最強の女と最弱の男が織りなす、おもいあい。
――初めまして。好きです。愛しています。
アザレアは大陸で最強の一角を占める冒険者。
そんな彼女の下に、過去に助けられたという少年カロルが、恩返しがしたいと押しかけてきた。
カロルの押しかけ恩返
しに、最初は辟易していアザレアだが、一途に尽くすカロルに次第にアザレアは心を開いていくが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 18:10:00
10743文字
会話率:44%
新宿の東の外れ、古ぼけたビルの4階にあるスマホ修理店で働く主人公。ある日、修理していた客のiPhoneに電話がかかってくる。聞こえてきたのは、かつて「私は東京の女の子になりたい」という言葉を残して主人公の前から消えた“みらい”の声だった。
呆然とする間もなく、謎の男が「そのスマホをよこせ」と押しかけて来る。なんとかビルから脱出した主人公は、みらいの居場所を探して、わずかな手がかりから新宿の街をさまようことになる。
みらいは今どこにいるのか? そしてスマホが狙われる理由とは?
ほろ苦い後悔を背負った青年が出会う、個性豊かな女たち。意外な結末にたどり着く、たった一夜のミステリー。
※2015年に掲載した「東京の女の子」をnote創作大賞2023向けに加筆修正したものです(中間選考通過)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 22:00:00
20390文字
会話率:46%
東南アジアの小国・ヴェイラの首都の古アパートで、隠遁者のような生活を送るヒゲの男、ジェイル(32)。彼こそ、15年前にわずか17歳で退位した最後の国王だった。
正体を隠しながら静かに暮らす彼のもとへ、突然日本人の女子大生チセが押しかけてくる
。ジャーナリスト志望のチセは、ジェイルを取材したいと言ってきて!?
パワフルで自由なチセに振り回されながら、ジェイルは諦めていた人生を少しずつ取り戻していく。だが背後では、彼を政変に巻き込もうとする不穏な動きが……。
やさぐれナイーブ男子×破天荒ゆとり女子(年の差)。恋愛ありクーデターありの、夏が舞台のドタバタエンターテインメントです。
※本編完結済み。現在は番外編を投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 14:43:40
200790文字
会話率:46%
町外れのカフェで働きながら、ごく普通の平民として暮らしていたアリシア・サミュエル。
しかしある日ノベルディック公爵家からの使者が押しかけてきて、「あなたは亡きオルシアス大公の一人娘なので、遺言通り公爵様に嫁いでください」と言われてしまう
。
辛い過去を持っているアリシアは人一倍警戒心が強く、簡単に心を許すことが出来ない。
それでも公爵家で失態を犯さないように大人しく振る舞う日々。
表向きは純新無垢で少し天然でどんな時でも可愛らしいアリシア。
心の中では悪態着きまくり。
それでもちゃんと公爵家の人々全員騙せている…と思ったら!
実は全て公爵様に筒抜けでした。
*タイトルに反して内容重めです
*主人公が辛い過去を持っている系(完全に作者の趣味です。苦手な方はお控えください)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 21:00:00
62453文字
会話率:39%
人類を滅ぼそうとした魔王を勇者パーティーが倒した。
だけど、魔王の死の間際の呪いを受けた勇者も亡くなってしまった。
悲しみに暮れた仲間の1人の魔法使いが、未来に再び出会う願いを込めて、勇者の魂を未来に転生する秘術を使った。
それから500
年・・・
人類を救った勇者達は伝説となり語り継がれる事になる。
とある町に伝説の勇者に憧れた1人の少年(レンヤ)がいた。夢は勇者のような立派な冒険者になる事だった。
しかし、レンヤが成人の日に受けた女神からの祝福は無能と呼ばれるものであり、到底、憧れの冒険者には不向きだったが、憧れた勇者になりたい一心で冒険者となり旅に出た。
周りからは無能と呼ばれる日々が続いたが、レンヤは挫けなかった。
そして3年後、青年となったレンヤは相変わらず無能とバカにされていたが冒険者を続けていた。
ある辺境の町で評判の悪いパーティーに目を付けられ、強制的にかつての魔王がいた遺跡となった魔王城へと荷物持ちとして連れていかれてしまう。
そこで強大なモンスターに襲われパーティーが全滅になりそうになったが、パーティーの魔法使いから麻痺の魔法を受け動けなくなり、モンスターの餌として置き去りにされてしまった。
辛うじてモンスターから逃げ出す事が出来たが、遺跡に取り残されてしまった。
その遺跡の中で500年前に君臨していた魔王の娘と偶然出会い、お互いに心惹かれてしまう。
再びモンスターに襲われ絶体絶命の状態になった時に、レンヤは自分が何者であったかを思い出す。
レンヤは人類を脅かす驚異から世界を救う使命を女神から受け、魔王の娘とかつての500年前の仲間(押しかけ女房)達と共に強大な敵に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 05:16:39
1711198文字
会話率:40%
東京駅の間近に、一風変わった人材派遣会社が存在する。
その名は「東京異世界派遣株式会社」ーー。
年若い星野新一・ひかり兄妹が経営するその会社に、お金に困った二十代の男女二人が押しかけた。
〈俺様キャラ〉のナルシスト・東堂正宗。
そして、金
欠の〈ホスト愛好女子〉白鳥雛ーー。
二人のダメ人間が、それぞれ〈勇者〉や〈魔法使い〉などの職業を選んで、様々な異世界へ、派遣バイトとして転移し、活躍する。
彼&彼女は、依頼されたミッションを見事に果たすことができるか。
そしてクズな性格を改め、人間として成長することができるかーー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 12:20:00
671067文字
会話率:19%
嫌々参加した婚約者探しの夜会で、『適当』に出会いのハンカチを渡した騎士様が、翌日領地へ押しかけ、求婚を迫る。
想い人である伯爵令嬢の前では、忠犬さながらの溺愛ぶり……だが、真の姿は、お腹真っ黒の狂犬だった。
『逃がす気はない。――ど
んな手を、使ってでも』
片思いをこじらせ、千載一遇のチャンスを逃してなるかと押しまくる騎士様と、恋愛に不慣れな伯爵令嬢のおはなし。
※メッセージや感想から続きが見たいとのお声をたくさんいただき、短編を連載化したものです。すごく嬉しかったです!ありがとうございます!
※短編版は、皆さまのおかげで、総合日間&週間1位、総合月間3位に入りました。一部短編と重複していますが、加筆しておりますので、1話目からご覧いただけますと幸いです。また、ブクマや評価も、とても励みになっております。そして感想も!すごく嬉しいです!大事に拝読し、少しづつお返事しますので、お待たせして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 07:46:35
102674文字
会話率:35%
顔良し、性格良し、頭良し!ついでに実家は大富豪。スパダリを地で行く次期公爵……なのに恋愛は奥手でからっきし。
失恋直後の夜会では、泥酔した妹の親友に、「金持ちの独身男性を紹介しろ」と胸倉を掴まれる始末。
それなら僕はどう?「いえいえ結
構です」……ストライクゾーンの広さを自負するくせに、『門前払い』してくる貧乏令嬢を、持ち前の包容力で甘やかし、最後は勿論ハッピーエンド!
以下連載の【番外編】ですが、完全別建てで独立した短編になっていますので、本編関係なくお楽しみいただけます。
※[ 婚約者探しの夜会で『適当に』出会いのハンカチを渡した騎士様が、後日領地へ押しかけ求婚してきた ]の【番外編】キール × アンナです。
※本編のURLはこちら「https://ncode.syosetu.com/n7438ij/」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 20:19:51
11435文字
会話率:33%
こちらは短編版です。
嫌々参加した婚約者探しの夜会で、『適当』に出会いのハンカチを渡した騎士様が、翌日領地へ押しかけ、求婚を迫る。
……片思いをこじらせ、千載一遇のチャンスを逃してなるかと押しまくる騎士様と、恋愛に不慣れな伯爵令嬢のお
はなし。
※感想やメッセージ、嬉しく拝読しています。ゆっくりで恐縮ですが、お返事していきますので、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
※日間&週間総合1位、9/8~9/13に月間総合1位に入りました。読んでくださり、本当にありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 18:23:43
4139文字
会話率:21%
クレアは、侯爵家の長男であるサミュエルの住む屋敷に押しかけ、メイドとして働いている。
サミュエルは昔神童と呼ばれていたが、病で魔法を使えなくなり、今は一人森の中にある屋敷で暮らしていた。
サミュエルに心を開いて欲しいと願うクレアだったが、あ
る日事件が起きて……。
南雲皐様主催の「匿名短文元神童企画」に参加した際の作品です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 14:34:59
1980文字
会話率:43%
いつもいつも会うたびに伯爵令嬢である私、フローレンスに絡んでくる侯爵令嬢のキャロライン様。そのそばには隣国の帝国騎士大会で優勝した最強の仮面騎士がいつも一緒だった。
なぜか行く先々でキャロライン様に出会い絡まれる日々を過ごしていたある日
、一通の恋文が届いた。
「貴方のことを思うと夜も寝られない」「今この瞬間も貴女を思っています」「願わくば貴女を独占する栄誉を頂きたい」等々熱烈な内容。
とりあえず「失礼ですが、どこかでお会いしたことがありますか?」と返事を返すと、次は写真同封の手紙が返ってきた。
ん!?すっごく見覚えがある顔というか仮面というか。ちょっと待って、この方キャロライン様の近衛騎士じゃない!!いつもあなたの仕える令嬢と言いあっている私を見て、いったいどこを好きになるんだい??
とりあえずお断りの連絡をしたら、キャロライン様と近衛騎士が押しかけてきて「彼をこんな状態にさせたんだから、責任を取りなさい!」と言われましても・・・。
無自覚人たらしな伯爵令嬢とツンデレ侯爵令嬢と激重感情を心の中で沸々と煮込んで混ぜている無口な仮面近衛騎士がそれぞれの過去と向き合いながら前に進んでいくお話です。
※完結まで予約投稿済みです。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:00:00
79002文字
会話率:31%
まるで、夢物語の王子様のような金髪ブロンドの髪を靡かせ、宝石のように輝くエメラルドのその瞳。
その見た目でありながら、彼は国が誇る騎士団の一人だった。戦では不敵に笑い、日々鍛錬を怠らず。
見た目に似合わず雄々しい彼に、一人の少女が恋を
した。
なんと、その少女は男よりも15歳も若かった。
あまりにも離れた年の差ではあったものの、少女はその恋を諦めることもできず毎日男にアタックする。
そんなめげない少女に向かって男の対応は…………!
──────────
あらすじあまりいいのが思いつかなかったのでいずれ更新します。
年の差純愛ほのぼの一途で真っ直ぐな超前向き幼妻(予定)の物語。
ただ好きな人を追いかけ、彼の『新妻』候補とまで名乗りだした。そんな彼女を周囲は『新妻ちゃん』と呼びながら微笑ましく見守っている。
相変わらず素直でないヒーローです。
というか本編よりかは癒やし狙いの番外編目的で出来上がった物語です。これから完結もせずチビチビ続きますので更新不定期が常だと思ってください。番外編に入れば話も前後したりします。(気ままに書くお許しを)
本編は計五話ですでに書き終えて投稿予定なので本編だけ読んでオサラバ歓迎。
見た目(時に実年齢)幼女と王子様な見た目の雄々しく雑騎士のラブコメディ。
番外編では娘も登場予定!娘とその恋のお相手も収録!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 18:00:00
37448文字
会話率:35%
砂漠の国ザファルバーンの王都の長屋に住み着く、元傭兵隊長の異邦人ジャッキール。
かつては国王の暗殺部隊を指揮した名うての傭兵の彼だが、今では王都の片隅や長屋で内職や細々とした依頼を受けて食い繋ぐ傘張り浪人のような生活を送っていた。彼はそんな
スローライフも気に入っているが、そんな穏やかなだけの生活が許されるはずもなく、顔見知りの三白眼や迷惑な隣人に押しかけられ、事件に巻き込まれ貧乏くじを引くこともしばしば。
そんなジャッキールの小さな事件を抱えた王都尾羽打ち枯らし居留記。
*X(旧Twitter)企画2024年『文披31題』参加作品です。
*シャルル=ダ・フールシリーズの番外編的な作品ですが、単体で読めます(多少本編と連なる話があり、ネタバレのある部分があります)
*カクヨムと重複投稿をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 06:21:29
167139文字
会話率:41%
妖を視る瞳『見鬼』を持つ千佳子は、唯一の理解者であった祖母の死に耐え切れず、桜が綺麗に咲き誇る新月の夜、飛び降り自殺を謀る。
謀った、のだが……
「……おや、これは異なこと」
運がいいのか悪いのか、千佳子が墜落した先は、稲荷神社への勧
請道中を歩く白毛九尾の美青年のモッフモフの尻尾の上で……!?
「私の命を助けちゃった責任取ってよっ!! せっかく死のうとしたのになんってことしてくれんのよっ!!」
死ねなかったことに逆上した千佳子は、今日も白毛九尾の新米御稲荷様・玉藻のお社に押しかける。
全ては玉藻に呪い殺してもらうため。
しかし『玉藻狐族の地位向上』を野望としてかかげる玉藻は、千佳子を呪い殺すどころか『拾った命の有効活用』として千佳子に加護を与える始末。
そのせいで千佳子はなし崩し的に玉藻へ加護を願う人々の抱える事件に巻き込まれていってしまい……
訳アリ新米御稲荷様 × 自殺志願の女子高生が紡ぐ現代怪異譚、はじまりはじまり☆
※この作品は「魔法のiらんど」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 16:34:31
129923文字
会話率:35%
戦国時代、後北條に滅ぼされた自分の一族の本家の先祖へ転生誕生、果たして歴史を変えることが出来るか?
一族繁栄を図る為にチートした結果が、敵である北條家の婿になってしまう。
現在、京より帰国、嫁が増えました。
出演する武将、公家、僧侶などの
子孫の方々済みません。
この主人公のスキルはもっぱら作者自身の経験が結構入っています。
現在の漢字では無い旧字を使う事がありますが、当時の漢字ですので誤字ではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 02:00:00
704961文字
会話率:58%
pixivにも掲載しています。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18709523
幼い頃から人ならず者たちの世界が見えていた葵は祖母の遺品整理の為、幼い頃、神隠しにあったお山に行くことにな
る。祖母の家に向かう途中、衰弱した雀を拾い、チュン太と名づけたが自分以外には見えないことから、それが異形の存在だと葵には分かった。
元気を取り戻したチュン太を夕焼け空へと戻した日。恩返しをしたいと言われた葵は、彼の仲間に連れて行かれ、異界へと招かれる。チュン太の恩返しを受け、民話のようにお土産として大小どちらかの葛籠を葵は選ばなくてはいけなくなったがこれ以上、彼らと縁を結ばないよう、あえて大きい葛籠を選ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 08:54:30
7926文字
会話率:49%
里中 健司(36)は副業で魔法使いをしている以外は、何の変哲もないおじさん。
国家資格である魔法使いの主な仕事は、人に取り付く《黒影》を祓うことだ。
いつものように黒影を祓った健司は、偶然助けた女子大生・山崎 明莉(18)に突如求婚された
。
しかし、いいおじさんが若者の未来を奪ってはいけない。
それに、魔法使いの正体がバレると免許取り消しだ。
だから魔力で記憶を消したのに、明莉は健司のことを忘れなかった。
それは、子供の頃、魔法使いに助けられた思い出があるからだった。
その魔法使いはこう言ったそうだ。
『大人になって魔法使いと出会ったら、その人と結婚してあげて』
健司は気付く。
『え、それ俺じゃん』
10年くらい前の自分に感謝と呪いを。
その事実を知らない明莉は、免許取り消しを回避するため、魔法使いの助手(配偶者狙い)となることを申し出た。
おじさん魔法使いと女子大生の恋が、割と強引に動き出す。
作者:日諸 畔(ひもろ ほとり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:59:31
128565文字
会話率:54%
社会人三年目のサラリーマン・水野作馬には高校生になる義妹・青峰夕月がいる。しかし一人暮らしをしているのもあり、義妹とはほぼ他人のような疎遠な関係だった――はずなのに。
ある日、風邪をひいてしまった作馬の家になぜか夕月が現れた。
「助けて
ってLINEしたの兄さんでしょ」
「普通に生活できてるって言えるの? こんな部屋汚いのに」
「病人は病人らしくしてて」
無愛想なのに、たしかに心配はされている。
「じゃあ私、明日も来るから」
それから始まるクールな義妹との同居生活。
食事なんかの面倒を見られたり、不摂生だと外に連れ出されたり、義妹の後輩が現れて押しかけてきたり、同僚と飲み会に行ったり。
次第に、人との関わりが薄かった作馬と周りとの関係も変わっていく。……そして夕月は、作馬にとある約束を思い出してもらおうとしていた。
そんな独り身サラリーマンとクールな高校生義妹の二人暮らしの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:10:00
43922文字
会話率:51%
「おじさ~ん♡」
今日も、一人休日を謳歌する俺の家に甘ったるい声が届く。
「だらだらしに来た~♡」
姪の夕華だ。もう高校生にもなるというのに、子供の頃のような感覚でうちにやってきてはだらだらとくつろいでいく。
中身は幼い頃と変
わらない。だが恰好がギャルっぽくなって、生意気を言うことが増えた。「太ってる~♡」とか「今日もぼっち~?♡」とか。……俺だって気にしてるんだぞ。
ただある日、夕華がうちに来る理由を考えた時、もしかしたらずっと一人な俺を心配しているからじゃないかと思い当たった。そうだとしたらいたたまれない。俺もいい年齢だ。安心させるためになんとかしないと。
そうして俺は行動を始めることにした。ちょうど、悪い所は夕華がにやにや言ってくる。それを参考に直していけばいいんじゃないか。まずはちょっとずつ、痩せることから始めよう。
でも、そんな俺を見て、夕華はなぜか不満そうにしている。
「……別にそのままでもいいのに」
――だめなおじさんを自分だけで見ていたい姪と、だめな自分を変えようとする主人公。そんな二人の日常の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 18:04:18
10754文字
会話率:42%
十六歳の魔女ベリンダは、ホウキに乗って空を飛ぶことしかできない落ちこぼれだ。
養い親でもある師匠を亡くし、「星の魔女」の名を受け継いで、薬を売って生計を立てていた。辺境の山脈地方で暮らす彼女のもとに、ある日「星の魔女」宛てに王宮から招待状
が届く。その招待状を手に、一生の記念として夜会に参加することにした。
その夜会で「雪の王子」の異名を持つ、呪われた英雄王子テオドールと出会う。そしてベリンダは、成り行きによりテオドールの婚約者になることに。
だって、婚約者の存在こそが王子の呪いを解く鍵だと言うのに、邪神に狙われることを恐れて、婚約者のなり手がいないと言うのだ。ベリンダは義憤に駆られるあまり、深く考える前に口走ってしまった。
「なら、私が殿下の婚約者になります」
こうして始まる、秘密の婚約。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 18:20:00
113938文字
会話率:43%
『20XX年結婚したい男性俳優ランキング』第1位の秋山慎司は、過去に3度の離婚を経験していた。3度も妻に裏切られた経験から、家庭をもつことに嫌気がさした慎司は独身を貫くことを決意。そんなある日、慎司の自宅に元嫁の連れ子(3人)が一斉に押しか
けてきた。彼女たちの熱意に根負けした慎司は、仕方なく三人の滞在を許可するのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:12:37
22314文字
会話率:46%
『ご主人様、本日もパチンコに漫喫に赤提灯、楽しゅうございました』
『カインはそれでいいんだよ! はい、明日のお小遣い10万円!』
バリキャリОL、桜田咲(25)が飼っているのは、犬猫ではない
清廉潔白、天衣無縫、純真無垢、愛といつ
くしみにあふれたイケオジ吸血鬼のヒモである
吸血鬼であるカインは、どんなクズ行動をしても許されてしまうような聖人君子
今日も今日とてパチンコに競馬、ドンキに漫喫、サイゼ飲みとクズな日常を楽しみながら、咲の帰りを待ち熱心に尽くす、咲の『推し』である
ただの聖人君子ならば咲の推しにはなれなかったが、『おやすみ』のあとのカインは昼とは打って変わって……!?
そんな愛にあふれた日常に、突如実家の弟が押しかけてくる
兄上を返せ!ときゃんきゃんわめく弟、アベル
なんとかカインを更生させようとするアベルと、聖人君子なクズヒモのままそばにいてほしい咲との小競り合いが始まる
そんな中、咲に求婚する極道のボンボン、倉敷という男が現れ……!?
従者にして、君臨者
昼と夜、ふたつの顔を持つカインと、そんなカインを推す咲
カインを元の居場所に戻そうとするアベルと、咲を妻にしようとする倉敷
とうとう吸血鬼ハンターまで現れ、事態は混迷を極めていく
今日からあなたが私の最推し!
推しのしあわせが私のしあわせ、邪魔するヤツは許さない!
なんともファンタジーな『推し事』をお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 18:20:00
82803文字
会話率:42%
とある少年高橋裕司。どこにでもいる地味で目立たないけれど困ってる人を見過ごせない高校生だ。そんな少年はある日町中で一人の困っている少女を助けるために喧嘩をした。そのことによって周りに誤解され、そのことで高橋は誰も信じられずに学校をやめて引き
こもりになってしまう。だけどそんな高橋に助けられた少女が毎日家に押しかけ高橋の心を少しずつ癒していくお話。「アタシは絶対裕司のこと信じるし見捨てないからっ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 13:32:13
12727文字
会話率:59%
血塗れ侯、ガイウス騎士団長。
それが《歌の聖女》、セレーネが婚約を命じられた相手であった。
敵も味方も容赦ない、悪鬼のような凶悪な男。
そんな評判の彼に、押しかけるような形で婚約することになったセレーネだが――。
「アンタを歓迎する、
と言った」
実際に顔を合わせた彼は、無口で顔が怖いけれど不器用な気遣いが滲み出る優しい人だった。
当初は押しつけられた婚姻関係のために、ギクシャクしていた二人。
しかし彼らのお互いを気遣う気持ちは、徐々に二人の距離を縮めていく。
――これは、心に傷を抱えた聖女と周囲に誤解されがちな(顔が)凶悪騎士団長の心温まるラブ・ストーリー。
※ざまぁ表現は、控えめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 18:05:44
25035文字
会話率:40%