子爵邸に迷い込んだ少女、ニコル。
子爵の病弱な嫡男セドリックは、そのほとんどをベッドの上で過ごしていた。
そんなニコルから外の世界を知る。
太陽のきらめき、草花の匂い、土の柔らかさ。
ニコルが彼の外の世界。
セドリックが大好きなニコルとニコ
ルが大好きなセドリックがお互いの気持ちに本当は気付かないまま、とても幸せな日々を過ごす話。
(再掲載)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 14:59:22
40430文字
会話率:38%
この世界は「マナ」を中心に回っている。
その「マナ」を生み出す樹が世界の中心にあり、それを「世界樹」と呼ぶ。
世界樹はその根を世界の隅々まで伸ばし世界を循環させる。
「世界樹」は「マナ」を生み出すため信仰の対象でありながらもその恩恵っをより
多く享受したいと考える人々によって傷つけられ弱ることもある。
そんな世界樹を守り、治療する一族がいる。
これはその一族に生まれた女の子が外の世界に飛び出して世界樹の根や幹を治療する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 12:11:14
2404文字
会話率:21%
海から少し離れた森にすむ少年カイ。
彼は外の世界に憧れ、冒険することを夢に見ていた。
この森に住む者がもう一人。元歴史学者兼冒険家のジエフ。
今は現役の保護者だ。
そして今日もまた毎日恒例の言い争いが起きていた。
最終更新:2024-10-03 22:06:17
17241文字
会話率:37%
住処に閉じ込められ、本の知識で外の世界に想いを馳せる引きこもりのドラゴン、シャーティン
本の知識を頼りに人間に襲いかかったら、そいつは最強の勇者だった!?
なんとか見逃してもらえたと思ったら、命乞いをしたシャーティンに勇者が告げたのは意外な
言葉
「俺は食べられるのが夢なんだ」
最弱のドラゴンを最強の勇者が食べられるために育てる!?
ギャグファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 21:09:44
14855文字
会話率:40%
15歳になった少女リズは、村の伝統に従い、外の世界を知るための旅に出ることを決意する。
相棒の黒猫ベルと共に、彼女は見聞を広めるため未知の地へと足を踏み入れる。
彼女たちを待ち受けるのは、不思議な森や古代の遺跡、そして異世界の様々な人々との
出会い。
魔女として、そしてひとりの冒険者として歩み続ける少女はどんな真実に辿り着くのか。
幻想的な世界を舞台に、運命を乗り越える冒険の旅へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 19:56:09
20195文字
会話率:22%
中学三年生の高橋は幼いころから体が弱く、病院生活をしている。中学二年生のとき重病に倒れ、一時は生死を彷徨った。一命はとりとめたものの、その時の後遺症は治らず、余命は半年と宣告された。しかし、人生に生きがいを感じていなかった高橋は、やりたいこ
ともないまま、これまで通り自堕落な生活を送っていた。
余命の期日が一週間後に迫ったある日、窓から見えた太陽光に照らされて赤く輝いた鳥居に目を奪われる。ずっと自分の中の自分だけの世界で生きてきた高橋だったが、最後に外の世界に触れてみるのも良いと思い、軽い気持ちへ神社に行く。そこで、ちょうど一年前に母を亡くした小野寺凛と出会う。
あまり人と話す機会が少なく、自身の病気のことも他人には伝えてこなかった高橋だったが、凛の前では不思議と病気のことを全て話すことができた。
それを聞いた凛は、自分の殻に閉じこもったままの高橋に、最後にこの世界の楽しさを教えてあげたいと思い、余生の一週間を二人で思いっきり楽しむことを提案する。高橋はその提案に乗り、二人で最後の一週間を過ごすことになる。
一週間、それは短く儚い、あっという間に過ぎ去ってしまう時間。それでも、その中で高橋は凛の感情などを知っていき、だんだんと二人は惹かれ合っていく。
しかし、最終日の前日、あることをきっかけに二人はすれ違ってしまう。最後日、高橋は凛との仲を無事に戻すことができるのか。凛が最後に高橋に掛けた言葉とはなんだったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 00:03:06
71640文字
会話率:51%
ある日、空から大岩が降ってきた。 大岩が落ちた小屋の持ち主、ロベルトは、小屋から二人の魔法使いの姉妹を見つけた。 姉妹はどうやら家出してきたらしい。 ロベルトが所属するフランブルク商会に拾われた二人の姉妹は、そこで外の世界を学ぶとともに、自
身のコンプレックスと向き合うことになる。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:10:00
356273文字
会話率:43%
誰もが憧れるヒロイン、アナスタシア・ド・サヴォエラ。
アナスタシアはレクター王子の最有力婚約候補と言われていた
だがある朝、少々性格に難ありのヴァレリア・ド・ポンパドゥールお嬢様の体と入れ替わってしまった
才色兼備、そして人望も兼ね備え
た向かうところ敵なしの最強ヒロイン、アナスタシア。だがその体は、虚弱体質だった。ある朝起きると今までと違い体が軽い事に気付く。
アナスタシアはちょうど政略結婚させられそうだったレクター王子と、婚約破棄を直談判
決して王子の事は嫌いではなかったが、ヴァレリアと身体が入れ替わった今、お天道様の気が変わらない内にこの健康な身体で外の世界へ行ってみたいと強く願う
何も知らないレクター王子もヴァレリアお嬢様の性格はどうかと思っていた所だったので快諾
アナスタシアは元々読書が好きで、少々オタク体質だったので仲間同士の推しカプで一人で妄想したりもする
一方で婚約者だった王子は婚約破棄のその後のヴァレリアの変わった様子を見て、胸がざわつくのであった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 23:02:08
559529文字
会話率:47%
太古に繁栄した天上王国セレスティア。一人の王によって治められたその王国は、世界の全ての民から敬愛され、王は神の子と称された。
しかし、何者かの陰謀によって王国は大地に落ち、世界を統べる王者の座を巡り、戦乱が起きた。
戦乱によって陽の光は
失われ、英雄は壊れてゆき、世界には蠢く紅い月と、悪しき感情によって生まれた魔物と、戦によって傷ついた人間たちが残された。
時は流れ。
大陸から離れた島に住む子供、ユーリは双子の兄ヨハンと共に、外の世界に憧れる日々を過ごしていた。
14の誕生日を迎えた日、異形の化け物と共に落ちてきた少女、アンジュと出会ったその日から、世界と過去を巡る冒険へと旅立つことになる。
「外の世界に出て、ボクは色んな歌を歌いたいんだ!」
「ぼくらは旅に出なきゃいけないんだ。どれだけ寂しくて辛くても、生き続けないと……」
「ユーリ、たいせつ。わたし、たたかうの」
「吾子よ、お前と共に旅ができたこと、光栄に思うぞ」
子どもたちがこれから知る世界は、残酷に牙を向ける。大人たちが知っている世界で、人はそれでも戦い続ける。
過去、現在、そしてそこに続く未来。人が生きるために戦う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 19:56:10
10454文字
会話率:49%
少年が目覚めたのは妖怪屋敷だった。
最初は驚き怯えたものの、優しさと強さに触れ、助けてくれた天狗の高遠に弟子入りする。
立派な天狗になる。家族を守るために。
彼が天狗の弟子として歩み始めた頃、外の世界は静かに軋み始めていた。
和風世界観で
紡ぐ、数奇な運命を辿った少年が、誰もが認める大物になるまでの成長のお話。
大筋を書くとほの暗いですが、頑張る主人公を見守る師匠に兄弟子、館にいる師匠の配下もが親馬鹿です。ちょいちょいコメディ入ります。
更新お待たせして申し訳ありません。
本業多忙に加えてアクシデントがいくつか重なったため、更新頻度大幅低下中ですが、打ち切りはしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 17:33:19
1133344文字
会話率:31%
辛い幼少期を過ごした空っぽで何もない日常から脱却したクレアは、今まで得られなかったものを人生をかけて手に入れていくと誓った。
感情を知らない、愛を知らない少女が、少しずつ外の世界を知ってゆく。
その中でどのような選択をし、どのように生き
るのか。
愛を知ることはできるのか。
失った過去を乗り越えて、人生を得る物語。
はじめての創作なのでストーリーだけでなく文章構成など色々と未熟です。
主人公の気持ちの変化や成長を描いていけたらと思っています。
アドバイスや感想などを頂けましたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 06:00:00
448563文字
会話率:21%
交通事故によって意識を失った主人公は、気が付くとゲーム世界のキャラになっていた。
それもそのゲームの悪役キャラの中でもトップクラスの最低キャラにななってしまい、一時は気を失いかけるほどのショックを受けた。
しかし、物語の始まりから約3
年前だと気が付いた主人公は、このキャラの運命を変えてでも生き残る事を決意した。
手始めに家からの脱出を考えた主人公は、意外にも簡単に家の呪縛から解き放たれ外の世界で生きる事になった。
最低キャラだが、ゲーム世界では最強のキャラ。
その力とゲーム知識を使い、ゲーム世界のでの生活が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 22:00:00
1104139文字
会話率:50%
令和六年。世界で二〇二四年といわれている年。
日本はいまなお、鎖国状態にある。
武士の慎之介は外の世界に憧れていた。
最終更新:2024-09-20 07:09:03
1253文字
会話率:9%
それでもボクは外の世界を見たいのだ、とふたつの月に願った。
最終更新:2024-09-20 06:23:56
4950文字
会話率:24%
崩壊した世界。
誰もいない荒れ果てた大地の中、唯一目覚めた人工生命体「ノア」は、記憶も感情も持たないまま、キューブ型の端末「エレア」と共に旅を続けている。
ノアが目覚めたのは、滅びた研究施設の地下深く。
その施設で、彼女はエレアから外の世
界についての知識を与えられる。かつて人類が築き上げた栄華も文明も、すべては崩れ去った後だった。
ノアは感情というものを知らない。
エレアに導かれるまま、荒廃した世界を無感情に進んでいく。
だが、エレアはただの端末ではない。かつてはノアにインストールされるはずの人格プログラムであり、今や彼女の旅を共にするパートナー。
二人はともに旅をしながら、崩壊後の世界で何を見つけるのかを探し続ける。
滅びた時代をさまよう二人の旅路。
その先には何が待ち受けているのか――ノアとエレアの無限の旅が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 12:05:47
24434文字
会話率:35%
剣と魔法に満ちた世界。
力と明るさだけが自慢の村娘パルマは、外の世界に憧れて『戦士』となる。
戦士はこの世界においては力や魔法能力を認められた者に与えられる称号であり、剣士でも魔法使いでも回復役でもみんな『戦士』と呼ばれる。
パルマは戦士
として、広い大陸を旅する事となる。その行く先に待っている数々の出会いはやがて彼女を中心とした渦となり、歩む道を彩っていく────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 01:18:21
2236文字
会話率:55%
小さなドブネズミ、ウミの小さな冒険物語。
「お母さんはね、ウミにこの世界で見た一番雄大なものの名前をあげたんだよ」
母ネズミは臆病なウミのためによく外の世界の話をしてくれた。彼女が少しでも外の世界に興味を持って、いつかひとりでも冒険でき
るように。その中でもウミが最も興味を示したのは、自分の名前と同じ、海の話だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 19:09:34
4152文字
会話率:34%
遥か東方にある『転生者』が身を寄せ合ってできた国『工国』は、そこに住む者たちが前世の知識を生かして様々な魔道具を作り、他国に売ってひっそりと、だが豊かに自分たちの生計を立てている。外貨獲得には、世界にどのようなニーズがあるのかを知り、それ
に合わせた魔道具の開発とテストが定期的に必要となるため、『工国』では若いうちに外の世界に出る制度がある。今回、年若いシウとバリー、カナタの3人は留学生としてドミナント国に渡り、人や文化について学ぶことになった。ちょっと怪しい彼らはステキな魔道具を作れるか。
*1話完結のスタイルで書けるかチャレンジのパイロット・エピソードです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 19:17:20
8803文字
会話率:56%
俺は忘れたかったのだろうか、愛の呪縛を。
思い返せばいつの日も大切な彼女が側に居た。学校に行くにも、狩りに行くにも、仕事に行くにも、俺の身を案じて寄り添おうとしてくれた。
自分でも思うが、俺はすごくだらしない男でさ。何をするにも決める
にも、あーだこーだと時間が掛かる。だからか、あまり友達や仲間が多い方ではないけれど、失いたくない人は誰よりも多かった。
今の俺は、血は繋がっていないが二人の妹が居る。五七【いつなの】と流魅果【るみか】、とにかく可愛い女の子でさ。凄く優しいのに、俺なんかがいるからか周りとはあまり関らず、いつも俺に付いてくるんだ。
最近じゃ心巳【うらみ】っていう綺麗な女の子と仲良くてさ、一緒に居ると不安や苦痛を忘れられて、胸の中が楽になる。
普通の人間とは言えないだろう。それでも俺は恵まれている方なんだろうなと思う。このままみんなと一緒に居られるとしたら、どれだけ良かったか。
しかし、平穏はすぐに消えて無くなる。空から嫌な奴ばかり降って来て、俺を殺しに来るんだ。
なぁ、ベノルリル。外の世界ってどうなってんだ?
終と始シリーズ【1】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-08 08:13:47
45188文字
会話率:49%
1978年、中学2年生になった高藤哲治は勉強が大の苦手。受験戦争についていけない哲治は新しくオープンしたゲームセンターでインベーダーゲームと出合う…。
神経症の両親が作る「心をがんじがらめに縛り付ける家庭」で、条件付きの愛情しか与えられずに
育った哲治が、外の世界で友情を培う中でどう変わっていくのかを、家族の視点を交えながら丁寧に描いていきます。
#作者自身と家族が神経症に苦しんでいた経験から誕生した小説です。テーマは「神経症は世代を超えて引き継がれる」です。
家族という小さなグループの中で、子供たちがどんな風に神経症を患っていくか、親たちが神経症でどんな苦しみを抱えて生き続けているのかを3世代にわたって描きたいと思っています。
今回お届けするのは、3部構成のうちの第2部です。
この物語で子世代にあたる高藤哲治が、「自分を本当には大切にすることができない」神経症という病を発症した両親とどのように関わっているか、自分を傷つける存在からどう逃れようとあがいていくのかを描きます。
毎週水曜日に更新する予定ですので、共感いただける方に読んでもらえたら幸せです。
長丁場ですが、引き続き精一杯書いてきます!
#第一部は夫婦の日常生活だったこともあり、念のためにR18にして「ミッドナイトノベルズ」に入れました。作品タイトルは
『Egg〈神経症一族の物語〉』第1部 1964です。
#第二部は思春期の日常生活を描いているため多少の性描写があります。また関東大震災についての描写があるシーンでは多少残酷な描写と差別的な描写があります。念のためR15をつけています。
#この作品は「あまやどり出版note(https://note.com/amayadori_syupan/m/m67001378c666)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 15:25:46
70162文字
会話率:41%