【あらすじ】
伯爵令嬢オレリアは、幼少期の頃に政略的な意味合いで婚約者となった第二王子のエセルフリスと、それなりに良好な関係を築いていた。しかし16歳の頃、王立アカデミーに元平民の子爵令嬢フェシリーナが入学して来た事で、その関係は一変する。
彼女は無邪気で自由奔放な部分で第二王子エセルフリスだけでなく、その側近候補や多く令息達の心を一瞬で鷲掴みにしてしまった。対してオレリアは、異性と節度ある距離感を保てないフェシリーナを頻繁に咎めた事により、嫌がらせをしていると周囲に誤解されてしまう。その結果、学園最後の卒業パーティーで、婚約者のエセルフリスを筆頭にその側近候補の令息達から嫌がらせについて責め立てられ、ついには婚約者の口から婚約破棄をの仄めかす言葉が出始める。その状況を受け入れようと覚悟を決めていたオレリアだが……。何故か言い出した婚約者の様子がおかしな事に?
★テンプレ設定をモリモリでぶっ込んでますが、ざまぁは無し!(←ここ強調!)
全10話でタイトルまんまの展開。今回オチを最終話に極振りしている為、ネタバレ防止で感想欄は常に閉じてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 13:39:19
68087文字
会話率:35%
突然、婚約者の公爵令嬢を謂れなき罪で糾弾する王太子と側近候補の令息達。王太子の傍らには一人の男爵令嬢。王太子の側近候補その中に、キュカの幼馴染で婚約者っぽい距離感の騎士団長の息子、マティアスも居た。
「お前も何か言う事はないのか」と王太子に
言われたマティアスが一歩踏み出したのを、キュカは神に祈る想いで見守る。
騎士団長の息子の幼馴染というポジションのモブ令嬢が主人公の、小粒なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 16:23:14
30629文字
会話率:54%