青年の名はジノ=クロニクル。【大罪人】の証である【竜刻】をその身に刻んだ彼は異端審問にかけられようとしていた。虚ろな青年の瞳には何も映っていない。一番大切なものを失った彼にはもはや生きる意味など無かったからだ。
そんな時、法廷に轟音が
鳴り響いた。
「さぁ、迎えに来たぞ――私の、お姫様」
矛と盾が出会うとき《英雄》は生まれる。――ニクルス暦七八四年。戦争終結から七〇〇余年が過ぎ、伝承として語り継がれるようになった頃。二人の《英雄》は再び、巡り合う。
歪んでしまったこの世界で、青年と少女達が織り成す英雄譚が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 20:07:20
24918文字
会話率:47%
歴史から消された男がいた。
ジェクス・アルスタッド。かつて世界を救った英雄であり、自国で虐殺を行った大罪人であり――破滅の願いを抱いた、選ばれし者。
彼がどんな人生を送ってきたのか。監獄の中での回想をもとに送る、「敵側から見た」外伝ストーリ
ー。
※本編よりもかなり重いです。ご注意下さい。
※作中で未成年の飲酒・薬の使用・殺人などが描写されますが、推奨する内容では決してありません。
この作品はノベルアップ+にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 01:19:29
9293文字
会話率:33%
俺の名は、メガデス。
魔王と呼ばれ恐れられた、史上最強の魔導士だ。
「魔導がなければなんにもできない、ただのダメ人間だけどね」
強大なる魔導の力で大陸の支配者として君臨していたが、勇者ライオットとその仲間たちの手によって滅ぼされて
しまった。
「一番弟子に裏切られたんだよね。人望なーい」
聖剣に魂を封じられ百年後、宮廷魔導士団の手により俺は転生を果たす。
「いや、刑期満了で、仮釈放になっただけだから」
解放された俺が見たものは、高度に魔導科学が発展した現代社会だった。
「車や電車見て、子供のようにはしゃぐの止めてよ。恥ずかしい」
様変わりした世の中に戸惑う俺。社会生活の適応するために、俺は学校に通って一般常識を学ぶことになった。
「学ぶどころか、行く先々で問題起こしてるじゃん。校内暴力反対!」
しかし、大罪人としての汚名を着せられた俺に対し、世間の風は冷たかった。
「半分以上は事実じゃん。……っていうかあたしは親切にしてあげているでしょう!」
保護観察の魔導官、クリーデンスのいじめにも負けず、清く正しくつつましく生きようとする――これは、そんな健気な俺の愛と再生の物語である。
「……嘘です」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 21:02:53
128204文字
会話率:44%
異世界転生 やがて神になる者の物語 亜神編 の別編です↓
たちの悪い悪魔に殺されてしまった主人公。
神から異世界転生できるが、過去の大罪をつぐなわないとならないということで、世界樹の大罪人があつめられる地獄のようなところで過去の大罪を償
うことに...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 18:33:20
1462文字
会話率:23%
フィオナは悪事の濡れ衣をきせられ、王太子から婚約破棄された時に魔力が暴走して王都を壊滅しかけた。
実家からは見捨てられ、大罪人として処刑されそうになった時、自分が六歳の姿に戻っていることに気づく。
何故そうなったかは分からないが、自分を冷遇
していた義理の伯爵家を出て、本当の父の元へと急いだ。
血の繋がった父は大賢者と呼ばれる英雄で、【魔の森】に住む冷酷非道な男らしい。
フィオナは魔法を暴走させないように父の元で修行を積むうちに、いつしか大賢者の娘と呼ばれるようになっていた。
※第一話(一〜八)まで短編版と同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 10:00:00
100597文字
会話率:29%
悪役令嬢フィオナは濡れ衣で王太子から婚約破棄され、その時に魔力が暴走して王都を壊滅しかけた。
伯爵家からは見捨てられ、大罪人として処刑されそうになった時、自分が六歳の姿に戻っていることに気づく。
何故そうなったかは分からないが、自分を冷遇し
ていた義理の両親から離れて、本当の父の元へと急いだ。
血の繋がった父は大賢者と呼ばれる英雄で、【魔の森】に住む冷酷非道な男らしい。
私は魔法を暴走させないように父の元で修行を積むうちに、いつしか大賢者の娘と呼ばれるようになっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 16:29:22
16536文字
会話率:24%
ーーかつて、大罪人はその目を逸らした。
名無しの帝国を旅する歴史家の少年・シオン。彼はかつてとある悪魔と出会い、一つの約束をした。
その約束を果たすため……という口実で、好奇心豊かな少年は仲間と共に旅路を進んでいく。
それは、この世界にい
る全ての悪魔と、そのマスターの契約を断ち切る旅だった。
涙が宝石に変わる少女に、怪力を持つ美貌の青年、悪魔に精霊そして幽霊、果ては前世の縁をも巻き込んでーーシオンは自身の夢のために奔走する。
これはひとりぼっち達が、自分を見つめ直すだけの物語。どこかの世界で誰かが叫んだ、ありきたりな歴史の話だ。
※R12G。なんでもありな方向け。
※「アルファポリス」と重複投稿。
©︎ぬらくらげ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 23:27:17
333234文字
会話率:35%
近衛騎士であるノアはある時大罪人というレッテルを張られ国外追放されてしまった
追放された先は魔物の多い魔の森。食べるものもなくひたすら魔物に襲われ剣も奪われ魔法だけで戦っていたがついに魔力が切れる。俺はどうすることもできずただ死を待つだけだ
ったが死ぬ一瞬前に魔物が倒される。そしてそこにいたのは親友であるルークだった。その後ルークからルークが神であることや父さんや母さんのことを聞かされる。そしてノアは冒険者となり生きていくことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 00:00:00
4391文字
会話率:88%
201X年。
世界各地で、未曽有の大災害が立て続けに群発し、魑魅魍魎や未確認飛行物体が多数目撃されるようになった。予兆はそれにとどまらず、数々の陰謀論が現実的な色彩を帯び始め、そのそばでは、悪魔信仰が今まさに広まろうとしていた。
世界に謎
の疫病が蔓延し、神によって信心深いものが天に引き上げられる準備が整い始めた。
そして、裁きの時が来る。
もはやそこに慈悲はない。
絶対唯一の正義だけが、他の価値観を駆逐する。
生きとし生けるものたちが、どんな思いで何をなそうとも、それが許されることはない。
そんな時代に、一人の大罪人がいた。
彼は今まさに地獄に落ちようとしていた。
これは、彼を救おうとあがく友たちの迷いと願いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 18:18:53
478文字
会話率:49%
この世界の禁忌に触れたものは呪を受け、死にいたる。それを乗り越えたものにはとてつもない力が与えられる。その者たちを『大罪人』という。
これはこの世界のたった一つの掟である。
一人の少年と仲間たちが繰り広げる冒険の物語。
最終更新:2021-01-03 14:22:35
632文字
会話率:0%
私を忘れないで
そんな言葉を残して、魔法少女は死んだ。
現界と魔界を隔てる結界は壊れ、人間を憎む悪魔によって、世界はてんやわんやだ。
魔王の息子でありながら、何の力も持たない無能の魔王継承者、シンア・バルバトスは、たまたま魔法少女が死
んだ現場に居合わせ、魔法少女殺しの大罪人として追われることになった。
自身の無実を晴らすために捜査を始めるシンア。
神の代行人とまでいわれた最強の魔法少女を、誰がどうやって殺したのか。
導き出された結論は、あまりにほろ苦く、悲しいものだった。
魔法少女×ハードボイルドサスペンス
ここに爆誕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 23:21:44
9934文字
会話率:45%
マンダリン王国の国王ランティスは魔王を封印した勇者として妻のシルビアと共に幸せに暮らしていた。
しかし世界の中にはランティスを勇者と認めない人もいた。
魔王との戦いに敗れ、勇者の印を失ったマリウスこそが本物と主張する賢者ユリフラを中心とす
る人々。
「お前は勇者じゃない、マリウスの力を奪った大罪人め!マリウスこそが勇者だ!」
「目を覚ましなさいユリフラ、ランティスこそが勇者だったのよ」
「お前こそ目を覚ませシルビア、マリウスの婚約者じゃなかったのか?」
決別した聖女と賢者。
ある日ユリフラに保護されていたマリウスの意識が...
物語が動き始める。
4話+1話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 19:51:24
14785文字
会話率:48%
六つに分離したこの世界を一つにする方法が書かれた一冊の本。それぞれの世界で、人々は一冊の本を巡って争い続けていた。
男は罪を犯した。怠惰という名の罪を。
六つの世界から呼び出された大罪人、怠惰、憤怒、強欲、傲慢、色欲、暴食。罪に問われた者達
は、ミロクの元で世界を一つにするための旅に出る。
これは大罪人達が否応なしに世界を救うまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-16 22:32:21
20094文字
会話率:40%
突如現れた謎の組織ブラッディサンが引き起こした惨劇、デモンズカラミティによって生まれた数百体の謎の怪人、バリアントクリーチャーによって日常は壊されてしまった。被害はそれだけではおさまらず、バリアントクリーチャーが生まれたのと同時に紫色の稲妻
が円状に地面を走り、都1つ分ほどの土地を囲う巨大な壁が1時間ほどで創造された。壁によって閉じ込められる前にその範囲から逃げ切れたものはわずか二百人ほどで、間に合わずに壁の中に閉じ込められバリアントクリーチャー達に殺されてしまった人の数はおよそ八万人とされている。
その後、一つの大きな工業都市と八万の尊い命を失った悲劇の日はデモンズデイ、そして巨大な壁、ブラッディウォールによって囲まれた都市はデモンズシティと呼ばれるようになった。
デモンズデイから一年が経った今も謎の組織の正体は何一つ掴めぬままである。
だが、この国には人々の平和を守る者達がいる。
謎の組織、ブラッディサンを壊滅させ、失った土地と人々の日常を取り戻すために戦う勇敢なヒーロー達の物語が今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 19:33:04
10184文字
会話率:51%
―――天使紋。
それはこの世界に生きる者が授かることのできる神秘の力。
14歳の誕生日に教会での儀式を経てその力は開花する。
そしてその力はこの僕シルフ・ライトロードにも与えられるはずだった。
なのになぜか教会の儀式で僕が授かったのは
天使紋ではなく伝説の中にのみ存在する呪われた力悪魔紋だった。
悪魔紋は言い伝えでは世界を揺るがすほどの大罪人に現れる業深き紋章とされていた。
もちろん悪事なんて働いたことのない僕は必死に無実を訴えるが実の父からは勘当され、王子からは問答無用で罪人として罰せられられた。
父から国から不要物として処分され、自分にはなんの価値もないのだと悲観していた。
だがこの時まだ誰も知らなかった。
紋章に刻まれる翼の数がその天使紋の力の証とされる世界。
その世界で現状世界最強と呼ばれるのは6翼の天使紋といわれている。
そんな中、僕の悪魔紋に刻まれた翼の数が12翼だったということを。
そして銀髪の天使に出会った時、僕の英雄譚が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 12:08:46
37795文字
会話率:31%
絶望、憎悪、憤怒。
神でもないのに星を滅ぼしてしまった少年は、大罪人として魂が集う輪廻の世界に封印されていた。
しかし、とある星……【地球】に迫る滅亡の危機と神々の願いにより、少年は記憶をなくした新たな人物、【月神優刃】として転移させられる
。
右も左もわからない世界に投げ出された優刃を迎えたのは、不思議な力を持つようになった少年少女達だった。
そして聞かされる地球を襲う謎の生命体【侵蝕者】の存在を知った優刃は、自分も戦うように迫られるが!?
運命と魂が繋げてしまった、未来を取り戻すための
地球を賭けた魔力バトルファンタジーがここに開幕する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 18:00:00
4359文字
会話率:43%
この世を統べる絶対正義に反した廉で呪いを受けた少女は、「お役目」を果たすため、とある青年に会いに行く。
最終更新:2020-10-21 19:38:31
19187文字
会話率:31%
アルヴィヴル大陸史上最凶の敵、邪神の隣人〈雨期の魔女〉を殺した罪で、浮遊の監獄砦に投獄されたティパルーは、自分の名前以外何も覚えておらず、魔女殺しの罪は一切身に覚えがなかった。
本来であれば、大陸最凶の敵を屠った救世主扱いされるはずなのだ
が、誰一人として敵わなかった魔女をも上回る力を持つのではとティパルーを異分子と判断し、投獄したのだ。
記憶にないティパルーは無実を訴えるが、証拠も証明も証人してくれる人もいないため、監獄から出ることができず。
きっとこれから酷い拷問が待っているのだろうと身構えていたが、彼女を「女神!」と崇めだした一人の看守・イスカによって、ティパルーの監獄ライフは想像していた予想の斜め上以上に快適で!?
「おはよう、女神。朝日を浴びる女神も美しい。朝から女神の顔を拝める今日という日に感謝する。あぁ、まるで宗教画のようだ。心が洗われる」
「あの、私が言うのも可笑しいと思うんですけど、看守の仕事をしてください?」
毎朝毎昼毎晩と拝み崇めてくる看守が、本来の職務を全うしてくれません。
これは、身に覚えのない大罪で投獄されたのに快適な監獄ライフを送ることになった儚すぎる系少女と、ティパルーを女神と崇拝する狂信者へと変わり果てた看守が繰り広げる物語。
※この作品はフィクションです。実在の団体や宗教、団体の関係者方、信仰者様方、実在する人物とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 17:42:38
58975文字
会話率:51%
かつて人類を救った7人の英雄の一人であるグリード・ラ・アマイモン。
しかし彼らは突如助けたはずの人類から殺されてしまうのであった。
気がつくと何も無い不思議な空間に佇んでいた。
目の前では二つの黒いモヤが会話をしていた。
始めは何をいっ
ているのか分からないグリードであったが次第にその言葉を理解できるようになった。
モヤが話していたのは、自分たち7人の英雄を殺した・・・殺すように人間たちを操ったというものであった。
「ふざけるな!!!」
話の内容に怒りだすグリード
「お前たちを殺すとができるのあればこんなところいくらでもいてやるよ!!」
自分たちを死へと追いやったものたちを殺すためにそう誓った。
するとどこからか、声が聞こえ始めた。
”死のう・・・”
”死ねば楽になれるんだ”
これはかつて自らが救ったものたちに殺された哀れな7人の英雄。
その一人であるグリード・ラ・アマイモンが500年後の現世に舞い戻る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 00:00:00
4266文字
会話率:41%
『一人の聖女が四人の神に選ばれ、世界の危機を救いました』
皆が知るその事実の裏で、一体どれだけのことが起こっていたのか――。
「私の破滅と引き換えに、この世界は救われる……って酷くない!?」
マツリ・カルフォンには、この世界によく似
た「乙女ゲーム」の記憶がある。
物語の設定通りなら、彼女が大罪人になりヒロインを聖女にするお膳立てをしないと、邪悪な存在によって世界が滅ぼされる。
でもそれは、ヒロインや婚約者候補の男性たちに軽蔑され、最後には死ぬ破滅への道でもある。
「ああもう仕方ない、破滅は覚悟で悪役やります。
婚約破棄だってお好きにどうぞ!」
事情を話せる味方はゼロ。
のはずが、ちょいちょいマツリの記憶と違う部分もあって……
※R15は保険です。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 21:01:12
251916文字
会話率:40%
策略にはめられ、王子殺しの濡れ衣を着せられた元ドルバック公爵家の第2令嬢マドレーヌは、大罪人の悪名(あくみょう)を背負い、モンブロー監獄の地下牢でただ死刑執行を待つばかりであった。
が、突如、彼女は監獄から出され、馬車で移送される。その移
送先は、カール・マルテル王国の王都セリエーニュの横に建設中の宇宙港にある宇宙艦隊司令部。
彼女が監獄にいる2ヶ月のうちに、地球(アース)459と名乗る星の政府とカール・マルテル王国は条約を締結し、世の中は大きく変わっていた。そして宇宙からやってきた彼らが、この王都のすぐそばに居住区を建設しているところだった。
訳も分からぬまま、その宇宙艦隊司令部の建屋の前に連れてこられたマドレーヌは、その場で駆逐艦4160号艦への乗艦を言い渡される……
一度死にかけたお嬢様が、異文化に戸惑いながら、駆逐艦の砲で戦うお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 17:06:27
107258文字
会話率:54%