会話率:7%
北方最強の騎士アレクセイと、美しき聖女の妻・ソフィーリア。名声轟く英雄であった彼らは、しかし魔王との戦いの中で命を落としてしまう。
再び目覚めたアレクセイは、自らがアンデットたる≪さまよう鎧≫と化してしまったことを知る。そして愛する妻は、最
上位の怨霊である≪闇霊≫に堕ちてしまっていた。
強大な力を持つ魔物へと変化した二人。
だがその心に闇はなし!
死が二人を分けてなお愛し合う彼らには、そんなことなど些事に過ぎないのだ。
そして魔王亡き世界に満ちるのは、数多の迷宮と、そこに挑む冒険者たちの姿であった。
死霊術師の少女、エルサが言う。
「私と一緒に、迷宮へ潜ってくださいっ!」
代わりに提示されたのは、かつて亡くした我が子の捜索協力であった。
こうして不死の夫婦は、何もかもが変わってしまった時代で、風変りな少女と共に迷宮へと挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 17:22:45
643647文字
会話率:39%