僕は、ある日の夜の公園で、放尿していた。
どうしても尿意が我慢できず、仕方がなかったのだ。
ふと横を見ると、僕以外に男が一人いて、その男も僕とは違う様子で用を足していた。
男は、僕と目を合わせ、「君はおしっこが好きかい?」と突然言うのだった
。
恐ろしくなってその場から逃げた僕だったが、その日から変調をきたし、排尿へ神経質になる。
どうしてこうなったのか、右往左往しながら、僕は見知らぬ男と未知なる排尿の世界に惹かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 20:00:00
48775文字
会話率:43%
深夜の駅、普通の…………普通の駅だ。
始まりはどこからか分からない。
話せない女性 。 フードの男 。 謎の常連客。 双子の姉妹。
■■の駅
私は何処に行こうと■■電車に乗ったのだろう。
電車の音が聴こ
える。
*深夜一人で読むのはお勧めしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 09:01:45
9468文字
会話率:41%
ある夏の始まり。学校のチャイムが違う音に聴こえる。
そんな噂がある事を知らない男の子。始まるはずの夏休み。
終わらないはずの7月20日が終わる時……
始まるのは新たな日常かそれとも――
最終更新:2020-07-23 12:00:00
4371文字
会話率:60%
勇者のユーシュは世界を救う旅に出る。
しかし力およばず力尽きかけた時、幻聴が聴こえてきた。
神と名乗るその幻聴の力を借りて新しい仲間たちと
魔王に挑む。
最終更新:2020-07-15 03:36:38
5833文字
会話率:1%
ポチャ……ポチャ……と何かが水底に落ちる音が夢の中で聴こえる。
それはまるで何かの願いが掌から零れ落ちるよう。
いつも通りの朝。けれど、今日はお嬢様の婿殿をお迎えする日。
けれど、何かがひたりひたりと忍び寄るように唄う声がする。
逢いに来た
のは二人の王子。一人は人間。もう一人は獣人。
「僕達には君が必要なんだ」と彼女を連れ出した。
連れ出した彼らはお嬢様を名前で呼ぶ事は一度もなく。
ある日、男が現れた。人の成りをしているが、その実、人でも獣人でもない者。彼は彼女に問うた。逃げ出したいか? と。
彼に逢い、夢を視なくなった。水底の夢を。
けれど代償に「名前を呼んで」「私を愛して」というその言葉が届かない。まるで本物の人魚姫のように。
そんな時、再び男が現れて「脚をあげる。自由に飛んでみなよ。此処から出る為に」と脚を貰ったお嬢様は、外へ逃げた。けれど、二人の王子は彼女を逃がさなかった。彼らは彼女を捕まえた。
男は嘆いた。彼女を救えなかったのを。だから……。
もう二度と、そう呟いた声が泡となって、消えてーーーー……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 22:48:41
1467文字
会話率:43%
街での居場所を見つけられない青年がある日ふと出逢う「屋根の上」の世界。
夕陽色の景色の中に聴こえる、どこか懐かしい音楽。
心打つ歌声の奥に響く、哀しみの涙。
忘れられないひと夏をめぐる、すこしふしぎな物語。
最終更新:2020-07-03 11:25:03
22801文字
会話率:2%
『ねぇ、聴こえる?』
頭上から聞こえた少女の声に、ある男子高生の幸谷――コーヤは目を覚ました。けれど、彼が目覚めた場所は、悪魔の支配下にある異世界だった――
異世界に来た経緯も分からず、混乱するコーヤ。そんな彼に少女は、真実を伝える。
『君は神に選ばれたんだよ――』
これは神に選ばれた少年と、神々の父祖と同じ名を持つ少女の小さな旅物語。
そして、二人を待つのはなんとも個性的な仲間たちで――!? 創造神と人間を繋ぐ役割を担う、アイ・アパエク。元・天使の堕天使コカビエル。そして、先程コーヤを助けた少女、エル・カムサイド。
それぞれ、神の精力を受け継いだ少年少女達が世界の闇を晴らすために今立ち上がる。
そして、その先に待つのはオルゴール・ワールド。悪を作り出すその世界は、一体なにを表しているのか。それを暴き、コーヤ達は世界を救えるのか。歴史の一部分に過ぎない物語でも、コーヤ達は確実に強くなっていく――
『どうか、未来で目を開けたときに笑ってくれますように』
また君の名を呼べるように。
彼の人生は新たなスタートを切る。
笑え、抗え、生きろ、叫べ――。
神々と人々がお互いに手を取ることができる世界を作るために、コーヤの秘められし力が今、動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 17:04:16
3896文字
会話率:28%
波浦高校に通う三年生の皐月真司はある日、成仏されず彷徨う女の子の声が聴こえる。彼女の姿は見えないが、「好きな人に想いを伝えるとか、青春感じること体験してみたいな」とお願いする。
しかし真司は幼馴染ですでに離れてしまった桃瀬陽葵との初恋以来
、恋愛など無縁であった。そんな真司と謎の女の子が送る不思議で儚いラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 13:22:11
441文字
会話率:60%
世界に
もてあそばれる
社会に
もてあそばれる
人間関係に
もてあそばれる
あなたは『人』を『殺したい』と思ったことはないですか?
「残業しろ!!」と言ってくる理不尽な上司。
「キモイんだよ!デブ」といってくる女子。
「
馬鹿じゃないの?ハハハハハアハハッ」と笑ってくる陽キャたち。
『殺してやる』と思ったことぐらいはあるでしょう?
それとも、そんな意識も持てないほどにあなたは『自分』を捨てましたか?
そんな社会を少しはよくしませんか?
あなたにまだ『変えたい』という思いがあるなら……
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Option
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決断する
⇒今の自分から逃げる
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・あらすじ・
⇒都会の喧騒の中でフードを被った男が不敵に笑う。
「いい殺意だ。誰しもが殺意を持って生きている。聴こえる。だれかの死を願う心の声が」
心の中で男は笑う。
「おっと、今日も仕事だ」
フードの中からスマホを取り出す。
「はい、送り屋です。わかりました、それでは、明日ですね。それでは、また、明日……」
人は醜いね~でもそれが面白い。
本当に面白い、僕はあくまでもそれを助けるだけ
楽しいな~フフフ
黒いフードを被った男は歩き出す。
新たな依頼に向けて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 20:07:58
5194文字
会話率:44%
星の歌が聴こえるの。遠い空から美しい歌が届くのよ。たくさんの歌が合わさって、新しい歌が生まれるの。ほら、また歌う星が生まれたわ。とても綺麗な歌なのよ。
最終更新:2020-02-09 00:36:28
451文字
会話率:20%
ジーーーーーーー。
夏の蝉せみの鳴き声のような鬱陶うっとうしいその音はある日突然、聞こえなくなった。
自転車に乗ることが好きな少年。海崎直人(かいざき なおと)は、ある出来事を境に全く自転車に乗らなくなる。
しかし、彼の入学先の高校
は自転車競技部の強豪校であり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-11 19:51:53
1947文字
会話率:48%
日本の戦時下。僕と付き合う女性、類(るい)は、花の声が聴こえると言う。
その意味を知ることになるのは、日本が戦争に敗れた後のことだった。
最終更新:2019-11-14 20:02:40
1059文字
会話率:0%
世界が降りやまぬ雪に包まれた冬。
高校生の僕が住む街も、終わらない冬に埋もれていく。
そんな終わりの見えない「冬」に包まれた街にある日、彼女の歌が聴こえる。
これは、長い冬を終わらせ春の終わりに消えた彼女の歌を忘れまいと「僕」が書き残
した記憶。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 15:51:10
577文字
会話率:0%
人には聞こえない、声亡き人の声。Sound Of Silence その声が、俺には聴こえる…。
桜沢 英知(おうさわ えいち)は、死者の声を聴くことができ、姿を見て、会話をして、その上、その感覚を他人に分け与えることができる特異体質。それゆ
えに、彼のもとへは死者や生者から様々な問題が持ち込まれ、それに巻き込まれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 18:00:00
217007文字
会話率:45%
光雅帝国。
都の外れの小さな村で暮らす鈴華は、父と兄と3人で暮らしていた。
『危ないから、絶対に村から出ては行けないよ』
そんな父の言いつけを破り、鈴華は、12歳の時、1人でこっそり都へ行った。
そして、鈴華は出会った。
青がかった
黒髪に金の瞳の、不思議な少年に。
名前すら聞けなかったが、
村の人々とは全く異なるその少年に、鈴華は心を奪われた。
でも彼は、旅する『歌い手』に恋をしていたようで…
それから5年。
鈴華は今日も歌う。
あの歌い手の歌声を目指して。
あの日の少年に聴こえるように。
自分を見つけて貰えるように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-23 20:18:08
10750文字
会話率:38%
弟は生まれつき耳が聴こえなかった。だけど、そのことと、僕がこの場所で歌い続けていることとの間に、一体どういう関係があるのか。僕は未だにその答えを見つけられずにいる。
最終更新:2019-05-03 22:11:46
3673文字
会話率:30%
(表)凡庸な中学二年チビ男子の太賀氏(タカシ)はある日自分だけに不思議な音が聴こえると感じた。その音は何者かの声だった。
(裏)[過去の世で亡くなった私(女)が、この【世界】に転生していて、この【世界】で気付いた件についてのいくつかの行動
と、それによる現世の人生での懸案の発生。]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 21:43:28
416144文字
会話率:25%
平成31年4月1日。
今日はエイプリルフールだ。
だから、電話で弟が「らいちゃんが死んじゃった」って言っているのも、後ろから聴こえるお父さんの大袈裟な泣き声も、全部全部、タチの悪い冗談だと思った。
嘘だと、本気で思ってた。
嘘であって、
欲しかった。
天国へ旅立ったあなたへ。
今、伝えたいことがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 00:06:20
3278文字
会話率:0%
『物の声』が聴こえる高校生の少年、広井磨澄(ひろいますみ) 17歳は、人間とその社会に絶望していた。
超能力ともいえる磨澄の唯一の特技である『物の声』を聴くということも、そもそも心も頭脳もない無機物からは意味のある『声』はほとんど聞こえ
てこず、こちらの意思を伝える手段もないため思っていたより役に立たないという始末。
磨澄は淡々と同じ生活をループするかのように、感情の無い生活を送っていた。
そんないつもの通学路、磨澄は意思のある『物の声』を聴き、誘われるように『魔剣』と出会う。
『君を蔑ろにした連中を見返してやろう』
魔剣は磨澄の提案を承諾し、磨澄は魔剣を手に執り、この世界に未練はないと共に異世界へと渡る。
そこで魔剣と磨澄を待ち受ける、敵視と試練。磨澄は魔剣を振るい、障害を切り拓いて進んでいく。
超常と聖剣の待ち受ける世界で、そんな『2人』が台頭し大きく震撼させる存在になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 20:16:34
4370文字
会話率:8%
窓の外から聴こえるピアノの旋律が、懐かしい曲を奏でていた。
そう、僕が昔作った曲だ――。
最終更新:2018-09-01 12:23:06
4341文字
会話率:32%