【あなたが決める ものがたり】
妖怪探偵・矢面京子には3つの不思議な力がある。
ひとつ、親から受け継いだ退魔の力で妖怪を味方にできる。
ふたつ、すぐそばにいる妖怪の力を身に宿し、3分間だけ超人になれる。
みっつ、これが一番だい
じ。京子は、誰とでも仲良くなれる。
そして、京子が率いる矢面妖怪探偵団には必ず守らなければいけない3つの絶対のルールがある。
ひとつ、事件の現場にいちどに連れていける妖怪は3体まで。それ以上は、京子の霊力がもたない。
ふたつ、京子は超人になるとき、そばにいる妖怪3体の能力を合わせた力を発揮できる。
(仲間の妖怪は7体いるため、能力の組み合わせは35通り存在する)
みっつ、これが一番だいじ。
一緒に連れていく妖怪を誰にするかは、必ず依頼主(あなた)が決める。
京子たちに決定権はない。
事件解決に乗り出すのは、京子と7人の妖怪仲間たち。
テレパシーで人語を話す超能力人面犬のワンダ。
マッハ1・5で走る百キロババアこと見た目は女子高生のキロロ。
事務所一番の美女、口裂け女の咲き子。
全身凶器、怪人赤マントのアカマ。
背が高くて怪力、身長240センチのあばれ八尺。
水のある場所なら無敵、トイレの花子さんことハナ。
そして、あなたのそばにメリーさん。
今日の事件に向かうのは誰か?
【作者からの依頼状】
この小説は読者と作者とで協力して作り上げる物語です。
京子と共に戦える妖怪は常時3体しかいません。
その3体を誰にするかによって物語の展開が変わるのですが、法律によって京子は共に戦う妖怪を自分では選べません。すべて依頼主、すなわち読者(あなた)に決定権があるのです。
京子と仲間たちの活動を助けてくれる方は、本編を読んだ上で、コメント欄にて出撃メンバーを「提案」してください。
一定の募集期間を経たのち、いただいたコメントの中からひとつを選ばせていただき、作者がその設定で物語の続きを書かせていただきます。
なお出撃メンバーの選定はコメントの多数決ではありません。
あくまでも物語として、もっとも京子たちが活躍できる組み合わせを選ばせていただきます。
物語の性質上、みなさまのコメントがないと、この話はここで終わってしまいます。
みなさまのコメントを、心よりお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 21:51:48
40422文字
会話率:46%
剣と魔法を使い、世界に点在するダンジョンを攻略する。そんな世界に転生した主人公。
しかし転生したのはなんとマント。
しかもあろうことか転生場所は最高難度のダンジョンのど真ん中。
右も左も分からない状態から始まるサバイバル。
なんか、思い描い
た異世界生活とだいぶ違うようだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 10:24:52
2673文字
会話率:0%
ブラック企業に勤めるアニオタ社畜、牛浜手ナオキ(35)は深夜に帰宅途中、異音を聞きつけ、路地へと足を踏み入れる。だがそこにいたのは、謎の巨大怪物だった!唐突に風前の灯火となるオッサンの命!その窮地を救ったのは、黒マントをまとった、セーラー服
の美少女!ヒーローを自称する少女に助けられ、ひと夜の不思議体験で終わるかと思いきや、事態はとんでも二転三転のアクセルブッパ!?
「結婚しましょう! おじ様!」
「えっ」
不思議パワーをGETしたせいで、美少女から求婚されたり、怪物と異能バトルしたり、あげくに地球を救う羽目になったり!?
過労でダウン待ったナシの凡人オッサンは、はたしてこの逆境を乗り越えられるのか!?
美少女たちに振り回される、伝奇オッサン奮闘記、スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 21:00:00
190227文字
会話率:16%
由佳里(ゆかり)は学園祭の実行委員長に選ばれ、多忙を極めていたのもあって後片付けの時には控室で仮眠をとっていた。雄輔(ゆうすけ)は、そんな由佳里がくるまっていた赤いマントが気になり……?
最終更新:2023-01-08 10:28:49
1217文字
会話率:24%
ここは人と魔が未だ争いを続ける王国・クリスタッロ。
伯爵令嬢たるガーネットは、聖女の血を引き強力な術を操る少女。彼女は水晶頭の不思議な王子・ディアマントと婚約していた。
全身を水晶で覆われる呪いを受けて生まれた王子だが、ガーネットと不器用な
がらも暖かい関係を築きつつあった。
しかし彼女はある日突然、王子から婚約破棄される。
理由はガーネットの奔放な闘技場通い。事実なので反論できないガーネットの前で、王子は傍らの女騎士サファイアと接吻する。
あまりの屈辱に激怒し涙しながらも、侍女のマリンを連れて王宮を出ていくガーネット。
しかしその道中、彼女たちは魔物が王国へ大挙して向かっていくのを目撃して――!?
果たして王国の運命は。ガーネットは王子にざまぁ出来るのか。
隠された王子の真意とは?
※流血描写は出来る限り抑えましたが、後半に若干の暴力描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 19:09:16
20566文字
会話率:28%
……………………………
最終更新:2022-12-30 22:47:23
3338文字
会話率:85%
俺はどうやら間違いで死んだらしい。
女神の謝罪を受け異世界へ転生した俺は、無双とスキル習得率UPと成長速度向上の能力を授かった。
そしてもう一度、新しい人生を歩むはずだったのに…。
まさかモモンガなんて…。
まあ確かに人族に生まれたいとは
言わなかったけど…。
普通、転生と言えば人族だと思うでしょう?
でも女神が授けたスキルは最強だった。
リスサイズのモモンガは、赤で統一された中折れ帽とマント。
帽子の横には白い羽を付け、黒いブーツを履き腰にはレイピア。
神獣モモンガが異世界を駆け巡る。
物語はまったり、のんびりと進みます。
※「残酷描写」は保険です。
カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 06:00:00
37328文字
会話率:38%
私、アニー・フェイ、16歳。剣と魔法とドラゴンの世界に生きる、魔力全開の魔術師。魔術師の帽子かぶってマント羽織って、杖に乗って空を飛んだりしてたら、フライブルクの魔女って呼ばれるようになってしまった。これは単なるコスプレで、変な呪いや鍋を
ぐーるぐるなんてしてないのにね。
冒険者学校で一緒に学んだ、インド風美女剣士のシャイラさん、北欧風美少女軽戦士のクリス、豪腕地味神官戦士のマリアと、相も変わらず女の子パーティを組んで活動してる今日この頃。
王様に呼ばれたから仕官の口でもあるのかと思って王都に行ってみたら、王様が渡してきたのは、"銅の剣"と"金貨50枚"。 しかも仕官どころかいきなり冒険者になって勝手にしろ、なんて言われてしまった。これって要するにクビって事!?
そりゃまあ、冒険者になりたいとは思っていたけど、いきなり王都の真ん中で放り出されるとは思わなかったよ。いいわよ、そっちがその気なら、わたしだって好き放題やってやるんだから!
なーんて宣言して、冒険者始めたのはいいんだけど、最初の冒険はゴブリン退治の筈が伝説級のモンスター、"不死の王"が出てちゃうし、それからも依頼の想定レベルをブッチしたボスば~っかり遭遇してしまう毎日。――まあ、一蹴できてるから、大丈夫と言えば大丈夫なんだけど、ちょっと人生ハード過ぎない!?
姉妹小説「フライブルクの魔法少女」(完結済)の、少し時系列が後のお話です。前作を読んでいなくても、まったく問題ないつくりにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 15:06:04
98253文字
会話率:47%
『くまのプーさん』より くまのパディントンが住んでいる街には、小さな教会がありました。
その教会は牧師さんの家でもありました。
ある夜遅くのことです。
いつものように寝床に入っていたくまのパディントンは、なにか物音を聞き付けて目を覚ましまし
た。
するとどうでしょう! 部屋の中に見知らぬ男が立っていたのです。
男は全身を黒いマントに身を包んでいました。
「だ……だれですか?」
パディントンはびっくりして尋ねます。
しかし返事はなく、かわりに男は手にしていた大きな袋から何かを取り出して口に運び始めました。
それはなんとも奇妙な食べ物だったそうです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 08:27:14
6258文字
会話率:78%
急逝した祖父が長年経営していた「カミジョウクリーニング店」は閉店することが決まり、孫の上条千香は最後の客を見送った。1階が店、2階が住居のクリーニング店であり、クリーニング済みの衣類がない空間を千香は初めて見る。
新米のクリーニング師
の千香は、祖父の店を引き継ぐ覚悟もなく今後の人生について考えていたところ、閉店後の店にコンコンとノックをして若い男性がやってきた。男性は金髪で西洋風コスプレをしていて、イベントに参加するんだろうと千香は思った。
男性は持ってきたマントを明朝のイベントに羽織りたいと強く願っているが、マントは管理が適切ではなかったのか、カビや臭いが酷い。触れたことのない感触の生地に千香が「何の動物ですかね?」と訊ねると、男性は誇らしげに「ヘビーモスの皮です」と答えた。コスプレ用の衣装は奥が深いと千香はしみじみと思う。
普通ならば断る。しかし、男性が落胆する姿を見て同情する気持ちも芽生える。祖父の形見のマントという言葉も気に掛かっていた。
迷った果てに、「これが本当の最後のクリーニングだ」と決心して、ヘビーモスの革のマントを徹夜で処理をした。謎素材だったので探り探りでできる部分から少しずつ丁寧に焦らずにカビ取りやシミ抜き、脱臭などをしていった。
翌朝、男性が引き取りに来る前に店の外に出ると馴染みのない場所にいる。「ああ、これは夢だ」と思い、夢でも丁寧に接客をしたいと考えて、引き取りに来た男性にヘビーモスの革のマントを手渡した。その場でマントを身につけた男性は仕上がりに驚き、そして喜んでいた。男性は大変満足をしていたが、一方の千香は時間も知識も技術も設備も足らなかったことで完全にクリーニングができなかったのが少しだけ心残りである。
この時、二人は気づいていなかったが、ヘビーモスの革のマントには特殊な魔法付与の効果が発現していた。千香のクリーニングには秘密があったのである。
男性と出会ったその日から、クリーニング店とともに別の世界に入りこんでしまった千香が、異世界の繊維や衣類や装備品、装飾品を綺麗にしていく異世界クリーニング師としての新しい人生が始まっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 20:00:00
62350文字
会話率:34%
フォレ王国の王子オーガン・フォイド・フォレと婚約していたシェリア・ボーマントスは、彼の妹の嘘により婚約破棄されてしまう。
城からも追い出され、どうすれば良いものか分からなくなるシェリアだったが……?
著作者:四季 無断転載は固く禁じます
。
全11話、2022.11.12~13執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 10:45:15
15224文字
会話率:48%
近衛兵団師団長の仮面のGDに倒されたラーマの麒麟第2隊隊長のチャンドラ。
その衝撃の事実に動揺するラーマの麒麟。
アシュウィンとマナサは、チャンドラが倒されたのは隊内に潜入者がいるためだとアグリム大師たち幹部に力説する。
そして、ア
シュウィンたちはスパイをあぶり出すためにある作戦を決行する。
その作戦が功を奏して、隊内に潜入していたスパイが明らかになる。それは意外な人物だった……
それをきっかけとして、アシュウィンたちは、ついに幽霊師団のガザンと接触することになる。
※ 本編では、マントラの能力を持つ一族の絡み合った宿命や運命が解きほぐされていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 20:00:00
96874文字
会話率:44%
カダク防衛戦の後、ラーマの麒麟第3隊の副長となったアシュウィンは隊長のマナサと共に伝説の秘剣 『毘羯羅麒麟』を求めて英雄の丘を目指していた。
その道中、近衛兵団の師団を発見したアシュウィンとマナサは、その師団の狙いが作戦行動中のラー
マの麒麟第2隊の小隊だと知り、その事実を小隊に伝えようとして駆けずり回るが、成り行き上、その戦闘に巻き込まれてしまう。
戦力差10倍の近衛兵団を前にして、2人は戦うことを決意する……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 21:00:00
80675文字
会話率:41%
ラーム王国の国政の実権を握っている近衛兵団の団長バジット卿とその側近。
そして、このバジット卿の支配から国民を解放すべく蜂起したレジスタンス組織「ラーマの麒麟」のアグリム大師とその一族。
2つの組織は、それぞれの正義のもと、言霊(こと
だま)のマントラという特殊な能力と、そのマントラの力を秘めた武器を駆使して、激しい攻防を繰り広げていた。
マントラの能力戦において劣勢に立つ「ラーマの麒麟」は、アグリムの指示により、まだ見ぬ、マントラの能力を秘めたアシュウィンという青年を探し出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 20:00:00
81291文字
会話率:36%
異世界に天候をつかさどる能力を持った少女がいた。しかし、彼女はその能力と引き換えに大事な感覚を失ってしまう。彼女自身も自分には大きすぎる能力と失ってしまった感覚に苦労することになる。しかし、それでも強く生きると決めた。そして、突如現れた黒マ
ントの男。彼も何かの能力者であるがそれはいったい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 23:11:21
7941文字
会話率:61%
衛兵アゴストは、同僚らと共に大使の乗る馬車の護衛をしていた。その馬車には茶色のフードとマントで身を覆った得体の知れない者も乗っている。大使の古い友人だというが……。
最終更新:2022-11-09 20:19:23
2572文字
会話率:33%
会社からの帰宅の途中、気がついたら水の中だった。大量の水に押し流され、気がついたらマントの男の上に落下していた。
しかもなんか、ちょっと浮いてない?
混乱している絵麻をさらに男の言葉が混乱させる。
「……、異世界から来たのではない
か?」
相手の男はごく普通にそう言った。
「いや、異世界って」
そうツッコミを入れたものの、窓の外に広がる景色は、絵麻の知る景色ではなかった。
異世界の砂漠の広がる国に落ちた絵麻と、やむを得ず彼女の世話をすることになった魔道士の、呪いが繋ぐ縁のお話。
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今回のお話は、夏まつりさんとゆる〜い感じで"同じ設定を使う"と言う縛りで書きました。
夏まつりさん側の作品「記憶喪失の巫女は龍の王に溺愛される」もぜひお楽しみください。
https://ncode.syosetu.com/n3717hv/
同じ設定のアイテムが出てくるだけで別のお話ですので、どちらから読んでも大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 12:43:13
60415文字
会話率:48%
急激な海面上昇と共に現れた巨大な深海魚、世界中のどの図鑑で調べても乗っていないその怪獣とも呼ぶべき存在には地上の兵器では殆ど傷をつけるすら出来ず、人類は成す術も無く大きくその数を減らし海という大きなインフラを失う事になる。
このまま滅ぶ
のをただただ待つだけかと絶望の闇を心に落とした人類だったが、新たな海の支配者はある時突然深海へと沈んでいきその後数十年に渡って姿を現す事は無かった、その間に人類は再び巨大な深海魚による侵攻を事前に阻止する為に深海研究に力を注ぎ世界中の深海に観測所を設置した。
しかし既に数年間深海魚が現れなかった事で人類の心にはもうあんな怪獣は現れないのではないかという根拠の無い余裕が生まれ、命の危険のある観測所へ観測員として着任する事を希望する者は減っていき……このままでは次に深海魚が現れた際に人類は滅んでしまうと危惧した日本が新たに法律として制定したのは『ある条件』を満たしている人物を全国民の中から無作為に選び、一年という任期を定めて観測員とする事だった。
不幸にも白羽の矢が立った日々の中で小さな変化を見つける事を楽しみとしていた男は今日もコンビニで新商品と書かれたシールの貼られた変わり映えのしない商品を手に、いつも通りの日常を歩んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 20:02:58
250225文字
会話率:64%
黒い鎧を身に纏い、背中には亡国の国章が描かれたマントを羽織った男。
背中にはどす黒いオーラを放つ怪しき魔剣。
誰もが彼を名うての戦士だと思う。そんな彼はある目的があって旅をしていた。
古典的に仕上げたダークファンタジー。
最終更新:2022-09-10 18:00:00
103938文字
会話率:43%
職業、冒険者。命の危険と引き換えに夢とロマンを買う仕事。
晴れて冒険者となった冴名(サエナ)
一大スペクタクルな冒険活劇が待っているかと思いきや、現実は厳しかった。
冒険者としての能力に限界を感じ、いつのまにか初心者ダンジョンで安定した狩り
ばかり行い日銭を稼いでいた。
しかし
「サエナイくん」とからかわれながら、日々を漫然と過ごしていたサエナに転機が!!!
レジェンダリ―アイテム「透明マント」を手にいれたことにより、冒険は加速する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 12:00:00
3145文字
会話率:16%
──これは少年の復讐譚である。
男子高校生、五十土五奇(いかづちいつき)の平和な日常は、とある一体の”妖魔”と呼ばれる存在によって壊されてしまう。
幼い頃に母を亡くし、父子家庭で育った五奇はある日、学校から帰宅すると、自身を”男の娘
”だと名乗る謎の人物の手により、父の精神を破壊され廃人にされてしまう。
「キミ可愛いね? 優しく殺してあげようか?」
そう言われ、”男の娘”の魔の手に襲われそうになった所に現れた白いマントの男に救われた五奇は、その"男の娘”が”妖魔”であること、それを倒せるのは”退魔師”だけだと教えられ、父の仇を討つため退魔師を目指すことにする。
それから三年後、退魔師達が所属する、特殊対妖魔殲滅部隊(とくしゅたいようませんめつぶたい)通称:トクタイに、なんとか入隊出来た五奇だったが、割り振られたチームは”おちこぼれ”達の巣窟だった!?
果たして五奇は復讐を遂げられるのか?
前途多難な落ちこぼれ退魔師達の物語、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 19:00:00
139975文字
会話率:49%
「自由っていったいなんですか?」
「うーん俺かな? 俺だな……」
砂漠で目覚めた少年、ショウトには記憶がなかった。だが彼は大して気にしていなかった。
もしかしたら自分には壮絶な過去があったのかもしれない。過酷な運命を背負った勇者みたい
な存在だったのかもしれない。
いやいやいや! ないないない!
そりゃ今いる砂漠はとんでもないボスモンスターが作り出した夢の世界(ループ付き)らしいし? ステータスはバグりまくってるけどSFチックな光の剣を装備してるみたいだし、まあ多少はね?
でもそんな些細なことは何一つとして重要じゃあないんだ。
例え人類が滅亡のがけっぷちに立たされているとしても。
地球の環境が修復不可能なほどに変わり果ててしまっているとしても。
ひたすらに自由に、前を見て、数多のゲーム的な砂漠を駆け抜けていく。
ここでヒロインが一言。
「わたしを人間の世界へ連れて行ってください! たぶんまほうが得意です!」
そう、ここは敵種族のボスモンスターが支配するゲームみたいな砂漠ワールド。
手にした武器は青白く輝く光の剣。そしてマント(これ重要)!
他にもスキルとか色々あるっちゃあるけど、だいたい気合いでなんとかする。してみせる!
記憶喪失? いいねそれ。結構じゃないか。
重たい過去はいらない。過酷な運命もいらない。あっても捨てる。ぶった斬る!
シリアス設定は投げ捨てるもの。戦いは男のロマン。出会いと別れの旅情を胸に、砂漠だらけの地球を舞台にした歴史を紡ぐ冒険が始まる……!?
そう、これは人間と、地球を滅ぼした敵種族が織りなすハチャメチャな物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 02:51:42
99720文字
会話率:45%