あらすじ
十数年前に起きた大規模なギャング抗争。
『サウスセントラルの悪夢』
その中心にいたブラッズギャング『ビッグ・クレイ・ブラッド』
望まずしてその血を継いだ若者は、自らの運命を変えるために動き始める。
亡き父と、そ
の仲間達への復讐を願って。
hip-hop(特にウエッサイ)、gangカルチャー(bloods,crips及びb-walk,c-walk,ハンドサイン,スラングなど)、アメ車(ローライダー他)、銃、ケンカ物が好きなら必見。
※地名は本物を使用していますが、セット名は実在のギャングから書き替えている事もあります。
※作品内に未成年者の飲酒、喫煙、過激な暴力表現や犯罪表現がありますが、決してその行為を助長するものではありません。
※この作品は「小説家になろう」と「エブリスタ」の2つに掲載しています。
小説『B.K.B 4 life』の続編です。まずはそちらから読む事をお勧めします。
2009年1月 執筆開始、そして停止。
2019年11月 執筆再開。
2020年4月 公開。
~2007年当時、かつての「B.K.B 4 life」を読んでくれてた奴らへ~
久しぶりだな。十年以上待たせてしまって悪かった。元気にしてたか?
bkbを書いてた当時、19か20だった俺も今じゃすっかりおっさんだ。お前らもそうだろう。
嫁はもらったか? ガキは出来たか? そうか、おめでとう。家族の幸せを守ってやれよ。
なに、嫁がいない? 安心しろ、俺だって独り身だ。お前の事を分かってくれる女はきっと現れる。まだ女遊びがちっとばかし足りてないだけだろうよ。
さて、そんなおっさん達にだってワクワクできる瞬間は必要だ。若返るなんてじじくせぇが、当時を思い出しつつ、楽しんでほしい。
~今を生きる10代20代のクソガキどもへ~
俺の作品は始めてだろうか。他の作家とは毛色が違うから、覚悟して読んでくれよ。
そんで若いうちはなんでも思いっきりやっておけ。
気に食わねぇなら喧嘩すりゃいい。ムカつくんなら怒鳴りつければいい。
そんで、面白れぇと思うことはどんどんSNSで拡散してやりゃいい。当然、この作品も頼むぜ。得意だろ?
お前ら、クソガキどもが未来を作るんだ。そんでお前らもおっさんになった時、若い奴らのケツを蹴飛ばして本気で応援してやれよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 10:11:15
677418文字
会話率:53%
1980年代から90年代の日本、バイリンガルとして生き、本と音楽、特にヒップホップを愛する少年は、虐待といじめが繰り返される日々を逞しく生き抜きながら、その目で、耳で、鼻で、心で、自分を取り囲む世界を『音楽』として捉えていた──やがて少年
は、独自の感覚を使ってライミングの練習やグラフィティの制作に打ち込み始める。
同時に少年は、毎日の様に夢を見た。夢の中で少年は、今でない時、ここでない場所を生きた。ある時には山間を流れる大きな河のそばを生きる赤い肌の先住民の少年として、ある時には影として生きる黄色い肌の忍の若者として、またある時は強い日差しが照りつける砂の大地を生きる黒い肌の青年として、そしてまた別のある時には、薄桃色の大河を前に佇む『白い獣』として──少年は夢の中で、幾つもの人生を同時に生きていた。そして少年は、夢の中で啓示を受ける。
時と宙を超えた少年の魂の旅路の物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:18:20
155648文字
会話率:29%
1980年代から90年代の日本、バイリンガルとして生き、本と音楽、特にヒップホップを愛する少年は、虐待といじめが繰り返される日々を逞しく生き抜きながら、その目で、耳で、鼻で、心で、自分を取り囲む世界を『音楽』として捉えていた──やがて少年
は、独自の感覚を使ってライミングの練習やグラフィティの制作に打ち込み始める。
同時に少年は、毎日の様に夢を見た。夢の中で少年は、今でない時、ここでない場所を生きた。ある時には山間を流れる大きな河のそばを生きる赤い肌の先住民の少年として、ある時には影として生きる黄色い肌の忍の若者として、またある時は強い日差しが照りつける砂の大地を生きる黒い肌の青年として、そしてまた別のある時には、薄桃色の大河を前に佇む『白い獣』として──少年は夢の中で、幾つもの人生を同時に生きていた。そして少年は、夢の中で啓示を受ける。
時と宙を超えた少年の魂の旅路の物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:01:36
138633文字
会話率:16%
オリジナルの早口言葉を収録いたしました。
ぜひともチャレンジしてみてください。
最終更新:2025-01-14 10:53:08
6638文字
会話率:13%
過去の経験から目立たないように生きていくことにした主人公・月野翔太のクラスに『カラダラッパー』を初手で名乗る・朝倉アタルという転校生がやって来た。
あんなヤツにはなりたくないと思いながらアタルのことを見ていた翔太だが、ひょんなことからア
タルに「どこに何の教室があるか紹介してほしい」と頼まれて、まあ別にいいかと思い、学校の紹介をすることに。
そこで翔太のリアクションから察し、翔太が曲作りをしていることをアタルが言い当てる。
アタルはなんとか頼み込んで、曲を聞かせてもらい、アタルは「カラダラッパーのDJになって」と懇願する。
そこで翔太が過去に歌のコンテストで恥をかいて、目立つことをしたくなくなったと言う。
しかしアタルはめげず説得すると、クラスメイトたちには秘密で一緒に活動することに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:10:00
78455文字
会話率:29%
中学校に入学した私は、部活に入る気なんてさらさら無かった。
何故なら小学校の頃に入っていた陸上クラブで、周りから妬まれて、味方のいない状況になり、嫌な気持ちになったからだ。
しかし日本語ラップ部という、ラップをする部活の部活動紹介に衝
撃を受けた。
『なよなよすんな、過去過去引きずんな 大切なのは今だろう!
ふ抜けんな、すぐ寝んな、うつ連打じゃねぇ 自分の心、崩れんな!』
このフレーズに心を打たれた私は日本語ラップ部に入りたいと思い、また、そのフレーズを歌った黒髪ツンツンの弦太先輩に恋をしたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 06:30:00
101220文字
会話率:24%
ラップバトルの全国大会で優勝した俺・五十嵐詩音が舞台袖に戻ると、怖い大人たちに囲まれ、こう言われた。「これはMC太陽くんのお披露目パーティーなんだよ」要は出来レースだったのに、俺が舞台上で圧勝してしまったせいで間違って優勝をしてしまった、と
。怖い大人たちにボコボコにされそうになった時、朝子という格闘の強い女子に助けられた。その朝子と共に会場を離れると、どうやら朝子は俺をあることに勧誘したいらしい。それは命の危険に関わるようなラップバトルの世界に参加してほしい、と。俺はラップバトルが好きなので、了承すると、朝子や朝子の仲間たちから詳しい説明を受ける。『朝子たちは封印協会の人間で、鬼やモンスターを封印し、管理している。だが管理している昔話の書の中に敵が入ってしまい、敵が鬼を集めて反乱を起こそうとしている。その敵はラップバトルの術を使い、押韻で精神攻撃し合わないといけない』そこでラップの巧い俺をスカウトしたという話だった。俺は強者とラップバトルがしたいので、改めて了承し、鬼を封印しているという昔話の世界へ入った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 05:20:00
40668文字
会話率:33%
ヒップホップダンスが禁止されたことよりも、「ヒップホップは不良のダンスだからそんなものは学校でやるべきではない」というネット上の中傷とも取れる無知な意見に憤りを感じ勢いで書いてみました。
最終更新:2024-06-19 10:26:21
3718文字
会話率:0%
前篇のみです。
2020年は、コロナ禍のため、あらゆるイベントが中止、延期となりました。高校野球もまた例に漏れず、中止され、高校生たちの絶望的な嘆きが報道されました。が、落胆はしょうがないにしても、悲劇のような扱いはどうだったのでしょう
か。
この物語では、甲子園の予選が行われています。その試合で、ライトゴロの悲劇が起こります。しかも、悪いことに、豪雨災害で併設となった女子高のチアガールたちも参加した大応援団の前で。
彼を取り巻く、仲間たち、女子高生のローカルアイドルも絡んでの群像劇をどうぞお楽しみください。
この喜劇は、現実には起こりえないでしょうが、笑えない喜劇よりは悲劇的ではないでしょう。
//////////////////////////////////////////////////////////// 2020-11-11,しまばらさぶろう
シング・シング・シングは 「死んだ死んだ死んだ」に。ライトゴロなのでそうなります。
学校の授業ではロマン主義について語られる。プーチンの夢想を聞かされると現代もその時代のただなかであるのがわかるでしょう。戦争を美化する道具立てまで昔風。
とは言え、高校野球はロマンだけでなく、体育会系の批判も当たり前になりました。
世界の音楽はヒップホップになってしまい、ロックが流行ってるのは日本だけとか。しかも、ロックなのに歌詞が重要だとか。一周、回りそうでそうでもない。
宗教も、言葉の作用。世界ではギャグの対象になりがちだが、日本では薄い無神論のような、まじないや占いも混じったカネが要らなそうで生みそうなアルファベット三文字の団体みたいになってる。みんなまとめて笑いましょう。
未完ですが、その片鱗は確かにあると思います。お楽しみください。
//////////////////////////////////////////////////////////// 2023-09-17,なかがわはじめ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 20:16:48
147812文字
会話率:31%
活力を失った人生を送っていた俺はある一冊の本をきっかけに音楽への熱意を蘇らせた
最終更新:2023-12-03 21:07:17
727文字
会話率:0%
ヒップホップやレゲエと大麻の関係について
作者が思うことをだらだら書いてます。
最終更新:2023-09-27 12:16:39
2715文字
会話率:0%
ヒップホップを語ろう
ヒップホップのヘッズとして、ヒップホップを知って欲しい、そんな思いを綴ってます。
キーワード:
最終更新:2021-10-03 20:47:39
1495文字
会話率:0%
かつてディスで一世を風靡した元ラッパーの高校教師、小鳥遊空。
ヒップホップと決別してしまったその男がディスをこよなく愛するJKラッパー天鬼ざくろと出会った時、止まっていたビートが彼の人生に再び鳴り響き始めた──。
空のクラスに1人、不登校
の女子生徒がいた。
その生徒こそ、天鬼ざくろ。
なんと彼女はラップにハマりすぎるあまり学校に来なくなっていたのだ。今日もRequiemという大人気ラッパーとバトルする為にバトルの大会に参加し、惜しくも実力派の雪音娜に敗れてしまったらしい。
そんなバトルジャンキーなざくろを学校に来させるべく、空は彼女に申し込まれたMCバトルの誘いに乗り、勝利。彼女を学校へ来させることに成功する。
それからというもの、ざくろは空になつき、彼の弟子になった。
しかし、かつてディス主体のスタイルで周囲も自分も傷つけてしまった過去を持つ空は、自分はラップをするべきでは無いし、ざくろにもディスをさせたくないと考えてしまう。
それをよく思わない彼の恩師斑鳩ルミナや妹の天は、彼に再びラップをさせるべく、暗躍する。
その最中、ルミナの弟子である赤髪の美少女仁王が、ざくろと交流を深めることとなっていく。同じ熱量を持ったラップ愛好家の2人は良きライバルとしてお互いを高め合うのだった。
そして開かれるGMB。最強の女性ラッパーを決める大会に、彼女達が出場する。
ざくろは、この大会で優勝したら自分と再戦して欲しいと空に乞う。彼はそれを受け入れ、ざくろは絶対に優勝することを空に約束した。
ところが、大会直前に、ディスに対する考え方の相違で、2人は喧嘩をしてしまう。
そんな状況で迎えた大会当日。
それでもざくろは自分のスタンスを崩さず、ディスに救われた自分のリアルを謳いながら、リベンジ相手である雪音娜や、ライバルである仁王などの相手にも勝ち進んでいく。
天も兄に再度ラップをさせる為に決死の想いで出場。ざくろと対戦することになり、敗れこそしたが空の心に大きな光を灯した。
そして決勝でぶつかるRequiemとざくろ。
因縁の対決は白熱し、会場は熱狂。
ざくろが勝利して、空との約束を果たした。
やがて時は経ち、ざくろと空は大舞台で向かい合う。
天鬼ざくろのフリースタイルは、もはや誰にもとめられない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 10:26:53
120436文字
会話率:35%
自分が思いついたままに書き綴った詩集です。
最終更新:2022-12-27 22:14:53
32536文字
会話率:23%
ある日、聖都アキバに発生した"リアルの裂け目"!
異次元人、時空海賊、科学ギャングの侵略が始まる!
秋葉原の危機に立ち上がる美アラサーのスーパーヒロイン。
彼女が率いる"ヲタッキーズ"がヲタクの平和を護り抜く。
ヲトナのジュブナイル第7
6話 "ヲタクの迷宮"。さて、元ギャングの異次元ヒップホップの大立者の娘が誘拐されます。
誘拐犯は"論理の迷路"を築きますが、ヲタッキーズと超天才達の活躍により、人質は無事、誘拐犯は捕まるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 17:41:07
19476文字
会話率:74%
ヒップホップでやんちゃなゾンビが出てくる悪夢の中で、得夢(エルム♀)は同じクラスの居醒(いさめ♀)と出会う。
居醒が悪夢ばかりを見る特殊な体質であることを知った得夢は、居醒と悪夢研究部を創設し、効率よくナイトメアゴールドを手に入れるこ
とにした。
悪夢にはナイトメアゴールドの賞金がかけられていて、得夢は貘と呼ばれる悪夢退治の賞金稼ぎなのだ。
得夢に悪夢から救ってもらっているうちに、居醒も共に戦いたいと思うようになる。
居醒を貘にしてあげようと、得夢が悪夢専門の武器商人の元へ訪れるが、悪夢の創造主である夢魔に襲撃された後だった。
治療薬の材料になる花を取ってきて欲しいと依頼されるが、花は襲撃犯である凶悪な夢魔の魔女が持っている。
とびきりの報酬を払うと言われ、得夢たちは武器商人に恩を売って、売上金をせしめようと邪欲まみれになっていく。
夢魔の魔女が住む悪夢に侵入し、魔女の手下のメカゾンビどもとの激戦に勝利したのち、得夢たちはついに魔女と対峙する。
しかし魔女はメカニックの夢魔に取り憑かれた貘だった。
魔女を救うにはメカの皮膚だけを攻撃しなければならない。
得夢たちは鍼灸スキルを発動し、悪夢専用の武器の鍼で魔女の金属質な肌だけを攻撃した。
メカニックの夢魔から魔女を解放することに成功した得夢たちは、ついにセレブになれる花を手に入れる。
武器商人を乗っ取る夢は未遂に終わるが、貘のランクアップが認められ、常識的なとびきりの報酬を獲得した得夢たちであった。
全8話構成で、2月中に全話掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 19:00:00
48315文字
会話率:49%
韻踏みとにかく踏みたいイイ感じの詩(詞)を書きたい詩人にもラッパーにもなりたいCOOLNUTSによるリリック集。不定期更新。
最終更新:2021-08-07 19:55:49
5059文字
会話率:0%
福祉大学に通う進藤匠は、就活に苦戦していた。
夢なんて特になく、ただ本を読むだけしか取り柄のなかった彼は、夢や明確な目標がないという理由で様々な福祉施設を受けては落ちる日々を送っていた。
今日もまた、ある福祉施設を受けて落ちてしまった。
その帰り道の公園で、彼はある物に出会う。
それは、真面目な彼とは真逆の存在である、ヒップホップサイファーであった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 00:00:00
23979文字
会話率:50%
∀・)ラッパーDebutしましたイデッチです。僕の書いたLyricです。四露死苦。
最終更新:2021-06-28 21:00:00
1552文字
会話率:2%
私、中山明菜は巫女さんの仕事をしている22歳の女子だ。夜は好きな音楽のかかるクラブで副業もしている。ある日、私はクラブで再会した元カレより、記憶の損失を代償に「なんでも叶えてくれる鏡」を渡される。さっそくそれを使ってみたところ、私は「何でも
願いを叶える巫女さん」へとなっていくのだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-18 16:00:00
5346文字
会話率:34%
高校生の年にしてチャート一位曲を作り上げた、ヒップホップ・トラックメーカーの徐由賢(ソ・ユヒョン)。彼女の前に「未来の作品が剽窃された」と言いながら現れた疑問の人物! ラッパー志望の友達・路魅喜(ロ・ミヒ)と共に、この難関を乗り越えようとす
るのだが…?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 01:11:13
13690文字
会話率:42%
歌い手リックは、回復・バフ・デバフの歌を使いこなし、勇者パーティをサポートしていたが、どうしても音楽性の違いに我慢できなくなった勇者から追放されてしまう。勇者はポップなミュージックを愛する普通の若者だったが、リックは生粋のヒップホップ生まれ
ヒップホップ育ちだったのだ。
普通の歌い手は荘厳な讃美歌で回復をして、雄大な応援歌でバフをかけ、葬送のレクイエムで敵にデバフをかける。一方リックは魂のリリックを乗せたラップですべてをこなしていた。
リックによる一流のサポートを失った勇者たちは、勢いを失って落ちぶれてしまい、背に腹は代えられないとリックを呼び戻そうとする。リックは謝罪を受け入れ、ラップバトルで自分に勝ったら戻ってやる、と言い放った。
世界の命運をかけて、リックと勇者、二人の魂のリリックが響きわたる……! ※主題は追放ざまぁではなくラップバトルです。 ※ノベルアップ+にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 12:15:46
2609文字
会話率:40%
ラップのライブのために私はカナダに赴いた。そこで出会った風変わりな青年Susarmo Manadouと私の、たった3日間の物語。「詩は人生を反映させ、それを音楽として昇華させるラップは自己表現以外の何物でもない」。私は表現者という在り方に魅
了されていくのだった。
<登場人物>
ノマド(NOMAD)…私のラッパー名義である。知人の主催するライブのために日本からカナダへ赴いた。21歳。
スーサルモ(Susarmo Manadou)…Susarmo: Elemental Theoryという名義でラップ活動を行っている。孤児だったところをエマニュエルに引き取られ養子となった。年齢不詳。
エマニュエル(Emanuel Manadou)…身寄りのない孤児や少年犯罪者などを引き取り、自身の趣味であるラップを通して更生を図っている。自称音楽プロモーターである。41歳。
ファン(Juan Almeida)…ラップのDJをしている。24歳。
ベアトリクス(Beatrix Moore)…スーサルモに拾われManadou家に暮らしているのであるが、なぜかファミリーネームはムーアである。14歳。
キマイラ(Chimaira)…本名はヘイデン(Hayden Gaveston)、キマイラはラッパー名義である。29歳。
※この作品は「カクヨム」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 22:28:52
10589文字
会話率:5%
内気な箱入り娘、音羽麻里亜は中学二年生の秋に『ヒップホップ』に出会った。
そして、高校一年生になりついに夢の、ラッパーデビューを果たしたのだが.....
三ケ山奏は、いつもと変わったことがしてみたくて、ある日ラップの大会なるものが近
所のクラブで開かれているのを知り、足を運んでみることにした。するとそこには、高嶺の花で初恋の少女、音羽麻里亜がステージに立っているのを発見する。
散々にやられて、落ち込んでいる彼女に思わず声を掛けると気づいたら彼女の第一号のヘッズに。
BガールとCボーイの青春ビートラブコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 19:06:35
5704文字
会話率:35%
「この世で不必要なものはすべて手に入っているが、本当に必要なものは何も手に入らない」
登場する青年期の人物は生きていくうえで、前進、獲得、推移、喪失の人類普遍のプロセスを背負い
欲望と期待と失意を味わう。
考えてみると世界は修羅の巷ではある
けど、主人公の洋二は、恒久不変のプロセスの例外者であり、もしもこういって許されるなら異邦人である。
バイセクシャルで君主的なイタリア料理店の経営者の松田
女性としての美貌を持っているのに、自身の生きていくべき指針を見つけられず、それを糧にすらできないれい
中卒で世間的な幸福はもはや自分には当てはまらないと超然とした生活を送る義夫
ダンス、ラップ、ヒップホップカルチャーに憧れて生きるが、日本という舞台では自分は輝けないと感じ、夢がいつしか退廃と堕落にまみれてしまうたける
今のとこ、登場させる主な人物はこういうお先真っ暗な人物ばかりだけど、これを書いている僕自身、日々の生活の中で、考えがころころと変わるので、この小説の登場人物の結末がどうあるべきかもわからないし、主人公の洋二すら、どうなるかもわからない。
どう考えてみたところで人間の世界は暗く悲しいが、明日になれば、僕は幸福かもしれない。
すると、この小説の結末は全然違うものになると思う。
だから、あらすじというのは僕には書けないし、構想力、という点でも、僕は小説を書く技量に欠けている。
僕は僕自身の日々の考えをこの小説に投影する。
もしもこの小説を読んでくれる人がいるなら、その人はきっと、他人の日記を興味本位で読むような変わった人に違いない。
そういう人がいれば僕は嬉しい。
あらすじとは違うかもしれないけど、何か書かなくちゃいけないので、そんなことでも書いて、この小説の題名を未完としたいと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 05:52:09
15218文字
会話率:38%