舞台は「操言(そうげん)の力」によって万物に干渉できる「操言士」が人々を守り支える国、オリジーア。ごく普通の町娘だった紀更は先天的にしか持てないはずの操言の力をなぜか後天的に宿し、急遽見習い操言士となった。師匠の王黎(ワンリー)と共に修行の
旅に出た紀更は、旅に同行する傭兵のユルゲンにゆっくりと恋をしつつも一人前の操言士になっていく。しかしそんな紀更たちの前に、世界を脅かす謎の組織が現れる。二人の愛が謎の組織に対抗する時、人間と神様の物語にようやく終止符が打たれる――。「17歳少女×28歳傭兵」の年齢差恋愛を軸にしつつ、「旅をしてやがて世界を救う」というRPGっぽいテイストで展開するオリジナルファンタジー恋愛小説(ハッピーエンド)です。戦闘や流血、人が死ぬ描写が予告なくあるのでR15指定しています。全20話(約178万文字)で2026年4月に完結予定(他サイトにも掲載あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:24:42
817832文字
会話率:49%
二千X X年、突如世界各地に降り注いだ黒い隕石群により発生した異形の怪物により世界は大きく変わった。隕石群より現れた怪物は人間を積極的に襲った。従来の銃火器では歯が立たず、軍隊もなす術なく蹂躙された。
その異形の怪物を生み出した災害は『
天災』と呼ばれ、その怪物は『ボイド』と呼ばれる様になった。
多数の命が失われ、数多の人が露頭に迷い、世界は混迷を極めた。人類はあらゆる手を尽くして、とにかく出来るだけの対処が施され、世界がようやく落ち着いたのはボイド出現から約十数年の月日が過ぎた頃だった。
その十数年の月日の中で人類はボイドに対抗すべく対ボイド用兵器を生み出した。その名は──『戦乙女(ヴァルキリー)』。
戦乙女は人を素体とし、黒い隕石群から採取した特殊鉱物と更に近年存在が判明した魔術を盛り込むことで通常兵器では倒しきれないボイドを撃破すること可能となった者の事だ。
そして、その戦乙女の半身とも言える存在が『ハウンド』である。
これは少し独占欲が強い戦乙女とその相棒であるハウンドの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:00:00
347873文字
会話率:46%
主人公オーマ・ロブレムは、大陸一の大国の軍人。職業軍人として、戦地で戦う彼に妙な命令が下りる。それは、複数の女性を口説き、籠絡しろというもの。聞けば、その女の子たちは、魔王に対抗できる勇者の素質を持つ者だという。「何故自分が?」と、疑問を持
つも、引き受けることになるが、自分が選ばれた理由に気づき、死の運命が待っていることを知る。絶望したオーマは、自身が生き残るため、その作戦を利用して、勇者候補の女の子達を口説き仲間にして、帝国に反逆する。
この作品はカクヨムとノベルアップ+にも掲載します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 00:10:00
1308228文字
会話率:47%
...ボクは人生切羽詰まった高齢人文ポスドク。人間の女性の姿で生まれ変わったウォーシップ達のアドミラルに何故か選ばれた。基地のある場所は異界にある幸せの島、彼女らは第二次世界大戦の艦ではあるが神話の力で動いているので現在の軍隊では対抗できな
い...
主人公が異なる歴史を背負う異なる国々の軍艦(=Warships)たちの指揮官に選ばれて彼女たちと関わることで自らの来し方行く末を見つめなおす物語...にしてみたいのですが基地のある場所が逃避願望の対象であり快楽原則の支配する小空間なのでそこまで潔い話になるかどうか...
ジャンルは艦船擬人化ものということになると思いますが、ミリタリー特化では無く、歴史やファンタジー、SF要素を雑食的に取り入れています。ハードな知識を楽しもうと考えて読んでくださる方には違和感があるかも知れません。
現在のところは性的描写はありませんが、今後の自由度が欲しいので一応R15推奨に分類させて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:04:13
83984文字
会話率:41%
怪物「オドロ」と、それに対抗できる唯一の存在である「魔法少女」たちが現れてから十三年。主人公・陽田ひよりは、魔法少女オタクとして平和を享受していた。
そんなある日、ひよりは生まれて初めてオドロに襲われる。絶体絶命のピンチに現れたのは、最推し
の魔法少女である「レオ」。この日の出来事がきっかけで、ひよりの人生は激変することになる——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:00:00
6955文字
会話率:44%
世界は焼かれた――
変貌した地球に現れるは敵性存在「グリム」。
かつての世界の面影が残る星でグリムに対抗するは「魔法」を得た人々。
だが主人公は魔法が使えない。
ただし、とある道具を介してようやっと魔法を使用できる貴重な人材でもある。
恋
する相手である少女を伴い、主人公は地球を今日も往く。
異界化した星で生き残れ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:00:00
111456文字
会話率:42%
人間と異なる種族、妖魔の青年・漆葉境は、とある事情から人間に擬態して大学生活を送っていたが自堕落な生活が災いし、留年の危機に陥る。大学の救済措置の条件をのみ故郷碧海市に戻った矢先、自分の妖魔としての姿そっくりな偽物に襲撃される。その窮地を土
地神と呼ばれる人間の少女・白神夕緋(しらがみゆうひ)に助けられ、物語が動き出す……
漆葉が街を離れてから、偽物が幅を利かせ人間に対抗する為の武装と言われる刀・『桜の命』も土地神が持っており、両親から奪還をお願いされる。
しかしあることがきっかけで、漆葉こそ碧海市の土地神であることが発覚し、ゴミを拾わなければ擬態から元の姿へ強制的に戻る身体になってしまう。
果たして漆葉はどうなってしまうのか!? そして、留年は回避できるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:31:46
810953文字
会話率:49%
神様は気まぐれだった。
病気や災害をもたらしながらも、人間の進化を楽しんでいた。
だが、次第に人間が次々と病に打ち勝つ姿を見て、苛立ちを覚えていく。
神は新たな試みを決意する。
人間を滅ぼすのは病気ではなく、人間自身だと。
こうして生み出
されたのが、『病人』――病の力を操る異能力者たちだった。
時は流れ、病人と人類の戦いは続いていた。
病人に対抗するため結成された組織『ホスピタル』は、医療の力を駆使して人々を守り続けている。
そんな世界で生きる中学3年生の進藤カイリと双子の妹アイリ。
医療専門の学校に通う彼らは、日々病人の脅威と隣り合わせの生活を送っていた。
ある朝、街で発生した爆発事件のニュースが流れ、不安を覚える二人。
「お兄ちゃん、何かあったら私が守ってあげるね!」
そんな軽口を叩くアイリだが、カイリの胸には拭えない違和感があった。
病気になると病人になるという恐怖、病人に立ち向かうホスピタルの存在、そして“白い塔”と呼ばれる施設に入ったきり戻らない父親の記憶――。
当たり前の日常の裏に潜む違和感。
それはやがて、カイリの運命を大きく揺るがすことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:00:00
30562文字
会話率:31%
「神なんていない…」
そう涙を流した少年──エレアスは、自らの家族を殺した[悪魔]に復讐することを誓った。本当に神様がいるのならば、こんな残酷なことが許されていいはずはない、と。
[悪魔]への対抗手段を模索する日々。けれども弱い魔術しか使
えない少年1人では[悪魔]どころか[魔物]すら倒すことができなかった。
そんなある日、少年は不思議な生き物に懐かれる。[悪魔]でも[魔物]でもない小さな不思議な生き物。彼はそれにティオと名付けた。
しかしこの出会いが、エレアスとティオの運命を大きく変えて行くことになる。果たしてそれは──偶然か、必然か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:00:00
109028文字
会話率:39%
鈴鹿和三郎は警視庁公安8課に移動になった。所属部署があるという場所がなぜか、小泉八雲記念公園。そこで同僚だという女子高校生・淡島ハルコと出会った。和三郎はハルコに導かれるまま、公安8課へと誘われる。そこは、案の定、資料室みたいな薄暗がりな場
所で、お約束通り通常の警察業務からは逸脱した業務に従事していた。対オカルト犯罪に対抗すべく組織された公的機関。怪しげな人々が跳梁跋扈する、特殊な業界の中でも大手と言われる組織だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:45:07
238512文字
会話率:46%
『警視庁特異事案対策室』──そこに、怪異がある限り。
犯罪でもなく、事故でもない。それでも「説明のつかない事件」が、日常の影に潜んでいる。
警視庁に正式な記録は存在しない──
だが、確かに"それ"に立ち向かう者たちがいる
。
彼らの名は 特異事案対策室──通称「特対室」。
表向きには存在しないこの組織は、異常現象、都市伝説、未解明の怪異を極秘裏に調査・処理するために設立された。
その任務は、「怪異を封じ、社会の均衡を保つこと」。
だが、怪異に対抗できるのは、"選ばれた者"だけ。
特対室に所属するのは、かつて怪異と接触し、"恩寵"と呼ばれる特異な力を得た者たち。
そして今、一人の女子高生が、その闇に足を踏み入れる。
社畜JK、やさぐれた元公安、元鑑識課の分析官、人と怪異の境界に立つ者、元機動隊の鬼教官、そして現代の陰陽師…彼らはそれぞれの"恩寵"と"経験"を駆使し、怪異に立ち向かう。
特対室が追う怪異は、ただの幽霊や妖怪ではない。
都市伝説、呪い、未解明の現象──それらは人の「恐怖」「願望」「憧れ」から生まれる。
「さぁ、始めましょうか。
この世界の"裏側"へ、ようこそ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:10:00
268202文字
会話率:31%
──彼女は誰にも渡さない。
物心つく以前よりルージュという名の女吸血鬼に囲われていた少女は、魔物を専門とする狩人の女性ペリドットに保護され、カッライスと名付けられた。
ペリドットのもとで人間らしく生きる術を学ぶことになったカッライス
は、同じくペリドットに保護されていた人狼の少女アンバーと絆を結んでいく。
アンバーと共に成長する中で、魔物と人間の種の違いを学びつつも、カッライスは魔物に対抗する術を身に着けていく。
やがて成長し、対魔物用武器の所有資格を持つ狩人となったカッライスは、自分の育ての母でもある吸血鬼のルージュをひたすら追いかけ始めた。
彼女の命が他の狩人たちに奪われないために。
※毎週金曜日に更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:00:00
396444文字
会話率:29%
正和初頭 帝国は未曾有の危機に瀕していた。
国内各所において出現する妖鬼、いわゆる魑魅魍魎や怪異と呼ばれる存在が出現し、町民をおびやかしていた為だ。
帝国としても、それらに対抗する手段を得なくては、国が崩壊する。
よって、それら妖
鬼に対抗すべく、帝国は陸軍にある部門を設立した。
そして、国は設立されたその名を『妖鬼殲滅隊』と呼称した。
妖鬼殲滅隊は順調な成果を挙げた為、妖鬼の数は無事減少した。
しかし、未だ妖鬼の出現理由は判明せず、有事に備えるべく、各都道府県には妖鬼殲滅隊用の支部が置かれることとなった。
そして、正和12年3月……新たに妖鬼殲滅隊に志願する若者が現れた。
彼女の名前は浅倉上乃。
帝国陸軍士官学校首席の彼女は、妖鬼の殲滅だけを夢見て日々鍛錬をしてきた。
そして、ついに今日、待ちに待った帝国陸軍士官学校の卒業式が行われる。
合わせて、本日幹部候補生30名には卒業配置先が発表される。
浅倉たちは今か、今かとその時を待ちわびているのであった……。
――――――
本作品は二次創作ではありませんが、ある作品をオマージュして作成されています。
物語の初めの方を読まれると、「あっ」っと思われる方もいるかもしれませんが、全くの別作品です。
王道と呼ばれる作品を作り出したクリエイターは凄いですが、それをオマージュして色々な作品があると思いますので、温かく見守ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 14:10:00
267368文字
会話率:39%
魔法×パワードスーツ 〈我が身を纏え!変身!〉
魔法が発達した世界、オリュートス
異次元の彼方から現れた生命体、通称“妖魔”によってオリュートス各地に壊滅的な被害をもたらし、国や文明や文化すら破壊し尽くす
人間、亜人、かつては人類と対立し
ていた魔族、様々な種族が垣根を越えて妖魔と対抗し、いつしか“妖魔大戦"と呼ばれた
魔法の鎧、魔装鎧〈パワードスーツ〉を纏いし12人の騎士達が妖魔を退け、妖魔大戦を終わらせた
人々は彼ら英雄を"十二騎士"と呼び、讃えた
国や文化、多くの技術技法、多くの魔法を失い、大勢の犠牲を出した妖魔大戦終結から100年以上経過した
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 13:04:01
21441文字
会話率:57%
現実そのものを“書き換える”能力を持つ少年が暴走を始めた。
その力により、全てが変化していく中、対抗するのは一人の探偵──ナズナ。
彼女の手には、「勝利を記録する力」があった。
書き換えられた世界で、真の“設計者”となるのは誰か。
最終更新:2025-05-16 11:34:00
1631文字
会話率:35%
吸血鬼に支配されつつある社会。対抗手段は吸血鬼と「番」関係を結び、吸血鬼と命を共有することで得られる力を以て戦うこと。
対抗組織を率いる天才科学者・ハスミは戦闘中に若い吸血鬼・アスカと出会い、吸血によって番関係を結ぶ。ハスミと出会って初めて
吸血をしたというアスカは、出生に秘密があって――。
組織の他のメンバーは、人工的に番を誕生させた生物学者のシドウと人工吸血鬼のリク、人間と吸血鬼として生まれた双子の姉弟のツバキとヒイラギ。3組の番の力を以て吸血鬼に対抗していくバトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 11:28:55
9708文字
会話率:66%
高校二年生のしがない主人公・織原剣(おりはら つるぎ)は、能力を持って生まれることがほぼ当たり前の世界で、無能力であることを受け止めきれずにいた。彼は能力に憧れ、世界中で問題となっていた土地神(とちがみ)の暴走に対処する土地神対抗軍で戦うこ
とを夢見ていた。
そんな彼は、ある日偶然にも現代最強の能力者の彩村四季(あやむら しき)と、優れた能力者である氷織冱瑠(ひおり いる)と出会う。能力が無い彼を取り巻く環境は、次第に変わっていき………
人々を神隠しにする土地神と、そんな土地神に挑む能力者との間に繰り広げられる死闘を描くダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 10:00:00
14155文字
会話率:64%
魔族と人類が対立する世界。
お互い干渉せずにある程度の平和が保たれていたが、
魔王が侵攻を宣言したことで、魔族と人類の戦争が始まる。
人類の中心である王国は各国の上位冒険者を集め、
人類最強の戦闘集団(通称ADK)を結成して魔族と対抗してい
た。
ADKに選ばれなかった冒険者ラウジディー・ウィルギスは、
些細なきっかけで王国から目を付けられ、王命を与えられる。
"魔王の側近である、魔族軍の最高幹部を討伐せよ"
成し遂げることのできない命令に従うため、
歴史に残らない冒険を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:37:10
21612文字
会話率:27%
【毎週火・木の17時頃に更新予定(ネオページからの転載です)】
とある世界の日本では異世界と限定的につながった結果、未知なる場所へと旅行できるようになった…なんてことはなく。
空間の歪みからモンスターが生じるようになり、人々はその対応に追わ
れるようになったのだ。当初は警察や軍隊が対処していたものの、モンスターは日本全国に広く出没するようになり、その中には日本の武力では対応が難しい存在もあったため、生存圏の大幅な縮小も覚悟していた。
しかし、そんな状況に生まれたのが『ヒーロー』であった。
彼らはこれまでの人類では考えられなかった、それこそアニメや特撮でしか見ないような力を発揮、モンスター対抗の手段として日本に希望をもたらしたのだ。
圧倒的な身体能力で格闘戦を行うもの、まるで魔法のような不思議な力を使うもの、ヒーローはいずれも強力なモンスターに対抗できる唯一の存在となり、やがて日本は平和を取り戻していった。
そして時は過ぎ、ヒーローはモンスターを撃退するだけでなく、その様子を撮影して動画を投稿、それ以外の方法でも収益を得られるようになり、職業としても認知されていた。
さらにそうしたヒーローたちをサポートする名目で様々な団体や企業も生まれ、中でも『ヒーロー安全推進協会』は中心的存在となっていた。
当初はヒーローたちが活動しやすいようにと生まれたものの、現在は多くの利権が集中して腐敗が進み、それはやがてヒーローたちにも伝播していく。
利益優先の思想が広がった結果、派手な魅せ技を使って被害を拡大したり、知名度を悪用してステマやネットワークビジネスに加担したり、本来の意味でのヒーローはいなくなったと嘆く人々もいたのだ。
それでもヒーローは日本にとって欠かすことのできない存在であり、また、憧れる人間も多いことから今も増え続けていた。
そんな世界に新たに生まれたヒーロー、その名は『ブレッド・ノヴァ』。
彼女の目的はとてもシンプル、それは『実家のパン屋を支えるために自分が稼ぐこと』だ。
ヒーローに対して愛着もなければ憧れもなく、さらには特殊な能力もない彼女は今日も(強めの)パンチとキックで敵を叩きのめす。
そんな彼女を取り巻く存在は悪の女幹部、女サイボーグ、魔法少女!?
みんな違ってみんなヒーロー、痛快だけどちょっと世知辛いガールズヒーローアクション小説、始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 18:22:02
31454文字
会話率:34%
それは突然に、ダンテミリオの妹、アリスが死亡した。
姉であるアリアが急死した妹のために、世界に10ある禁忌の1つを破り、アリスを幽霊という形で世界に留めることに成功した。
そんな2人はアリスの死亡という理由で休学していた学園に復帰し、再度学
園生活を送ることになる。
迂闊で小動物的な姉にハラハラしながらもサポートするアリスと、妹の死の理由を探すアリア。
2人の通うメイガル学園の中にアリスの死の理由があると確信しているアリアは時に笑い、時に泣き、時に数少ない友人と一緒に、そしてアリスと協力して、学園に潜む悪意に立ち向かう。
そんな学園生活を送るのだけれど、そんな折、アリアはある生徒がアリスの死にかかわっていることに気が付き、その生徒を追い詰めるのだが、アリス殺害の理由がひどく幼稚で、あまりにも勝手な理由であることに、その生徒と戦うことをアリアは決意する。
しかしその生徒もまたアリアに対抗し、あらゆる手段を用いて彼女を殺そうとするのだが、しかしその生徒は知らなかった。
学園一の才女ともてはやされていたアリスとその才能の搾りかすと呼ばれていた姉であるアリアの才能を知らなかった。
アリアの禁忌とは魂への干渉――誰もが踏み入ることのできない絶対唯一にして、最も優しく冷たい魔法。
アリアの力を見極めることのできなかったその生徒は、彼女の逆鱗に触れたことで、その魂に永遠ともたらされることのない熱を求めて彷徨うことになることで決着がついたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:52:21
94658文字
会話率:66%
世界には魔物とそれらを従える魔王が幾人もいた。
彼らは時に残虐に、時に圧倒的理不尽で世界を犯していた。
そんな魔の者に対抗する世界の希望、それが勇者だった。
おっさんは、勇者パーティーに所属する35歳、若い勇者と御子、盗賊の少
女を大事大事にしていた。
あやゆる家事を受け持ち、時にはわけのわからない世界からの贈り物、ギフトを行使して勇者たちを守っていた。
そうして勇者パーティーにつくしていたおっさんだったが、その日突然勇者直々にパーティーを抜けてほしいと宣告されるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 16:18:18
33762文字
会話率:64%