「お前、俺が見えてんだろ?」
技術の飛躍的進歩により、全てのネットワークが電脳空間(サイバースペース)によって一元管理されるようになった世界。
人々は例外なく、生まれてすぐに個体認識用のマイクロチップを埋め込まれる。それはサイ
バースペースへのアクセス権限でもあるが、もう一つ、重要な役割を担っていた――。
小説を書くのが好きな高校生、豊利紬(とよりつむぎ)はこの時代には珍しく手書きでノートに物語を綴っていた。しかし、ある日うっかりそのノートをなくしてしまう。
ノートを拾った人物は、寄りにもよってひそかに物語の登場人物としてモデルにしていた青年、加冶人志(かじひとし)だった。
――彼は、政府によって秘匿された存在のはずだった。
見えるはずのないものが見える目を持つ高校生の紬と『重力操作』の異能を持つ秘匿存在の人志。
二人の出会いが遠い昔の“約束”を巻き込んで、物語を紡ぎ始める。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:22:20
264266文字
会話率:43%
ここは魔道書を皆持っている世界
清楚系男子高校生の猫屋ましろ、彼は課題に追われておりグトゥグアの召喚をしようとする!?
だが失敗してしまいヤマンソが出てきてしまう
ヤマンソはましろを見ると一目惚れしてしまい……?
本作はクトゥルフ神話をモ
チーフとした完全オリジナル作品です。既存のTRPG・ゲーム・作品とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 13:39:29
3494文字
会話率:70%
(この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません)
20XX年、東アジア情勢は緊迫していた。
東アジア随一の軍事独裁国家、央独(央麗人民独裁国)は、その強大な軍事力を背景に、自由主義陣営国家である美麗(マラビ
リョーゾ)島や、日本の南西諸島に対し、領土的野心をあからさまに、挑発的な行動を繰り返していた。
そんな中、央独から留学生として東都工業大学に入学した施明華(シ・ミンファ)は、人工知能を産業に応用する研究の第一人者、前原佐(まえはら・たすく)教授の研究室に配属される。
明華は央独政府から国防動員法に基づき、研究室の研究成果を盗み出すよう命じられる。明華は葛藤しながらも、祖国の命令に従い、前原研究室の大学院生、綾川順一(あやかわ・じゅんいち)の発明した技術を盗み出すことに成功する。
明華の姉、央独第二砲兵部隊に所属する技術中尉の施明玉(シ・ミンユ)は、央独第二砲兵部隊に所属する技術中尉。
明華から入手した人工知能最適化技術を応用し、新型巡航ミサイル西嵐XL-47型の改良に成功する。この功績により、明玉は一躍部隊の英雄となり、昇進も確実視されていた。
しかし、明玉の才能と功績に嫉妬した上官の王強(ワン・チアン)は、叔父で基地司令の王偉(ワン・ウェイ)とはかり、あらぬ嫌疑をかけて、明玉を逮捕投獄する。
姉の身に起こったことを知った明華の、央独政府に対する不信感は、次第に国家体制そのものへの疑問へと変わっていく。明華は大学に戻り、かつて技術を盗んだ相手である綾川順一(あやかわ・じゅんいち)に助けを求める。
綾川は、叔父である公安調査庁捜査員の田村善樹(たむら・よしき)と相談のうえ、明華と協力して新たに開発したXL-47用のプログラムを央独側に渡す。
央独は、ついに日本の南西諸島と、美麗島への武力侵攻を開始する。攻撃の第一波は、西嵐XL-47型によるミサイル攻撃だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 06:30:00
86808文字
会話率:41%
「死んでみたい」
死に対して興味を持つ女子高生の屍々土冥(ししどめい)は、本当に死んでしまう恐怖から一線を越えないまま日々を過ごしていた。
そんなある日、圧倒的なリアルの再現を謳い文句にしたVRMMORPGがあることを知り、ふと思い
つく。
「ゲームの中なら死を味わえるかも」と。
死んでも蘇生できるというゲームの特性を利用して自らの欲望を満たそうとした冥は、弱点だらけの種族である下級吸血鬼を選択。
ログインして早速死に始め、死の快楽に魅入られてしまった冥。しかし、そのあまりの死亡速度のせいで、死んでいる内に様々な耐性や称号を手に入れてどんどん死ぬ方法がなくなっていく。
これは、ただ死にたいだけなのにシステムのせいで死ねなくなり、いつしか意図せず最強になってしまう少女の物語。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
※カクヨム、ハーメルンでも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 15:39:55
161920文字
会話率:39%
アメリカ、フィラデルフィアの街に暮らす女子大生ビアンカは文武両道の才媛で、
彼氏もおり順風満帆な生活を送っていた。
しかし最近になって謎のストーカー被害に悩まされるようになり、
そしてある日ルームメイトが密室で殺害されるという事件が起きる。
この事件を切欠にビアンカは人知を超えた怪物達に命を狙われるようになり、
やがてこの国を裏で支配する組織『カバール』の存在と、彼等に自分が狙われる理由を知る。
この日より彼女は自分を助けてくれた謎の男ユリシーズと共に、
カバールとの長い戦いに身を投じていく事となる。
アメリカを舞台に繰り広げられる現代の聖戦記、開幕――!
※この物語はフィクションです。登場する地名、国名、団体名は全て架空であり、現実の物とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:16:25
1058502文字
会話率:47%
小笠原天馬は幼い頃から父親に過酷な武術の修行を課せられていたが、それ以外は自由と青春に憧れ幼馴染の神代茉莉香に恋する普通の(?)高校生だった。
だがそんな日常はある日突然、理不尽に打ち砕かれた。
彼らが通う学校を襲う怪異によって無残に殺され
ていく級友達。阿鼻叫喚の地獄絵図の中、天馬は茉莉香を守る為に培ってきた武術を用い決死の覚悟で戦う。
そして明らかになる怪異の正体と真相。力及ばず茉莉香を助けられなかった天馬は、アメリカから来た謎の女性アリシアの誘いに乗って、茉莉香を助ける力を身につけるべく世界を巡る旅へと出発する。
中国、インド、ヨーロッパ、果てはアフリカ……
現代世界を巡る長い旅路の果てに少年が手にする物は――?
※この物語はフィクションです。登場する地名、団体名は架空であり、現実の物とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 19:17:28
683522文字
会話率:49%
近未来のアメリカ。長く続いた歪な平和は、囚人の殺人ショーを楽しむ恐ろしいデスゲームを誕生させた。
軍需企業の私設傭兵部隊の隊長であったアンジェラは、同僚に罠にはめられて投獄され、とあるデスゲームへの参加を強要される。
そのゲームは廃都となっ
て封鎖されたデトロイトを舞台に、色分けされた男女ペアの六チームが、脱出する為の『キー』を巡って殺し合うという内容であった。
だがこのゲームにはアンジェラにとって不利となる特殊なルールが採用されていて――!?
自らの寄るべき力を封じられた美しき女傭兵が、知恵と知識、経験のみを武器に悪意のデスゲームに挑む!
新感覚バトルロイヤル&ステージクリア型アクションエンターテイメント!
※この作品はフィクションです。登場する地名、団体名、組織名は架空であり、現実の物とは一切関係ありません。
※この作品はカクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 16:18:57
111575文字
会話率:49%
「これは完全にフィクションであり、実在の人物や団体とは一切関係ありません」
最終更新:2025-06-24 06:45:24
10214文字
会話率:84%
失業無職のおっさん、三枝光也は気付けば異世界の山奥で倒れていた。
お約束のスキルや転移者特典どころか、事情説明すらなしの放置状態。
ゴブリンの群れにさらわれる女の子も助けられず、自分の無力さに絶望するが……
「英国万歳(グッド・ブリテン)
♪」
いきなり現れた“自称:英国製メイド”に導かれて、彼の奇妙な異世界無双が始まる!
※(この作品はフィクションです。劇中に登場する
「英国」や「英国人」「英国面」などは架空の世界線上にある
架空の英国的存在であり、実在のものとは一切関係ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 21:31:59
756872文字
会話率:53%
この話はフィクションです。
実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。
最終更新:2025-06-23 16:35:44
58624文字
会話率:44%
・爬虫類と魚類(偶に鳥類と哺乳類と両生類)が文明を築き跋扈する世界の話。
・架空の日本を目指した世界観が魅力(ホンマか?)
・無駄に凝った設定や、無益な科学的考証も見てほしい(などと作者は供述している)
・他サイトでも掲載中。
※現実世界
とは一切関係ありません
※『異世界』に該当しないと判断し、異世界転生/異世界転移のチェックを外しています。
※彼らの言動、行動が突飛なのは仕様です。人間には動物の考えなど分かりゃしないので諦めてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 22:28:07
233100文字
会話率:46%
歯科クリニックという閉鎖された特殊な空間。そこで起こった事件。
院長をトップとした絶対的序列。特殊で複雑な女子の世界。
怖いくらいに外側からは何も見えない。みんな我慢している。仮初めの笑顔で巧みに不都合を隠さなければならない。マスクの下で
泣いている人がいる。だから離職率が高い。
主人公の陽子はごくごく普通のどこにでもいるタイプの人間だった。勤続年数17年のベテランであり、院長に従順な主任歯科衛生士でもあった。後輩スタッフや患者様からの信頼も厚く、クレーマー以外で患者様とのトラブルが発生したことは全くなかった。そして、人一倍責任感も強かった。しかしながらこれが、後に仇となるのである。
ある事件を境にして「終わりの始まり」がスタートする。運命なのか宿命なのか、それとも因果応報なのか…。
さぁ、みなさん。私たちの不思議な園、閉ざされた空間へようこそ♪
※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体などとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 19:08:36
91837文字
会話率:26%
アンドロイドの恋心を巡る短編。
"僕"は、ある夜10年間連れ添った家政婦型アンドロイド・サナに告白される。
サナは想いを"僕"に告げるが、その真実は──。
カクヨム様で週間ランキング SFカ
テゴリで137位を獲得しました。読んでくださった皆様ありがとうございました!
カクヨム様にも重複投稿しています。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 16:02:43
2204文字
会話率:28%
幼い頃から格闘技に親しんできた高校生――各務雄一は、夜の公園で謎の女――不動享子に出会い、見たこともない技で完膚なきまでに打ち倒される。
その流派は、〈浦上流〉。
この出会いが、若者たちを闘いの門へと誘う。
「強さとは何か」――最強を求め
る者たちの現代格闘ジュブナイル!!
このお話はフィクションであり、実在の人物・団体・出来事とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 01:18:46
18148文字
会話率:10%
予期せぬ時期に高校へ転校してきた真代未来は、学校に馴染めずにいた。
そんな彼女が夕暮れの中庭で出会ったのは、古びた石碑に腰かけた少女だった。
その出会いは、未来に安らぎを与えてくれた。そして未来もまた、彼女に安らぎを返そうと願った。
……け
れど、そのすべてが“仕組まれたこと”だとしたら?
彼は語る。
「君の物語がそう定められているからだ」と。
これは、終わりを拒んだ誰かの物語。
そして、始まりを祈った誰かの物語。
与えられた物語に意味を求める者たちの、改稿の記録。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・文化・団体とは一切関係ありません。
一部に伝承・風習をモチーフとした要素がありますが、創作としてお楽しみください。
こちらは”君は記憶の石碑に座る〜物語編〜”の続編です。
ただし物語編の終わった後のお話ではありません。
https://ncode.syosetu.com/n9995km/
本編は大体書き終わっていますので随時投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 18:00:00
39583文字
会話率:24%
高校に入学して落ち着き始めたころ、都平阿坂は夕暮れの中庭でひとりの少女と出会う。
古びた石碑の上に腰かけていた彼女は、「クルミ」と名乗った。
阿坂はいつしか、彼女に会うためだけに中庭へ足を運ぶようになる。
弁当を分け合い、取り留めのない話を
して、笑い合う日々。阿坂にとってとても大切な時間であった。
ただ…ぬぐい切れない違和感を抱えて。
季節が変わっても、彼女は何も変わらない。
あの日、確かに存在していたはずの彼女は、いったい誰だったのか。
少年の記憶に、微かに残るひとひらの出会いと別れの物語。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・文化・団体とは一切関係ありません。
一部に伝承・風習をモチーフとした要素がありますが、創作としてお楽しみください。
本編はすべて書き終わっていますので随時投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 18:00:00
33174文字
会話率:30%
勇者。それは異世界より舞い降り、魔王を倒し、混沌に満ちた世界を平穏なものへと導いてくれる救世主。
果たしてそれで済むのであろうか。連れてこられた彼ら彼女らもまた、本来その世界に存在するはずの無かった、世界の異物であるはずなのに。
異物が入り込んだものはやがて時を置いて腐っていく、組織も、国家も、そして世界さえも。
そんな異物を取り除くため、召喚された者たちもまた、この世界には存在していた。
当作品はフィクションです。実在の人物、団体、出来事とは一切関係ありませんので、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 20:00:00
35300文字
会話率:40%
クロマチンという特殊能力が発見された現代。
ごく少数しか持ち得ないその能力を持つ者は、警察の特殊部隊に所属し、武装犯罪等の鎮圧に従事している。
クロマチン能力者である佐川亜紀斗は、少年の頃、荒れて喧嘩ばかりしていた。喧嘩の相手を病院送りに
したことが、何度もあった。
しかし、一人の少年課の刑事により更生した。
クロマチン能力の素養があった彼は特殊部隊に所属しながらも、罪を犯した人達を更生させ、償いながら生きていけるように尽力していた。
クロマチン能力者である笹島咲花は、幼い頃、大好きな姉を亡くした。
姉は非行少年達に拉致され、暴行と陵辱の限りを尽くされ、殺された。
しかし、少年達に下った刑罰は、犯した罪に比べてあまりに軽いものだった。
鬼畜にも劣る凶悪犯は、駆逐すべきだ。
残酷な事件に向き合いながら、咲花は凶悪犯達をその手にかけてゆく。
そんな二人が、亜紀斗の異動によって出会った。
罪の重さを測るものはなにか。
罪に見合った罰とは、苦痛による死か、罪以上の償いをすることか。
異なる信念を持つ二人が、向かい合う。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※エブリスタ、カクヨムでも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 13:45:20
606075文字
会話率:32%
どこにでもいる普通の女子高生、近藤勇美は、4月、江戸幕府再興会という謎のサークルに入会後、様々な事件を経て、会長(将軍)の親愛を得た。
さらに、なぜか飛び級させられると同時に、別動隊の隊長に任じられた。
その名も、「新撰組」。
そして勇美は
、旧新撰組の子孫達を集めるよう命じられ、奔走するのであった・・・・・・
注)この物語はフィクションであり、特定の人物、団体、組織とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 15:20:58
6560文字
会話率:31%
どこにでもいる普通の女子高生、近藤勇美は、4月、昌平坂高校に入学した。
その高校で、生徒会長をやっている徳川義信と出会う。彼は江戸幕府再興会という謎のサークルに所属し、勇美に加入を進めてくる。
そして勇美は、旧新撰組局長・近藤勇美の子孫であ
ることが明かされるのであった・・・
注)この物語はフィクションであり、特定の人物、団体、組織とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 19:51:26
40720文字
会話率:29%
20年前、大陸を統一した『朱棣林(シュ・ディリン)』。その後宮で、序列2位の貴妃として尊ばれる淑華(シューホア)。
美しく可憐な少女だった彼女は、かつては帝の寵妃であった。
時は流れ、35歳になった彼女は帝との夜伽も途切れ、後宮であ
りがちな女たちとの諍いからも身を引いていた。
皇后が没した半年後、彼女は皇后の仕事である後宮の差配(運営)を任された。それは皇后と同じように、女として帝の興味は終わったことを意味している。
秋の定例宴を監督する淑華。
その宴で流刑地から戻った、いわく有りの第二皇子と出会う。
彼の名は朱威龍(シュ・ウェイロン)、18年前、皇太子毒殺に関与し、謀反を企てたとして処刑された貴妃を母にもつ彼は、その巻き添えで北の凍りつくような寒い流刑地に送られた。
威龍が流刑に処されたのは、わずか7歳のころ。
皇后が没してから、皇子は許されて都に戻ってきた。彼は心のうちに謀反の真実をあばき、母の無実を証明することを誓っていた。
彼は、絶世の美女だった母の生き写しで眉目秀麗、後宮の女官たちの注目のまとになった。
淑華は後宮六部局の最高責任者であり、後宮の資料を読める立場にある。
皇子は彼女に事件当時の記録を調べることを頼んだ。
それが二人の関係を縮めることになる。10歳の年齢差にもかかわらず、目に孤独を讃えた美しい皇子に、淑華は徐々に惹かれていく。
それが、彼の策略と知りながらも、少しづつ彼を愛するようになっていく。
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※本作品は完全なフィクションです。実在の人物・場所・団体・事件とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 23:21:53
117150文字
会話率:37%
永棠コハルはカグヤ商事で働く筆頭社長秘書である。
新宿駅で帰宅電車を待っていたとき、不運にも女子高生の投身自殺に巻き込まれてしまう。その結果、異世界に住むカテリーナ王妃に憑依転移した。
カテリーナは自己肯定感が低い、気弱なこじらせ
女子。しかし、本来の姿は天神であるカグヤが転生した人物だ。
天神カグヤの転生は神罰である。
それゆえ、転生先では罰人生を送る運命であり、彼女の日常には不幸がつきまとう。
カグヤは、その性格の弱さゆえに何度転生しても、罰人生から逃げるばかり。罪を償うことができない。
百年、千年、二千年。
カグヤの転生修行は続く。
そんなカグヤに、天界の神々も手を焼いていた。
手違いによってコハルがカグヤに憑依転移したことを幸いに、彼女の性格を鍛え直してくれと神々に強引に頼み込まれる。
こうして、(カグヤの転生人物)カテリーナの身体に、コハルの精神が同居する事態となった。
カテリーナ妃は国を持たない小国の王女として生まれ、民とともに流浪の生活を送る。そして、流れ着いた先の魔境の地で、人質としてブローズグフレイ王国の猛獣王に嫁いだ。
『血ぬられた王』と噂される恐怖の王として有名な男だ。
結婚式後、妃はすぐに逃亡、大河に身を投げ自殺を試みた。恐ろしい王に嫁ぐ恐怖がまねいた結果だった。
その状況で目覚めたコハルは、川底から這い上がり、猛獣王に救われる。
気弱なカグヤと、なんとか生き抜こうとするコハルの前に、不幸人生てんこ盛りのカテリーナの試練が重なる。
ハーレムで、嫉妬深い妃のひとりが刺され、その犯人としてカテリーナが逮捕される。
牢に入れられたカテリーナを、再び救ったのは猛禽王クリストフ。
しかし、カテリーナには次の試練がはじまっていた。
北の大地から押し寄せてきた悪鬼との戦いがはじまったのだ。
「いったい、どれだけ不幸にすりゃ、いいのよ!」
ぶつぶつ文句を叫びながら、コハルは異世界で、聞き齧りの兵法を駆使して、カグヤを叱咤激励しながら悪鬼と戦い、生き抜いていく。
※本作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:10:00
128491文字
会話率:37%
刑事としてシリアルキラーを追い、ビルの屋上から転落した『敏腕刑事(本人評価)』獅子王朔(ししおう・さく)。
目覚めると、そこは中華風後宮。
彼は、皇太子の側室である魅婉(ミウァン)姫、17歳に転移していた。
「身長183センチ、73キロ
、体脂肪10の俺が38歳が少女の身体にだって?」
思わず自分の身体を詳細に確認して、いい気持ち。いや、混乱したまま、その世界で同じ様な事件に巻き込まれる。
現代社会で追っていたシリアルキラー事件と同様の事件が後宮で起きる。犯人の手口は同じ。
父親の謀反で罪人となり宦官になった幼馴染と、同様に遊んだ皇太子との三角関係のなか。
異世界にあらわれたシリアルキラーを追う。
【魅婉(ミウァン)に関わる三人の男たち】
・ 幼馴染の宦官、黄暁明(ファン・シァミン)
「ずっと、あなたを影から見守っています」
・ 殷麗孝(イン・リキョウ)皇太子
「そなたは余のものだ」
・ 秘密警察の長で宦官である天佑(チンヨウ)
「あなたの能力に惚れました」
※本作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 20:10:00
108454文字
会話率:35%
高校野球部の1年生堂本聡志は、同級生の井上恭子と、目の前でヒットを打てばデートをするという約束をした。いつになったら彼女の目の前でヒットが打てるのか、それとも永遠に果たせない約束なのか。親友の白田一樹が思い描く未来の野球場、不可解な脅迫など
を交えながら、運命の最終打席へと進んでいく。
なお、この物語は、実在する人物や団体などとは一切関係ありませんので、あらかじめ申し上げます。
NOVEL DAYSにも投稿中です。
何か不都合があれば、退会させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 10:28:29
46753文字
会話率:35%
若い高校教師・北川亮太と教科担任する高三クラスの田村琉璃は恋人、もちろん禁断の恋。その秘密裏の恋に、不条理で理不尽な無言の圧力を感じる亮太。「愛」と「教師としての倫理観」のはざまで揺れ動く心。そして、まさかこんな驚くべき結末を招くとは……。
【この作品はフィクションで、実在の事件、人物、学校等とは一切関係ありません】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 21:00:00
8461文字
会話率:30%
ふとしたことが切っ掛けで、少年は礎術(そじゅつ)という力を手に入れ、巻き込まれながら、なんでやねん! などと思うこともありつつ、使命感を抱き始める。
この作品は、実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
また、犯罪や殺生を助長する意図
はありません。政治、宗教的意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 18:06:59
685020文字
会話率:37%
時は西暦2500年。
STEOP能力という特殊な能力に目覚める可能性がある時代。
雅川月彦(ががわつきひこ)はその目覚めの際に起こる変化の影響で、ある日、激痛と眠気に襲われ倒れてしまった。
特殊な力を得た月彦は、STEOP発現者をサポー
トする人工島「新ヶ木島」に住むはとこの家に移住する提案を受ける。
月彦が世話になる家には呼夢(こゆめ)という同い年の女の子が。
それからの二人は、どんな暮らしをするのか。
成長のあとに「キュンキュン」と「感動」が感じらればなぁと思っています。
両視点を描いています。
男性でも女性でもどんな人でも読めると思います。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・出来事などとは、一切関係ありません。 ほかの様々なことと全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 21:19:11
68601文字
会話率:44%
優秀な者が多い「恵力学園」に入学するため猛勉強した「形快晴己(かたがいはるき)」の手首の外側に、突如として、数字のように見える字が刻まれた羽根のマークが現れた。
それを隠して過ごす中、学内掲示板に『一年五組の全員は、4月27日の放課後、化学
室へ』という張り紙を発見。
そこに行くと、五組の全員と、その担任の姿が。
「あなた達は天の使いによってたまたま選ばれた。強引だとは思うが協力してほしい」
そして差し出されたのは、一枚の紙。その名も、『を』の紙。
彼らの生活は一変する。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・出来事などとは、一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 17:17:27
492047文字
会話率:32%