目を開くと、そこは白い光の中だった。
「…魔法、陣?」と女の子の声がした。
ここはどこなのか。どうしてこの場所にいるのか。
……何も覚えてはいない。
俺は、自分の名前すら思い出せなかった。
黒いローブの男が言った。
「ようこそ、
〝ミルグラム〟へ」
「諸君らの記憶は消去されたのだからな」と…。
俺は、自ら志願してここへ来たらしい。
一人前の戦士となり、この神殿を守護する為に。
剣の修練を終え、冒険者の街…ルトナへ。
俺は、新人冒険者として狩りを始める。
悪魔族、不死族。いやいや、無理だって。
ゴブリン族、オーク族。それも…無理だよ。
猪、狼、怪鳥。獣族か…それくらいなら余裕かな?
……俺は、初戦で無様にも死にかけた。
この街で出会う、たくさんの冒険者たち。
仲間たちと助け合い、少しずつ成長していく。
俺たちの行動で世界は動き、戦争が起きる。
その先に、悲劇が待っているとも知らずに…。
これは、
やがて英雄と呼ばれることになる…彼の冒険譚。
そして、
この世界を壊した男が綴った…彼女との物語だ。
※※※
「MAGNET MACROLINK」でも投稿しています。
「カクヨム」でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 00:00:00
2183895文字
会話率:72%
悪魔がお届けする無様な茶番劇。
最終更新:2021-01-19 00:26:58
2194文字
会話率:54%
D級冒険者、アスラン。
彼は当時、恩人として慕っていた男からクランを追放された経験を持っていた。
それはあまりにも無様で、悔しくて、彼自身の無力さを思い知らされた出来事として彼の心に深いトラウマを刻んだ。
数年後、彼は自分のクランを立ち上
げクランマスターとして自分に役割を与えた。
ただ俺が誰かを拾って育てて放流する。
それが冒険者クラン【幾望(きぼう)の月】の存在意義であり、彼のクランマスターとしての役割。
「イーウィア、君はクビだ、ただいまを以てこのクランには来なくていいぞ」
「はい! ありがとうございます、アスランさん!!」
唯一持ち得る手段を以て、時にクランから人を追放し。
「クラマス、わたしもう宮廷魔術師やめます。ここに戻らせてくださいっ」
「まあ待て、そう慌てるな」
時に頭を振って、クランに戻りたいと言って来た人物を押し返す。
冒険者クラン【幾望の月】
そこは世の中から不要と追放された連中を集め、才を見出し、それを育て、世に放つためのクラン。
「今日も働いてもらうぞドラン、クランの為にな」
「イエスボス!」
彼は今日も、自らに科した役目を全うすべく働いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 18:00:00
18939文字
会話率:48%
ランドン公爵のお屋敷に使える、下男のルミナスと、令嬢ライラは王子より婚約破棄してもらうため、悪女の芝居をしていた。それが成就すれば二人は結婚できると信じて。
次期国王のリック王子は、剣術指南の男装の麗人、ジンジャーに恋をしていたが関係が崩
れるのを危ぶみ、ライラを好きな芝居をしている。
その男装の麗人ジンジャーは、ジンと男性名を名乗り、父の後継のために生きていた。王子への恋心を隠しながら今日も男の芝居をする。
そんなもつれた四人の芝居。舞台から降りれるのはいつの日か?
これは、「婚約破棄された親友の悪役令嬢に成り代わり王太子殿下に果たし合いします!」のスピンオフですが、なぜか本編より長いというね。
そして本編を見てしまうと結末が分かるというネタバレ仕様。
ああ、あれの裏話か。程度に読んで頂ければ幸い。
初めての方のほうが楽しめます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 17:00:00
43062文字
会話率:58%
あなたに見える言の葉は
わたしに見える言の葉ですか?
あなたに聞こえるこの音は
わたしに聴こえる音ですか?
わからないわからない
わからなくって
わからなくなって
ごめん。
最終更新:2020-12-22 18:36:05
1544文字
会話率:29%
「お前など必要ない、とっとと国に帰れ」
王国剣士のハルトは故郷を災禍に陥れた『邪龍』の討伐にあと一歩と迫ったところでパーティメンバーであり幼馴染のマーヤに追放を言い渡される。
幼馴染のマーヤは国で剣姫と呼ばれ崇められていたが、その実態は力
に物を言わせハルトを奴隷のようにこき使う最低最悪の幼馴染だった。
パーティを追われ、それならそれで自由に生きようと決意したハルト。だが、そこで思いもよらないものを目にする。
退治するはずの龍に打ち負かされ、力なく無様に倒れるマーヤの姿だった。
恩を売りつけるという単純な損得感情からマーヤを助けたハルトであるが、彼女の様子がどうにもおかしい。
なんと、邪龍に負けたマーヤは呪いをかけられ、それによって幼児退行した彼女はハルトなしでは生きられなくなったらしい。
「今までウザい奴だったが、メスガキと化してしまえばこっちのもの!」
ハルトは幼児退行したマーヤを懲らしめながら、今まで彼女に邪魔されて発揮できなかった真の実力を発揮して、邪龍討伐に赴く。
悪い事したら反省するのが当たり前だ! やめてと泣いても無駄だからな!
これは呪われた仲間と向き合う一人の剣士が、人間的に成長しその力で無双して最強の敵を打ち倒す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 17:39:17
21986文字
会話率:33%
何でもできる彼にずっと付いて回った僕。
彼はいつだって正しくて、僕はいつだって間違える。
そんな無様で哀れな生涯のお話。
最終更新:2020-08-09 19:01:52
9492文字
会話率:23%
「わたし、じゃない、わたくし、シャル、じゃなかった。アシル殿下の婚約者(悪役令嬢)として、しっかりお役目を果たしてみせますわ!」
「何で言い直した?」
「それが王太子殿下の婚約者(悪役令嬢)であるわたくしの役目ですもの!(エッヘン!)」
そんな悪役令嬢を目指すぽやぽや天然勘違い暴走侯爵令嬢と婚約者溺愛王子と巻き込まれ男爵子女の話。
「貴様、男爵家の娘の分際で俺のヴィーに付き纏うとはいい度胸だな」
「違います! 誤解です! むしろ私が付き纏われている側ですって!」
「黙れ、ヴィーを誑かす女狐が!」
「キャー!」
「逃がすか!」
「まあ! ルシンダさんったら! 淑女がそんな風に走るなんてはしたないですわよ! メッ! ですわ! お待ちなさいなー!(トテトテ)」
「ああ、ヴィー。そんなに走ったら危ないだろ。転けて怪我でもしたらどうする」
「きゃっ。離して、シャル。じゃなかった、アシル殿下。わたくし、あの方に淑女としての心構えを指導しなくてはなりませんの!」
「わざわざヴィーが気にかける必要なんてないだろ。あの娘のマナーが無様で目障りなら、適当にマナー講師を用意するから」
「駄目よシャル。ルシンダさんの相手は、王太子殿下の婚約者(悪役令嬢)であるわたくしの役目なの。だから離してちょうだいー!(ジタバタ)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 22:47:35
89945文字
会話率:33%
五十年にも及んだ大戦争を終わらせた英雄、木花サクヤは、周囲から英雄と呼ばれることに辟易しながらも、生まれて初めて過ごす戦場以外の日常を謳歌していた。
しかし。
戦後二年を迎えた帝都で、再び戦乱の火種が燻りだす。
平和とは何か。
戦うことしか知らない彼らは、果たして平和に何を望むのか。
軍隊×少年少女!
青春軍事活劇!
──これは、どこまでも無様な少年たちの恋の唄。
ここに堂々開幕!!
2020/06/19
完結まで投稿完了しました!
最後までお付き合いいただければ幸いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-22 15:00:00
334338文字
会話率:38%
雨の音。少し肌寒い空気。君の吐息。
━━━━━━
小説家になろう初投稿の試験作。
執筆初心者故に小説のルールや文法には御容赦を。
最終更新:2020-06-24 03:33:38
1197文字
会話率:37%
世界にはモンスターが蔓延っていた。それを討伐するため創立された数多ある学園の内の一つ『ソルム学園』そこは実力至上主義であった。
生徒には階級《ランク》が付けられ順にS級、A級、B級·····そしてC級。つまり、落第生の四つに分けられている。
主人公新城ツカサはソルム学園創立初の落第生というだけあり、毎日のようにイジメにあっていた。
その日も例に漏れずイジメにあい身も心もボロボロの所に声がかかる。
「無様だな」
これはある日の出逢いをきっかけにツカサは世界を無双するほどの力を得て成り上がり、学園や世界に蔓延るモンスターたちに無双する物語である。
旧題『世界でただ一人の魔道士 〜C級の落第生、ある日の出逢いをきっかけに世界を無双する力を得る〜』
◆投稿ペースは週一です。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 12:31:03
25981文字
会話率:42%
DOと呼ばれるVRMMORPGが発売され、新島練はその世界にはまってしまった。
来る日も来る日もDO。
練はDOのランキング2位だった。
1位には謎のユーザーデュオがいた。
何をしても1位になれない。
どうやってもそこに届かない。
気づけ
ば時には俺の体はボロボロで、結局死んでしまった。
「あぁ、無様な死に方だな。やりたいこともあまりできなかった人生だった」
彼の新島練での1度目の人生は既に諦めていた。
2度目の人生のDOの世界でも、満足出来なかった。
「じゃあ君に3度目の人生をあげるね」
「........え、気に入らなかった?、じゃあね、4度目もあげる。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 12:00:51
55362文字
会話率:24%
※性行為の描写はありませんが、運営よりR18相当と判断されたため短編として再構成。
続きのR18版はノクターンノベルズで公開 http://ncode.syosetu.com/n4006ea/
pixivでも公開中 http://www.p
ixiv.net/series.php?id=791249
DLsiteなどで18禁挿絵付きで販売中 https://www.pixiv.net/artworks/76462146
帝立大志万学園。
大戦以降、超常的な能力を持った少女たちが生まれるようになった世界で、その学園は国内唯一の能力者育成機関だった。
誇りと名誉、そして輝かしい将来のために彼女たちは血で血を洗う闘争に明け暮れている。
そんな戦場に、時期はずれな転校生がひとりやってくる。
彼女の名は青井 雫。
雫は戦う、「相手に失禁をさせる能力」で少女たちを恥辱の底に落とすために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 00:00:16
21444文字
会話率:27%
無様に死んだ元社畜は、ロヘというゲームの中の世界の登場人物に転生した。そして、ロヘは、将来の魔王の取り巻きであった。ロヘは、忖度をしながら、顔色を伺いながら、なんとか世界を平和へと導こうと奮起する物語。
最終更新:2020-04-05 12:00:00
1770文字
会話率:49%
「ねぇアルくん?アルくんはお母さんのこと好き?」
「お父さんは誰だかわからなくても、お母さんは本物だから大好き!」
人間の住む世界から遥か遠くにある、緑と資源の豊かな大地に幾千年もの間栄華を極めた帝政ルーア。そこは皇帝であるルーア十三世の
治めるエルフの強大な国家。騎士と王侯貴族の煌びやかな貴族制度が色濃く残るその国の西の果て、民は漁業や農業にいそしむ牧歌的な風景が残る田舎の中堅貴族であるメレデント家の長男としてアラードは生まれた。しかし、貴族と言えども暮らしは豊かではなかったのだ。似ても似つかぬ父親から見放されて、自由奔放な母と共に贅の限りを尽くした挙句、一族は没落。十歳のとき母と並んでみた見た無様な父の死にざまをその幼心に刻み付け、彼は出世を決意するのだった。大きな戦争を越えてやがて彼は皇帝の腹心となり、帝政ルーア最期の時を看取ることになる。しかし、そんな中でもたった一人の肉親である母を見捨てずに生涯を通して支え続けていたのだ。
これは後のルーア・メレデント共和国の偉大なる政治家、政省長官アラード・メレデントの出世物語と、その母であるエヴェリーナが人生の幕を閉じるまでの物語である。
『ぼくらの異世界戦争史~26歳だけどチート能力を持て余しているうえに異世界大戦が激化しそうです~』の『血潮伝う金床の星編』のキャラクター短編です。本編からの派生作品なので設定等の説明が足りませんが、よろしければ本編もご覧になってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 17:12:30
10956文字
会話率:2%
死に魅入られて、死に心掴まれ、
それでも逃れようと無様に藻掻き苦しみ、
やがて己の内の剣を密かに研ぎ澄ます。
生きるとはかくも醜く、
しかしだからこそ美しいのだ。
最終更新:2020-03-13 22:59:57
476文字
会話率:0%
五千年もの時を栄えていた帝国が在った。
優れた魔導の技と、高度な科学力を誇る其の国は、内部から破壊されていった。
民は殺され、民家は焼かれた。城下は正に阿鼻叫喚の地獄と化した。
無様に逃げ惑う皇帝エルナスを、曾ての友が襲う。
一方、各国で異
変が訪れていた。
獣人族、竜族……そして、人。
種族を越えて、一本の桜が其々の物語を繋ぐ時、紅桜歌(くれないおうか)の歌が運命を奏で出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 11:20:56
23250文字
会話率:21%
これは私の無様な生き様(幼児時代)を綴ったノンフィクションの物語です。
今後も時間があれば描き続けようと思っております。
最終更新:2020-01-30 21:24:14
691文字
会話率:0%
公爵家次男として生まれたユークリッドは、長男であるデュークを潰す為。幼少の頃から様々な策謀を巡らせ、八年の歳月をかけーー遂に、その席から下す所まで辿り着いた。
男爵家の弱みに付け込み。
デュークの婚約者に嫌がらせを続け。
最後には、婚約破
棄までにこぎ着けた。
悪徳を積むユークリッドは、無様を晒す令嬢へと微笑みかけて嘲笑と共に兄デュークの破滅を見届ける。全てはユークリッドの手の平の上。
ーーだが、それもまた誰かの策謀の上なのか。
結構とセンチメンタルな次男と、婚約破棄に纏わる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 21:00:00
10544文字
会話率:17%
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
『きたいの悪女は処刑されました』のお話
最終更新:2019-12-02 05:24:55
5833文字
会話率:13%