大学生のたかしと明夫は子供の頃からの親友同士。
それはたかしが普通の男に成長しても、明夫が趣味にどっぷり浸かるオタクになっても変わらなかった。
そして、現在は違う大学に通いながらも、ルームメイト同士だった。
問題はなく暮らしていた二人だが、
そこへたかしが勝手に決めたルームメイトがひとり増えることになってしまった。
それはマリ子女性で、明夫が苦手とするタイプの派手な大学生だった。
たかしは彼女に好意を持っており、これをチャンスにどうにか深い中になろうとするのだが、現実の女は嫌だと明夫は猛反対。
しかし、家賃を三分割出来ると説得され、なし崩し的にルームシェアを認めることになってしまった。
普通の男とオタクの男。それに奔放な女性の奇妙なルームシェア生活。
それに加えて、三人を取り巻く友人達も曲者揃い。
騒がしい日常が、絶えずあちこちから押し寄せてくる生活が始まった。
シーズン1は5/1~毎日朝8時に予約投稿しています。
シーズン毎に書き終わり次第毎日投稿にする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:00:00
585659文字
会話率:65%
今度は獣人の酒があるという噂がリットの元へ流れてきたのだが、現在その酒は手に入らないという。
そこへ現れたのは冒険者のシャレー・クーだ。彼女はダークエルフであり、リットの姉のような存在でもあった。そして、そのお酒を飲みたければ自分の仕事を手
伝えと誘惑する。
それから間もなく、そこにハスキーも現れた。狂獣病という獣人特有の病気が故郷の村で流行り始めたという。治すには月の光を反射する宝石が必要で、光に詳しいリットに力を借りにやってきたのだ。
この二つの依頼は繋がっており、獣人の酒を造っているのはポンゴの村で、狂獣病を治す報酬がそのお酒だったのだ。
リットはクーと共ににポンゴの村へ向かうことになったのだが、舞台はそこだけには収まらなかった。クーはある方法でリットを世界のあっちへこっちへと連れ回す。
やっと一息ついたと思ったら、今度はリゼーネにやってきた妹のシルヴァの面倒も見るはめに。
しかし、邪魔でしかないと思っていたシルヴァの登場によって、依頼の解決へと向かって大きく進むことになった。
なにかを裏で考えているクーと、なにも考えていないシルヴァに翻弄されながらも、リットは新たな世界の謎を知ることになる。
※本編『ランプ売りの青年』https://ncode.syosetu.com/n2221cp/
※外伝その1『魔女図鑑』https://ncode.syosetu.com/n7854gq/
※外伝その2『海底(うなぞこ)の三角帽』https://ncode.syosetu.com/n7642gw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 22:00:00
135103文字
会話率:55%
《妹とオタク兄の青春ラブコメ》
大学進学を機に離れて暮らしていた年の離れた兄妹。妹・碧純は高校進学を迎え、通学のために仕方なく、兄のアパートに引っ越すことに。久しぶりに再会した兄は、妹の記憶の中の元気いっぱいで遊び回る兄とはまるで別人だっ
た。
かつては野山を駆け回り、泥だらけになって遊んでいた兄が、今や一日中パソコンの前に座り続け、まるで別世界に生きているかのように二次元の世界に浸っていた。部屋には、美少女ヒロインたちのポスターやフィギュア、抱き枕が溢れ、まさにオタクの聖地。その兄は、実は人気のライトノベル作家、しかも「妹萌え」系の作風で大ヒットを飛ばしていたのだ。
妹は、そんな現実と二次元に没頭する兄を取り戻すべく、一大決心をする。兄に現実の妹萌えを思い出させるため、メイド服にコスプレしたり、アニメキャラのモノマネをしたりと、ありとあらゆる手段を尽くして戦いを挑む。果たして、オタク兄は妹の誘惑にどう反応するのか?
しかし、妹が知らぬうちに気づく事実があった。実は、兄は「妹萌え」を二次元に向けているのではなく、妹に対して抑えた想いを抱いているのだ。お互いに気持ちが通じ合っているのに、それを口にできないもどかしさ。オタクな兄と、その兄を思う妹の青春ラブコメは、ますますヒートアップしていく。
ちょっとエッチで、でも心が温かくなる、そんなほのぼの系の青春ラブコメ。兄妹の距離が縮まる瞬間を、どうぞお楽しみに!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:00:00
113455文字
会話率:55%
《ファンタジー・魔法・転移なし》
《令和6年能登半島地震・復興応援ライトノベル》
石川県に大大名加賀藩を築いた前田利家をライトなタッチで描く物語
《書籍化打診受付中》
《第11回アルファポリス歴史時代小説大賞・読者賞を獲りに行く予定作品
》
全体のあらすじ
2024年1月1日、能登半島を襲った大地震から1年後の2025年春。能登町で復興に奔走する若者・佐藤悠斗は、壊れた故郷を立て直すため、がれきの中から漁港を蘇らせようと汗を流す。亡くなった祖父から聞かされた「槍の又左衛門」前田利家の物語――槍一本で乱世を貫き、能登を守った武将の魂――が彼の胸に響く。ある日、地震で壊れた蔵から見つかった利家の直筆の書状「我が槍は乱世を貫く。能登の民を守り、未来を切り開く」を手にし、悠斗は謎の「影」を目撃。それは兜をかぶった武将で、「お前が守るべきもの、貫くべきもの」と告げる。同じ頃、1538年、尾張の荒子城に生まれた犬千代(前田利家)は、やんちゃな四男坊として自由に育つ。父・利春の槍の話に憧れ、母との「生きて帰る」約束を胸に、織田信長(吉法師)と出会い、木の棒と木刀での勝負で絆を築く。信秀に小姓として仕え、桶狭間の戦いで初陣を飾り、まつと結婚。信長の「天下布武」に従い赤母衣衆として名を馳せるが、非情さに反発し一時離反、まつの説得で戻る。本能寺の変で信長を失い、秀吉に仕えて山崎、賤ヶ岳、小田原征伐を戦い抜き、加賀百万石の大名に。秀吉の死後、家康と対峙し、1599年に病没するまで家族と能登を守る。「影」は利家の夢に現れ、「お前が殺すもの」「お前が守ったもの」と語り、彼の内面と運命を映す。時を超え、2025年の悠斗は復興を進め、利家の遺志を継いで能登の未来を切り開く。「影」が微笑み、「お前が貫いたもの」と告げ、過去と現在の絆が結実する。利家の槍と魂は、乱世と復興の両方で能登を貫き、後世に語り継がれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 06:30:00
165543文字
会話率:28%
原因不明の眩暈に悩まされる日々。
母親の決めた道を歩むこと以外許されず、好きなことすら見つけられないでいた土岐透琉は、高校三年生にして自身の人生を半ば諦めていた。
裕福な家庭に恵まれた容姿、不自由などなさそうな生活が、苦痛でならなかった。
そんな中、珍しい時期に転校してきた岡崎新多という、透琉とは何もかもが正反対な男と出会い、世界が少しずつ変わっていった。
二人だけの世界で、よく食べて、よく遊んで、よく笑う。そんな毎日が楽しくて、愛おしかった。
新多は、いつも透琉を理解し、肯定してくれる。
「新多君は、僕よりも僕のことをわかっているよね」
「俺、エスパーなんだ」
なんて会話が、今頃になって現実味を帯び、足元が崩れ始める――。
岡崎新多×土岐透琉
溺愛ハッピーエンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:00:00
35793文字
会話率:42%
異世界アルディアに召喚された、15歳の高校生・神代真夜。
選ばれし十四人の勇者候補に並びながら、彼が授かったのは――折れた剣だった。
「君に与えられる名は、ない」
神の選定に“除外”されたその瞬間、少年の名前は記録から消され、世界から拒
絶された。
それでも、彼は立ち上がる。
たとえ折れた刃しかなくても。
焔のように燃えるその剣だけが、自分の存在を認めてくれたから。
名を奪われた少年が、神に抗う力を手にする――
“夜を壊す者”の叛逆譚、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:00:00
340374文字
会話率:23%
『命を建設するパズル』大シリーズの第1作。『渡邊雅實』小シリーズの第1弾。
明治時代で生きている優秀で個性的な美女の中学生である渡邊雅實が、絲島純彦の導いている『若き原の花火』という団体のメンバーとしての五人の親友たちと一緒に『これからも色
褪せぬ若者たちが造り上げた夏祭り』を開いた、歴史的な日本海海戦の勝利の三ヶ月後。
但し、『若き原の花火』の素晴らしき夏祭りはやがてこの小説そして次々の小説に登場キャラの全員に対してターニングポイントとして命を完全に変えてしまったということだ。この夏祭りは雅實たちを一年半経つ新しい戦いに巻き込ませてしまったが、その戦いを起こした人間たちの被害者である人間たちに仄めく希望の火をつけて自由への道を導いてくれるのだろうかもしれない。
和算の貴重な贈り物にあった幾何学の定理をタイトルとする『日本の定理』というこの小説は、上巻では、雅實たちの夏祭りはどう開いていたのか、どうして『若き原の花火』の団体は狙われていたのか、日本刀を装備した狂信者たちに反してどのように戦っていたのか、自分の命を終わらせようとした人をどのように救っていたのか、すべて数学の問題にして解かれる。
この小説で起こってしまった出来事のすべては渡邊雅實の視点を通して語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:58:03
281911文字
会話率:61%
受付嬢として日々を平和に過ごしていたリア・カップはある日、ギルドに現れた男から暴力を受ける。殺されそうになった所、ふと自分の力を思い出し、反撃を行う。それを聞いたギルド本部は最近強くなっている魔獣の調査に加え、冒険者として活躍してほしいと言
われ、紹介されたパーティに入って色々なことに巻き込まれる!新しく始まる冒険者生活、一体どうなるの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:58:02
77265文字
会話率:47%
15歳にして絶頂の人気を誇るアイドル、姫歌(ひめか)・スターアントワネット。
彼女は天性の才能と美貌を持ち、武道館を満員にするほどの歌唱力を誇っていた。
しかし、その裏では「愚民どもを支配する姫君」として己の才にうぬぼれ、周囲を見下していた
。
そんな彼女が異世界へと転生したとき――その世界の「歌」は、命を削り聴衆に分け与える聖なる行為だった。
「誰がそんな自己犠牲をするものか!」と反発する姫歌だったが、ある少女・ノォトと出会い、次第にその世界の厳しい運命を知る。
やがて聖女として祭り上げられた姫歌は、王家の命令により大規模コンサートへと招かれる。
しかし、歌うことはすなわち自身の命を削ること――
命を落としてなお誰かを救いたいと願う聖女たちの壮絶なステージを目の当たりにし、彼女は「歌う意味」を問うことになる。
「私の命に、世界が飢えている。」
これは、かつて傲慢だった少女が歌の本質と運命に向き合う壮大な物語。
歌で世界を巡り、誰かの希望になりながら、彼女は本当の聖女へと成長していく――
魂を震わせる異世界アイドル×命の歌ファンタジー!
姫歌が選ぶ未来とは――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:48:18
27380文字
会話率:30%
2022年、とある組織が国会議事堂を占拠した。その組織のリーダーは小沢健二といい、暴力による政治を提唱した人物である。言論の自由が減ったかわりに、とある中学校の生徒達には資格が与えられて勝ち進むことで新しい政府になることができる。
事件
から8年後、主人公である深雪 野乃(みゆき のの)は打倒政府のため仲間との絆を深め合いながら奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:47:55
61698文字
会話率:44%
淡胡夷村は山の中腹に位置する小さな田園集落。
5年生になったばかりの竜介は、ある出来事を境に龍の憑代として、地獄から蘇った凶悪な妖魔を祓い封じる使命を背負う。だが同じく使命を背負った虎の憑代 竹寅は、まだ幼い竜介が妖魔と戦うことに猛反対。そ
れでも竜介は家族を、友達を、村のみんなを守るため一緒に戦いたいと、みずから戦場へおもむき彼の説得を試みるがーー。
2015年の昔懐かしい田舎を舞台にした、手に汗握り背筋の凍る現代ホラーファンタジー。
第三話まで毎日、第十三話まで2日置き投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:14:17
52300文字
会話率:25%
「生徒会の庶務を務めている」「視力が良い」等、人に自慢出来るモノはいくつか持っているものの、世界を救う特別な力とかを持っているわけでは無い普通の中学二年生男子、|塔岡《とうおか》|一典《かずのり》。
中二男子らしく「スリルに溢れた日常を
過ごしたい」と考えていた彼の平和な日常は、クラスに転校生がやって来た日に終わりを迎えた。転校生の正体は、平行世界の侵略を行う「インソムニア」と戦う魔法少女だったのだ!
魔法少女と「インソムニア」との戦闘中に展開される特殊な空間では、普通の人は無気力状態になって動けなくなってしまうのだが、何故だか塔岡少年は動けてしまうのだった。
魔法少女として覚醒するクラスの女子に、塔岡少年と同じく何故だか動けてしまう上に魔法少女よりも強い親友の男子。特殊な空間内で動けるメンバーが次々現われ、魔法少女の戦いはカオスな状態に…。
塔岡少年も特別な力を貰って魔法少女と無双…、などという展開は起こらず、エッチな変身シーンを見て興奮したり、影ながら魔法少女を応援したり、時には魔法少女のピンチを救ったり…。そんな「魔法少女の戦いを見守る系男子の学園ドラマ」、始まります。
始めまして、作者の|余具中《よぐなか》です。今までに二次創作の小説を執筆した経験はあるのですが、オリジナルの作品を執筆するのは今回が初めてです。
初めて故、ルール違反等あるかもしれませんが、その場合は修正しますので、教えてくださるとありがたいです。
チビッコ達には見せられない、ダーティな要素を加えつつ、皆さんに楽しめる作品にしたいと考えております。
是非、「まほかんた」の略称で覚えてください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:10:48
137462文字
会話率:59%
──『グラウカ』という人間の突然変異種が存在する世界。
グラウカは驚異的な身体能力と再生能力を持つ「超人間」である。
大部分のグラウカは人間との平和的共存の道を歩んでいるが、一部のグラウカは「真の支配種」を標榜する反人間組織を作り、人間と
激しく対立してきた。
そんな中、グラウカである高校生の雨瀬眞白は、とあるいきさつから人間側の対グラウカ組織『厚生省特殊外郭機関インクルシオ』に所属することになった。
雨瀬の幼馴染、同い年の仲間たち、組織最強の対策官。
様々な出会いと戦いを経験しながら、雨瀬は反人間組織のグラウカに同種の力をもって立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:03:41
703351文字
会話率:37%
世界に空いた、無数の穴ーーそれはもしかしたら、『何か』が『こちら側』へ侵入した証かもしれない。
彼らはこう呼ばれている。
この世にあらざるものーー『ヨモツド』。
そんな異形の怪異、『ヨモツド』が引き起こす様々な問題に対応すべく
設立された特殊事案対策専門機関『ナカツド』は、人々の平穏な暮らしを守るべく陰ながら奔走する毎日を送っている。
その第七支部へ配属された新人のトキヤ・イテクラは、自分とは正反対のイサリ・カガヤとバディを組むことになり、その自由奔放さに振り回されながらも先輩隊員や仲間たちの手を借りながら、次々と巻き起こる問題に立ち向かって行くーー
※ホラー、暴力表現なども含みますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:00:00
56343文字
会話率:50%
大陸に覇を唱えるアルテニア帝国。その首都で地下から魔物が湧きだす災厄が発生。たちまち帝都は侵食され、広大な地下空間は魔法の迷宮に変貌した。
帝都侵食から七年。都には国中から迷宮に惹かれた者たちが集まり冒険者の町へと変わり果てていた。そ
の中で若年ながら迷宮に足を運ぶ少年が一人。
少年は他者に見えないものを見通す異能を持ち、やがて多くの出会いとともに迷宮の謎に挑んでいく。だが彼の仲間はワケありの曲者ぞろい、こんなんで本当に迷宮踏破できるのか?
・この小説は戦争、紛争、民族問題などをテーマに含みます。
・作中に一部差別的な言葉を用いていますが、作品世界上のもので、
特定の人たちを差別する意図は一切ありません。
・この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:00:00
176555文字
会話率:60%
戦乱渦巻く大陸の覇権。手にするものはだた一人。
ヘラス都市連合の将軍テオドロスと、アリアナ帝国の大王ダリウス。
二人の若き指導者が舞台に立ったとき、エウリシア大陸の歴史がうねりとともに大きく動き出す。
その手は時代を打ち砕くか、繁栄を守り
抜くのか。
剣戟と神秘、戦雲と策謀が織りなす古代ギリシア・オリエント風ファンタジー戦記。
●作中に一部差別的な言葉を用いていますが、作品世界上のもので、特定の人たちを差別する意図は一切ありません。
●この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 20:37:29
529555文字
会話率:51%
高校三年の冬休み、蓮は現実には存在しないはずの妖精「スミレ」と出会い、彼女に導かれるまま異世界「架空界」へ迷い込む。蓮は人間界に帰る方法を探しながら、次第に架空界の秘密に深く関わることに。化け物「サタン」や反抗的な騎士団「ネイト」との出会い
を経て、やがて蓮は自分が架空界の運命に大きく関わる存在であることを知る…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:00:00
319492文字
会話率:34%
狩るのは鵺か、それとも人か。千年続く転生劇に終止符を打て
睡眠障害や怪力に悩む男子高校生、唯 蕾生(ただ らいお)
蕾生の幼馴染男子、周防 永(すおう はるか)
二人は千年もの永い間、転生を繰り返している。それは、鵺(ぬえ)とい
う呪いをその身に受けたから。永の方は千年分の記憶を引き継ぎ、蕾生の方は転生する度に記憶を失くす。同じように呪いを受けたのに、何故そんな違いがあるのか。永にはその理由がわかっているようだが、何かを恐れて蕾生には全てを話してくれない。
そんな二人にはもう一人仲間がいる。
とある研究所の見学に訪れた蕾生と永は、年下の少女に出会った。彼女こそ、三人目の鵺の呪いを受けし者、リン。仲間として迎えようとしたが、リンは二人を拒絶する。そこには直前の転生からの歪んだ因縁があった……
◆ ◆ ◆
拙作の現代ファンタジー「転生帰録」シリーズのリブート作品です。
前身の作品の反省などを踏まえてホラー要素を強めて書き直して参ります。改稿ではなく、新作として、従来のものとは違う設定や展開もあると思うので、前作にこだわらずに読んでもらえると嬉しいです。
また前作をご存知の方にも、「ここを変えたのか、いいね」と思ってもらえるような作品を目指します。どうぞよろしくお願いします。
◆ ◆ ◆
◎ 更新は不定期ですが、大安に更新するのが好きです
◎ 頻繁に改稿するかもしれないので、活動報告などを合わせてご覧ください
【前身作品はこちら】
「転生帰録──鵺が啼く空は虚ろ」
https://ncode.syosetu.com/n1281in/
「転生帰録2──鵺が嗤う絹の楔」
https://ncode.syosetu.com/n9034iu/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:00:00
27681文字
会話率:31%
自作ファンタジー「転生帰録(鵺)シリーズ」を、反省とともに振り返り、解説していくエッセイです。
完全なるネタバレです。
先に読んでいただいても結構です。
その上で興味を持っていただけたら、本文を読んでみてくださいね♡
※ノベルア
ップさんで書いているブログからの抜粋です
☆作品本文はこちら
「転生帰録──鵺が啼く空は虚ろ」(鵺一部)
https://ncode.syosetu.com/n1281in/
「転生帰録2──鵺が嗤う絹の楔」(鵺二部)
https://ncode.syosetu.com/n9034iu/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 17:31:57
26763文字
会話率:1%
4月6日から本編開始!
古くからの協力者・雲水一族の子孫、雨都梢賢によって蕾生達は彼の故郷にやってきた。その村は閉鎖的で独自の文化の中で暮らしていた。村に巣食う陰謀と雨都家の闇に直面した永、蕾生、鈴心。鵺との戦いが幕を開ける。
〈あ
らすじ詳細〉
雨都梢賢の招きによって彼の故郷を訪ねた永、蕾生、鈴心。雨都家が隠れ住んでいるというその村には、別の理由で同じように隠れ住んでいる一族がいた。村の長・藤生家、その分家の眞瀬木家、そして藤生家の厚意で里に暮らす雨都家は奇妙なバランスを保ちながら暮らしている。しかし雨都梢賢が三人に助けを求めた理由はその里に関することではなかった。梢賢は三人にある母子家庭を紹介する。昔、雨都家から離反した分家の雨辺家、その子孫だった。彼らは鵺をうつろ神と呼んで盲目なまでに信仰していた。
雨辺菫の正気を取り戻したい梢賢に協力しながら、三人は鵺にまつわる多くの闇に直面し、鵺の呪いの真髄に触れる…
◎毎日1話、21時に投稿します。
※本作品は「Nolaノベル」「pixiv」「NOVEL DAYS」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 21:07:39
232419文字
会話率:62%
魔力がないことから役立たずの烙印を押され森へと捨てられた一人の少女が不運にも崖から落下し大怪我をしてしまうが、その反動で前世の記憶を思い出し、異世界で生き残っていこうと頑張っていくお話。
最終更新:2025-06-30 20:50:27
4362706文字
会話率:29%
「魂は平等だ」――父はそう教えてくれた。
癒しの力を持って生まれた私は、王都に連れて行かれ、
貴族たちの命を守る“特別な存在”として扱われた。
だがその力は、「平民を癒したい」と願った瞬間、
特権への反逆とされ、すべてを奪われる引き金と
なった。
故郷の村は焼かれ、家族も友も恋も失い――
私は“不死”の体で、2000年の封印を受ける。
死ぬことも許されず、癒すことも笑うことも奪われて、
ただ、ひとつの願いを抱き続けた。
「今度こそ、私を……死なせて」
それが、神の怒りを背負った少女の、たった一つの夢だった。
これは、“癒し”を罪とされた少女が、
真に救われるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:42:16
80780文字
会話率:32%
『いいから、やるんだ。これは、決定事項だ』――ブラック企業の歯車として、心身をすり減らし、最後はあっけなく命を落としたシステムエンジニア、相馬透。
彼が次に目覚めたのは、地獄のような異世界だった。
人生をやり直せるのか?と思ったのも束の
間。転生した姿はなんと、ステータス一桁の最弱モンスター【ワーム(ミミズ)】だった!
「ミミズとか、冗談だろ!? 開始5分で踏み潰されてゲームオーバーじゃねえか!」
神々の気まぐれか、あるいは悪意あるバグか―――。
理不尽なスタートに絶望しながらも、彼は前世で培った「プログラミング的思考」と、与えられた二つのスキルを駆使して、泥臭く生き抜いていく。そして魔物の死骸を喰らい、スキルを奪い、じわじわとレベルを上げる日々。
転機は、朽ち果てた【古代竜の骸】との遭遇だった。
「99.9%精神崩壊」の警告を無視し、人生を賭けた大喰らいの末、彼はついに人型の肉体と、竜の力を手に入れる。
これは、天から「リジェクト(棄却)」された、一匹の虫(バグ)が、お人好しな性格ゆえに仲間を増やし、やがて世界の理不尽なルールそのものに牙を剥き、世界そのものを喰い破る、反逆の物語。
最弱から始まる、成り上がりファンタジー。開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:30:00
82173文字
会話率:29%
僕が先に好きだったのに……っ!
矢沢比呂には幼い頃からずっと想いを寄せていた可愛い幼馴染がいた。しかし、ある日彼女が告白されている現場を目撃してしまい、間接的に失恋してしまう。しかも幼馴染に秘密は不要とばかりに、わざわざ恋人ができた宣言ま
でされてしまうのであった。
表には出さないものの、比呂はずっと好きだった幼馴染を取られてしまったショックで、美少女への反応が鈍くなってしまった。
そんな比呂の様子に気づいたのは、学校一可愛い女子と名高い松雪綾乃だった。心配から始まった関係は、少しずつ深くなっていく。
さらに幼馴染と顔を合わせたくなかった比呂が行動を変えた結果、後輩の銀髪長身美少女である城戸紬とも仲良くなっていくのだった。
「松雪さんって、男を騙す悪女なんだってさ」
「城戸って自分の父親を半殺しにした、やべえ女なんだよ」
そんな中、二人の悪い噂を耳にする比呂。
敗北から始まる青春ラブコメが、陰キャ男子に襲い来るのであった。
※この作品はカクヨムなどでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:28:15
190906文字
会話率:41%
探偵、凸守龍太郎は世捨て人のような生活を続けていた。そんな凸守の元に、小鳥遊小鳥という依頼人が訪れる。小鳥の依頼は、家を出たまま戻らない婚約者の「佐藤一郎」を探すこと。最初は断る凸守だったが、佐藤は家を出る前に「僕は神さまが設計ミスした人間
。生きていてはいけないのかもしれない」という謎の言葉を残していたことを知る。奇しくもそれは、自殺した凸守の妻、羊が言っていた言葉と同じものだった。妻がなぜ自殺したのか?その原因がわかるかもしれないとかすかな希望を抱き、依頼を引き受けることに。職場に行くなどして調査を進めていくうちに、佐藤のステータスには、ある不審な点があることに気がつく。なんと「固有の眷属は一人につき一体」という理に反し、佐藤は複数の眷属を所有しているようなのだ。どうにか佐藤を見つけ出すものの、今度は依頼人である小鳥が誘拐されてしまう。彼女を拐った犯人は高橋と名乗る男で、目的は佐藤の眷属「神威属性 大蛇」を奪うこと。佐藤を守るために奮闘する凸守だったが、高橋の眷属の前に苦戦を強いられる。結果、佐藤の命と引き換えに勝利することができたが、凸守の元には次々と「八咫烏」という組織の刺客がやって来るのだった。やがて凸守は、国家がひた隠しにしてきた「天津神計画」に巻き込まれていき、衝撃の事実を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:22:12
3581文字
会話率:34%