アトレー公爵家令息セオドア・オルグレンの目の前で、妹であるメルディーナ・オルグレンは自ら命を絶った。
第一王子の婚約者でありながら、地方貴族の男爵令嬢をいじめたという告発を受けた直後のことだ。
「わたくし、わかっておりました。愛された
ことがない者が、大切にされてこなかった者が、どうして他者を、民を、愛し慈しむことができましょう」
毎夜うなされて飛び起きるたび、セオドアは今がいつなのかを見失い、荒い息の中で思い出し、安堵する。
メルディーナはまだ七歳。アカデミーの敷地に足を踏み入れたこともなければ、第一王子に会ったことすらない。
――まだ、間に合う。
妹の破滅を回避するため、セオドアはひとり覚悟を決めるのだった。
* * *
更新はかなりゆっくりとなりそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 18:12:33
45577文字
会話率:35%
※このお話は同タイトルの連載版になります。途中まで同じ内容です。
私は『邪気を体内に取り込んで浄化する』という力を持つ聖女だった。でも、そのせいで体中に黒い文様が浮かび『邪気食い聖女』と嫌悪されている。
だから、新しい聖女が現れたとた
んに、婚約者の第三王子に婚約破棄され神殿から追い出されてしまった。
「婚約破棄はいいけれど、お金がないと実家が困るわ……」
私の大好きな家族は貧乏男爵家。これから、弟のアカデミー入学も、妹のデビュタントも控えているのに。困った私に、元婚約者は次の働き先を紹介してくれた
「お前に似合いの醜い男がいる」
『血まみれ公爵』と呼ばれる方の元で下働きとして働くはずが、ある理由から私は公爵と仲良くなり……?
一方そのころ、聖女を追い出した婚約者は大変な目にあっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 22:37:49
101345文字
会話率:41%
ちょっとした裏話
"みんな俺の手の中で死ね、それが本当の問題だ、俺は誰だ? 僕のプロフィールネームはユーザー101で、THE 100と呼ばれるこの世界で目覚めるまでは、僕はゲームの天才だったんだ。スターライトの神々と呼ばれるVR
ゲームを始めるまでは、スターファイター・アカデミーという世界最低ランクのアカデミーでクエストやミッションをこなしていた、 そうなんだ、僕は自分の人生をどうしたいかっていうことになると悩むんだ......僕がスターファイターアカデミィに入った唯一の理由は、両親が僕らの世界を守る素晴らしいチャンスだと思ったからなんだ......でもほとんどの理由は、アカデミーに入れば大金が手に入るってことだったんだ......だから、僕は本当はこんなダサいアカデミーに入りたくなかったんだ......でもね、しょうがないよ。
物語はここから始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 05:35:14
1422文字
会話率:0%
騎士団長の娘であり、第1騎士団の副団長を務めているアレッサにはアカデミーの頃からずっと気になる相手がいる。その人物こそ女嫌いで名高い氷の宰相、ライノアだ。一度見れば絶対に忘れられない類稀な美貌を持ち、最年少で宰相となる程の才能に恵まれた上に
公爵家嫡子。そんな女性にモテる要素しかない彼だったが、その氷よりも冷たい視線で人を殺せるのではと噂される程に女性を全く寄せ付けず、未だに婚約者もいなかった。そんなライノアに睨まれても、嫌味を言われても、見かければ必ず好意を伝え続けていたアレッサの想いが報われる事はないと思っていたのだが…?
*全10話の短いお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 06:00:00
65295文字
会話率:42%
アトランス界にある優秀なウィルターを育てる学校―『聖光学園(セントフェラストアカデミー)』では、新学期が始まった。神崎のぞみは神祇代言者の一族、神崎家の嫡伝巫女として、地球(アース界)から遥か遠いアトランス界に留学している。新学期から二
年生になるのぞみは自らの意志で、自分のルーラーの性質とは真逆の、闘士(ウォーリア)の学院への転校を決めた。許嫁の相手をはじめ、闘士のことを理解したい。加えて、まだ知らぬ自分の可能性を開発するための決意だった。が、そんな決意を軽く揺るがすほど、新しい学院での生活はトラブルの連続となる。闘士としての苛酷な鍛錬だけでなく、始業式の日から同級生との関係も悪くなり、優等生だったはずなのに、転入先では成績も悪化の一路をたどり、同級生の心苗(コディセミット)たちからも軽視される……。これは、泣き虫で弱い一人の少女が、日々の努力を積み重ね成長し、多くの困難を乗り越えながら英雄の座を取るまでを明記した、王道バトル×サイエンスフィクションの、ヒーロー養成物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:15:47
943428文字
会話率:50%
【あらすじ】
伯爵令嬢オレリアは、幼少期の頃に政略的な意味合いで婚約者となった第二王子のエセルフリスと、それなりに良好な関係を築いていた。しかし16歳の頃、王立アカデミーに元平民の子爵令嬢フェシリーナが入学して来た事で、その関係は一変する。
彼女は無邪気で自由奔放な部分で第二王子エセルフリスだけでなく、その側近候補や多く令息達の心を一瞬で鷲掴みにしてしまった。対してオレリアは、異性と節度ある距離感を保てないフェシリーナを頻繁に咎めた事により、嫌がらせをしていると周囲に誤解されてしまう。その結果、学園最後の卒業パーティーで、婚約者のエセルフリスを筆頭にその側近候補の令息達から嫌がらせについて責め立てられ、ついには婚約者の口から婚約破棄をの仄めかす言葉が出始める。その状況を受け入れようと覚悟を決めていたオレリアだが……。何故か言い出した婚約者の様子がおかしな事に?
★テンプレ設定をモリモリでぶっ込んでますが、ざまぁは無し!(←ここ強調!)
全10話でタイトルまんまの展開。今回オチを最終話に極振りしている為、ネタバレ防止で感想欄は常に閉じてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 13:39:19
68087文字
会話率:35%
健太はごく普通のサラリーマンだったが、突然異世界に召喚される。この世界では魔法が存在し、各種の生き物が人々と共存している。健太自身も魔法の才能があることが明らかになり、アーケインアカデミー、一流の魔法学院に入学する。
初めはただ生き延びる
ことが目標だったが、ある日図書館で「石を金貨に変える魔法」の古い文献に出会い、目の前に広がる新たな可能性に気づく。しかし、この魔法は古く、多くの制限と危険が伴う。そこで健太は、この魔法を現代の経済に適用できるように改良する決意をする。
学院での友人リーナと協力して研究を進めるうちに、二人は金貨だけでなく他の貴金属や貨幣にも適用できる革新的な魔法を開発。この発見はただの金儲けの手段以上のもので、その影響は学院だけでなく、この世界全体にも及ぶ可能性がある。
健太とリーナは、自分たちの研究がもたらす社会的影響と、それによって得られる利益と名声に目を輝かせる。しかし、その成功には様々な困難が待ち構えている。貴族や商人、さらには盗賊や魔物まで、多くの障害と敵が二人の前に立ちはだかる。
健太とリーナがこの異世界で成功を収めるためには、ただの魔法使い以上の賢明さと勇気、そして一筋縄ではいかない多くの問題に対する解決策が求められる。
金貨と魔法で織りなす、健太とリーナの冒険と成功の物語が、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 00:00:00
10555文字
会話率:26%
高校一年生だった篠宮凪(しのみやなぎ)は、ある日トラックにひかれて意識を失った。目を覚ますと、大人の姿になって学園島、通称『アカデミー』にいた。
そこは、生徒たちが中心となって生活を送る人工の島。
大人が少数しかいないために日々起こる問題を
、凪は生徒たちと協力して解決していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 00:26:39
5519文字
会話率:43%
自分でもうさんくさいと思う外面を貼り付け、今日もアカデミー棟にあるアルサム=ベルガの研究室を訪れる。無視されるのも重いため息を吐かれることももう慣れた。けれどそれは人付き合いが苦手な彼が私を遠ざけるために取る態度であり、根は悪い人ではないこ
ともとっくに気づいている。だから今日も『とある目的』を達成するため、彼に話しかけるのだ。※『「お姉様だけズルい」が口癖の妹の可愛いワガママ』に登場する妹・メリッサの数年後のお話。本作だけでもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 18:00:00
12296文字
会話率:55%
西暦2033年1月18日
地球上、世界各地に突如として現れた物。
それは、直径500メートル程もある、円形の紋様、その中心には、地下へと続く階段が発見される。
階段を降りると、次々と扉を見つける事が出来る。一番下、最後の扉までの数は1
0。
発見された当初は、階段を降りて最初の扉しか開ける事が出来なかった······だが、最初の扉を開けた時から世界中の価値観が変わって行ったのだ。
日本で発見されたのは、3箇所。
大阪府、堺市。東京都、江東区。青森県、八戸市に出現した。
日本では、世界から発信された情報を確認した後に、調査が開始される。
実際に調査をして驚くのだ、扉の中には、ゲームの様な出来事が待っていたのだから。
✩✫✩✫✩
扉を発見してから200年。
探索者アカデミーを卒業して晴れて探索者となった黒街彰。優しく一途な青年である彼に、襲いかかった物······それは絶望であった。
それでも、まだ希望は残っていた。その希望を現実にする為に進んで行く。そんな青年、黒街彰の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 00:07:35
362574文字
会話率:33%
―――わたくし、冤罪ですわ?
私は、アマリア・ルヴェルジェルと申します。
イゲルラ王国の公爵令嬢(17歳)です。
そして、日本からの転生者です。
日本での私はオタクというものでして、とくに人気乙女ゲームであった「薔薇騎士様は溺愛したい♡
〜ハートフル・アカデミー〜」というゲームにドハマリしておりました。
はい、もうお察しの方もいらっしゃると思いますが、私、このゲームの中に転生いたしました。
…あぁ、このゲームの中の私の立場、ですか。
ヒロインさんとはほぼ繋がりはありません。モブです。
ほぼモブ扱いの、しかも冤罪ふっかけられたっぽい悪役令嬢なのですよ。
※めっちゃゆるゆる設定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 18:00:00
4084文字
会話率:8%
底辺貴族と呼ばれる身分のセレニカは、アカデミーで王太子と出会い、親しくなった。
しかし面白く思わない者に呼び出され、小言を並べられる日々に心は疲弊する。
彼には婚約者がいるのだ、育んでいるのは友情とはいえ見咎められるのも当然だろう。
離
れようとする彼女に、彼は言った。
「セレニカを愛している」
婚約は破棄するからと真摯に告げられ、身分違いの二人は恋仲となる。
だというのに、彼は卒業の場で宣言するのだ。
婚約者と結婚する、と――。
*
前中後編の三話完結です。他サイトでも投稿。
恋愛要素は最初だけかもしれません…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 17:00:00
10576文字
会話率:22%
二輪ロードレースの頂点WGP。
その中でも最も排気量の小さなバイクで争われるMOTOminimo《モトミニモ》は、他のクラスとは違った進化を遂げ、独自の人気を確立していた。
軽量で非力なマシンを駆るライダーたちは、自転車レースのように
チームを主体として、集団で風を避け合い、エースライダーを中心に他のライダーがアシストとして走るという独特のチーム戦術が発達してきた。そしてもう一つの特徴は、主役のライダーの多くが体重の軽い女性であった。
このモトミニモに、女王として君臨するエレーナと、彼女の率いるレーシングチーム、通称『ストロベリーナイツ』。
そのチームのライダーの一人が怪我で出場出来なくなったために、急遽GPアカデミー練習生であった愛華が代役に抜擢された。
憧れのエレーナのチームに加われることに緊張と不安を抱きながらも、なんとかチームに役立ち、認められようと懸命に愛華は走る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 09:28:40
1483062文字
会話率:29%
魔女それは魔法を操り、人間では不可能ことでさえ可能にしてしまう者。
そして魔法の中でも最も優れた魔法を戦闘魔法と言う。
魔法アカデミーでは十六歳から戦闘魔法の授業が始まる。サラ・アグネスはこれから学べる戦闘魔法の授業に期待で胸を膨らませてい
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 19:00:00
8895文字
会話率:44%
トレーナーになるためアカデミーを卒業した少女フレイアは、あるとき、伝説の幻獣〈フェンリル〉と出逢う。そのフェンリルはなぜか彼女のことが大好きでたまらないよう。しかも、かれは美貌の若者に変身したのだった! ふたりの関係はいったいどうなる?
すでに執筆完了&最後まで予約投稿済み、全11話で完結します。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-01 12:05:53
29016文字
会話率:30%
人類に大きな被害をもたらした巨大隕石1998VCの大衝突から200年。隕石衝突の物理的ダメージや、その後に蔓延した新しい感染症も克服し復興を遂げた巨大国家ビオ・クルスの影の支配者と言われるサラクール家の末子晶は、200年にわたって人類を苦し
めてきた感染症NMOの罹患者でもある。
チップによる完全管理を受けながら、アカデミーで旧時代技術のサルベージを行う晶だが、今度行われる世界中央会議で、重大な決定が下されようとしていることを知る。その決定は、彼女の幼い頃からの護衛兼監視人であるアート・フィーグルスにも重要な意味を持つ。
どうしても世界中央会議の決定を覆したい晶は、首都クルルフ郊外で花屋を営む元軍人の青年マリスに、助力を乞い、閉じ込められていた檻から出る決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 15:09:14
83786文字
会話率:35%
デブ、ブス、貧乏と前世で虐められてきたのに、小説の悪役令嬢イザベラ・ライト公爵令嬢に転生しざまぁ要員になった私。スタイル良し、美人、大金持ちになっても友達の作り方も分からない。前世で虐められて嫌だから、虐めは絶対しないのにフローラ・レフト男
爵令嬢を虐めたと婚約破棄を王子より言い渡される。前世でも今世でも自分の居場所がないことに絶望したところ、思わぬ援軍が登場する。
【短編版】本作の18話までの部分になります。【長編版】短編版でカットした主人公のアカデミー生活と、卒業パーティーの後、後悔した男を振り切り最高の男と結ばれるまでを追加します。長編版だけで楽しめる作品です。18話までは加筆したり、読みやすくしますが短編版を読んでいる方はおおよその流れは変わりません。
とりあえず【短編版】を読みたい方は下記のリンク先から読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 06:02:01
110532文字
会話率:40%
ミリア・カルマンは帝国唯一の公爵家の次女。高貴な皇族の血を引く紫色の瞳を持って生まれたワガママな姉の陰謀で、帝国一裕福でイケメンのレナード・アーデン侯爵と婚約することになる。父親であるカルマン公爵の指示のもと後継者としてアカデミーで必死に勉
強してきて首席で卒業した。女性最初の公爵になることが自分のレゾン・デートルだと思ってきた。アカデミー時代からの恋人、サイラスもいる。公爵になる夢も恋人も諦められない。私の人生は私が決めるんだから、イケメンの婚約者になど屈しない。地位も名誉も美しさも備えた婚約者の弱みを握り、婚約を破棄する。そして、大好きな恋人と結婚してみせる。そう決意して婚約者と接しても、この婚約者一筋縄ではいかない。初対面のはずなのに、まるで私を知っていたかのような振る舞い。ミリアは恋人を裏切りたくない、姉の思い通りになりたくないと思いつつも彼に惹かれてく気持ちが抑えられなくなっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 07:18:19
237412文字
会話率:26%
【第一部 あらすじ】
王宮主催の舞踏会で出会った公爵家当主オリバーとめでたく結婚した侯爵家令嬢ヴェロニカ。しかし結婚後、思わぬところから夫の想い人の持ち物が見つかり、「こんなはずじゃなかった!」と離婚を決意する。けれどなぜかオリバーはそれを
頑なに拒否し続けるし、せっかく頼まれたお使いで宮廷に行くと、何やら不穏な会話を目撃――「王と王太子を暗殺」ですって!? 絶対そんなことさせないし、絶対オリバーと離婚してやるんだから!【2020/7/25 第一部(全28話)完結しました】
【第二部 あらすじ】
オリバーから言い渡された一ヶ月の自宅謹慎がようやく開けようとしていたヴェロニカの前に、オリバーの実弟レナードが現れる。外交官で共和国へと赴いていたレナードは、義姉であるヴェロニカに対して、共和国のことを教えてくれたり、オリバーとの関係で悩んでいたら親身に相談にも乗ってくれたりした。けれどそうして親しく話す二人の姿を見て、オリバーは何やら勘繰ってしまい……? 一方、ユーフェミアから招待されたアカデミーで開催される〈雄将祭〉では、何やら陰謀渦巻く予兆もあって――!?『ヴェロニカ嬢は離婚したい!』第二部開幕!!
※タグに〈過保護な夫〉〈自由な妻〉を追加しました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 07:00:00
330435文字
会話率:33%
魔法世界アルカティアの大国エウーロスの首都圏エイクに住む18才の青年アンドリュー・クリストフ。
1年前に姉が行方不明になり、探す日々を送る中にひょんな事から魔道士としての才能を買われ軍の特殊部隊にスカウトされる。
アンドリューが通うリオスタ
ーアカデミーの同級生であるカルロス、アシュリー、セルウィント、ジェニーも巻き込み、大国エウーロスの支配を目論む魔道組織ベントテイラーとの1年間の戦いを記録した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 22:45:07
19501文字
会話率:2%
魔法世界アルカティアの大国エウーロスの首都圏エイクに住む18才の青年アンドリュー・クリストフ。
1年前に姉が行方不明になり、探す日々を送る中にひょんな事から魔道士としての才能を買われ軍の特殊部隊にスカウトされる。
アンドリューが通うリオスタ
ーアカデミーの同級生であるカルロス、アシュリー、セルウィント、ジェニーも巻き込み、大国エウーロスの支配を目論む魔道組織ベントテイラーとの1年間の戦いを記録した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 23:00:14
3822文字
会話率:2%
妖怪ビビりすぎ侍。自分に妖怪としての生を与えるのなら、名づけはそんな感じになるのではないか。
入学早々、自己紹介で滑り、隣の女子とはうまく交流を作れず、猫に引っかかれる恐怖で撫でられず、入学から二週間経って、友達一人作るための最初の言葉が出
ない。
そんな俺が『銃を握らされて、引き金を引け』と言われても、到底無理な話で。
なので俺に病を殺させようとするのは、到底無理な話だと思うんですけど。
――彼女の頭に乗っている『視える人にしか見えない』王冠に、銃口を突きつけた状態で、俺はそんなモノローグに浸っていた。
「じゃあ撃ってくれます?」
「撃てるわけないよね馬鹿なの?」
毎日22時に更新予定。
ハーメルンでも並行投稿。
ノベルピアの方で先行投稿してます。
『青春シルバーバレット』
https://novelpia.jp/novel/3015折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 14:29:30
58946文字
会話率:37%