人の生活を新しいステージへと導く存在〝妖魔〟という存在。だが、人々は彼等が何処から来たのかを知らない。
しかし、その能力は絶大だった。
新しいエネルギー。様々な物を作り出す物質。ありとあらゆる病を治してしまう治療薬。その用途は多岐に渡る。
そして、それらに必要な物は別にその〝妖魔〟の素材では無く、彼等の感情の揺れから生まれるエネルギーである〝妖力〟が必要。
そして、その〝妖力〟を収集する為に、様々な実験が行われ……遂に日の目を見る事となる。
しかし、〝妖魔〟とはその名がつけられたように、あやかしや魔のモノと言える存在で、彼等の機嫌を損ねれば大きな被害を生む。そう、人ひとりぐらい簡単に捻り殺せるぐらいなどお手のモノだ。
それ故、彼等を相手する者は……とある企業にて色々と問題のある者が選ばれる様になった。
〝妖魔〟を発見し、〝妖力〟の確保と実用化に成功した事で、今や誰しもが耳にする大企業。
その様な企業に就職できたとあれば、もはや勝ち組と言えよう。
しかし、中にはどうしようもない人物もいるもので……。
そんなどうしようもない存在が起こした大きなミス。それを擦り付けられた男は、彼の上司から遂に悪夢と言える宣告を受ける。
「君、明日から〝妖魔施設〟送りだから」
どうやら、どうしようもない奴はこうした悪知恵だけは一人前以上だった様で、幾ら男が自分のミスでは無いと訴えても、聞き入れてもらえることが出来ず。
逃げだす事も出来ない彼は、泣く泣く〝妖魔施設〟へと向かう事に。
そして、その施設にいたのは……何とも可愛らしい姿をした〝妖魔〟だった。しかし、その妖魔は獰猛。
更に言うなら、名前など名乗る気も覚える気も無い先輩たち。
そんな、危険かつ頼りにならない人達が居る職場で……男は何が何でも生き延びてやる! と決意。
其処から始まる、もふもふな〝妖魔〟との日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 07:28:35
10854文字
会話率:19%
伯爵家に仕えるメイドのベラはその家の息子に襲われそうになる。その場面を息子の妹に見られ、罪を擦り付けられる。そうして魔物の出るという深い森の中に捨てられる。魔物に殺されそうになったところを助けてくれたのが大きなオオカミだった。そうしてベラは
魔王城に行くことになる―――。その結果、魔王に溺愛される!?―――。◇この作品はアルファポリス様にも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 16:23:11
9977文字
会話率:44%
資産を浪費し妻に捨てられ、息子には下働きをさせ、ワインで自分を慰める怠惰な生活をする自称下級貴族のバレアス男爵が下克上を目指し横領・暗殺計画・官給品を盗賊に横流ししていたことが王族にバレ、裁かれそうになりその罪を長男の息子に擦り付けた更にそ
の長男の息子は顔のよく似ている主人公に嘆願し自分がやったと代わりに名乗り出てくれその代わりに父バレアスの下克上が成功した暁にはいかなる報酬をも約束した
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 03:56:10
5000文字
会話率:90%
【迷宮都市】で冒険者として生きるレオ=アルブスは迷宮の中に存在する魔物をパーティーと共に倒し、生計を立てていた。
"七星輪廻"
レオがリーダーを務めるこの七人パーティーは、レオを除いて全員が何百年に一度と呼ばれ
る天才だった。
若手最強と呼ばれるこのパーティーメンバーは一癖も二癖もある変人ばかり。
そして何より、何かと理由を付けてレオを『よいしょ』する。
「凄い!」「流石です!」だけで済めば良いが、パーティーメンバーの度を越えた『よいしょ』にレオは日々悩まされることになる。
「アァン!?テメェ、レオくんに対して図が高ェんだよ!死にてぇのか?死にテェよなぁ!?ほら、謝れよ!レオくんと同じ空気吸ってごめんなさいって地べたに頭擦り付けて必死に謝れよ!!……あ、レオくんはそこで見ているだけでいいからね…?何も心配しないで、全部私がやるから!」
レオが絡むと性格が豹変する幼なじみの『勇者』。
「レオちゃんは呼吸が出来て偉いわね~」
レオの全ての行動を肯定し、甘やかし、褒め称える姉の『回復職』。
「それで金等級?レオならお前に影すら踏ませないぞ……?」
レオを世界最強と疑わない自称ライバルの『盾役』。
「ボクは裏方でいい。君が後世に残す英雄譚で、英雄を支えた一人になるのがボクの夢なんだ」
レオを英雄と呼び、心酔し、レオの行動全てを本に書き記し、後世に残そうとする『支援職』。
「神を愚弄する気かッ!!!彼ほどの人格者はこの世に存在しない!!誰にでも優しく、平等で、慈悲深い。君たちは理解しているのか!?君たちが目の前にしているのは生き神だぞ!!」
レオを神と崇め、深く信仰するパーティーで一番闇の深い『弓士』。
「私はレオ様に助けて頂きました。私が望むのはレオ様の幸せ唯一つ。貴方の快適な人生のためなら私は身を粉にして働きましょう。どうかお座り下さい、私が着替えさせますので」
おはようからおやすみまでレオを生活をサポートする『サポーター』。
望むのはノーストレス。胃薬を片手にレオは今日もパーティーメンバーの『よいしょ』に悩まされる。
レオは平穏な日々を手に入れることは出来るのか。
はたまた、胃に穴があくのが先か……。
怒涛のドタバタ冒険コメディ─────開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 00:00:13
123344文字
会話率:32%
かつて、天使と悪魔が“天使”と“悪魔”と呼ばれる遥か昔の事――――二つの軍勢がぶつかり合う大きな戦い、天魔戦争が起きた。その戦に勝利したのは後に天使と呼ばれるようになった軍勢で、悪魔と呼ばれるようになる軍勢はとある世界と共に隔離されてしまう
。
しかしその戦いには裏があった。天使……すなわち、勝利した軍勢は世界を我が物とし都合のいいように作り変えようとしていた。それに抗ったのが敗北した軍勢だった。
勝利した事により、自らの軍勢を天使……それに抗った者達を悪魔と称し区別し、それを人間達の記憶に擦り付けた。
それによって、今の天使と悪魔の関係性が出来上がった。
そして時は流れ現代――――不可解な事故や、増加する自殺者の数。その内の一人、この物語の主人公である大和 庵(やまと いおり)は、電車に轢かれて死を遂げる。
そこで天使に会い、このままあの世に逝くのかと思った瞬間、死神と呼ばれる男に己の死の真相を明かされ庵は憤怒する。
「このまま消えるか、天使に復讐をするか……好きな方を選べ」
庵は復讐を決意し、死神の手を取り再びこの世に生を受ける。しかし、その先に待っていたのは壮絶な戦いと、悪魔との奇妙な共闘だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 16:41:09
4545文字
会話率:39%
もうどんな事があっても! 僕は逃げない!
僕は、昔から弱虫で逃げ癖があるんだ、、、!
何かあると、、、?
人に擦り付けたりする、、、。
そんな僕は、僕自身が大嫌いだけど、、、?
なかなか? 治らなくて困っているんだ、、、!!!
最終更新:2019-01-07 03:00:00
2466文字
会話率:34%
帝都の禁書庫で働いていた俺、上司に禁書庫全焼の罪を擦り付けられ国外追放、弱小国家に亡命して魔法使いになったけど禁書の内容は全部覚えてるし魔力もめっちゃあるんで俺TUEEE&ざまぁしますの連載版です!
最終更新:2018-11-11 14:18:02
91616文字
会話率:29%
正直、タイトル通りで何も書くことがない……。
連載版では、魔法使いとして冒険者しつつ、なんやかんやで王様(弱小国家)の頼みを聞いたり、富国強兵しようかなと思っております。
あ、ザマァもちゃんとしやす。
最終更新:2018-08-03 20:24:07
6845文字
会話率:15%
薬師の称号を持つレクトは,勇者パーティーの雑務を延々と押し付けられていた。自分勝手で手伝おうともしないメンバー達。そのくせ文句だけは一丁前で,殆どの責任を擦り付けてくる。レクトの真の能力は評価されないまま「無能」の烙印を押され,結果的にパー
ティーから追放されてしまう。
アイツらのことは忘れて,別の仕事を探そう。
そう気持ちを切り替え,職探しへと出掛けるレクト。すると彼は,その途中で奇妙な少女と出会う。彼女は勇者パーティーの新メンバーを名乗るのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 12:36:14
8551文字
会話率:35%
中学時代になろう系小説に嵌り、自分も書き手になろうと描き続けはや三年。
ほろぼそと続けているものの、未だ底辺作家作家で居続けているのであった。
今日も今日とてアイデアを探し、匿名掲示板を見ていると「素人小説とかクソwwwこんなんワイでも書け
るww」と煽られて、怒りを顕にして――!?
気がつけばそこはいつもの六畳人間の部屋でなく、あたりからは炭の匂いと紙を擦り付けるような音が。
見知らぬ機器に囲まれた「僕」は、成り行きのまま異世界で製本作業をすることに――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 17:00:00
1290文字
会話率:0%
【Crônica】:クローニカ、クロニカとも。ポルトガル語源で、ラテン語の[chronica]から派生した言葉。主に新聞や雑誌など、定期的に発刊される媒体で連載される小説で、日々の出来事や情景を芸術的に綴った物、あるいはその日のニュースを基
にしたフィクションやエッセイのような形式の物など、一口にCrônicaといってもその内容は多岐に渡る。一部の国で独自に発展した形態ながら、もとより詩的である日本語との親和性は高いと思い、執筆を試みました。今回のテーマは『盥回し・責任転換』。昨日起きたばかりの出来事をネタに執筆したので、ある意味ノンフィクションです。責任を擦り付けるのは、負うことより遥かに簡単なこの社会で、果たして誰がこの一連の問題を解決してくれるんでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-21 04:42:38
4229文字
会話率:67%
商家に生まれたソフィには、小さい頃から不思議な力が備わっていた。それはどうやら魔力というらしい。
魔法使いになりたくて、ソフィは魔法使いの青年オスカーに弟子入りを決意する。いや、弟子入りを迫る事を決意する。
たとえすげなく断られたとし
ても、諦めません。お茶菓子持参で駄目なら泣き付いてでも跪いてでも弟子にしてくれるまで離れません。夢の為なら額を地面に擦り付けでもしましょう。
「なので弟子にして下さい師匠!」
「勝手に師匠にするな!」
夢を叶えるまで、ソフィは諦めない。
【本編完結済み】
PASH!ブックス様より2017年6月末刊行予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-27 23:11:54
429671文字
会話率:42%
公爵令嬢リリアンナは最近つまらない思いをしている。婚約者を他の女に取られているからである。あんな大きいお胸だなんて…!あ、こらまた擦り付けて!殿下もやに下がってらっしゃる!概ねペチャパイの話。頭を空っぽにして読んで下さい。
最終更新:2017-09-03 14:52:25
4515文字
会話率:52%
侯爵令嬢メアリ・ディーヴァは舞踏会にて第一王子ジェームズに婚約破棄を言い渡される。
冤罪を擦り付けられ、彼女を捕らえようと兵士が迫り来る!
メアリはどうやってこの危機的状況を回避するのか!?
最終更新:2017-07-20 22:00:00
15563文字
会話率:41%
人に罪を擦り付けるという話を考えたら、犯罪チックになってしまいました。そりゃなるか。
すみません。
不安を煽って、なおすみません。
最終更新:2017-07-13 05:33:42
3077文字
会話率:58%
教室でクラスメイト数人にイジメをうけていた望絶ナコウ(ぼうぜつ)とクラスメイトは、ある日白い光に包まれ異世界にクラス転移!そこに待っていたのはステータスやスキルが存在する、剣と魔法の世界だった!
そこでクラスメイト達は、様々な職業に、チ
ートスキルを得ることとなる。「それじゃあ、僕は?…あ、あれ?みんな“剣士”とか“治癒師”とか“拳士”とかがあるのに何で僕だけ“罪人”なの!」
そして、彼は“罪人”という職業を持つためクラスメイトに罪を擦り付けられどこかへ強制転移させられてしまう。
『生きる』ために足掻き、それを邪魔する者を排除出来るだけの力を求め、最弱でちょっとスケベな彼は『最強』と成るために転移先で出会った邪龍(人化もします)とともに、世界を蹂躙しながらだんだんと『最強』に近付いていく物語…。
よくある、最強鬼畜物です。身内にはもうちょっと優しい感じにしたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-30 01:11:36
13961文字
会話率:44%
〝自ブログ(http://kigaru.doorblog.jp/)にて公開しておりますが、こちらは縦書きでも読めるので併せて掲載させて頂いております〟
コーヒーに誘われてカフェへやってきた少女。
そこで店員のお姉さんに、「コーヒーが好
き?」と訊かれたのに対し、その嗜好が分からないと返す。
少女は、自身が記憶の一部を失っていることを告げる。
すると店員さんは、「失われた記憶を取り戻したいですか?」と真摯に尋ねた。
少女は思う。私は……私を知りたい。胸中で芽生えた想いは答えとなる。
店員さんは初回サービスと銘打って、彼女にコーヒーを勧めた。
それは不思議なコーヒーで、ミルクを入れれば自ずから渦を描いてミルクコーヒーへと変わる。
「黒いコーヒーはあなたが抱える〝ブラックボックス〟、左に渦巻くミルクはあなたが遡った〝時間〟、現在の色付いたカップはあなた自身が抽出した〝記憶〟――」
飲んだ時の味とともに、過去の出来事も思い起こされるという。
少女が静かに口を付けると、苦い味覚の後、失われた過去がフラッシュバックしてゆく。
真実を知った彼女は、涙を溢しながら、店員さんに話を聞いてもらう。
一年前の思い出、気になっていた三年の先輩、手渡したメアド、返ってこない――……
彼の卒業式、胸元に同じ白いバラ、女生徒の告白、快諾――……
心が壊れそうだった少女は、もう一人の自分を作り擦り付けて、記憶を封印した。
語り終えた彼女は、自身と一緒に、また涙と鼻水でぼろぼろになって嗚咽する。
そんな様子を辛そうに見ていた店員さんが、一つの提案を申し出た。
「苦い記憶を甘くすることは可能です」と。
彼女は水差し型の容器を手に取り、黄褐色の液体をコーヒーへと注いだ。
これを再び飲めば、遠い悲恋の様な記憶へと移り変わっていく。
そう伝えると、少女は恐る恐るカップを持って一口だけ嚥下する。
次第に嗚咽が止まり顔色が良くなって、私はやっぱりコーヒーが好き、と心から思える様になった。
ふと疑問を抱いた彼女が、店員さんの正体を問う。
お姉さんは冗談めかして「元魔法少女」だと答え、少女が年齢を訊くと「企業ヒミツ」と返した。
彼女は、トシマ法少女さんから励ましの言葉を貰い、お互い自然と笑い合うことが叶う。
そうして、少女はまたカフェを訪れる約束を交わし、お開きとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 06:00:00
7609文字
会話率:34%
俺は取り返しのつかない過ちを犯した。そして、その罪に気が付いた時は、既に償いきれない罪を妹に擦り付けてしまった後だった。……贖罪の術なんて、きっと無い。
最終更新:2016-06-01 01:17:02
10296文字
会話率:40%
罪を糧とする異界、≪煌界≫。その世界で罪を擦り付けられた少年は兵として激戦の地へ向かい、聖者となるべく戦闘に奔走するが世界の中枢に足を踏み入れてしまい―。
最終更新:2016-03-25 17:40:45
5789文字
会話率:48%
異世界トリップという言葉を知っているだろうか。流行りのあれだ。不思議な力を授かって無双したり、ハーレム築いたり貴方は勇者ですとか言われるやつ。うん。突然何を言い出すんだと思うだろう。大丈夫。俺も理解がまだ追い付いていない。
普通よりすこ
しばかり……ほんっとに豆粒並にすこしばかり斜めな人生を送っていたら異世界トリップした。しかもチートなし。
神とかいるのか?いるなら早く出てこい。小一時間問い詰めるくらいで勘弁してやるから現状を説明してくれ。
とりあえず、これは元の世界に戻ろうと奮闘し、頼りになる(時もごくごく稀にあるかもしれない)仲間を得つつも壮大な世界の意思(というかチート馬鹿兎)に翻弄されつつ全力で抗って(仲間に擦り付けようと)努力する俺の物語らしい。
※これはもかと夜猫のオリジナルキャラクターを夜猫の設定した世界を舞台に描く合同リレー小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-10 22:00:00
65938文字
会話率:43%
センター試験まであと数日。
まさか受験生とかいう最下層民の分際で。
未だに!
この時期に!
小説を読みに来ている阿呆はいないだろうな?
ん?
私は受験生です、だと?
このクズめ、気に入ったぞ。
私とファックさせてやろ
う。
ついでだ。
ベテラン受験生であったこの私が、受験の心構えの何たるかを分かり易く教えてやろう。
地面に額を擦り付けながら、私をオカズに3回オナニーした後に話を聞くが良い!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-04 00:00:00
3248文字
会話率:4%