侯爵令嬢ローズリンデは冤罪により王太子から婚約破棄を言い渡される。だが黙ってそれに従う彼女では無い。彼女は自身の『真実の口』という自白剤のようなスキルで形勢逆転し、周囲を恐怖に陥れる。
※短編「真実の口」の連載版です。
前・中・後編はほ
ぼ短編と変わりないですが、皆様のお声により救済ルート、Anotherを続編として追加しています。Anotherはシリアスですがハッピーエンド。ザマァに救いなんていらない!って方は後編でストップして下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 02:07:02
25166文字
会話率:40%
重複ではない「 87作品目( 95投稿作品 ) 」です。
◎ 以下の読者さんは、読まれない方が良いかも知れません。
ファンタジー(作り話)と現実(リアル)の区別が出来ない方、絶対に読まない方が良いかも。
中絶賛成派(中絶は女性の権
利!)の方,子育て放任主義の方,子育て放棄を正当化したい方。
憲法改正反対派の方,米軍基地反対派の方,日教祖の方,反日思想の方,左翼思想の方,マルクス共産主義が大好きな方。
在日中●人の方,在日韓●人の方,在日北●鮮人の方,在日ロ●ア人の方,日本が嫌いな日本人の方,日本が嫌いな外国人の方。
作者の願望にドン引きしちゃう方,運営さんに通報するのが好きな方。
◎ 不定期投稿です。
叶えられない願望を投稿する “ しょうもない ” 作品です。
暇潰し,息抜き程度に軽い気持ちで読んでください。
◎ 「 ⭕ 」は一応、編集済みです。( 2023.□/□ )
◎ 「 ♥ 」は、最終編集済みです。( 2023.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助かります。
◎ アウトな予感がするので、もしかしたら運営さんから削除依頼が来るかもしれない??
ビクビクしながら投稿します。
ドン引きしないで読める勇気と度胸を持ち合わせた鋼の心と勇敢なチャレンジャー精神を持つ読者さん向けかも知れません。
〔 あらすじ的な 〕
高校に入学し、友達になったクラスメイトから「 小説家になろっ 」サイトの存在を教えてもらった主人公。
趣味でファンタジー作品を投稿している主人公が外出先から帰宅すると、暮らしている寮の室内に見知らぬ人物が居た。
密室だった部屋の中に居る見知らぬ人物。
その筈なのに、何故だか知っているよう感じがするのでした。
身元不明,正体不明の人物は一体誰なのか??
ミ~~ステ~~リア~~~~ス♪♪♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 08:47:08
172542文字
会話率:36%
この頃感じていたこと。或いは、しばらく前からの出来事……。
すみません、詩では無いと思います。
言葉が美しくありませんですm(_ _)m
※注意
お気持ちへと障る言葉の表現がたくさん出てきますので、
お気持ちの弱っている方、こうしたも
のを受け付けない方は、
速やかにブラバ下さいますようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 05:00:00
1510文字
会話率:0%
結婚後の初夜、夫となる男は妻となる女に「君を愛することは無い」と告げた。
最終更新:2023-09-19 18:05:50
5456文字
会話率:12%
王太子からの婚約破棄、真実の愛、第二王子という流れだけどテンプレのようでテンプレじゃないようなお話です。ざまぁ要素少なめだけど無いわけでは無いと思っているのでキーワードに付けました。あとはほぼ題名通り。
最終更新:2023-09-18 23:19:20
5263文字
会話率:51%
私はクアンタ。魔法少女だ。
……終わりか、だと? 自己紹介をこれ以上続けろと言われても話す事は無い。
そうだな……私は太陽系第三惑星地球の日本秋音市に居た筈が、異世界ともいうべき別の場所に飛ばされていた。
そこでリンナという少女の打つ刀に
見惚れ、彼女の弟子としてこの世界で暮らす事となるのだが、色々と問題に巻き込まれる事になっていく。
皇族の後継問題とか、突如現れる謎の魔物と戦ったり……
色々あるが、私はただ、刀を打つ為にやらねばならぬ事に従事するだけ。
詳しくは、読めばわかる事だろう。――では。
※この作品は「ノベルアップ+」様、「アルファポリス」様でも同様の内容で公開していきます。
※コメント、評価等全て大歓迎です。何時もありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 19:15:32
1114429文字
会話率:47%
【聖域のアルタネイティブ】
「――俺がなるんだ、ヒーローに」
ある日、主人公たちが手にした力は、自分を女の子へと「変身」させるシステムだった――
地方都市・秋音市に暮らす久野洋平と菊谷荘司は、連日報道される婦女暴行事件が
異世界から
の侵略者【エネミー】によって引き起こされている事を知る。
幼い頃からヒーローを志していた久野洋平はエネミーを倒す為に、
エネミーから離反したシェリルより渡された変身装置・アルターシステムを用いて変身し、
アルタネイティブ・レッドとして、秋音市を守る為に戦う事を決意する。
【アルタネイティブ・ヴァンプ】
「やっぱりボクは可愛くて――最強だねっ」
秋音市の零峰学園高等部で女神と称される少女・七瀬七海は
五百年前に現れた異世界からの来訪者【ヴァンパイア】の生き残りに襲われる。
しかし、そんな彼女を救った人物が、七瀬七海に惚れた女装少年、主人公・瀬上直哉。
彼は、ヴァンパイアと戦うためのシステム【アルターシステム】をもってして
アルタネイティブ・ヴァンプに変身し、戦う事を決めるのである。
【災い殺しのプリステス】
「……私の命なんて、価値は無いんです。でも……大切な人達は、守りたい。だから――変身っ」
少女・神崎美咲は臆病な少女である。
彼女は道端で倒れているギャル・宮越花江を助け、
正反対な性格に翻弄されながらも仲を深めていくが
花江は聖堂教会という組織に属する
【災い】を討つ巫女【プリステス】だったのだ!
災いに敗れかけ、力を消耗している花江は、美咲に向けてこう言い放つ。
「ごめんね――ちょっと美咲を、食べさせて」
世界を災いから守る為、今プリステス達が刃を抜き放つ!
※こちらの作品は【聖域のアルタネイティブ】、【アルタネイティブ・ヴァンプ】、【災い殺しのプリステス】というタイトルにて「ノベルアップ+」様でも同様の内容で完結まで掲載しており、こちら掲載分は加筆修正などを行ったシリーズのまとめモノとなっておりますが、内容自体に変わりはありませんのでお好きな方でご閲覧下さい。
※コメント、評価を頂ければ泣いて喜んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 00:09:36
529283文字
会話率:45%
私はエメラルド・アドリオン男爵令嬢。お父様は元SS級冒険者で魔石と貴石がでる鉱山を複数所有し、私も魔石を利用した魔道具の開発に携わっている。実のところ、私は転生者で元いた世界は日本という国だった。新婚の夫である刀夢(トム)に大通りに突き飛ば
され、トラックに轢かれて亡くなってしまったのよ。気づけばゴージャスな子供部屋に寝かされていた。そんな私が18歳になった頃、お父様から突然エリアス侯爵家に嫁げと言われる。エリアス侯爵家は先代の事業の失敗で没落寸前だった。私はお父様からある任務を任せられたのよ。
前世の知識を元に、嫁ぎ先の料理長と一緒にお料理を作ったり、調味料を開発したり、使用人達を再教育したりと、忙しいながらも楽しい日々を送り始めた私。前世の夫であった刀夢がイケメンだったこともあり、素晴らしく美しいエリアス侯爵は苦手よ。だから、旦那様の愛は必要ありませんっ!これは転生者の杏ことエメラルドが、前世の知識を生かして活躍するラブコメディーです。
※現実では無い異世界が舞台です。
※ファンタジー要素が強めの恋愛小説です。
※ゆるふわ設定のご都合主義な点はお許しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 11:00:56
46702文字
会話率:44%
17年間、一度も休むことなく働いた会社。忙しすぎる毎日にウンザリしていた黒木奏一は、秘境のような何も無い所で、のんびり過ごしたいと思った。どこに行こうか悩みつつ、従兄妹の春子に電話をかけて、オススメの宿は無いかと聞いてみたら「宿ではないけど
今は誰も住んでない祖父の家はどうか?」と紹介されて行く事になった。そこは雑木林に囲まれた周りには何もない場所で、かなりの年月が経ったと分かる古い家が建っていた。最初は、レトロな感じが面白くて楽しかったのだが、次第に家の中で奇妙な事が起こり始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 22:23:59
16899文字
会話率:52%
その日少女は父によって家を追われることになる。
だが、彼女の瞳に悲観の色は無い。
なぜならこれこそが彼女の運命であり、歴史の裏で語り継がれる英雄譚の始まりであると信じていたからだ。
「ああ、ボクの呪われし紅き瞳が、ついに来たるべき運命を
呼び寄せてしまったか……」
左右で異なる色の瞳、しかも片方は忌むべき魔物と同じ紅い眼を持つ少女、マリアンナはそう呟きながら憧れた冒険の日々に瞳を輝かせる。
だが彼女は知らない。
彼女の父は彼女を追放したのでは無く、16になると同時に突如舞い込んだ第三王子からの求婚を先送りするため、視察の名目で僻地へ避難させようとしていただけであることを。
こうして、1人の少女の勘違いと重なる偶然、それに奇妙な運命の巡り合わせによる少女の冒険譚が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 23:18:44
115289文字
会話率:38%
『幻想種』嘗ては人類と交わらず大半の人々から知られずにいた『幻想』—魔力的なアレ—を内包する種族。時代の進みにより人類と交わり姿形も人に近しくなって来た彼ら彼女ら…大半の一般人からは極めて美形では有るもののその独特な価値観から観賞用見たいな
扱いをされるが…色々あってある日ふと思った『意外とアリじゃね?』と。—プロローグより抜粋
※ボーイズラブとガールズラブ年の差は保険
少なくても竜娘と女神のヒロインは出すつもり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 22:13:28
5209文字
会話率:11%
国民的長寿RPG…大抵誰しもが聞いた事が有る有名どころのゲームだが、案外ナンバリング作品の中でも2つ3つしかやった事は無いと言う人は多いだろう。
これはそんな主人公がゲームと現実の際に頭を痛めたり、やたらゲーム脳な行動をして現地民にドン引き
される物語。
皆無とまではいかない原作知識が何の様な結末を起こすのかそれは誰にもまだ判らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 00:41:53
1671文字
会話率:15%
作者の別作品に出てくるとある異界を探索する無口系ショタ(5)の話です。
殆ど関わりは無いのでこの話のみでも楽しめます。
世界観を共有してますが一部を別用語で表記します。
あくまで”TRPG風”なのをご了承ください。
基本天の声進行です。
最終更新:2023-06-26 01:12:06
972文字
会話率:15%
使い古しスペースオペラを用いて、大切な愛や思いやりを伝えたい。
視点を変える為に語り手は変わります。
人間では無い擬人と呼ばれるロボットの女の子達のお話。
違う宇宙次元の銀河系、ファーム星系の惑星チーズ。
宇宙どころか時間も次元を越えてお話
が進みます。
シンプルであろうとするから、かえって新鮮に感じる事が出来ないか。色々と試します。
戦争の中で、平和の成就に至らない葛藤に苦しむ女の子達。
他ブログで連載中。自作品の転載、重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 02:34:35
187757文字
会話率:65%
武将 肥後久虎 は敗戦濃厚な戦で殿を務め、命からがら逃げ込んだ社で気を失ってしまう。
気が付くと太陽が黒く薄暗い世界に居た。自身が死んでいるならば、ここが地獄であろうと
思い、閻魔大王に会ってやろうと決意。そしてこの世界を隅々まで見ていく事
を決意する。
ミカゲ族とシャドウキン族の争いに巻き込まれながら自分の居場所を模索する。
そして人ならざる力を自身が持っている事がわかり、死ぬも何も、自身が人間では無い存在と
思うようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 18:15:57
6954文字
会話率:8%
試験で赤点を取り、再試を受ける事になった里奈は親友の香織に助けを求めた。
快く引き受けてくれたが、自分の不純な気持ちが邪魔をして勉強に手がつかない。
そんな時に、なんてことは無いちょっとした事をきっかけに里奈の思考がネガティブな方向に暴走す
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 17:34:34
7026文字
会話率:36%
何の説明もなく地方領主の三男であるアルターイは天使になってしまう。婚約者であるアリエルが天使で、神様に紹介されただけなのに。
いや、理由としては十分か。
でも、宇宙を作る前に説明してくれても良かったんじゃない?
今までの日常は全て捨てて天
使としての業務あたることになる。神様からは仕事は無いと聞いていたけど、やり出すと止まらないもの。あれやこれやと手を出すうちに他の天使から羨ましがられることになる。
他の宇宙はスパイを送ってきたり、直接対決をしたりと、天使業務は忙しいのであった。
忙しい毎日を過ごす中でアルターイが導き出す答えとは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 13:23:43
20760文字
会話率:29%
自宅の床に灯油が撒かれ、着火と同時に炎が噴き上がる。
その瞬間、安藤伸二が見上げる妻・清子の顔は、それまで見た事も無い恍惚の笑みを浮かべていた。
還暦間際の伸二が十才以上年下の妻と初めて出会ったのは、高齢の男ばかり目立つ婚活パーティの席上
だ。
長年介護していた母を亡くし、彼の心には大きな穴が開いていた。
その孤独を清子の優しい笑顔が癒し、幸福を噛み締めたのも束の間、周囲で異変が起き始める。
密かに妻の経歴を調べると、幾つも嘘が含まれていた。
更にインターネット上で「キヨヒメ」と名乗る奔放な顔を併せ持っていた事も判明する。
問い詰めようとした夜、伸二は非合法の薬を飲まされ、体が痺れた状態で「あなたに大量の保険金を掛けた」と清子から告げられる。
焼死寸前、必死で説得を試みるものの、彼女は単なる金への執着や欲望で動いていたのでは無いらしい。
古い御伽噺を基にする極めて異様な幻想に、清子の心は満たされていたのだ……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 08:09:01
12011文字
会話率:21%
「強大な悪がいる、どうか僕たちを助けて欲しい」
勇者ブレイルは魔王を倒したその日
エルシューと名乗る神が現れ助けて欲しいと頼まれる。
勇者であるからこそ、彼の頼みを聞いたが
目が覚めた先で、そんなものは無いと断言された。
エルシューのよって
騙されたと知り、落ち込むブレイルであったが
そんな異世界の町で、モルスと呼ばれる少女と、彼女に付き従うアドニスと言う男と出会う。
彼らの話から強大な悪とやらは本当にいるらしい。
世界を救うために、勇者は悪を探すために立ち上がる
強大な悪とは一体誰の事なのか、その正体は?
コレは正義のヒーローの物語。
『残酷で、ただ残酷なこの世界』を完全に書き直したものです。
一話書き上げたら一気に投稿ですので、遅いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 18:00:00
64404文字
会話率:28%
クズ!外道!鬼畜!最低最悪の三拍子!
己が本能のままに従って行動する非情な3人組が今、──異世界に召喚される。
奴隷を解放してチヤホヤハーレム?国のために世界を救う?チートを貰って祝福喝采?
そんな展開ここには無い!!
──女は抱くもの、
貶すもの!奴隷は奴隷として扱うに決まってんだろ、人権なんかあると思うな。俺達が楽しく生きれりゃそれでいい、国が滅ぼうが知人が死のうが知ったことじゃねえ!俺にとって都合のいい世の中にしたお前らが悪い。貪欲に塗れた最低最悪の男『零』
──自分の価値を最底辺に、自身の欲を天上的に!金は呼吸、男はカモ、私が良いというまで糞でも食ってなさい。悪役(私)が負けるシナリオを私以外の誰が作れると言うの?分かった上で行動を促す鬼畜のサディスティック令嬢『東條 彩華』
──バレなきゃ無罪、バレたなら殺せばいい。俺を捕まえたければ法を変えろ、俺を殺したければ世界を敵に回せ。卑劣な策で自らの欲望を満たし、女子供も容赦なく殺す猟奇暗殺者!外道を歩み続ける殺人鬼『黒崎 翔』
この3人が『親友』として手を組み、仲良く異世界に召喚されてしまったのなら……
──最悪の物語が今、幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 08:29:22
145144文字
会話率:42%
これは私が大人になる話。
それは立派じゃないし、きっと憧れることは無いだろうけど直向きで素直な貴方がまた明日笑顔で頑張れるように。あと少しで大人になる貴方のための物語です。
高校2年の夏、進路に悩んでいました。
最終更新:2023-09-03 00:31:11
351文字
会話率:0%
かつてディスで一世を風靡した元ラッパーの高校教師、小鳥遊空。
ヒップホップと決別してしまったその男がディスをこよなく愛するJKラッパー天鬼ざくろと出会った時、止まっていたビートが彼の人生に再び鳴り響き始めた──。
空のクラスに1人、不登校
の女子生徒がいた。
その生徒こそ、天鬼ざくろ。
なんと彼女はラップにハマりすぎるあまり学校に来なくなっていたのだ。今日もRequiemという大人気ラッパーとバトルする為にバトルの大会に参加し、惜しくも実力派の雪音娜に敗れてしまったらしい。
そんなバトルジャンキーなざくろを学校に来させるべく、空は彼女に申し込まれたMCバトルの誘いに乗り、勝利。彼女を学校へ来させることに成功する。
それからというもの、ざくろは空になつき、彼の弟子になった。
しかし、かつてディス主体のスタイルで周囲も自分も傷つけてしまった過去を持つ空は、自分はラップをするべきでは無いし、ざくろにもディスをさせたくないと考えてしまう。
それをよく思わない彼の恩師斑鳩ルミナや妹の天は、彼に再びラップをさせるべく、暗躍する。
その最中、ルミナの弟子である赤髪の美少女仁王が、ざくろと交流を深めることとなっていく。同じ熱量を持ったラップ愛好家の2人は良きライバルとしてお互いを高め合うのだった。
そして開かれるGMB。最強の女性ラッパーを決める大会に、彼女達が出場する。
ざくろは、この大会で優勝したら自分と再戦して欲しいと空に乞う。彼はそれを受け入れ、ざくろは絶対に優勝することを空に約束した。
ところが、大会直前に、ディスに対する考え方の相違で、2人は喧嘩をしてしまう。
そんな状況で迎えた大会当日。
それでもざくろは自分のスタンスを崩さず、ディスに救われた自分のリアルを謳いながら、リベンジ相手である雪音娜や、ライバルである仁王などの相手にも勝ち進んでいく。
天も兄に再度ラップをさせる為に決死の想いで出場。ざくろと対戦することになり、敗れこそしたが空の心に大きな光を灯した。
そして決勝でぶつかるRequiemとざくろ。
因縁の対決は白熱し、会場は熱狂。
ざくろが勝利して、空との約束を果たした。
やがて時は経ち、ざくろと空は大舞台で向かい合う。
天鬼ざくろのフリースタイルは、もはや誰にもとめられない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 10:26:53
120436文字
会話率:35%
舞台は明治、大正の小説家、文筆家の物語。
大ヒットしており、編集に作品をせがまれる日々。
だが…。
新聞連載や書籍も飛ぶように売れ、男には金もある。嫁もいる。子はまだだが、作りたいと考えてはいる。周りには男を褒め称える人で溢れ、幸せそう
に見えた。
だが、男は孤独だった。
嫁は自分の作品の事は濁しているが、興味は無いのがすぐ分かった。周りだってそうだ。皆、自分が売れているからチヤホヤしているだけであり、男もそれでいいと思っていた。
なにより、作品を作る邪魔でしかないと思っていた。他人と話をする時間さえ、惜しかった。
作品を作る時、男は孤独だ。
内面と延々と向き合い、上澄みの一雫を静かに掬う。それを積み重ねて、積み重ねてようやく一つの作品が生み出される。
その苦労は他の誰にも分からない男だけの苦悩だ。物を作る人種しか理解し得ない永遠の孤独。
未だ、同じ狢に出会えた事は無かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 22:40:36
5286文字
会話率:38%