俺には腐れ縁の許嫁がいる。俺、柊楓斗と腐れ縁の許嫁、浅桐桜良の親は仲が良くて、俺たちは小さい頃から一緒にいた。その頃はとにかく仲が良くて毎日のように公園や互いの家に行っては遊んでいたものだ。
けれど中学三年生に入ったとき、この頃から、関係性
は変わりつつあった。思春期真っ只中。異性と二人で一緒にいるということに恥ずかしさを覚えるようになってしまい、遊ぶこともなくなった。
許嫁、という関係がないものとなった。……はずだった。
高校生になって俺たちの壁がさらに厚く高いものになりはじめたとき、それを一瞬にして壊すように両親は言う。
「そういえば、そろそろ結婚できる歳になるんだよなぁ。楽しみだ、楓斗と桜良ちゃんの結婚式」
隣で「は?」と言いたげな桜良の顔は、今でも忘れられない。とまぁ、そんな言葉がきっかけとなって、再び関わることになるのだった。
それからというもの、親の提案(ほぼ命令)で二人で出掛けたりするのだが、桜良は俺に辛辣な態度をとるのだ。何をしても俺といると嫌そうな姿を見せる。
そんな桜良の態度に俺は、ある決心をする。
そんな態度を取るのなら、もういっそのこと『許嫁の関係を破棄しよう』と言い出してみようと。その言葉に桜良はどんな反応を見せるのか──。
これは、そんな許嫁の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 18:38:31
3399文字
会話率:37%
――あなたと飲むのは、これがいい。
月と地球との間を往復する連絡船。一週間近くの長旅を支えるクルーのひとりとして船内バーで働く花岡小恋《はなおか・ここ》は、学生時代からの付き合いでひとつ年下の後輩である朝倉陽咲《あさくら・ひなた》に想いを
寄せていた。
好きだと口にしたことは幾度もあるが、同時に恥ずかしさが押し寄せてきて、結局いつも彼女のことをからかうような態度を取ってしまう。
ようやくあと数時間で月へと到着するというところで非番となったふたりは、この旅程最後の食事へと向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 21:00:00
5850文字
会話率:40%
好きな人と話せない時。
仮眠みたいなもどかしさ。
ふいにその人が話してくれた時。
皆可愛い恥ずかしさ。
最終更新:2021-09-13 01:40:27
400文字
会話率:48%
国王アレクトラ三世は齢60にして実の息子であるエドワードによって王城から追放されてしまう。
しかし追放だと言い張っているのはエドワード本人のみで、周りはアレクトラ自身も含めてアレクトラの身体を気遣った親孝行だと気が付いていた!
しかし
まだ若さの残るエドワードをそれでいじるのは良くない!きっと恥ずかしさで仕事が手につかなくなるであろうと感じた周囲の気遣いによってそれは国王の追放劇となった。
充分な路銀(定期的に役所で追加)と最高級の護衛、最上位のメイドと共にアレクトラは王城を後にする。
アレクトラの手には杖、そして料理本が握られていた。
これは物見遊山で津々浦々を回る元国王のグルメ物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 19:48:36
57587文字
会話率:43%
ある日、緑屋大和はいつも軽口をたたきあう関係の幼なじみである赤城里香から唐突に催眠術をかけてみたいと迫られ、勢いのままに押しきられてしまう
「ずっとこうしたかったんだ……大和も、私を抱きしめてくれないか?」
(こいつなんか無茶苦茶かわ
いいこといってるんだけど!?)
その結果目撃することになったもの。それは、いつもはひねくれたことをいってからかってくる彼女が普段と全く異なる甘えた声で自分に抱き着いて頬擦りしてくる姿だった。
「ふわぁぁぁぁ、幸せだなぁ……普段は、大和にこんな姿はみせれないからね……もしも、こんな私を見られたら恥ずかしさで死んでしまうよ」
(でも、催眠術かかってないってばれたらやばそう……)
そして二人の恋物語は催眠術をきっかけ動き出すのだった
カクヨムにも投稿してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 12:56:20
108080文字
会話率:67%
めちゃくちゃ面白い小説を書いてやろう、と息巻いたものの、文章を打ち込んでいるときにとても恥ずかしくなり断念してしまいました。創作活動をされているすべての方は創造神です。尊敬します。じゃあこの投稿は恥ずかしくないの?と聞かれると難しい所です。
しいて答えるなら、自分も創造神の1人になりたいという欲求が勝っているうちは恥ずかしくないです。ただ、数年後、こんな投稿をしたな、いや、してしまったなと黒歴史になり恥ずかしくなることは確定してるので、未来を考えると恥ずかしいです。例えこれがしょうもないインフルエンサーの目に留まりバカ売れしたとしても恥ずかしいです。創作は自分の恥部を見せているようだなと感じます。
恥ずかしさのあまり多弁になってしまいましたが、ただ私が感じたこと、思い出したことを書くだけの備忘録だと思っていただければいいと思います。エッセイの面の皮を借りた備忘録です。ハーレムは存在しません、転生もしてません、パーティーから追放もされてません。あとすごい能力も持ってません、残念。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 12:32:13
1170文字
会話率:0%
靴底大事?! 注意喚起?!
最終更新:2021-02-18 17:02:22
482文字
会話率:0%
恋愛物を書くときは恥ずかしさのあまり性転換せずにはいられません
キーワード:
最終更新:2021-02-03 20:24:28
561文字
会話率:0%
気恥ずかしさのあまり、無視してしまう。
最終更新:2021-01-24 23:46:34
1160文字
会話率:40%
「どうしてこうなった……?」
今朝、キヨシは異世界に住む誰かの身体へ、転生してしまった。
しかもまだ小学生くらいの子供にだ。
生憎とその日は、魔法学園の入学式。
なすがままに式典を迎えてしまうキヨシ。
さらに、この世界の魔法
の唱え方に驚愕する。
飛び出る火球を『はみ出る毛』と唱えるのだ。
水を生み出す時には『艶やかな毛』とも。
そよかぜ風を起こすために『縮れた毛』とも叫ぶ。
自称ムダ毛フェチのキヨシでも、言葉に出すと恥ずかしさがある。
せっかくの魔法が使える世界が、とんだ世界にきたものだ。
彼にとって、この世界は天国なのだろうか。
はたまた、地獄なのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 00:38:34
3651文字
会話率:25%
37歳引きこもりの俺は、母親に女装オナニーを目撃され、恥ずかしさに耐えられず家出することにした。
ごみ捨て場で、美少女アンドロイドが捨てられているのを発見した俺は、修理しようと持ち帰ることにする。
ちなみに、俺の時代は、アンドロイドは
自動車と同じくらい普及していて、どこにでもあるものだった。
修理したアンドロイドに、マリと名前を付けて、二人でアパートを借りて生活を始める。
やっとお互いなじんできたころ、マリをディナークルーズに誘ったが、その船が何者かに攻撃されて、沖合で沈没してしまう。
もちろん俺も海中に放り出されて死ぬはずだったが、気が付いたら、遥か遠い未来の廃墟になったとある校舎にいた。
マリの体になって。
そこで、自分のことをお姉ちゃんと呼ぶ女性に出会い、帰るあてのない俺は、彼女の家に居候として生活することになる。
この世界は、”かみ”により厳密に管理がされており、”天の裁き”として、予告なく人の命を奪い、また大量の生産物を”かみ”の国”バシレイア”へ納付しなければ、生きていけない世界だった。また、人外の生物、いわゆるモンスターも発生して、人の生活をおびやかしていた。
でも、いつかマリア様が現れて、バシレイアを地面にたたき落とし、世界をもとの姿に戻してくれるという昔話がある。
この話は、マリア様と勘違いされた俺が、世界をもとの姿に戻すために、そしてできれば元の世界に帰るため、バシレイアに行き、”かみ”を倒しに行く話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 05:36:42
389665文字
会話率:28%
陽翔と美空は恋人同士。
付き合ってまだ5ヶ月…間には少し気まずさも恥ずかしさもあり…
二人のキュンと甘い短編ストーリー…
最終更新:2020-09-26 16:24:19
370文字
会話率:67%
陽翔と美空は恋人同士。
付き合ってまだ5ヶ月…間には少し気まずさも恥ずかしさもあり…
二人のキュンと甘い短編ストーリー…
最終更新:2020-09-26 16:20:36
482文字
会話率:71%
自分の造った設定、つまり黒歴史ノートに転移してしまった朝倉澪。
時に悩み、恥ずかしさに襲われ、翻弄される!
なんとか生き抜いて、エンディングを迎えるの!
最終更新:2020-08-12 23:35:00
863文字
会話率:41%
『タイミングについて』
分かり過ぎるくらい分かる様な、自己と相手のタイミングについて。恥ずかしさやズルさから、タイミングを外すことが多々あるという、自分の性格の一部の文章。
最終更新:2020-07-07 15:48:19
411文字
会話率:25%
人は誰しもかくしごとをしている。
やましさ、恥ずかしさ、いろんな理由があるだろう。
24年間恋愛経験のない僕にも、そして少女にも。
最終更新:2020-07-04 22:59:58
559文字
会話率:24%
服装や言葉遣いなどが男っぽく周りから『男女』と呼ばれ続けてきた一人の少女がいた。
本当は誰よりも女の子らしく振舞いたいけれど、恥ずかしさからそれを実行できずにいたが中学校の卒業を機に地元を離れ、今までの自分を知る人のいない遠い場所の高校を受
験することを決意する。
これから始まる新生活で憧れていた女の子らしい自分で高校生デビューをするはずが、偶然にも世界征服を企む秘密結社の存在を知ってしまう。その秘密結社に記憶を消されかけた時、秘密結社の幹部の一人であるドクターが開発した魔法男の娘変身ステッキに何故か女の子であるはずのその少女に反応して魔法少女へと変身してしまう。そしてそのまま秘密結社同士の戦いに巻き込まれていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 00:06:15
130516文字
会話率:51%
僕――雪名雅之(ゆきな・まさゆき)は、どこにでもいるマンガ好きの高校生。
性格は大人しく内気で、クラスでも目立たない……いわゆる、陰キャラである。
ある日、そんな僕の読んでいる漫画に興味を示したのは、クラスでもカースト上位の存在、
モデルをやっていると噂されるような美貌の今風ギャル、大久保新菜(おおくぼ・にいな)だった。
別次元の存在とも思っていた新菜に誘われ、彼女にお勧めの漫画を紹介する事になった僕。放課後、二人きりで本屋に行き、そのついでにゲーセンに寄ったり、思いがけず楽しい時間を過ごしてしまう。
もしかして彼女、僕に対して少なからず好意を抱いているのかも……。
あまりの良い雰囲気にそう思い込んだ僕は、帰り際、勇気を出して新菜に連絡先を交換しないかと持ちかけたのだが……結果、爆笑されてしまった。
「あははっ! まさかユッキー、あたしがユッキーのこと好きだとか思ってる!?」
図星を突かれた僕は、新菜に散々『チョロい』と馬鹿にされ、バイバイされてしまった。
その日の夜は、恥ずかしさと悔しさで悶えて眠れなかった。
やはり彼女と僕は別世界の住人、これからはまた通常通りの日常が再開するんだ……楽しい記憶だったけど、もう忘れよう、と、そう決心した僕。
しかし翌日、新菜にそんな僕の気持ちを正直に伝えたところ……何故か彼女が事あるごとに僕に絡んでくるようになったのだ!
お昼の時間には探し出されイジられ、放課後は帰った後に追い駆けてきてイジられ、挙句うちに乗り込んできてイジられ……。
これは、ひょんな事から関わってしまったクラスメイトのギャルに、チョロいオタクの僕がモテ遊ばれ続ける物語。
「ユッキー、本当チョロすぎ~」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 22:00:00
18357文字
会話率:36%
王国でクーデターが起きた夜、一匹のドラゴンは森で人間の子供を拾った。
ワンパク、どころか常識を超える頑丈生物に育った少年は行方不明の王子を捜していることを知る。
養父の竜に連れられて人間の国へ(物見遊山に)旅立つ……
とまあ、お約束の陰謀に
続きます。
電撃大賞落選(1次落ち?)の原文のまま投稿します。
更新日は2003年8月となってるから第10回あたりだったでしょうか。
今、読むと恥ずかしさで爆発しそうなくらいの出来でした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 22:42:00
115383文字
会話率:60%
ただの自分の思い、誰にも載せたくない
その思い、正直読まれたくない、恥ずかしさの心
だけど、心の内を書いていた自分の今の自分は
正直恥ずかしさだけど、
炎の心を持っていたのか…
最終更新:2020-01-02 12:09:46
908文字
会話率:0%
幼い頃の僕は、体が弱くて周りの同世代の子達と交われずに何時も一人で遊んでいた。
母も父も独りぼっちの眞を気にしていたが、眞は変わらずいたってマイペースに一人遊びをしていた。。
そんなある日の事、公園で一人で居る眞に声を掛けてくる少年がいた。
眞は、最初は恥ずかしさと気の弱さで返事すらできなかったが、笑顔で誘う少年の強引さに負け一緒に遊ぶようになった。
公園に行くとふと現れる少年と言葉を交わす間柄になり一日一日と心を許せる相手となり過ごす時間と共に
少年と遊ぶことが楽しくなり走ったり体を動かして遊び一緒に過ごす事が多くなっていった。
体を動かすことで、体力もついて病気をすることも減っていき元気になる眞を見て父も母も喜んでいた。
出会った秋から季節が何度も変わりゆき2度秋が過ぎた頃、丁度小学校3年に上がる前の年のクリスマスに少年から突如別れを告げる。
眞は、突然の事に訳も分からず体の半分を失ったように感じて、その場で泣きじゃくった。
悲嘆にくれた眞だったが、時が過ぎ涙も忘れた頃には新しい友達も出来て寂しさも少年の事も季節が変わる度に薄れていった。
何度目の秋だろうか、あのころとは違い活発で生意気な少年に育った眞は。あの別れから5年経ち中学生になっていた。
秋の終わりと共に現れた思い出の少年と眞は、再び出会い不思議な経験をしていく。。
◎この物語は、日本古来の個性的な神使達と人との縁と不思議な物語である。
※神使とは、新道においての神の使い、もしくは神の眷族で神意を代行して現世と接触するものと考えられる動物。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 08:59:23
10637文字
会話率:31%