青年トゥルムは広大な草原を渡って、かつての学友ガザルの故郷ソム・ガーラを訪ねる。
ガザルの曽祖父であるルングが起こした灌漑事業によって発展を遂げた街は、ちょうど祭りの日を迎えた。事業の成果によって収穫できる様になった作物由来の食べ物を買い
込みながら2人は水門を観に貯水池へ行く。
事業の礎になった曽祖父たちの名が刻まれた碑を拝むと、夜の市場で酒杯を交わし再会を祝した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 22:48:45
5947文字
会話率:62%
手探りの文章で読みにくいと思う。
だけど、誰かに創作物を見せるときの恥ずかしさと高揚感。
そんなものを、久しぶりに感じた。
私は今度こそ、創作し続けられる人間になりたい。誰かを感動させたい。
初々しくて熱のこもった文章だって悪くないでしょ?
読んで何かを思ってくれる人がいたら私は続けられる。いや、現れるまで書いてやろうという気にさえなったのだ。
ただパソコンに向かって文字を打っているだけで、私の心は高まり、人生の転機が訪れた感覚がする。まだやり直せる気がする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 00:39:45
2508文字
会話率:0%
近未来。世界は温暖化で砂漠化が進む中、メリムダ国とサンドリア国はよく雨が降り、緑豊かで作物も豊かであった。両国に雨が降るのは、ドラゴンに守られているためであると、言い伝えられている。
サンドリア国は銀のドラゴンに、メリムダ国には金のド
ラゴンに守られており、銀のドラゴンが嵐を呼び、金のドラゴンが雨を降らしている。しかし、王家の血が流れる者が、他方の城に入ったとき、白のドラゴンの怒りが蘇り、恐ろしい災いが起こり、雨は降らなくなってしまうという。
メリムダ国の第一姫のカトレアは、おてんばで好奇心旺盛。お忍びで城を抜け出し、サンドリア城に入り込んでしまう。そこで助けられたラメレス王子と一目で恋に落ちる。
恋に落ちたラメレスとカトレアに、ドラゴンの伝説は再び蘇る。災いが次々と起こっていくが、カトレアは勇敢に、運命に立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 11:35:47
9838文字
会話率:44%
西暦2027年――この年の夏の暑さは尋常ではなかった。
六月に行われた小学校の運動会では、ある児童の体調不良により組体操のピラミッドが崩壊。大阪の住宅では老人が深夜、熱中症に罹患。
時が経つにつれて暑さは急速に強まっていき、それに付随
して起こるは熱中症、取水制限、給水制限、断水、作物不作、操業停止、脱線事故、そして――。
いつか訪れるかもしれない激烈な猛暑を市井の人々の目線で描き出す、オムニバス災害小説。
※『列島壊滅――超巨大台風襲来』の前日譚ですが、単体でも問題なくお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 19:10:00
37310文字
会話率:25%
砂漠の上にある小さな都市シュプーラ
シュプーラでは何十年、いや何百年も『水』という物が存在しない。その為人々は水が無くても育つ草木や農作物を食べ、そこから水分を取ることしか出来なかった。もはやこの都市における水とは、何か遠い伝説か神話でしか
語られていなかった。
シュプーラの人々はこの地を『水のない都市』と呼んでいた。
シュプーラで広がる不可解ない病
そして女王マリテーヌと侍女ジロデの愛の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 13:14:05
15256文字
会話率:52%
ブラック企業に勤める土井 怜は、サービス残業後の深夜の帰り道にトラックに引かれ帰らぬ人となった直後、地球の異世界転生/転移系の創作物がマイブームになっている神様から謎スキル【異世界転生/転移あるある】をもらい、中世ファンタジー世界の農村に「
レイ」という名の黒髪、黒眼の孤児として転生することになった。
12歳の鑑定の儀の際、レイの幼馴染であるフィーナは「聖女」、義妹のマリーは「賢者」、常にフィーナやマリーに挟まれているレイを敵視しているガイは「勇者」のジョブであったが、レイのジョブは非戦闘職の「ポーター」であった。
「レイ、今までご苦労さんw」ガイ、フィーナ、マリーの3人がかりでS級ダンジョン内の断崖の底に叩き落されるが、落下中にもかかわらずレイは満面の笑みを浮かべるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 20:00:00
66884文字
会話率:68%
東方二次創作物短編で各キャラごとに恋人を付ける小説・・・たまにありますよね?
それを全員分一気にやったらどうなるかな、と試しました。つまり東方キャラ一人一人(登場する人物のみ)に恋人を作ります。
さて、どうなるかな?
なるべく頑張りま
すので「そんな関係恋人じゃねーじゃん」ってツッコミは無しでお願いします
ちなみに昔別の名前で投稿してた奴です
ただし、コンセプトしか面影は無いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 03:34:52
178316文字
会話率:47%
現実パラレル創作物語。あなたが知る現実よりも少し変わった世界。果たしてあなたの目には希望の世界だと見えるのか、それとも悪夢と見えるのか。現状を流されるままに生きる私たちに何かを訴えるようなお話。あなたはいったいどのように受け止めるだろうか。
最終更新:2024-02-20 23:00:00
760文字
会話率:0%
いつかをふと思い出しつつ書いたもの。
創作物です。
現実のようなフィクションのような(^_^;)
最終更新:2024-02-07 09:44:07
378文字
会話率:0%
ある日、過度の疲労からオフィスで静かに死んでしまった主人公は異世界に転生する。
なんとその転生先は、乙女ゲーム『アルタインの園』の令嬢、アリクだった。最初は順調で王子と婚約するものの、あとからゲームの主人公である女性が出てきて考え方が一
変する。その後王子から婚約破棄され、これまでしてきた悪行の結果死刑が決まった望だったが、隙をみて国から逃亡し、とある町の冒険者ギルド経由でパーティに参加する。
異世界転生で身に付いたユニークスキル<魔力増強>で無双できるかと思えば、転生した令嬢には一切魔法の素質がなくハズレスキルになってしまった。
できるのは仲間のちょっとした強化くらい。
なんとか前衛としても頑張ってきたが、ダンジョンの最深部でパーティの役立たずとして捨てられ追放される。
何もかもを失い絶望し崖から飛び降りようとした時、とある老人から声を掛けられる。
壊滅寸前の村に招待され、住む場所を提供されたもののどうしてよいか分からずじまい。
しかし、彼女のスキルが作物を育てることや自然を育むことに活かせることを知り、徐々に希望を取り戻す。
そんな主人公に、老人は最後の望みを託す。
「お主、この村を復興してはみんか?」
彼女は決心する。
『どうせなら町をつくってやる』と。
これは、主人公が一生をかけて町を作り上げる物語である。
※(超不定期更新。ただし更新時間は土曜日22時ピッタリ)
表紙・挿絵は【桜木はる】がたんせぇこめてかいてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 22:00:00
24280文字
会話率:30%
第170回芥川賞に九段理江氏の「東京都同情塔」が選ばれました。
九段氏はその授賞式で、『AIとかチャットGPTとかを駆使して書いた小説』と発言をしたことが大きな波紋を呼んでいます。
今回は文学がAIに近々淘汰されてしまうのではないか
? という可能性について考えていこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 17:37:05
4172文字
会話率:5%
作品の墓場なのでBLが出てくるかもしれんし唐突に殺し愛が始まるかもしれない。
地雷もあれば性癖もある。
掃き溜めみたいな場所、胃袋の頑丈さに自信がある人は見るといいと思う。
NTRはたぶん無い、残酷描写として採用ならするかも、多分しない
最終更新:2024-01-12 02:24:34
349文字
会話率:0%
突然だが私は転生者である。名は一番合戦桜花(いちまかせ おうか)。幼き頃に前世を思い出した訳だが……例えそこが前世で見知った創作物の世界であっても、何か物申す余地など微塵も介在しない圧倒的暴力が支配する倫理を投げ捨てた名門中の名門武家に生ま
れ変わりっていた。そして地獄のような修練に明け暮れること幾年。ついに【一番合戦流氣功術皆伝】を賜るにまで至っていた。羅刹悪鬼のごとく生きた賜物であろう。であるならば――この世界でなすがまま武をふるうのもまた一興と思っていたのだが……ふと気づくと今度は魔法の世界【バルバロード】に転移していた。なんだろう、この節操のない人生は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 00:39:59
77659文字
会話率:20%
聖女を失って、いわゆる「ざまぁ的展開」に陥ってしまった領民達が、力を合わせて再起を図る異色の異世界ラブコメファンタジー。
主人公のシリルが住む『カルギス領』は、聖女と呼ばれるエルフの少女ミレイユの能力によって芳醇な恵みがもたらされていた
が、ある日領主は彼女を追放してしまう。
そして彼女が隣の『グリゴア領』に亡命したことによってシリルたちの国は加護を失い荒れ果ててしまう。
一方で聖女が逃げたグリゴア領は、まともに努力をしなくても芳醇な作物が実るようになっていき、その中で聖女ミレイユは薬屋として友人に囲まれながら、スローライフを送る生活を過ごしていた。
若い女性も大量に流出し、中高年ばかりとなってしまったカルギス領で、シリルは、使用人仲間のセドナと共に、少しでも自領を良くしようと尽力する毎日を送る。
そんな中、雑豆を用いて調合した『プロテイン』を『サブスク方式』で移動販売する商法が大ヒットしたことで、徐々にカルギス領と立場が再逆転していく。
更に自称『優しい男』であるコミュ障な獣人『ザント』や、
ミレイユの友達のふりをして惚れ薬を調合させ、シリルを自分のものにしようとするヤンデレ美少女『スファーレ』。
その他、様々なキャラの様々な思惑が、プロテインの市場を巡って波乱を引き起こしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 11:35:33
143728文字
会話率:54%
ブラック企業勤務の草刈実は人生に嫌気がさしていた。
そんなとき宇宙人から不思議なロボットをもらう。
これで人生一発逆転だ、そう思う草刈実だったが、そのロボットは想像を絶するポンコツだった。
がっかりする草刈実。
ところがロボットはひとつだけ
、ものすごい力を持っていた。
品種改良。
どんな作物でも簡単にかけあわせてしまう力だ。
ラディッシュ(二十日ダイコン)とバナナをかけあわせると、たった二十日でバナナが土からニョキっと生えてくるのだ。
桃とブドウをかけあわせれば、鈴なりの桃がどっさり。
これは、もしや大金持ちになれるのでは?
草刈実はブラック企業を退社し、農家へと転職するのであった。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 12:09:29
97177文字
会話率:24%
遠く離れた星から地球に進行してくる宇宙人、その目的は地球侵略や人類の隷属でもなかった。
その目的とは…
娯楽
その宇宙人の星には娯楽がなかった。
どうやら昔から科学や技術の発展ばかりを重視した結果そういった時間が無駄になるものはとにかく
排除された星らしい。そんな生活に抑圧されていた彼らが求めてくるのが地球の娯楽ならとても友好な関係が築けただろう。
しかしほかの星と彼らの星では文化や考え方そのものが違うらしい、彼らが望んだのは
「かつて見たことのないような殺し合いがしたい!例えば!面白い事を考えられる奴だけが強い世界とかね…」
我々人類は自分が考えた面白いもの、素晴らしいもの、そんな意思の力を具現化させるリストバンドが宇宙人たちの科学力でどこからともなく配布された。
宇宙人たちはその恐ろしい科学力で作られた兵器を手に取り地球へ侵攻してくる。そして世界各地の墓に眠る創作者、宗教、その他で良く知られた著名な人物たちが世界中に現れた。
彼らは世界中で虐殺を行っているらしい。
地球の行く末はいかに…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 04:13:34
6362文字
会話率:41%
寡黙な元Sランクの凄腕冒険者――〝竜断〟のラルクは周囲に惜しまれながらも35歳で冒険者業を引退。
ラルクは故郷である、海と山に囲まれた辺境の村へ帰る途中で、邪教徒による儀式の生贄にされそうになっていたダークドラゴンを助けてしまう。
翌
日、ラルクの下に現れたのは――黒髪の美少女だった。
「先日救っていただいたダークドラゴンのディアです! お礼にしにきました!」
「……帰ってくれ」
一人で静かに暮らせると思っていたラルクはディアを追い返そうとする。
しかし、〝命を救われた竜は、恩人に一生を尽くさねばならない〟――という竜の掟に従わないと竜界から追放されるとディアに泣きつかれてしまい、最終的にラルクは渋々彼女を家に住まわせることになった。
村人達からは夫婦だと勘違いされながら、ラルクは家の修繕、家具作り、荒れ地の開墾や漁業の為の道具作りに精を出すのだが、手伝いを申し出るディアの規格外なドラゴンパワーに振り回せることになる。
ディアの重力波で荒れ地を開墾して畑を作れば、竜の魔力のせいで謎の作物やドリアードが生まれ、釣り道具を作ってみるもディアが海中に電撃を放った方が早いと言ってやった結果、魚が大量に採れすぎて処理に困ったり。
ラルクのライバルを自称するSランク冒険者のダークエルフ少女とディアが喧嘩したり、竜の魔力に惹かれてやってきた海や山の魔物を追い払ったりと、騒がしい毎日を二人は送ることになる。
それでも、いつだって困っている村人達の為に働く二人はいつしか村の中心的な存在になっていく。
そうして不器用で寡黙なラルクと、素直で感情表現豊かなディアの二人は、少しずつ絆を深めていくのであった。
しかし海中に住む種族や、ディアの過保護な家族もラルク達に興味津津で?
これはうっかりダークドラゴンを救ったばっかりに、ちょっぴり規格外で騒がしいスローライフを送ることになる、一人の冒険者の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 17:00:00
120624文字
会話率:52%
物語に憧れる神崎拓真はとある日にクラスメイトたちと異世界へ転移してしまう。そしていかにも主人公に勇者の才能が!!そして決意する「自分が満足する物語を人生を賭けて!!」これは役者兼監督の拓真が世界を見て知り、退屈を破壊する奮闘劇である。
※拙
い文章もありますが、温かく見守ってください。
アドバイス待ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 20:44:00
18145文字
会話率:43%
【短いあらすじ】国の研究機関を追放された主人公が、転生の際に与えられた「人体だけではなく植物などあらゆるものを強化できる付与魔法」で、不毛の土地に農園を作ってスローライフをはじめる話
【長いあらすじ】
社畜でベランダ菜園が趣味だった「佐田
」はある日、命を落として「サタ」として異世界に転生した際にあらゆるものを強化できる「付与魔法」の加護を与えられる。
異世界でサタだけしか使えない付与魔法は、人体に「筋力強化」を付与すれば重いものを持てるようになり、剣に「忍耐力強化」を付与すれば刃こぼれしない剣ができあがり、植物に「生命力強化」を付与すれば不毛の土地でもすくすくと成長するという、まさにチート魔法だった!
──あれ? このチート付与魔法を使えば、のんびり農園スローライフができるんじゃない?
彼の能力を妬んだ上司からハメられて国の研究機関を追放されたサタは、与えられた付与魔法を使って植物が一切育たない瘴気が降りた危険な「呪われた地」でのんびり農園生活をスタートさせる。
そこで無意識にチート能力を発揮してしまうサタは、飢えていた獣人の少女を助け、廃業寸前のブドウ園を助けてしまう。
さらにサタが付与魔法を使って育てた野菜が世界を覆い尽くそうとしている「瘴気」から人々を救う鍵になることが判明して──!?
※毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 17:24:08
155660文字
会話率:39%
『私』が日常で見つけた好きなことを日記風に書いた創作物語です。
最終更新:2023-11-15 23:45:15
683文字
会話率:0%