高二の夏休みを利用して一人ぶらり旅を実行した天神 典人(あまがみ のりと)。
三重県伊勢志摩を周って、ゴール間近の山梨県甲府市のとある森の中で、懐かしい童歌で遊んでいる子供たちの声が聞こえてきた。すると次の瞬間には異世界に飛ばされ、気が
付けば宙に浮かぶ光る石と周りには和服の少女たちがいた。
話を聞くとどうやらこの子たちも典人と同じように飛ばされて来た様だ。そしてその子たちは人間じゃなかった! 妖怪・精霊・神……。
典人はこの子たち魑魅魍魎とともに、この世界での生き残りと元の日本への帰還を目指す。
サブタイトルに共通の『気』は『き』であり『鬼』に通じます。
諸事情により不定期投稿となりますので、気長にお付き合い下さい。
同じく、諸事情により感想等の返信は、あまりできないかもしれませんのでご容赦下さい。(何らかで対応したいとは思いますので、感想・意見・評価を頂けると助かります。わがままですみません)
なお、この物語はフィクションです。登場する人物・団体名・商品名等は架空の物です。
作中に出て来る童謡は調べて本文に書くのに問題のないものを使っています。
作中に出て来る魑魅魍魎の名前は本体名は元の文献そのままに表記しているものを、外見や成り立ち・振る舞いなど基本は参考にしていますが、オリジナル解釈でキャラとして変質した存在となっています。
魑魅魍魎の中には成り立ち上、現代の風潮にそぐわない呼び方のものも有るかもしれませんが、出来るだけご理解とご寛容を持って呼んでいただけると幸いです。
全体を通して残酷な表現があります。苦手な方はご注意下さい。
同じく全体を通して「寸止めエロ」や「微エロ」的表現があるかもしれませんので苦手な方はご注意下さい。
☆評価をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 06:00:00
318177文字
会話率:38%
2XXX年1月16日この国である事件が起こった。事件の概要はこうだ。ある一人の魔女が都市部でテロ行為をしたことがきっかけで国は魔女の存在を危険視し魔女狩り制度というものを制定した。魔女狩り制度はその名の通り魔女をこの国から排除するためにで
きたものだ。もし魔女を見つけたら国に密告することで懸賞金を受け取ることができるという実に簡単な制度だった。だが世の中そううまくはいかない、別に魔女が見つからなかったわけじゃない、その逆だ、魔女が多すぎたんだ。不自然なほどに、しかし国には魔女を見分ける方法がなかった。その結果起こったのが女性の大量虐殺。懸賞金欲しさに国民は次々と関係のない女性も密告し、制度が終わるまで女性は外に出られないほどだった。そんなこんなでこの国の女性人口は魔女狩り制度以前の一パーセントにまで減ってしまった。この事件を皆はこう呼ぶ。
―――魔女狩り事件と。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-23 01:10:00
28296文字
会話率:60%
『王様の舌は真っ黒け。まるで悪魔の舌のよう』
街でそんな童歌が歌われ、大人たちの間からも噂が囁かれるも
その国の王であるグレモラの舌が、本当に黒いのかは誰も知らない。
どうせ根も葉もない噂と笑うなかれ。
彼は不思議なことに決して口元を他人
に見せず、
そして類を見ないほどの毒舌家だった。
当然、嫌われはするのだが、彼は国の産業には援助を惜しまない。
そんな王様は国民から敬われると同時に恐れられていた。
全てのきっかけは、グレモラが王位を継承することが決まった日のこと。
彼一人を残して兄弟が全員死んだ、グレモラの成人の日。
兄弟間で行われた骨肉の王位継承争い。毒殺された姉。
そこに現れたのは、デアノリス家に力を貸してきたという悪魔で――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 13:11:11
5565文字
会話率:29%
園児から"かごめかごめ"に誘われた私。
真ん中でしゃがみ目を瞑る。
後ろの正面にはどの子が来るのか……
最終更新:2023-11-17 21:00:00
1062文字
会話率:37%
公園のベンチに男が座っていた。その男は、自分が帰る場所を覚えていなかった。そんな男の目の前では、子どもたちが、童歌に歌いながら、輪を作って遊んでいた。
最終更新:2023-07-03 11:20:46
6700文字
会話率:24%
★いつか忘れられゆく童歌と、昏く哀しい歴史と、毎度おなじみ名古屋グルメ。
★なごや幻影奇想シリーズ短篇。本作のみでも問題なくお楽しみいただけます。
『共鳴糸エンゲージメント』ラストより数ヶ月後ぐらいのエピソード。
■ ■ ■
名古
屋駅から名鉄あるいはJRで二駅。金山総合駅の程近く、とある雑居ビルの二階に、非現実の世界で起きた事件を解決する探偵事務所がある。
そこで助手のバイトをしている男子大学生・服部 朔(はっとり はじめ)は、探偵・樹神 皓志郎(こだま こうしろう)の手伝いで、依頼のあった怪異事件の調査を行う。
今回の依頼人は、服部と同じ部に所属する女子の先輩。
愛犬の死後から夢の中で知らない童歌が繰り返し聞こえるようになり、現実をも蝕み始める。
いつか忘れられゆく童歌は、何を暗示しているのか。
※実際に尾張地方にある事象などを題材としていますが、固有名詞は多少変えてあります。
全8話、約3万字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 19:00:00
29644文字
会話率:42%
誰もが知っている童歌。
その歌にはどんな逸話があったのか……
注:ホラー作品ではありません(汗)
4話完結の短編作品です。
カクヨムでも公開中です
最終更新:2022-12-26 20:00:00
8881文字
会話率:40%
これは実験的な童歌です。子供達とどうぞ。
最終更新:2022-06-20 19:40:47
226文字
会話率:0%
童歌「通りゃんせ」…そこに隠された謎を追ってみる
最終更新:2021-07-22 15:23:01
2295文字
会話率:26%
深夜の駅、普通の…………普通の駅だ。
始まりはどこからか分からない。
話せない女性 。 フードの男 。 謎の常連客。 双子の姉妹。
■■の駅
私は何処に行こうと■■電車に乗ったのだろう。
電車の音が聴こ
える。
*深夜一人で読むのはお勧めしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 09:01:45
9468文字
会話率:41%
未明の駅に、児童の声が響き渡っていた。その場に似つかわしくない異様な光景に目を奪われてしまった主人公は……
最終更新:2020-05-27 01:17:38
1336文字
会話率:40%
さらう さらう 子をさらう___
しらない しらない 鬼が出る___
かみさま畏れぬ 鬼が出る___
鬼がさらう子 鬼に成る___
鬼が哭くから 子も鬼に成る 子鬼なる___
鬼と子鬼で ケラケラわらう___
鬼が哭く山と名付
け噂された【鬼哭山】から望む村【神去村】に代々伝わる童歌
童歌に出てくる1匹を好んで生きる鬼『モノ』と、1人を拒んで生きたい子鬼『アオ』
童歌にして隠されたモノとアオの『生まれてきた意味』を探す物語
可笑しな1匹の鬼と可笑しな1人の子鬼の可笑しな出会いが紡いだ物語
いざ開幕___
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-20 09:37:59
2794文字
会話率:51%
今時、聞かなくなった童歌。
その殆どがホラーであったのではないでしょうか?
最終更新:2019-12-30 03:00:00
470文字
会話率:21%
ここはとある山の中。
江戸時代には小さな村があったが、今では祖父の遺産を受け継いだ私しか住んでいない寂れた山奥。
仕事に疲れた私はこの寂れた山の中に一軒家を立てて私は住んでいた。
ある日私は祖母から教わった童話を歌う子供の声を聞く。
そして私は数奇な運命に弄ばれることになった。
数百年ぶりの眠りから覚め、久しぶりの人間に歓喜して私にとても懐いた山神様。
そして私はある重大な秘密を知ってしまう……。
これは仕事に疲れ、山奥に引きこもった私と、『童話集 蒼 』に伝わる山神様との交流を書き綴った物語。
仕事に疲れた、少々人間嫌いの主人公五十鈴薫と、童歌で伝わる山神様(ボクっ娘ロリ)のほのぼのストーリー(予定)
ガールズラブは保険です。
※特に完結する予定はありません、気が向いた時に書いていく予定です。
次話に生かすために批評絶賛募集中です。
分かりにくい点、誤字脱字、足りてないタグ等がありましたらお気軽にどうぞ。
この作品はハーメルンにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 19:27:24
2336文字
会話率:9%
出張先の京都で、アリアと名乗る不思議な少女と出逢った僕は、彼女にすっかり魅了される。
最終更新:2017-11-15 22:07:04
2539文字
会話率:8%
夕暮れの公園で、生活に疲れたサラリーマンがポツリと呟いた。
「いっそ死んだら楽になれるのかな?」
すると彼は、公園で童歌を唄う1人の少女の存在に気づく。
最終更新:2017-03-05 16:44:18
934文字
会話率:0%
朝露に混じる微かな草の匂い。
寂れた無人駅に、少女は一人立っていた。ふと少女が腰を屈めた途端、何処からか走り出た黒い獣が少女の腕からブレスレットを奪っていく。慌てて追いかける少女は、その獣に誘われるように、過去を遡る。
ひとつ
ふたつ
――それは、遠く、だれかと遊んだ童歌
遥かから聞こえる幼い声に、私は振り返った
(他投稿サイトでも同時に更新中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-22 00:55:45
837文字
会話率:15%
六芒、五稜、四方陣が重なる時、破滅に至る籠目(マゲン・ダヴィド)が廻り始める――。
学生として普通の生活を送りながらも、武藤朔也は現存する陰陽術の数少ない担い手として、しがない小さな占い屋を建てていた。友人にもあまり恵まれず、人と違う点も陰
陽道に関する点しか持たないものの、充実した日常生活を送っていた彼だが、ひょんなことからアパートに同居する事となった少女『貴船恵峰』との出逢い、そして突如として発生した神隠しの事件をきっかけに少年の日常は崩れていく。
童歌の調子と共に、宴の幕は開かれる。演者は三者。六尸外道、金烏玉兎衆、そして耀星堂。之等蠱毒の蛇蝎を以て、太極を覆う禁厭を放たん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-23 00:17:12
8264文字
会話率:22%
言葉には古来から力がこもるといいます。
ここ、水穂の国という場所には遥か昔から「言霊使い」という不思議な生業の仕事がありました。
彼らは水穂の国にある108もの災いを鎮めるために「言葉」を用いてそれを縛り、
荒事をおさめていきました。
多
くの者が語り継がれれば継がれるほど「言葉」の鎮めは効果を増し、
歌ななどなれば「言霊使い」としては嬉しいかぎり。
物語などになればそれはもう「言霊使い」の人々にとっては本懐というものでありました。
さて、これからはじまるのはとある小さな農村のお話であります。
たくさんの兄弟を持つ小さな末の子供。
名前を聡介〈そうすけ〉という、聞き分けのよい優しい幼子でした。
毎日毎日、ろくなものも食べず。
けれど文句ひとつ言わずに、腹が鳴るのをこらえて、家のお手伝いをしているような子でした。
そんな聡介にある転機が訪れます。
はじまりは、朝―
美味しいそうなご飯のかおり、母に訊けばそれは聡介の為だけに用意されたものでした
***
「武鳥物語」とは姉妹作品になります
主軸となる人や中心となるものは異なりますが
物語舞台・一部登場人物・世界観が重なっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-02 17:00:58
95328文字
会話率:27%