古くから続くイーヴィス王国の旧家であるスクルト家に生まれたモルゲンとナハト。そしてそんな二人に使える赤髪の姉妹。
何気ない日常に落とされた小さな雫が波紋を呼び、イーヴィスの歴史が呼び起こされる。
少しずつ近づく心の距離。明かされる真実。
そ
して…彼らの運命が交わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 15:00:00
12990文字
会話率:41%
大企業の御曹司で文武両道、更には絶世のイケメンで超ハイスペ高校生である神木祐太郎。そんな彼はある日父親に告げられた一言で人生の大きなターニングポイントを迎える。
「祐太郎、すまないが執事になれ」
あれやと言う間に旧家・天宮家のご令嬢のも
と学生寮にて住み込みの執事をすることになった祐太郎だが、彼は執事としてつくことになったご令嬢の台詞をどこかで聞いた覚えがあり────ってこれ前世であった乙女ゲームじゃないか!
外面の良い全生徒憧れの生徒会長が執事をしているなどとバレないよう振る舞いながら、一学年下のヒロインに気を持たせないよう生活しなくては。そして何故モデルもすることになっている?攻略フラグ? 何ですかそれは。あまり慣れないことはさせないでくださいね。さあお嬢様、もうお休みの時間ですよ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-23 13:00:00
58487文字
会話率:45%
妾の子として召使いのような扱いを受ける楓。ある時、旧家の若当主と結婚することになったが、彼の楓に対する対応は冷たい。それでもささいなところで優しさを見せる彼に少しずつ惹かれる楓と、楓に心を動かされる若当主。少しずつ距離を縮める二人だったが…
?
心を殺して生きてきた少女と冷徹なやり手若当主の結婚から始まる恋愛の話。
大正時代あたりをモチーフにしています。
最初の方は辛い話が多くなるかと思いますが、ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 19:44:21
12472文字
会話率:23%
ある旧家の家で生まれた双子の息子のお話
殺し屋らしからぬ性格の弟は勘当されてしまい
途方に暮れる
最終更新:2019-12-10 22:12:40
755文字
会話率:25%
時代は昭和の始め。女が美しい人形であることに価値のあった時代と階級での物語。
秋月 忍様主催の『和語り』企画参加させていただきました作品です。
最終更新:2019-11-01 22:00:00
2755文字
会話率:16%
佐光俊充の家は成田市の旧家の百姓。猛勉強の末東京大学経済学部へ。
大学二年の時、金縛りにあい、見知らぬ所へ変な若者があらわれ、
何だ、その格好はと笑われた。若者は手に長細い縦長奇妙な物を手にし
見ていた。不思議そうすると笑われた。その後、
若者にスマホの
原理を聞くと昔は大きなパソコンだったが、今これだけ小さいと
言った。その後、日本橋へ向かうと兜町から来る連中がヤフーが
1億円を超えたと叫んでるのを聞いた。それをメモすると石に
つまづき倒れて意識戻った。やがて東大を卒業し大手銀行に入行。
吃音が原因で退社。後は小説を是非、ご覧下さい。
アルファポリス重複投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 16:54:29
58720文字
会話率:1%
旧家に育った女性がそれに気づいたのは高校生になってからだった。
ちゃんと閉めたはずの襖が僅かに空いている。
閉め忘れなのか、それとも――。
最終更新:2019-08-06 22:00:00
2457文字
会話率:2%
「晴天の霹靂だわ。会った事もない親戚の家に住めって、何?」――父の海外赴任で、亡くなった母方の親戚の家に住むことになった わたし。いかにも旧家って感じの広いお屋敷。初めて会ういとこ達――2人いとこのうち、弟の圭吾さんは、何やら不思議な<
;力>を持っているようで……
奥手な女子高生、志鶴《しづる》と、いきなり保護者になる事になった従兄、圭吾《けいご》の、ほのぼの系ファンタジー。
※他サイト(ベリーズカフェ、野いちご)に掲載しているものの移植版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 05:51:13
284732文字
会話率:48%
エルステール・フォン・エーベルフェルト。知日家の旧家に生まれ育った彼女は、留学のためにドイツから日本に渡った。空港で不思議な少女と出会い、彼女から告げられた運命の言葉。『私の救世主になってください』―――日本と異世界、二つの異郷を駆けるこ
とになった若きカササギの物語。
…って何よこれ!勝手に壮大な話にしようとしてんじゃないわ!!単に色っぽいコス着た美少女がモンスター相手に無双するだけの簡単なお話ですって、正直に言いなさいよ!!
オホン。お見苦しいところをお見せしました。これはあくまで私の体験談よ。なるべく包み隠さず書くけど記憶違いとかも結構あるんであしからず。私は褒められることは何もしてないし、結構失敗も、若さゆえの間違いも、それなりに多い。だからそんなに面白い話じゃないことも認めるわ。
でもひとつだけ。私は自分の良心に従って歩み、戦った。それは誇ってもいいことだって思ってる。正義と尊厳と名誉。旧男爵家フォン・エーベルフェルトに伝わる三つの徳目は、確かに守られた。そう信じてる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 00:39:13
9607文字
会話率:20%
京都六波羅にある旧家の不知火(しらぬい)家。
そこで家族と幸せに暮らしていた不知火洽禰(しらぬい あまね)は、15歳を迎えたある日、突然、当主の不知火糸子(しらぬい いとこ)から、東京へ行くように命じられる。
洽が訳も分からず送られた先は、
東京都目黒区にある大豪邸。
そこは日本最大の製薬会社カボウの創業家、火防家の屋敷であった。
火防家では次期当主の火防隼(かぼう はや)が不慮の航空機事故で亡くなり悲嘆に暮れていた。
洽禰を亡き隼に代わり次期当主として迎え入れる事となった火防家だったが、洽禰は使用人並の不遇な立場へと追い込まれる。
そんなある日、使用人の少女紅林杏果(くればやし きょうか)と共に意を決して京都へと脱走を試みた洽禰の目の前に、遠縁の村井怜(むらい れい)だと名乗る妖艶な女性が現れる。
村井怜は洽禰と杏果を、柊俊朗という車イスの老人に引き合わせる。
その老人の口から語られたのは、
火防洽禰と紅林杏果の出生の秘密。
そして2人が近い将来、地球を襲う“ディマー”と戦わなければならないという宿命にあること──。
柊の隠れ家には、もう1人、長船モノの刀を手にした長光剣幽(ながみつ けんゆう )なる少年が居た。
村井怜は洽禰、杏果、剣幽にそれぞれ“ヘカトンケイル”と呼ばれる腕輪を与え、「それを扱えるよう、研鑽を積むのだ──」と告げ姿を消すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 22:39:46
411文字
会話率:0%
然(さ)る旧家の生まれである美田九朗(みたくろう)は、土蔵に収蔵されていた古書などの虫干しを祖父より命じられた。そして九朗は、半ば隠された古びた葛籠(つづら)の中から、羊皮紙で作られた曰(いわ)くありげな魔導書(グリモワール)を発見する。
魔導書には、人類よりも高位次元の知的生命体であるサンタクロースについて記述され、バイトで働いているという麗しき【お嬢サンタ】たちの捕獲方法が記載されていたのだ。
九朗は、待ちに待ったクリスマスイブの夜、子供たちにプレゼントを配る【お嬢サンタ】のスネグーラチカを捕獲して彼女にしようと画策する。
果たして結末や如何(いか)に!?
プロローグ、本編五話及びエピローグ(12月29日完結)を予約投稿済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 00:00:00
16667文字
会話率:19%
歪な世界の歩き方-特殊用語説明-
旧家…姓に冠する草花の秘める意味を現実に引き起こす呪術を、神話の時代から受け継ぐ一族をまとめて旧家と呼ぶのが一般的。そのほとんどは貴族階級である。
真名…旧家の長子は姓か通り名を名乗るのが普通で、名は
知られてはいけないとされている。そのため、通り名ではない本当の名前のことを真名と呼ぶ。
緑の封筒…旧家のみが使うことを許された、濃緑色の封筒。転じて旧家のことを緑と呼んだりする。
早緑…平民の中でも呪術を使うことの出来る数少ない能力者のこと。名前に組み込まれた草花の花言葉の能力を使うことが出来る。ただし、使えるようになる可能性はかなり低い。
呪術…花言葉によって引き起こされる超常現象のこと。使える者は旧家の長子と早緑に限られる。
歌…短歌の形のまじない。ただ念じて与える呪術よりも強力で、早緑は使うことが出来ず、旧家の長子のみが使うこと出来る特別な切り札。使うと強い倦怠感に襲われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 19:54:05
29661文字
会話率:45%
平安時代。帝の影武者をしていた神威はお役目を務め背を斬られ、死の淵に立たされた事があった。彼を救ったのは不思議な力を持つ少女、茶々。藤原鉦靖の娘であった。影武者を退陣した神威は、傷が癒えたのち京を離れたのだが、数年後、神威は鉦靖の新居へと
招かれる。神威が京を離れてまもなく若い妻を娶った鉦靖は都へと出てきたのだが、後妻と茶と々の折り合いが悪く、彼女は山奥にあった旧家へと引き篭ってしまった事を聞く。一方、茶々は薬師丸、狛、鬼灯をはじめとする妖たちと共に引きこもり生活を満喫していた。
以前公募した小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 13:09:42
71439文字
会話率:34%
小雨の降る中、旧家の縁側に座る二人の男女が寄り添って座り、会話をする。その様子を語る女子高生。
最終更新:2018-08-07 18:23:05
2751文字
会話率:57%
壺田紫は、とある旧家の新年会にアルバイトとして来ていた。まだ十六歳の紫にはたいした仕事がなく、彼女は屋敷内を歩き回る。そこで目にしたのは、玉のように美しい源光という青年だった。ついこの間まで源家と縁を切っていたという光に紫は終始振り回され
るが、ふとした切っ掛けで彼が二年前に妻を亡くしてしまったことを知る。
「貴方は少しでも私のことを想ってくれていましたか?」
そして彼女は、五つの手紙から妻の死の真相に触れるのだった。
※源氏物語。葵上が亡くなる物語の翻案小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 00:00:00
29725文字
会話率:28%
僕こと鏡池潮は、歴史ある旧家の双子の姉妹に仕えるいろいろと訳ありの高校一年生であり、昼間学校では妹君の『ツンデレお嬢様』天堂日向に顎で使われ、夜は夜で一緒に暮らしている姉君の『ヤンデレ巫女様』天堂月世のお世話で忙殺される毎日であった。
特に気苦労が多いのは、数百年の歴史を持つ天堂本家の『遠見の巫女』の後継者である月世が、その世間知らずの奔放さから十七歳にもなるのに僕にスキンシップをしてきたり、すぐに裸になったりすることなのである。
こうした様々な問題があるとはいえ、美人姉妹の守り役としての奉仕の日々は、僕にとってそれなりに『愛すべき日常』であった。
しかし、そんな微妙に保たれていたバランスを崩し、三人の関係に亀裂を入れたのが、日向のクラスメイトの久我山夕樹であって、どうやら彼女は姉妹の間に隠されている秘密をつかんでいて、わざと僕に言い寄り、嫉妬深く直情的な月世を煽り巫女としての強大な異能の力を発揮させようとしたり、さらに自らの親友であるはずの日向のことも容赦なく揺さぶってくるのであった──。
※この作品は『カクヨム』様のサイト上においても公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 20:00:00
80374文字
会話率:42%
偉大な当主を失い、陰りの見える甲斐武田家の娘、菊は政略結婚を強いられ、仇敵越後上杉家へ赴く。しかしその家は、謎めいた美女に牛耳られていた。
織田勢が迫り、孤立無援の実家へ独り帰るが、傾きかけた旧家を立て直せる者はもう武田の家にいなかった
。菊は臨時の当主として残った家臣をまとめ、勝頼の忘れ形見の達丸を擁して京へ上る。
徒手空拳で始めた暮らしは悲惨を極めたが、菊はそのなかで変わっていく。彼女を支えたのは、平穏な暮らしの中では何の役にもたたないように見えた絵の腕前だった。しかしその才能が、武田の危機を招くことになる。伏見城大広間、太閤秀吉以下居並ぶ諸将の前、『天下画工の長』狩野との絵合戦に臨む菊は……。
雪の越後から春の甲斐、そして夏の京へ。
厳しく偉大な夏が去った後、残された者たちが受け取る秋の果実とは。
付帯の写真はあくまでイメージ映像で、そのものではありません。
「カクヨム」にも、同題にて掲載しております。
参考文献につきましては、シリーズ掲載終了後、別原稿にて掲載する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 22:17:58
319730文字
会話率:33%
北関東の山間で、米をつくり暮らしをたててきた集落。
そこに住み、皐月を幼い頃から可愛がってくれた祖母が亡くなった。
親族として葬儀の手伝いをする皐月は、豪農として大きな屋敷を構える本家で、
幼い頃に見かけた「狐の嫁入り」を思い出す。
雨が
降る田のあぜ道を、篠笛の音とともにゆく狐の面をした彼ら。
それとともに苦い記憶が蘇る皐月の前に、一人の男性が現れた。
白彦ーー。
きよくん、と呼び、本家に来た時だけ遊びまわった従兄弟であり、幼い頃の友達だ。
人目を惹かずにはおれない美しい男性に成長した彼に、皐月は気後れしながらも少しずつ打ち解けていく。
そんな時に、ふと現れた、狐面で顔を隠した、小さな男の子。
謎めいた言葉を残しながら、その子は裏庭の古い土蔵へと誘うーーー。
皐月を襲う新たな怪異。
山の神様が住まうという集落のシンボルでもあるお山。
ひたひたと皐月の日常に忍び寄る、悪意。
少しずつ思い出す、過去の記憶。
そして、祖母の命への眼差しとひたむきな白彦の想い。
皐月は、いやおうなく人間と人間ならざる者、生と死との狭間に立たされていく。
その狭間で、彼女はどんな選択をしていくのか。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 15:00:00
166678文字
会話率:40%
――借りたものは、返すのが道理ですわよねェ?
幼い頃、病の床で失われるハズだった命を『借命』して永らえさせてやったのだからと、オネエな天使カマエルから〈魂の導き手(ゴーストキャリアー)〉になるよう依頼(脅迫)される女子大生マキ。
ゴー
ストキャリアー……それは神の救いの手からこぼれ落ちた魂を、つけ狙う悪魔たちから守り、神の御元へと還すという、その名の通り魂の運び屋たる由緒正しき聖者だ。
旧家の息女でありながら、らしくない庶民性と家事スキルにより常々『ニセモノ』扱いされるお嬢様のマキは、シスターと言ってもバイトであり、そんな役目に選ばれる理由が思い当たらない。しかし、事実彼女は適性を見込まれて選出されていた――そう、幼い頃に私道で鍛え上げた、抜きん出たクルマの運転技能を。ゴーストキャリアーとは、天使の手による、なにか色々と規格外な改造を施されたクルマを駆り、こちらも常識外な悪魔どもをブッちぎって、目的地へと魂を運ぶのがお役目だったのだ。
そうして訪れた初仕事の夜。悪魔から守り、神の御元へと運ぶ魂として告げられたのは、マキが病院で知り合い、仲良くなった、ロイという病気の少年だった。
強引な『借命』という手段で大役を押し付けられたことに怒りを覚えつつも、けなげな少年の魂を守り、救うために、几帳面を筋肉で包んだ天使ラファエルと、常時どてらの引きこもり天使ガブリエルの姉弟によって生まれ変わった愛車エリーゼを駆るマキ。
しかし――ロイを巡る問題は、その魂をつけ狙う、カマエルとは双子の堕天使サマエルと、その一党たる悪魔たちばかりではなく、病床の彼を利用しようという悪意ある人間もいて……。
はたしてマキは、クセの強い天使たちとともに、悪魔を振り切り、悪意を断ち切って、導き手として幼い魂を幸ある生へと『導く』ことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-21 07:00:00
151662文字
会話率:33%
大正時代、旧家の娘である鹿野文子は嫁ぎ先を探すため豪華客船に乗っていた。しかしその船は華族達の出世の踏み台となり散った者達の怨霊を乗せた幽霊船だった。
憎悪に飲まれた妖と触れていくなかで文子は自身の過酷な生い立ちを追懐する。愛とは何か。生き
るとは何か。幼馴染の葉凪樹に促され、文子は自身の運命と向き合っていく。
榎本かほりと弁財堂芙愛による合同作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-18 02:33:50
6148文字
会話率:32%