【彼女の脳を取り戻すため、俺は自分の脳を兵器に詰め込む】
「苦しいんです。ここから出たいんです。この狭い宇宙服の中から」
ケイスがドキリとする。生体材料とチタン、炭素繊維のハイブリッドに詰め込まれた脳と人工の内臓と筋肉。
ゴーグル
型の瞳から見える世界。人工の心肺での呼吸。ケイスにとっては潜水服に詰め込まれた感覚。
「苦しいんです」
メイサが無造作に奪ったグロッグをへこんだこめかみの辺りに当てる。躊躇なく引き金を引いた。
ゴキンと痛々しい金属音。首が左に吹き飛ばされるが、上体は崩れていない。首を再び戻すと、もう一度引き金を引いた。
再度、重々しい金属音。ピシャリと何かが飛び散った。
あまりの光景にレイチェルが手で顔を覆う。
損傷した頭部から、青い液体が流れ出す。
「安定液が・・・」
ヴァレティナが口を手で覆った。
頭部を覆っているチタン製の槽が壊れ、内部の安定液、青色の液体が流れ出している。
メイサの上体がガクガクと震え左に傾いだ。それでもまだ、グロックを持った腕がゆっくりと上がっていく。
※小説家になろうをはじめ、複数のサイトへ作品を投稿しています。
※TW: @kulokulo_net折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-21 13:53:45
99225文字
会話率:24%
東雲沙那は、春が好きだ。
甘い花の香り、暖かい春風、青い空…
窓から見える世界は狭いから、もっと色々な所へ行こう。
大切な人と、ゆらりゆらり。
手を伸ばして。
東雲沙那は、春が好きだった。
最終更新:2019-10-26 15:24:20
4096文字
会話率:63%
アルデン王国の王、カイルとの結婚式の日、アリア・エスタニアは、アリアのことを良く思わない女貴族の1人であるレイラに嵌められて異国へ飛ばされてしまう。アリアは結婚相手であったカイルのことを忘れられずに、数々の残酷な出来事を出会った仲間と共に乗
り越えてカイルのいる王城へと辿り着く。共に戦ってきた仲間とカイルへの想いが交差する中、そこで彼女が見たものはーー
全てを奪われ闇に堕ちた時、そこから見える世界はどんなものか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 18:28:16
76505文字
会話率:33%
十七歳の男女が無人島で必死に生き抜く姿を描いた青春がテーマのミステリー小説です。
主人公の島谷類(十七歳)は、『抽選一組様限定! 夢のサイパンへ六泊七日の旅 無料海外ツアーモニター募集中』という驚いてしまうようなインターネット広告を目にし
た。見事に当選し、夏休みの思い出づくりに友達を誘って楽しい旅行へ。しかし、搭乗した旅客機が墜落してしまう。
ここは……ミクロネシアの無人島と思いきや、何かがちがう……。つぎつぎと恐怖を孕んだ謎が浮上する。
1、不思議な力に守られた島の生体は、十三人にとって不死身なのだろうか?
2、眠れば意識が学校の鏡の裏の世界にトリップする。鏡越しに見える世界は現実の学校。
3、日付変更がされないスマートフォンの画面表示は、旅客機墜落時で止まってしまった年齢をあらわす。十三人は永遠の十七歳。
何ひとつ共通点が感じられない、これらの謎をカラクリと名付けた。
次第にツアー会社(死神)が仕掛ける脱出推理サバイバルゲームに巻き込まれたのではないかと考えるようになった。
現実世界とリンクされた鏡の裏の世界から、現実の学校にいる類の彼女、理沙を協力者にして島からの脱出を試みる。現実世界から鏡を割ってもらう実験を試みたが……
ここは死神の島……そして異世界なのか……それとも……
十三人は必死に生き抜こうとする。
どんなときでも恋をし、友情を信じる―――
こんなにも多くの時間を仲間と過ごしたことはなかった。仲間内の恋愛、知られざる想い、コンプレックス、過去、ヒューマンドラマ。
最悪の状況下に置かれながらも、最高の青春をこの島で過ごした。
現実世界へと繋がるゲートを探し奮闘する彼らの結末は―――
めくるめく展開と衝撃と感動のラストが魅力の類をみないスピリチュアルな青春ミステリー小説ここに開幕!
※エピローグ(一)サブタイトルの意味と繋がってます。
※エピローグ(二)自殺防止呼びかけ。死ぬな、生きるんだ―――作品を通じて伝えたい生きることへのメッセージ。
※いじめによる十代の自殺のニュースが絶えない。それはとても悲しいこと。だからこそ自殺防止の作品が必要なのではないだろうか、と私にできることがしたかったので書きました。誰かのためになれたら幸いです。
(他サイトでも公開してます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 22:00:00
422910文字
会話率:47%
人の見える世界は違う、そう、私の見える空の色も違って見えるのかな。
最終更新:2019-07-14 17:09:03
249文字
会話率:0%
僕が見た、君と窓から見える世界のお話。
最終更新:2019-07-11 19:14:35
922文字
会話率:0%
自分が見ているこの世界は、本当の姿ではないんじゃないか。虫の目、動物の目、魚の目、のそれぞれでは、見える世界が違うのだという事実を知ってから、期待半分にそんな疑惑を持った中学時代。
それは、すっかり黒歴史になった今でも、その考えは頭から
離れることはなかった。
ある日、目を覚ますと、その目に映り込んでくる世界はどれも常識外のものばかり。ひび割れた空に、鏡のような地面。突然様相を変えた世界に、思い浮かぶのは、あの妄想。
果たして、これがこの世界の本当の姿なのだろうか。
そんな考えに溺れる中、1人の少女が目の前に現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 16:52:41
997文字
会話率:54%
あの人との出会い。これが俺の人生を変えた。今までと見える世界が変わった。でもどんなに楽しい時間でも永遠には続かない・・・
最終更新:2019-06-02 15:09:54
432文字
会話率:0%
僕、ナオは大学三年の夏に一人の女の子、アカリと出会った。
それまで何となく流れに身を任せて生きてきた僕は、彼女の目から見える世界と彼女の魅力に惹かれた。
しかし僕にはこれまで人と深く関わって来なかった重大な秘密がある。
これは、僕が彼女と出
会ってから別れることになるまでの二年間を綴った、紛れもない僕自身の話だ。
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本作品は精神障害に関する描写、および作者の個人的見解を含みます。あらかじめご了承ください。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 00:00:00
50701文字
会話率:48%
主人公は病院のベットの上で「生きたい」と「死にたくない」をひたすら想い、願う。
そうすると、神からこれ以上想い願うことを止めて欲しいと言われてしまう。
これ以上願い続けることはこの世界が壊れてしまうからと。
また、代わりに自由に動ける世界を
提供すると。
自由に動ける世界とは、神が創った別の世界で箱庭だった。
そこは天地が逆転し、空を見上げると太陽があり、その先に地続きの大地が見える世界。
スフィアと呼ばれる閉じた世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 21:56:14
52290文字
会話率:30%
町よいちちょうに生まれ育ち早15年。
私は生まれ育ったこの夜市町での中学生活を終えようとしていた。
中学3年間は毎日毎日家に帰れば独りだった。
父は中学に私が上がったとともに長期の出張へ、母は夜勤が多く私が学校に行っている間に仕事へ向かっ
て私が起きる頃に帰ってきて睡眠をとる。
なので唯一一緒に暮らしている母とは朝の「おかえり、行ってきます」の挨拶くらいでしかコミュニケーションをとることもなくなってしまった。
父が母が私のために頑張ってくれているということも理解しているし仕方ないことだとも思っている。
でもそれでも少し寂しかった。
そんな中学の3年間が終わりを迎え、高校生という私にはまだ眩しく大きく見える世界へ進む。そんな時の出来事。
私は知ることもなかった夜市町を知る事になるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 23:57:36
606文字
会話率:16%
うつ病患者から見える世界について
最終更新:2019-03-11 11:22:38
1576文字
会話率:0%
βテストに1年を費やし、ようやく完成の時を迎えたVRMMO、【After Ragnarøk】
【After Ragnarøk】は世界初のVRMMOで、ゲーム内では24倍の時間で楽しめることが忙しい人々にも人気を呼んでいた。
そのゲームと全く
同じ…ように見える世界にその男は生まれた。
その男はβテスターで、そのゲームを知っていた。
そして、5歳を迎えたときに…
あ、更新遅いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-04 23:05:09
90407文字
会話率:44%
貴方の目には何が写っている?それは本当に皆も見える世界なのかい?疑問には感じないのかな?
最終更新:2019-01-28 02:51:58
261文字
会話率:0%
あなたの話している相手は一体どのような思考の持ち主なのか、考えたことはありませんか?
この世界はその思考が色として見える世界のお話
最終更新:2019-01-16 21:22:17
271文字
会話率:0%
ブサイクが美男美女に見える世界へ!
私は、生まれつきブサイクな女の子なの、、、!
顔がごつっい感じで骨格もよく、目も一重で、歯並びが悪く
鼻がペタンコで、少し小太りだから揺れる頬っぺたがフレンチブルドッグに
似てたらしく! 私のあだ名は【
フレンチブル】と子供の頃から、男の子達
にそう呼ばれていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 03:00:00
1621文字
会話率:20%
『感情』を持たない男が、変わっていく話です。
最終更新:2017-09-24 10:16:30
1220文字
会話率:5%
大都会に埋もれた小さな路地、それをさらに分け入った場所。――そこに彼らの事務所はある。黒髪に血色の瞳を持った男と、金髪に碧眼の女。そして『銀色』の男たち。「静かなのは嫌いじゃない。ただ退屈は罪だと思う」。彼らは何を思い、日々を生きているの
か。倫理、価値観。見える世界は違うから、自分勝手に遊びましょう。
彼らの事務所に訪れるのは、赤と白を纏った女、執拗に「何か」を求める男、「帰りたい」少女、密やかなバーの主、対犯罪組織の狗。
彼らの日常を織りなす、非日常。
※登場人物が大体みんな頭がおかしい。自分勝手にもほどがあるうえに倫理観が崩壊しています。
※一章で一旦完結です。
※2019/1/1から間章投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 12:00:00
47598文字
会話率:8%
全てが灰色に見える世界で冷めた勇者は魔王討伐の任へと就いていた。くだらない世界を守る為に魔王と戦う。そんな旅を始めたジークは最後の村で頼まれた依頼からある女性に出会ってしまう。その瞬間からジークの世界がカラフルに色付き始めるが・・・。
す
みません、再度題名変えました。また変えるかも・・・。
ハッピーエンド主義者の作者がそれを破って悲恋をテーマにしてみた作品です。
短期連載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 16:51:14
27642文字
会話率:38%
途中までですが、スマホを落としてそこから見える世界が…
最終更新:2018-09-27 04:44:40
543文字
会話率:8%
私の見える世界と貴方の見える世界
夢は現実と成り現実もまた夢となる
最終更新:2018-09-13 23:55:56
1061文字
会話率:23%