国内最大手の商社に勤め、営業マンとして会社に貢献するとともに、幸せな家庭を築き、豊かな老後を思い描く主人公神前孝(かんざきたかし)は、神の世界のエネルギーである信仰力を生産するため、上位存在によって転生させられることになる。面談した上位存在
いわく、一般的には宗教を興し易い古代から中近世に転生させられることが多いそうだが、実験的転生先として、すでに宗教が過去の産物となった未来的サイバーパンクな世界に転生させられることに…。しかし、転生後に期待値以上に信仰力を生産することができた場合は転生者も上位存在になることができるとのこと。今世で妻と子供を残して死んだことへの後悔に後ろ髪を引かれながらも、上位存在となって残した妻子を見守りたいと考え、孝は苦難の世界へと転生する…。
本作に設定を余す異使い切るためにも、主人公には幼児から社会人までしっかりと苦労してもらいたいと考えていますので、だらだらした展開になるかもしれません。
本世界には戦争によって研究・発達した科学技術、魔術、ニンジュツ(この表現が正しい)が登場します。お読みになる方はご注意ください。
本題となる主人公の物語に挟まるように、主人公の日記や、関係のない設定資料などが挟まることがあるので、苦手な方は読み飛ばしてください。
本作は自分がなんとなく描いてみたいと思ったことを文章にしてみたいと考え、描き始めたものです。
プロットも設定もメチャクチャな状態の拙作ですが、お読みいただけると嬉しいです。
本業の仕事をしなが趣味で書いていければと思うので、どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 09:26:46
150755文字
会話率:32%
天竺・須弥山を拠点として君臨する神仏の宗門は、外界の神々からの勢力におされ、その栄華を蝕まれつつあった。この負の状況を打開すべく、とある任務を託された毘沙門天が、救世の旅路につき、天竺から倭の国へシルクロードを駆け巡る!
その一方では、仏世
界最高の尊格たる五智の如来たちが、影でとある計画を練っていて…………。
須弥山にて護法に精魂尽くす神々は何を思い、砂漠を進む毘沙門天は各国さまざまな他宗派の出会いに何を見、策略と裏切りを越えた先に待ち受けるは幸福たる極楽か、はたまた焦熱たる地獄か……。
生きとし生けるものの信仰の内に生き残ろうとした、神仏による美しく優しい戦いの物語。そしてこれは、最強武神・毘沙門天が紡ぐ新しきインド神話にして新しき仏教霊験譚、切なくも甘き愛のストーリーである。
<注意>
※史実ではありません。あくまでも、仏教説話をモチーフとしたフィクションです。
※主に、インド・中国・日本を舞台に書いています。
※また、作者に宗教批判・差別に関する意図は一切ありません。
※性描写や暴力描写等が含まれます。
※ぜひ「この物語、超絶意味わかんねぇ」と感じながら、神仏のロマンをお楽しみいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 14:13:04
3220文字
会話率:38%
幻想郷の信仰は、近頃どこも右肩下がり。
「これは元凶が居るはずなのよ」と調査に乗り出す霊夢と、乗っかってみた早苗と魔理沙。
調査の結果、どうやら怪しい新興宗教の影が……。
しかも幻想郷の有力者達は新興宗教に無頓着。手を引く者まで出る始末。
「よし、異変ね」
巫女の使命と生活と憂さ晴らしのため、減った信者をぶんどり返すため、いざ異変解決へ。
東方Projectの本編やスピンオフのような、異変解決を軸にした二次創作です。
主役は霊夢&早苗、魔理沙&射命丸の二組で、道中は別々に行動します。
※注意
元凶・道中ボス・チョイ役にオリキャラを多数含みます。(一部原作キャラもボスとして登場します)
オリキャラを登場させた後は、話の進行に応じてあとがきまたは閑話の形でキャラ説明を挟みます。
原作キャラの描写は独自の解釈を含みます。多少の性格、行動、口調等の齟齬はご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 21:00:00
189461文字
会話率:54%
二十歳のころに聞いた思い出の説法のお話
最終更新:2022-11-01 22:23:13
1714文字
会話率:7%
2014年、三月。中学を卒業し、高校を進学する予定だった坂本佐織(さかもとさおり)は、唯一の肉親だった父、坂本治一(さかもとはるいち)を亡くし、遠方の瀬原集落(せばるしゅうらく)に住む母方の伯父、瀬原令一(せばるれいいち)に引き取られる事
になる。
しかし、佐織を待っていたのは、『水配り』という婚礼の儀式だった。
其処で、二組の男女で競い合い、一年以内に子を成した方には、令一の遺産を全て譲られるという。
そして、瀬原集落は、『苗の神教』という宗教を信仰する人間で構成された隠れ里だった。
令一の目的は、何なのだろうか。
そして、『苗の神様』とは、何なのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 13:47:06
173507文字
会話率:34%
二〇二〇年、コロナ禍の東京。実方不動産会社の新入社員として入社した吉野倫玖(よしのともひさ)は、六年前付き合っていた元カノ、清水麻那美(しみずまなみ)と同僚になってしまった。
一人で、姉の忘れ形見である清水鼓哲(しみずこてつ)という男児
を育てようと奮闘する麻那美だったが、実家の両親の圧力で、鼓哲を実家に渡さなければならない状況に追い込まれる。
しかし、麻那美は鼓哲を返したくないと言う。
麻那美の出身地は、瀬原集落(せばるしゅうらく)という、『苗の神教』という宗教を信仰する人間で構成された隠れ里だったのだ。
鼓哲を返したくないと奮闘する麻那美を、倫玖は、支える事が出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 17:42:11
162508文字
会話率:23%
【不定期連載】
その力は誰がためにある? 王道系スーパーロボットSFファンタジー
突如としてとある世界に現れた、古代の超兵器『神機』。
文字通り、神の如き破壊力と無限とも思える英知を備えたそれらは、瞬く間にその世界の有りようを、力なき者
は抵抗することさえ許されず、蹂躙されるしかないものに変えてしまった。
これはそんな世界で出会った、『聖女』の少女と生ける伝説の傭兵の物語である。
用語
『神機』
世界各地に残る遺跡から発見された、人型あるいはそれに近い形状の超古代兵器。それに搭載されたコンピューターは、世界の文明の進化をたった1年で数世紀分早めたといわれる。
機体にはいくつか種類があり、主にバランスがとれた性能の1型、機動力に優れるが軽武装で装甲も薄い2型、重武装・重装甲だが機動性の悪い3型の3種類がある。
『レプリカ』
『神機』の部品を製造する技術を一部使用した戦車。ただし、『神機』とは違って人型ですらなく、その上、ほぼ全ての性能がそれと比べて大きく劣る。
【『聖女』】
『神機』出現以前から世界中に存在する、傷の治癒、魔を払う、人々の悩みが言わずとも伝わる、という三つの特殊能力をもつ女性。『世界教』において信仰の対象にされている。
【『世界教』】
作中の全世界において、普遍的に信仰されている多神教の宗教。
【古代文字】
作中の古代文明において使用されていた、象形文字に近い文字。
※この作品はフィクションであり、また犯罪を助長する意図はありません。
※R-15程度のグロテスク・性描写があります。
※無断転載お断り
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/1177354054882340963折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 20:00:00
278050文字
会話率:51%
◆天界(神)と魔界(悪魔)が対立する形で存在する世界で、冷戦状態になって早四百年。
嘗ては下界に暮らす人々も神を信仰するものと悪魔を信仰するものに二分され対立していた。
しかし、どちらがどちらを信仰しているかのかが一目で分かるようになり住み
分けが完全になされた現在では滅多に信仰を振りかざした争い事は起きなくなっていた。
それは信仰の対象が冷戦に入ったことの影響でもあった。
そんな世界に、あまりにも仕事が出来なくて下界に修行に出された元天使が、居候先の孤児院で人々と過ごす事でゆっくりと成長していく。
その様子をのんびりと見守る物語です。
基本、主人公サニー(元天使)の視点で話が進みます。
◆たまに事件が起きたり変態が出たり、ゆくゆくは冒険に出たり惚れたり惚れられたりします。
◆所謂ナーロッパ的な時代背景と価値観※1に、ガワだけ取って付けた様なカトリック風味をプラスして全面的に捏造された宗教観※2が出ています。
苦手な人は避けて下さい。
※1 何でもあり。時間の流れ、暦、単位、方角は日本と同じ。
※2 仕組み、施設、服装等参考にしつつ、多神教。あくまで信仰対象が神か悪魔かの二通りしかないといった感じ。
◆週1~2回更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 18:00:00
135498文字
会話率:25%
夫詐欺に遭った。
とある宗教が信仰される村、そこには不幸な女『ガリーナ』がいた。
ガリーナは涙を流すだけで不幸を呼び、周囲の者を不幸にしてしまう。
そんなガリーナには夫が居て、二人の間には子供『ニコライ』がいる。
しかしニコライは、
村で「悪魔」と呼ばれる「瞳」を持った「悪魔の子」だった。
ニコライは三歳近くになっても人の言う事が理解できず、人を傷つけてしまう手の付けられない子供。
夫は悪魔であるニコライを嫌っていて、親子の関係は完全に破綻していた…。
彼女の望む家族団欒とした生活は、いつまで経っても来なかった。
そしてある時、衝撃の事実を聞かされる。
共に生きてきた夫は、実は夫の名を名乗った別人…その弟だったのだ。
どうやら兄弟は入れ替わっているらしく…
ガリーナが事実を知った事により、事態は想像を超えるものとなっていく。
宗教が信仰されている、この村だからこそ起こる様々な悩みや壁。
彼女達は超えていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 19:00:00
199537文字
会話率:36%
試合前の控え室。プロレスラー、チョンボ・ヅルダ(次世代のエースと呼ばれ続けて、はや四半世紀。齢四十九)は葛藤していた。「勝ってしまってよいのだろうか」と。相手はあまりにも偉大なザ・ウルトラ・スペシャル・グレート・スーパー・ジャイアンツ・
パパ(生ける伝説。齢七十七)。戦後、なにもかもを失った人民を励まし、希望を与えているうちに、やがて気がつういた“誰か”によって、「人間宣言」以前の皇帝に代わる現人神に祭り上げられ、信仰の対象となった“沈まぬ太陽”。だが、ジャイアンツに往年の実力はなかった。「ジャイアンツ以外で唯一、超人と呼ぶに相応しい能力をもった自分ならば、これ以上自身も老いてしまう前ならば、勝てる」ことが、チョンボにはわかっていた。「世代交代」と「あり得ない現人神の敗北」。運命のゴングは鳴った。「果たして、この俺にこのとてつもない重責を担うことが出来るのか?」結局、チョンボの苦悩は闘いの間も続くのだが、それでも、ジャイアンツを絶体絶命にまで追い込む。しかし、最後は、魅入られたように“現人神”ジャイアンツ・パパの超必殺技を受けカウントスリーを聞く。ここに試合は決着した。
その時、ゼニニッポンプロレス最高幹部専用ボックスシートに二つの影があった。小柄な男は言った。「どうやら、“踏絵”は踏めなかったようですね」細面の眼鏡をかけた男は言った。「神は遥か天上にいて、ただ下界を見下ろしておればよろしい。哀れな愚民のために自らがすすんで負ったダメージにまみれ、リングの上で踊っていればよい。地上の権力は人間に与えておけばよいのだ。神を仕立て上げ、神の存在を知らしめた、神の最も近くに仕える者にな」
ゼニニッポンプロレス。本来はただの一プロスポーツ団体。焼け野原から屹立した、公とも私ともつかぬ超巨大企業。実質、この国を支配する巨人。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 06:21:56
24481文字
会話率:23%
『五位鷺の姫君、うるはしき男どもに憂ひたまふ 平安ロマンチカ』『続・五位鷺の姫君 因果逆転のカースフォージ』『続・五位鷺の姫君2 有為転変のハニートラップ』の続編にしてシリーズ完結編。pixiv連載作品、紙版はBOOTH、電子版はKindl
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結局、お妃候補でなくなった預流。
受領の妻にも中将の愛人にもならずに済んだ。
めでたい。
……あんまりめでたくなかった。
全て賢木中将の権謀術数。
しかし、彼はあまりにうまくやりすぎた。
謀略とすれ違いがドミノを倒し、二百人の強訴勢が叡山を駆け下り、洛中を蹂躙する。
だが北嶺大衆蜂起すらも途中経過に過ぎない。
ドミノは止まらずに200年積もり積もった憎悪が神仏の裁きとなって、パラレル平安京は新たな歴史の可能性に引き裂かれる。
預流の信仰心も引き裂かれる。
誰も見たことのない末法濁乱の世に突入する。
この非常時に権律師・明空はといえば、忠誠と信仰とを試されていた。
前回の絢爛王朝恋愛絵巻から打って変わってタクティカルパンク平安ラブコメ。
何そのジャンル名。初めて聞いた。
突然だが明日、世界は終わることになった。
そのときあなたは誰とどこにいる?
※これはフィクションです。歴史風ファンタジー小説です。実在の人物・団体・宗教とは一切関係ありません。
書籍・Kindle版は書き下ろし後日談含みます。
続・五位鷺の姫君3 縦横無尽のウォークラフト - 汀こるもの - BOOTH
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pixiv
https://www.pixiv.net/novel/series/1276695?p=1折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 20:16:13
133448文字
会話率:51%
その村では、すべてが「神の思し召し」だった。
「神の思し召し」だったから、しょうがなかった。
ーーーでもそれは、本当に「神の思し召し」だったのか。
ここで、あそこで、あなたの隣で、いまも始まっているかもしれない物語。
*この作品はフィク
ションです。実在する宗教や神とは関係ありません。
*「神」という言葉が出てきますが、一般名称の神またはそれに類似した信仰の対象を便宜上「神」と呼称しています。
*また、宗教を一概に否定するものでもありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 11:52:57
1669文字
会話率:15%
信仰心って宗教だけに限らず、どんな人の心にもあるものなのでしょうか?
最終更新:2022-05-21 07:24:23
1178文字
会話率:0%
天才の病と廃れた神と殺人の鬼。
ヒトは望んだ。天才病を無くして欲しいと。
神は望んだ。人間のカタチを。
殺人鬼は嗤った。その滑稽な、ただの願いを。
殺人鬼は聞いた。
少女は、どのように生きたいか。と。
最終更新:2022-03-20 00:12:38
1069文字
会話率:27%
天下御免のニートにして、廃人ゲーマーの久保田悠馬。
彼はリアルから卒業してニートとなり、ゲームに没頭する。
ゲームを卒業してリアルに戻っていった親友から送られた魔剣を手に、活躍する悠馬。
ついに彼は剣術スキルをカンストさせる。
その瞬間、
謎の表示とともに、悠馬は異世界へ転移していた。
転移したのは、三つの宗教がしのぎを削り、その他の信仰の存在を許さない暗黒の時代。
あろうことか、悠馬はこの世界に来て早々に、処刑されようとする少女を救ってしまい……。
三大宗教最大の宗派を敵に回してしまう。
ムッツリスケベでコミュ障で、イマイチ空気が読めなくてタイミングの悪い男。
しかしてその正体は、世界最強の剣士。
戦士ユーマの冒険が始まる。
http://ncode.syosetu.com/n4776dy/ にて続編をまったり書いていましたが、
5/27より、そちらの続編をこちらに移項します。
連載再開です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 11:41:21
1194820文字
会話率:34%
とある未来で、宗教と人間の創造物の観念が、ある条件によって交わり、機械への信仰が生まれた。
最終更新:2022-03-07 15:37:40
912文字
会話率:27%
日本最大の新興宗教団体から崇拝されている「ヤベー連中」の物語。
某県某所、山奥を進んだ先のとある村には、あらゆる病いや怪我を立ち所に癒す「神通力」が存在する。最寄り駅から車で一時間以上かかる僻地ながら、そこには世界中から持病を抱える人
々が救いを求めて押し寄せていた。
奇跡の力を行使する「彼ら」は人でありながら信仰対象として崇められ、今日も救命の最後の砦として活躍している。
だが、世間の人々は知らなかった。奴らの神通力が癒しの力だけに留まらないことを。
国内で遊学中の戸塚恭介はある日、再会した旧友から厄介ごとを持ち掛けられる。それは平和なキャンパスライフをぶち壊す非日常の始まりだった。
…………と、ここまで読むとがっつりシリアス系に見えるかもですが、登場人物には割とドタバタしてもらいます。神通力を操るヤベー組織と、そのチカラをつけ狙う別のヤベー組織との攻防を描く。シリアスとドタバタのハーフ&ハーフを目指して〜〜
※この物語は一人称形式ですが、しばしば登場人物の視点が変わります。同じ一話分の中で急に視点変更することは有りません。
最初の数話は主人公視点となります。今書き溜めている分までは二人分の視点しかないので、「群像劇」とは言えないでしょう。もしかしたら、ダブル主人公という形にするかも。
カクヨムでも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 21:26:08
272593文字
会話率:38%
『烏瓜村』。外界から隔絶された山間のこの村には、『ノイギィ』と『マヅラ』という二柱の神がいた。その二神は敵対しており、当然とそれらを別々に信仰する村人たちも、互いに仲が悪かった。
そんな村に生まれた頼子(よりこ)と、その友人たちは、『ノ
イギィ』と『マヅラ』、二柱の神々に対する信仰や諍いに巻き込まれ、祭儀や調査の中で、数々の怨恨、憎悪、そして『死』に相対していく――。
これは、隔絶された村と、そこに根付く信仰、そして人間のもっとも醜悪な感情に纏わる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 23:00:00
103259文字
会話率:41%
≪プレーナ編までのあらすじ≫
様々な民族、言語、宗教が混在するラ・モンドの世界。偽神があふれ、真の神の存在が見失われた時代、北の大陸ノルドの少数部族アノイの地に緑の髪の赤ん坊が生まれる。名前はヒラク。母はプレーナという水の女神を信仰す
る異国の女で、ヒラクには水に記録されたものを読み取る力が備わっていた。
ヒラクが五歳の頃、母はプレーナの地へ去り、追いかけたヒラクは砂漠で美しい異民族の少年と出会う。名前を名乗らない少年にヒラクはユピと名づけ、アノイの地で共に暮らし始める。
それから七年後、ヒラクとユピはプレーナの地を目指してアノイから旅立つ。しかし、決死の山越えの果てに行き着いた砂漠の地下の町セーカで、ヒラクはユピと離ればなれになり、一人でプレーナの聖地にたどりつく。そこで母との祈りの生活が始まるが、プレーナの正体を知ったヒラクは聖地を崩壊させてしまう。
プレーナの地を出たヒラクの手には透明な水晶の勾玉があった。
そしてヒラクはユピと再会する。ユピは神帝を神とする神帝国の皇子だった。ユピは、ヒラクを神帝国に迎えることを提案するが、神帝国が故郷アノイの地を滅ぼしたと知ったヒラクはユピの申し出を拒む。
その後ヒラクは、南の大陸メーザの王国ルミネスキから来たジークと出会い、自分が偽神を滅ぼし真の神を導く存在である勾玉主であることを知る。ジークは、偽神とされる神帝を滅ぼす勾玉主を見つけ出すために神帝国に潜伏していた希求兵の一人だった。
ヒラクはジークとその仲間ハンスと共に、メーザへ渡る船に乗り込むが、そこには神帝国の地位を捨ててもヒラクといることを選んだユピがいた。
生まれ育った地を離れ、広い世界へ旅立つ勾玉主ヒラクの物語が今、始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 18:05:22
321068文字
会話率:37%
様々な民族、言語、宗教が混在するラモンドの世界。
偽神があふれ、真の神の存在が見失われた時代、北の大陸ノルドの少数部族アノイの地に緑の髪の赤ん坊が生まれる。名前はヒラク。
母は水の女神を信仰する異国の女で、ヒラクには水に記録されたもの
を読み取る力が備わっていた。
「神さまって何?」
その疑問を胸にヒラクの旅が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 13:28:00
313225文字
会話率:36%
ソフィアは孤児だった。お金に困って詐欺集団と手を組んで、元悪徳宗教のニセモノ聖女として、人々からお金を巻き上げていた。信者の中でもひときわ異質な少年アルブレヒト・ローゼンミューラーは、ニセモノ聖女ソフィアを盲信し、強い執着を見せていた。
しかしソフィアはある日、周囲の人に何も言うことなく、遠い片田舎へ姿を隠してしまうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 02:31:32
9099文字
会話率:27%
あいつを見かけてからどうしようもなく気になった。だから会いに行って、これを終わりにしようと思った。
---無宗教の異世界転移者と信仰心の厚い現地民の話。
※雰囲気小説です。全体的にふんわりしてます。
※宗教の話をしていますが、フィクションと
して捉えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 22:00:00
5097文字
会話率:14%