とある地方で起こった修学旅行のバス転落事故。
峠の緩やかなカーブを曲がりきれず、二台のバスが谷へと転落して爆発炎上したという大惨事で、乗っていた生徒八十二人、四人の教師、運転手二人、添乗員二人全員が死亡した。
その数日後、こんな噂
が流れ始める。
バス転落事故の犠牲者の幽霊が出る、と。
全身焼けただれた人が転落事故のあった道を歩いているというそんな噂であった。
とある日、エージェントとして活動している元命尚人は三園岩淵に召集された。
詳細が分からないまま現地へと赴き、どのような案件か訊くと、研究所で開発した新薬が消失したらしく、本当に消失したのか、もし何者かにうばわれたのならば盗んだ人物を特定して欲しいとの事であった。
しかも、現地には、高校の購買のアルバイターという形で潜り込むことになる。
何でアルバイトなんだ?
上からの命令だから仕方なく従うと、元命尚人の事を『おにいちゃん』と呼ぶ少女と出会う。
その出会いは必然であったのか、それとも、運命の悪戯であったのかは分からない。
その少女との再会を懐かしむ間もなく、元命尚人はエージェント同士の殺し合いに巻き込まれる事にあるのだった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 17:57:05
36025文字
会話率:41%
貧乏貴族の長女、マリアンナは、名ばかりの公爵である父の領地で、のんびり、領民とともに農業に明け暮れていた。
そこへ舞い込んだ皇室からの召集令状。
その内容に、両親は相次いで倒れ、次期当主のわりとしっかりした兄が対応した。
対応した兄に
よると、マリアンナを皇太子の婚約者に指名したとのこと。
ついては、1ヶ月以内に後宮へ参上すること。
とのお達しだ。
当然、拒否する気だったマリアンナに腹黒い兄は、私につぶやいた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 07:05:17
3543文字
会話率:39%
※246話で本編完結です。
ある日、藤島秋は異世界に迷い込んだ。その異世界で、時空間魔法の適正が高いという理由から、王国に召集され勇者パーティーの荷物持ち兼補佐となって3年。
その3年間、周りから役立たずと言われながらも密かに修行を重ね
、魔法使いの頂点に立つ。
その後、勇者が魔王を討伐するのを見物。直後、現れた邪神を勇者達じゃ無理だと判断し、カッコつけて道連れに消滅した。
それから200年後に転生した秋は、世界の秘密を探って行く。たとえ世界の敵になろうとも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 14:21:43
664949文字
会話率:56%
見知らぬ或る人の境遇とは、私や貴方のもう一つの序章、
だったのかもしれない。
最終更新:2019-10-10 21:29:37
1161文字
会話率:3%
平穏な日々は長くは続かなかった。
またしてもお城に召集されるエルリッヒ。
今度は一体なんなのか、訝しみながらも召集に応じる。
果たして、お城で待ち受けるものとは。
最終更新:2019-09-30 02:08:09
132381文字
会話率:54%
時は現代、元号が移り変わり「令和」となった。
古くから闇より溢れ出る異形。戦いは現代にまで及んでいた。
全ては人の業、すなわち闇より這い出るモノ。
それを狩る者を、「異形狩り」と呼ぶ。
瑠璃と緋翠は、異形狩りの名の元、
夜の闇を纏い異形を
討滅していた。
ある日の任のあと、社から伝書鳩により召集を受ける。
この日を境に戦いは激しさを増すことに...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 11:36:56
4110文字
会話率:65%
世界最大の騎士国家アーレンハイド。そこに暮らす魔術が使えるわけでも武術の心得があるわけでもない普通の市民であるイリスは、ある日祖父の代わりにとある館へと行く事になる。
「ちょっとそれ『人喰いの館』と噂になってる所じゃありませんか!?」
イリスの友人であるモニカの言葉にただの老朽化した物件なんだけどなぁ、と返すイリス。けれどモニカは安心しない。
「火のない所に煙は立たないんですのよ!?」
こうなったらわたくしも一緒に行きます、そう告げるモニカだが、タイミング悪くかかる召集。自分の代わりに、と呼びに来た青年騎士をも巻き込んで噂の館に足を運ぶ事になったもののこの館、どうやら本当に噂通りの館のようで――!?
※こちらは過去mixiの日記に投下していたものを加筆修正したものです。
多分全年齢でも問題ないと思っていますが念の為R15と残酷な描写有りがついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 06:00:00
496715文字
会話率:43%
犬食いに対する罰的な話しです。
エブリスタに投稿した作品を修正しています。
最終更新:2019-07-06 17:54:56
291文字
会話率:10%
/三文ミステリ作家の私が老舗旅館の大女将に短編を依頼された。宣伝用だと言う。とりあえず行ってみると、大きな金庫のある奇妙な部屋に通された。しかし、書きあぐねている間に、大女将は亡くなってしまう。墓を開けると、先代の骨壺には鍵と、番号を書いた
召集令状が入っていた。さて、金庫の中は。/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 05:35:46
12234文字
会話率:19%
この作品は他サイトでも執筆しております。
三沢はまだ闇の中だった。
闇。
それはアメリカ軍の偵察機や爆撃機から発見されないための工夫。
街灯は常に消され、室内は灯りの漏れないようにカバーで覆う。
誰もが細心の注意を払いながら生活する
。
日本全土がそんな状態だったのだ。
その闇は自ら作り上げたものだったのだ。
夜間の空襲に備えて灯火管制ひかれるようになると、明りを家の外に漏らさないように厳しく注意された。
電灯を黒い布で覆ってしまうのが一般的だったが、被せれば光を拡散しないカバーも出来ていたのだ。
そんな中を、一組の男女が走り出そうとしていた。
浅見孝一と、形ばかりの祝言を挙げて妻となったばかりの八重子だった。
それは三三九度と言い、それを酌み交わすだけで立派な結婚式になる代物だった。
秩父札所一番、四萬部寺より山へ半里程入ると小さな里が現れる。
そこが八重子の生まれ育った三沢だった。
古くより秩父三十四札所への参道の一つとして、お遍路達を受け入れてきた土地柄でもあった。
人情深い里の人は、惜しみのない愛で行き交う人々を見守り続けていた。
八重子はこの地を離れたくないと思っていた。
でも憧れていた、愛する孝一との暮らしの誘惑には勝てなかった。
八重子はこれまで育ててくれた両親に心から感謝しながら、孝一と闇の中にある道を見つめていた。
敗戦の色が濃くなった昭和二十年四月。
でもまだ多くの国民はその状況を知らずにいた。
そんな中、二十二歳の孝一の元へ召集令状が届き、かねてより思いを寄せていた八重子の家へと向かったのだった。
そしてこの、闇をついての決行となったのだった。
孝一は甲種合格だった。
何時赤紙が来ても可笑しくない状態だったのだ。
未来への第一歩を踏み出そうと、二人は呼吸を合わせて何も見えない世界へと飛び出して行ったのだった。
勿論、不安は無いとは言えない。
それでも二人は幸せだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 00:12:36
26347文字
会話率:11%
かつて魔王を討った爺と婆。顔を合わせれば悪態をつきあう腐れ縁だけど胸中には互いの敬意があった。そんな二人が王城に召集される。
「殺し合い、生き残った方を精霊の供とする」
異なる思惑の下、理不尽な命令に従うふたり。刃の交わる決着は如何に!
最終更新:2018-12-09 19:00:00
54516文字
会話率:28%
人の世で大魔法使いやら、賢者やら崇め讃えられているルートベルトは、その力のせいで魔王の婿候補に召集されてしまう。結婚願望など無いルートベルトは、渋々ながら魔族の国へと向かったのだが、其処で出会った魔王は…のじゃロリ娘であった。
最終更新:2018-07-31 16:38:19
7623文字
会話率:50%
青春ラブコメミリタリー冒険ファンタジーグルメ英雄譚が今始まるーー
「貴方には行ってもらいたい世界があります」
戦死するとそこは異世界だった。
人外の巣食う第2の世界で青年は銃を片手に、大事なものを守るために戦うことを決めるーー
1
945年4月。小説家を目指す20歳の青年、南部忠一《なんぶ ちゅういち》少尉は徴兵により召集され、沖縄で熾烈な戦いに身を投じていた。
家族を全て失い、奮戦虚しく戦死したはずの忠一は全く見たことのない世界で目を覚ます。
第2の人生を異世界で歩むことになった忠一は山賊に襲われた村で美少女コゼットと出会い、少女とともに旅をすることになった魔物や山賊のうごめく世界でやがて世界を救うための戦いに身を投じることになる。
純情清純大和男児の忠一は生まれ変わった世界で化け物との戦いや美少女達とのあれこれなど、経験の無いことに手を焼き頭を悩ませながらも世界を救うことができるのか?
そして忠一の純情と世界の命運はーー
作品内の挿絵はロータス様https://mypage.syosetu.com/1261916/
に書いていただきました。とてもありがたいです。
挿絵の著作権はロータス様に帰属いたしますので転載等はお断りいたします。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 13:39:10
76630文字
会話率:42%
とある国の西の国境近くに位置する村で生まれ育った凛美《リンメイ》は世界の全人口の4割の中の一握りの存在、二属種持ちの魔術師だった。しかし父親は魔術だけでなく武術を教え育て上げた。
行方知らずとなった父の跡を継ぎ、村守りをしていた凛美は髭面
の異国のお偉いさんが攻めてきたのを撃退した。
それを国の諜報官・利半《リハン》に見られていた。
その腕を見初められ、軍へと召集された凛美を待っていたのは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-02 00:06:56
1458文字
会話率:24%
猛吹雪が吹き荒ぶ世界の最果てと呼ばれる極寒の地で、今世界の存続を賭けた戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。
全身を巨大な黒い異形の鎧で覆う魔女に対するのは、厳つい顔をした4人の男達。
世界中を混乱に陥れた魔女を討伐する為に召集されたこ
の勇者一行は、平均年齢凡そ124歳というとんでもなく高齢の討伐隊であったーーーー。
これは呪われた力を持って生まれた王女と、居場所を失ったかつての英雄達の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-07 11:32:19
6114文字
会話率:38%
それは、白色の追慕―――
嘗て淡き恋心を抱きつつも、平凡な結婚生活を送っていた聖族政府員・壬堂 文斗。
だがその相手である元上司、東雲 杏の召集を受け、彼は深夜の極秘任務へと赴く。
文斗が垣間見るは、幼くして異形の力持つ者達。そして歴史
の深淵を飛び交う、
恐るべき一族の一端だった―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-05 13:00:00
9609文字
会話率:51%
初めましての方もいらっしゃるかも知れませんが、いつもありがとうございます。直井 倖之進です。
拙作の投稿も今回で11作目となります。10作でひとつの区切りがつきましたので、気持ちも新たにやっていこうと思っています。よろしくお願いいたしま
す。それでは、あらすじです。
あらすじ
十五年前。全員保護という形で、発生から僅か三日で解決した男子生徒五名による“中学生一斉失踪事件”。全ては、そこから始まった。
今年、七月七日。霞が関の研究施設に、ひとりの男が到着した。男の名は、黒崎剣一。十五年前に失踪した当時の中学生の一人である。彼を呼び立てたのは、韮沢内閣総理大臣だった。
韮沢総理は黒崎に、国の管理下から逃れたテロ対策殺人専門部隊(通称『MC』)を連れ戻すための指揮官を務めるよう命じる。彼の補佐官には、荻原澪が充てられた。
十四歳の子供たち四人で組織される部隊『MC』に対し、黒崎の指揮下に国が用意した者たちもまた六人の中学生だった。
殺人には生きる意味を見出せず、苦悩の中でその答えを求め続ける『MC』。
種々の理由により、全国各地から突然召集されることになった六人の中学生。
個々それぞれの戸惑いと葛藤が渦巻く中、両者は、交渉の場となる国会議事堂で衝突することとなる。
本作は、私が7年前に書いたものです。そのため、現在(平成29年)とは、街の様子が変わってしまっている場合があります。また、登場人物の服装や話す内容なども、若干古いことがあります。予めご承知おきください。
更新につきましては、3日に一度。次回更新予定日は、各話後書きにてお知らせいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 09:30:01
112250文字
会話率:49%
イリス(女子高校生)は、丘の上から夕焼けに染まる麦畑を眺めていた。傍らには母ユリの死体。上空には、数時間前に、旧人類ホモ・サピエンスが進化を遂げて誕生した巨大な雲様の新人類種ホモ・フォグレットが渦巻く。急激な寒冷化の中、イリスは何故こんな
ことになったのか回想を始める。母のせいか? 彼女(ネアンデルタール人最後の少女ネアン)のせいか? いずれにせよイリスはホモ・サピエンス最後の一人になってしまった。
回想は二年前に遡る。イリスの日常はテレビから流れたある放送によって一変する。それは、二年後に人類は絶滅という終焉を迎えるという声明だった。イリスの母ユリ(人類学者)は国境を越えて立ち上げられた終焉危機対策スキームに召集された。父を早くに亡くしたイリスは独り暮らしを始めることとなる。
対策スキームでは終焉回避の様々な対策案が検討されるが打つ手はなく人々は諦めを抱き始める。しかし、母ユリは、カリフォルニアのシンギュラリタリアン(人工知能等の開発に盲目的に取り組む技術者達)と協力し、人類学者という視点から、ホモ・サピエンスの進化による絶滅回避対策案「ホモ・フォグレットへの進化案」を提唱する。※ホモ・フォグレットとは人々の意識と仮想現実世界をエミュレートする大きな雲様人工知能。
イリスも対策スキーム本部に住み始めた頃、程なくして、ホモ・フォグレットの躯体となるフォグレット(雲様分子コンピューター群)の開発が成功し、母が脳のフォグレット化に成功する。ホモ・フォグレットという超人に進化した母ユリは、進化案を数日で完璧に纏め上げ、人類は事実上、終焉を回避したばかりか超人への進化の可能性を手に入れる。
しかし、母ユリは、超人への進化の大きな盲点に気が付くこととなる。そして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-14 16:37:44
30744文字
会話率:41%
ここは悪魔と人間のハーフがいる世界。彼らは「ユニゾン」という特別な能力が個人個人にある。しかし主人公ヨウ達の世代はこのことをしらない。王様に召集されたヨウ達はあることを言い渡される。
完全オリジナルです。
最終更新:2018-02-20 22:53:08
9570文字
会話率:33%
相次ぐ王子の死によって、ジャンテ帝国を継承したのはご落胤の庶子であった。その帝国王の妃を決めるため、ジャンテ全域からご令嬢が召集される。
北方ラグーン領から召集されたお転婆令嬢が、そのお転婆ゆえに王妃までかけ上がった物語。
破天荒な帝国
王と、じゃじゃ馬お転婆嬢の恋模様。
お転婆嬢は帝国王の腕の中に淑やかに囲われたのか、それとも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-27 09:45:54
86076文字
会話率:50%