とある世界を、ある事をしてしまったがために混乱と恐怖に陥れた世界最強の大罪人——ブラッドは、20年にも及ぶ世界との闘いで遂に殺されてしまう。
そんなブラッドは死ぬ直前、
「もう1度人生をやり直したい……出来れば世界に追われることのな
い様に——」
そう願って息を引き取った———が。
ブラッドの願いが叶えられたのか、知らない世界のレイン・アークボルトと言う者に転生した。
第2の人生を送れることに喜ぶブラッド。
しかしその転生は決していい物ではなかった。
何と、神が世界を混乱と恐怖に陥れたブラッドを絶望させるために仕組んだ物だったのだ。
ブラッドの転生したレイン・アークボルトは【星剣学院】と呼ばれるゲームの噛ませ犬的悪役貴族。
才能も無いくせに権力を傘に、様々な悪事を行う問題児である。
そして平民である主人公に悪事を働こうとして失敗し、悲惨な目に遭い死んでしまうキャラだ。
そんなゲームの中でも最弱の雑魚キャラと呼ばれているレインに転生してしまったブラッドだったが、
「この体……本当に才能無いな……。まぁでも前世の力の使い方は覚えてるし、努力すれば大丈夫だろ」
常人では気が狂いそうになるほどの努力を行いあり得ないほど強くなっていくブラッド改めレイン。
それによりゲームのストーリーは神すらも予想しない方向へと向かっていく……。
これは元大罪人が、才能皆無の悪役貴族に転生するも前世の力で無双する物語。
(星剣は誤字ではありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 12:01:29
4824文字
会話率:27%
私の名はフレイヤ。
天才魔導士よ。
カッコ良くて素敵な伯爵様に、助けられちゃった。
一発で惚れたわ。
だけど私、恋愛ごとには疎いの。
どうアプローチしていいか、わからない。
そもそもあちらはお貴族様だし、平民の私じゃ……。
だから発明
したこのお札で、伯爵様を操ろうと思うの。
そしてあーんなことやこーんなことを……。
ぐへへへ。
さあ、伯爵様。
覚悟しなさい。
本作は『第4回なろうラジオ大賞』参加作品です。
応募規定により、1000文字の掌編となっております。
企画参加キーワード、「ポーカーフェイス」、「天才」、「屋根裏」、「缶コーヒー」、「おふだ」、「チェックメイト」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 19:47:26
1000文字
会話率:40%
商家の娘ナーガは、科学文明の進んだ世界から来た転生者。
知識チートで王国の技術や文化に革命を起こしていたが、ある日誘拐されてしまう。
攫ったのはキレ者で知られる、イケメン眼鏡の侯爵様。
お貴族様からいきなり言い渡される監禁宣言。
ナーガは本
当に自由を奪われてしまうのか?
監禁というには快適な暮らしだぞ?
しかしなぜ貴族の作法を叩きこまれる?
不器用かつヤンデレ気味な侯爵から、ダダ洩れる好意。
好意に激ニブな理系暴走少女。
2人が身分差を克服して、幸せな結婚をするストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 08:18:50
8280文字
会話率:32%
のどかな村で、じいちゃんとばあちゃんに育てられた魔力を持つ主人公。
王都の魔術学校へ入学すため、村を出る。
道中、領地でいろいろな出会いと経験をし、王都へ――
クラスには、貴族様や異世界転生の勇者様が。
村育ちで貶されたり、いきなり剣術を申
し込まれたり、騙されたり……
そんな中、村を魔術で発展させるために彼は奮闘する。
村の発展のため、勉学の向上に頑張る
念のためタグに、『異世界転生』『R-15』つけています。
3月8日 誤字脱字を訂正いたしました。報告ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 03:25:41
965185文字
会話率:41%
王国一を誇る最も高貴な学園――グレイス国立学園。
お貴族様御用達のその学園に、転入生がやってきました。
その転入生は、珍しいピンクゴールドの髪と瞳を持つ男爵家の令嬢なのですが。
なんとそのご令嬢は、聖女の素質を持っている聖女候補の方なのだと
か?
そして、彼女は何やら私の婚約者である第一王子様を狙っているようなのです。
でも、その第一王子様には秘密がありまして……。
【ご注意】
こちらは、オネエ好きによるオネエ好きの為のオネエな作品でございます。
一般の王子のイメージを著しく損なう内容表現になっております。
当作品における誹謗中傷・苦情などは一切受け付けておりません!
広い心でご理解のある方、または覚悟のある方だけ、ご覧頂きますようお願い申し上げます。
R指定の話には※マークを付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 18:00:00
102540文字
会話率:32%
思い当たる節もなく転生したリール(旧名 君津映見)。その非現実的な現象から早々に目を逸らしたリールは、どうにか目立たない様に、人の視線に殺されないように、行動を開始する。
しかし、問題はそこからだった。
「ちょっと何言ってるのかわかんないで
す(言語の相違)」
「今のはメ○ゾーマではない、メ○だ(不本意)」
「え、何?学園首席?(思考と行動の不一致)(馬鹿)」
元々頭の出来が良くなかった彼女は、その行動で、どんどん目的から離れた行動をしてしまう。
それでもどうにか学生時代を乗り切ったリール。遂に念願の一人暮らしを開始する。
「自分で作った野菜は美味いな。よし、明日は何を──ん?なに?貴族様が?私に?話がある?あっ(察し)」
果たして彼女は目立たず静かに暮らすことは出来るのか!
自分の欲、そして馬鹿な行動と戦うリールをご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 08:00:00
35198文字
会話率:36%
生まれつきアルビノ体質で、色白で赤い目を持つことから吸血鬼と呼ばれて馬鹿にされた女性。
そんな彼女が、ある日突然タイムスリップ。
行きついたのは祖国の中世。偶然出会うは黒貴族。
なんだかんだで優しくしてくれる貴族様に、アルビノ女子は心を開い
ていく。
はたして彼女は元の時代に帰ることができるのだろうか。
手段の問題ではない。まだ彼の傍にいたいという、気持ちの問題という意味で。
この作品は、いでっち51号さんの「なろう恋フェス」、「なろう恋五輪」参加作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 00:30:37
4000文字
会話率:36%
冒険者オーガストにはとある秘密がある。
それは自分が転生者であること。
今まで隠して生きてきた。変な奴だと思われても、危ない奴だと思われるのは御免だからだ。
そんなある日。とある仕事を終えて、王都で休息をとる彼のもとに指名依頼が届く。
「
こんな仕事、お貴族様に任せておけよ!」
果たして彼は平穏を手に出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 18:00:00
98153文字
会話率:20%
南海にある島、その名をガランブルー。
ダンジョン資源によって成り立つこの島には、機構鎧という特異な技術が生まれていた。
地下に広がるダンジョンに、地上に突き出す集合住宅塔の群れ。
街を歩き回るギャングスタ、島の流通や政治を司る御貴族様、そし
て日々暮らす人々。
そんな場所で機構鎧乗りと呼ばれる人間の一人であるシェーダ。
彼の所属するカンパニーで、崩落事故による大きな被害が発生する。
あわや倒産かとも心配される中でも単なる社員の一人でしかない彼の日常は続いていく。
ギャングスタの友人たち。日常で関わる隣人。
彼のあずかり知らぬところで事態はふらふらと転がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 18:00:00
31021文字
会話率:29%
私をゴミ溜めの中から救ってくれたのはお貴族様のレイス様でした。いつも睨んでくるレイス様の素顔とは!?
最終更新:2022-07-03 22:52:40
945文字
会話率:44%
「平民になるとレナードとはもう会えなくなってしまうのは寂しいけど、18年も一般人だったんだし?今更貴族様を続けるよりはマシだと思うんだけどねぇ」「はあ?」乙女ゲームの世界へと異世界転生したクロエと、前世では義弟で今世では幼馴染のレナード。ク
ロエは平民になりたいといってもレナードが許してくれない。そんなある日、王宮からの茶会の招待状がクロエの元に届いた。乙女ゲームでは『クロエ』は王子の婚約者だったこともあり、クロエはゲームシナリオが進みだしたことを気づく。王子の婚約者にならなければ、と茶会へと参加するが……。(ゆるふわ設定です。細部ご容赦ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 08:57:15
12738文字
会話率:32%
天寿を全うして旅立ったウメ。
天国で先に死んだじーさんと再会して幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。
(終)
「ってなるはずだったのに、人生ってやつはわからないもんだね。」
享年9
2歳の婆がお貴族様の令嬢とやらに転生しちまったって話。
続編や長編をとお声を下さった方々、本当にありがとうございます。
1話目と2話目は短編版で掲載した物です。
更新は不定期で話を思いついた時更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 05:38:47
22220文字
会話率:46%
天寿を全うして旅立ったウメ。
天国で先に死んだじーさんと再会して幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。
(終)
「ってなるはずだったのに、人生ってやつはわからないもんだね。」
享年92歳の婆
がお貴族様の令嬢とやらに転生しちまった話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 15:30:12
3483文字
会話率:51%
私、カルナディア・ロイシタンは、住み込みで働いている「お針子」だ。
ある日、売り子をしていたら、見目麗しい貴族様がプレゼント用に「とあるドレス」が欲しいとお店にやってきた。
他にもオススメがあったら、全部購入してくれるって言うけど、えっ
!?
プレゼントの相手は「弟」さんなの!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 00:00:00
98658文字
会話率:42%
ハミルトン公爵家の令嬢ミッシェル。
彼女は荒廃したハミルトン領を救うため18歳で平民のヒューズに嫁いだ。
優秀な医師で人望も厚いヒューズ。
彼のお陰でハミルトン公爵家は復興を遂げる。
そして10年が過ぎた。
そんなミッシェルには忘れられ
ない恋人が...
「私なんかより、ヒューズは本当に好きな人と再婚を」
自分勝手な行動を黙認してくれるヒューズにいつしかミッシェル達は彼を甘くみていた。
「もうお前達は必要ない...」
ついにヒューズの鉄槌は下された。
全2話(多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 20:59:44
39579文字
会話率:42%
とある王国お抱えの最強の精霊使いの聖女イリスは異世界転移してしまった。
異世界人を侍女にするのが趣味な腹黒い悪役令嬢のアリッサが呼び出したのだ。
しかしイリスは持ち前の美しさからアリッサの思惑とは裏腹に、イケメン貴族達に寵愛されていく。
そ
れが気に入らないアリッサは嫌がらせを行うが裏目に出て婚約者の機嫌を損ねてしまう。
数々の異世界人への嫌がらせが発覚し、ついに婚約破棄されてしまうアリッサ。
一方イリスは王子に見初められ、異世界にて誰にも邪魔されず愛し合うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 15:31:52
3745文字
会話率:46%
【コミック1巻が12月15日発売!】
【コミックポルカ、ニコニコ漫画、pixivコミックにてコミカライ配信中です!】
【日間総合3位獲得】【ハイファンタジー部門週間4位獲得】
かつて人類軍において最強の軍師と言われた主人公は、貴族の謀略によ
って殺される。
しかも、その貴族は罰せられることなく今の豊かな暮らしをしているという。
「こんな世界は間違っている!」
魔王の副官として転生した主人公はのうのうと暮らす上級貴族を処し、新しい世界を作り上げるため、寡兵を率い上級貴族や勇者、あるいは馬鹿な上司を討ち果たしていく。
【注意】
こちらはWEB版です。コミカライズ版、書籍版とは少し内容が違う部分がございます。
あらかじめご了承下さい。
※ 2019/12/19 0:13
書籍化に伴いタイトル変更しました。
旧タイトル「上級貴族様に虐げられたので、魔王の副官に転生し復讐することにしました」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 21:01:00
658654文字
会話率:29%
「一緒に冒険者になろう」と約束していた幼馴染は、私の前から去っていった。隣国のお貴族様に見染められたから。隣国の伯爵は「獣人」で、彼女は伯爵の「ツガイ」だったらしい。「お貴族様に愛されて何不自由ない生活が送れるなんて夢みたい」と笑う彼女に、
裏切られたような気分になった。
それから三年後、私は伯爵邸に侵入した。彼女を攫うために。
がっつり恋愛ではないですが、ノベプラの百合企画用に書いたものなのでGL注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 21:04:00
10000文字
会話率:32%
平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリ
アに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。
今回もハッピーエンド目指して頑張ります。
残虐描写アリは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 08:43:58
345876文字
会話率:46%
代々、特殊な能力を受け継ぐ家系に生まれた孤独な貴族のアリオン・クリフォードには、受け継がれる特殊な能力以外にも、能力がありました。
彼はその能力により、いつか出会う、唯一の相手を来る日も来る日も待ち続けていました。
ある日、その唯一の相手
と出会った瞬間、すべての感情が湧き上がり、彼女を溺愛するように。
甘やかしたい(出来れば、監禁したい)彼と、何とか仕事をさせて欲しい彼女が夫婦になるまでの物語。
この物語は、『御都合主義の怠惰な奥様は、永遠に夢の中。』のアリオン視点です。
読んでいなくても、分かる仕様になっている…はずです。宜しければ、そちらもご覧ください。
色々、膨らませたい部分があるので、改稿するかもしれません。もしくは、別で、短編を作るかもしれません…御承知おきください。
※設定はゆるめに、大目にみてください。
※ブックマーク、評価、誤字脱字報告など、いつもありがとうございます。励みになります!宜しくお願いいたします☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 00:50:02
9800文字
会話率:39%
私には、妻と2人の息子がいた。
彼女とは大学で出会い、流れるようにそのまま結婚した。2人目が生まれてから、生活が一変した。
次第に、彼女との会話もなくなり、子どもが高校生と中学生になった頃、妻は、事故で死んだ。
しばらくしたある日、私も
死んだ。
何故かは思い出せない。
目を開けると、異世界にいた。
異世界での記憶も取り戻した。
とにかく、此処で生きていくしかない。
思い出してから、一番、会いたくない人物がいた。
それは、悪役令嬢 サラ・フローレス。
第一王子シリル殿下の元婚約者だ。
彼女は、傲慢で我儘で、上から目線で性根の醜い女だった。半年前までは。今では、すっかり、性格も趣味も思考も変わっている。
それでも、なるべく、関わり合いたくない。
…が、何故か、うちの屋敷に来た!
悪役令嬢と絡みたくない転生旦那様の応報物語?
※ハッピーエンドでは、ありません。(悲恋?)
※今までより少しシリアスです。
『とある真面目な主婦が人生をやり直そうとしたら、異世界の悪役令嬢に転生しちゃったお話。』
https://ncode.syosetu.com/n8367hi/
『悪役令嬢に転生した真面目な主婦のお相手は隠密組織の貴族様?』
https://ncode.syosetu.com/n9809hi/
の続編になりますが、このお話だけでも読める様になっております。多分…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 08:48:33
8729文字
会話率:41%
私、サラ・フローレスは転生者である。
前世は、平凡で真面目な主婦だった。
自分の人生を見つめ直し、離婚して、新しい人生をやり直そうと考えていた矢先に死んだ。
前世で恋をしたのは、夫のみ。
新しい恋を、してみたかった。
一歩、踏み出そうと
した瞬間だった。
気がついたら、16歳の悪役令嬢サラ・フローレスに転生していた。
王家が主催の夜会で、毒を盛られ、二週間、生死を彷徨ったサラは、関係者たちと協力し、毒殺未遂の黒幕たちを一掃し、第一王子との婚約を解消し、これから始まる第二の人生に心を踊らせていた。
2回目の人生を楽しみたい転生主婦の恋物語?
このお話は『とある真面目な主婦が人生をやり直そうとしたら、異世界の悪役令嬢に転生しちゃったお話。』の続編ですが、多分、読まなくても、話は分かると…思います。
宜しければ、そちらから、読んでいただけると嬉しいです!
※ブックマーク、評価、誤字報告、ありがとうございます!励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 00:13:25
7413文字
会話率:39%
同郷の年上幼馴染み、ダリウスとティアナを追いかけて、王都の魔法学園へ入学した。そこで俺が目の当たりにしたのは、貴族と平民の激しい格差だった。
そんな学園内で、非常に大変な事態が起きていた。学園を牛耳るエリート集団、第一王子ハイネルや上流
貴族の令息達が、俺が密かに思いを寄せる幼馴染ティアナの周りに群がっていたのだ。
エリート集団に囲まれたティアナは、困ったように愛想笑いを浮かべている。そして視界の端に入る、公爵令嬢のアリーシャに付き従うダリウスの姿を切なそうに眺めていた。
アリーシャは第一王子ハイネルの婚約者で、ティアナに言い寄るハイネルの姿を遠目に見ては、悲しそうに目を伏せる。
そんなアリーシャを気遣うダリウスの瞳には、隠しきれない熱がこもっていた。
ティアナ→ダリウス→アリーシャ→ハイネル→ティアナ
見事に出来上がった四角関係の周囲を、上流貴族の令息ABCが囲んでいる。
ダリウスだけでも厄介だったのに、俺に勝ち目はあるのだろうか?
いいや、そんな事はどうでもいい。
俺にとって今大問題なのは、厄介なエリート集団に振り回され、貴族令嬢達から嫌がらせを受けるティアナから、本当の笑顔が失われていた事だ。
「お貴族様の身勝手な都合に、俺の大事な幼馴染を巻き込むな!」
たとえこの思いが報われなくとも、俺はティアナの笑顔を取り戻したい。
そのために、まずは群がるエリートを一匹ずつ駆逐しよう。うん、それがいい。
※このお話は、魔法学園を牛耳るエリート集団(王子や上級貴族)にとある理由で気に入られてしまい、貴族令嬢達に嫌がらせを受けている幼馴染を助けるべく、持ち前のチート魔法(創造魔法)を使って群がるエリートを1匹ずつ駆逐しようとした主人公が、お貴族様達の抱える問題に巻き込まれながら解決していく物語です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 21:26:12
111444文字
会話率:40%
俺、高宮透吾は学校帰り、アニメショップに寄り、大好きな作品の新刊予約を済ませて気分よく帰路に着いていた。そんな時、突然激しい目眩と耳鳴りが起きて立っていられず地面に片膝を付いたんだけど、その地面すら揺れている?と思いつつ目眩や耳鳴りに耐えて
いたが、ふと、どちらもピタリと止み安心したが、膝を付いていた筈の地面がアスファルトではなく、高級そうな赤い絨毯になっていた。は?何これ。周りを見れば明らかに日本人ではない貴族風の人達ばかり――…いや、日本人も居たわ。俺を含めて六人しか居ないけどね。これは、まさかの異世界転移?しかし、俺達を呼び出しただろうお貴族様達がロクでもなさそうな人達しか居なさそうなので――…俺、能無しのフリをして逃げる事にしまーす!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 17:34:30
49015文字
会話率:40%