あらすじ
異世界に飛ばされた高校生・琴吹阿蓮は、過酷な冒険や強敵との共闘の末にロビネル帝国の魔の手から王国を救い出した。そしてその果てに会得した最終魔法・『異世界転移』で現代に帰って来ることが出来たのだった。
しかし、帰ってきた
現代は元々生きていた時代から百年間も経ってしまっていた。
科学技術は想像の及ばないほど高度なモノへと進化し、それは二対の世界的巨大企業によって管理されていた。
身寄りのない阿蓮は廃工場に住み込み、日銭を稼ぎながら暮らす。
何度試しても、異世界の魔法は使えないようだ。異世界を救った大賢者もどうやらここでは只の一般人らしい。
そうして明日のバイトの為に眠りにつこうとしたそのとき、廃工場に大きな炸裂音が響いた。
崩れ落ちるトタン屋根。跳ねながら転がる鉄パイプ。
その先に見えたのは複数人の黒スーツ。そして多勢に無勢な一人の女の子だった。
敵うかどうかなんて知ったこっちゃない。魔法だって使えない。
でも傷ついた女の子を見捨てるようじゃ、アッチのみんなに顔向けできない!
……あ、そういえば忘れてた。最終魔法は体内の魔力を全て搾り取るから、しばらく魔法は使えないって言われてたんだった。
「――ルーン・ホワイト」
そうして夜の世界は閃光に包まれた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 19:02:33
20361文字
会話率:41%
大学生の小春(こはる)は、顔がいいというだけで学食にいた浅比(あさひ)をサークルの飲み会に誘う。二人で抜け駆けしようとするが上手くいかず、浅比は先に居酒屋を出ていってしまう。自分の思い通りにいかないことに苛立ちを覚えた小春は、浅比の家に上
がり込んでやろうと後を追うが、彼が住んでいたのは、雲河(うんが)と呼ばれる法が及ばない区域だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 22:21:01
89666文字
会話率:29%
〈異能力〉が一般に知れ渡り、〈能力者〉が当たり前に認知される、そんな変化が突然に起きた世界。
それは、とある一つの大事件から始まった。
世に《狂気聖餐:首都異界化事件》と呼ばれる日本の首都である東京の異界化は、日本に停滞した破滅の領域を
刻んだ。
それはとある宗教団体が運営していた企業の研究部門より生み出された禁忌の命【ホムンクルス】の研究員の研究成果の異能力の発露によりなされた。 そして、現地から救い出された少女が一人。
彼女は黙して語らず、報道は彼女を追求したが遂には彼女はとある高貴な家柄の"お嬢様"に頼り、悉くを打ち払い、襲撃にはその異常な肉体能力ですべてを沈めた。
そのときは彼女の一生の中では余りある程に長く、然してたったの六ヶ月のことだった。
周りの何者にも決して正体を明かさない〈正体不明:アンノウン〉【咎女 禊】
外部の人間には理解が及ばない程に謎に包まれた《詩音家》の令嬢〈原理不明:トゥルー〉【詩音 糸冬】
ある日二人は出会い、そして禊は怪奇な感覚に魘われる。 それは、あるはずもない彼女...詩音 糸冬への既視感だった。
不思議に思う禊は接触を諮り、互いに初めての友柄となる。
一年後、知識を培ったその少女は与えられた名前を名乗り、中学教育のすべてを十日で学びとり異能力研究の中心である〈詩音高等学校〉へと進学し、唯一人の学生〈生徒監督委員会〉として活動し、恐れた者たちは次々に彼女から離れていった。 そして生徒会役員が彼女のみとなった、彼女が【異界】より現れたその二年後、彼女ら二人は地頭はいいのに言動が残念と評判のムードメーカー【詩樹 伽織】を加え
【詩音 糸冬】の学園支配を手伝うこととなる。
果たして、謎に包まれたお嬢さまの目的とは...?
そう不思議に思っていた二人に、なんとあのお嬢さまからとあるVRゲームの機材一式をプレゼントされる。
夏休み期間を利用してゲームの世界で繰り広げられる大冒険...!
かと思いきや、なんと其処は【機械】【人造人間】【混沌の眷族】が跳梁跋扈し人類の行く末を勝手に争奪する最悪の世界!
【ガチサバイバル ✕ 魔法文明:ポスト・アポカリプスVR /Chaos → guilty】の舞台を少女たちは駆け回る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 22:40:59
51760文字
会話率:63%
古代メソポタミアの神話の一つ『ギルガメシュ叙事詩』を題材に、つくりました。
本家『ギルガメシュ叙事詩』には到底及ばないと思いますが、神話っぽい雰囲気や詩のようなリズムが感じられる作品を目指してつくりました。
この詩を『ギルガメシュ叙事
詩』の邦訳を手がけられた矢島文夫先生や月本昭男先生、戯曲『ギルガメシュ』の著者で哲学者の故・梅原猛先生、『詩人の冒険・音韻訳ギルガメシュ』の著者である川崎隆司先生、古代メソポタミア料理の研究・再現を行っておられる「音食紀行」の遠藤雅司先生をはじめ、古代メソポタミアを愛するすべての方に捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 17:55:34
1445文字
会話率:0%
「貴様との婚約を破棄する!」学園の卒業パーティーにて皆の前で私は王太子に婚約破棄されてしまった。いくら私が出来損ないと言われているからといってそんな!普通は泣き叫ぶか、許してくれと懇願するかそんなところだと思うのだが、「ヤッターーーー。バン
ザーイ」私は喜びのあまり飛び上がっていた・・・・だってこの王太子、良いのは顔だけ。いろんな女にうつつを抜かす超遊び人なのだ。しかし、悪巧みを働く力はあるみたいで、あろうことか私を修道院に送る途中で襲わせて慰み者にしようと企んでいたみたいで、ほう、私に対してそのようなことをしようとするとは・・・・。私自身、剣は兄に相手にされず、魔術は姉の足元にも及ばない、辺境伯の出来損ないなのだ。でも、我が武の名門辺境伯の令嬢として、受けた辱めは相手をぶった斬って晴らします!出来損ないの私に出来るのかですって? そんなのやって見ないと判らないじゃない!
南国と国が共同して我が領地に攻めてきたり、帝国皇子がやってきて纏わり付いたりもう大変。でも諦めずに前に向いてがんばります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 07:57:59
107084文字
会話率:39%
我の名は『バハムート』。
ドラゴン族の中でも珍しく、黒い鱗を持って生まれた。
自他ともに認める最強のドラゴン、のはずだった。
どうやら我は、自分が思うほど強いわけではなかったらしい。
意識を失う前、我の瞳に最後に映ったのは、我に
向かって剣を振り下ろす人間の姿。
人間の力など我の足元にも及ばない。
そう侮っていたのだが……不覚。
そして、屈辱。
薄れゆく意識の中で思った。
もしも生まれ変わっても、この誇りだけは失いたくない、と。
そして今。
「今日は転校生を紹介しまーす。
馬葉ばはくん。自己紹介してねー」
「む。『馬葉 夢人(ばは むうと)』だ。よろしく頼む」
我はどうやら、人間に転生してしまったらしい。
※この作品は、異世界転生ファンタジーではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 11:58:14
3879文字
会話率:13%
十年ものあいだ人々を癒し続けていた聖女シリカは、ある日、婚約者のユリアン第一王子から婚約破棄を告げられる。さらには信頼していた枢機卿バルトルトに裏切られ、伯爵令嬢ドーリスに聖女の力と王子との婚約さえ奪われてしまう。
元聖女となったシリ
カは、バルトルトたちの謀略により、貧困国ロンダリアの『愚醜王ヴィルヘルム』のもとへと強制的に嫁ぐことになってしまう。無知蒙昧で不遜、それだけでなく容姿も醜いと噂の王である。
そんな不幸な境遇でありながらも彼女は前向きだった。
「陛下と国家に尽くします!」
シリカの行動により国民も国も、そして王ヴィルヘルムでさえも変わっていく。
そしてある事件を機に、シリカは奪われたはずの聖女の力に再び目覚める。失われたはずの蘇生聖術『リザレクション』を使ったことで、国情は一変。ロンダリアでは新たな聖女体制が敷かれ、国家再興の兆しを見せていた。
一方、聖女ドーリスの力がシリカに遠く及ばないことが判明する中、シリカの噂を聞きつけた枢機卿バルトルトは、シリカに帰還を要請してくる。しかし、すでに何もかもが手遅れだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 17:21:37
105699文字
会話率:25%
主人公、レインは七歳。
そんなレインは七歳にしてすでに世界に絶望していた。
彼が生まれ落ちた世界では三つの階級が存在する。
貴族
平民
奴隷
貴族として生まれた者は、輝かしい未来が約束され、平民として生まれれば、それなりの将来が約束され
ている。
だが奴隷にあるのは暗い未来。
レインの身分は奴隷。
いつも平民にイジメられ、屈辱の毎日を生きていた。
しかし友人のウェイブの言葉により、今の生活を打破することを決意する。
平民ほど成長することもできず、貴族には足元にも及ばないだろう。
だがレインは、ひたすらに強くなることを心に決めていたのだ。
※主人公が強くなるのに時間がかかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 12:00:00
101511文字
会話率:35%
王立学園を卒業し領地へ帰ってきたアーリャは、辺境伯である父が行方不明になったことを知る。
周囲が慌てる中、父の無事を確信している彼女のもとに、伯父と従兄弟がやって来て、父に代わって辺境伯を継ぐと言い出した。
このままでは家が乗っ取られると思
い、アーリャは全力で阻止することを決意する。
実は、彼女は他人が足元にも及ばないような能力を持っているが、面倒ごとに巻き込まれないよう人前ではずっと隠してきた。しかしその能力は、大切なものを守るときにだけ、時折こっそりと発揮されていた…
家族、親友、従者、領地のために頑張って(暗躍して)いるうちに、いつの間にか自分も幸せになる話です。
※ R15と残酷な描写は、念のため折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 16:39:03
50960文字
会話率:25%
生まれ変わって得た美しさ。それを堪能することに何の罪があるか。しかし、ただただそれを味わう事は難しいようだった。
最終更新:2022-01-12 14:39:07
4040文字
会話率:11%
前回作品 火焔と同時に作ったパラレルワールドのお話です。全く別物なのでそちらを読まなくても大丈夫です。
現代東京。
身体能力の異常を感じているが特に気にしていない様子の亜助。
地震により祖父と祖母を亡くした。
現場で亜助に声をかけたの
は警察でも救急隊でもなく人間の領域を超えている異様なオーラを放つ男だった。家族を失った亜助は男の指示通り車へ乗った。その日から人には見えない妖怪が亜助には見えるようになる。
男の正体は分からないが亜助は何故か懐かしい気持ちになった。
連れて行かれた先は妖怪討伐専門の組織だった。
一般の人々には知らされていないが、妖怪は存在し、国は混乱を起こさないようその事実を国民には隠していた。
それらの事件や事故を解決していくのがこの組織の仕事である。亜助が特別だと思っていた身体能力は組織の中では足元にも及ばないほどの小さな能力でしかなかった。
この世界はたくさんのパラレルワールドでできていることを、知らされる亜助。
始めて会った気のしない仲間や敵。
世の中の全ては輪廻転生や何かしらの縁で繋がっていることを実感する。そしてその全ての世界に絶対の平和はないことへ絶望する。亜助の今生きている世界は妖怪の蠢く世界。神様と共に生きた世界の記憶をうっすらと残し、大切な人の為に能力を伸ばして敵と立ち向かっていく。
妖怪を根絶させ世の中から妖怪による殺戮を無くすことができるかーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 02:10:09
175754文字
会話率:50%
僕は、僕の『命』から嫌われている。
僕がいるせいで周りに被害が及ばないよう、僕の命を封印するよ。
ごめんね、みんな。
最終更新:2022-01-08 00:47:05
3460文字
会話率:19%
死んでしまったタカシの母ちゃんは異世界に転生する。誰も及ばない最強無敵の能力の正体とは。
最終更新:2021-12-22 21:06:02
3404文字
会話率:57%
筋肉至上主義のマルスル王国。
その国の至宝とも呼ばれる王女グラシェーナは、国の学者達も手放しで褒めそやす知力を持っていた。
けれども、交易国から贈られた恋愛小説に、グラシェーナの理解が及ばない『“麗しい”貴族令息』という表現を見つける。
自国の男達は筋骨隆々な者ばかりで小説の描写とは程遠い……。
だからグラシェーナは、ウルペース男爵家の令嬢アリテアに男装させ『“麗しい”貴族令息』の再現を試みるのだった────!!
※男装させられる羽目になった男爵令嬢と、彼女の男装姿を見て想像以上にハマってしまう王女のギャグストーリーです。NOT百合。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 09:00:00
8090文字
会話率:35%
ヘルス·マッサージ店に働く愛川アミ(18)と、大学生の竜月新吾の出逢い。彼女の店に遊びにいった、その日の夜、アミからのメールがきた。メール内容は、自分の心情を素直に書いている。新吾は毎夜くるアミからのメールを読んでいる内、アミの熱情に魅かれ
ていく。……熱き恋心で、彼女を追い求めると。……彼女のミステリアスな部分が見えてくる。一体、彼女は何者なのか?
その彼女の世界に異世界なものを夢見る。……それは、自分ではとても遠く及ばない……アナザー·ワールドだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 11:28:17
2531文字
会話率:20%
人間は人知の及ばない事を、『神秘』と呼んだり『怪異』と呼んで恐れ、忌み嫌った。
人間の知る物理法則から逸脱した存在。
その姿の多くは、既存の生物や物に酷似したものが多いのだが、それは既存の生物などが変異した物なのか、人間が物事を認識する
時に過去の記憶を引用するからなのかは、分かっていない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 16:23:12
13087文字
会話率:20%
~八機士・序文~
皇紀2699年。
西暦2039年。
軍事ロボット開発機構アークロイド社は世界に対し宣戦を布告。
時を同じくして、各国に輸出された八百万を超える戦闘用アークロイド社製ロボットが突如、急変。次々に世界中の軍事基地に対し攻撃を開
始する。
各国首脳は当初10日ほどでアークロイドを鎮圧出来る。
と豪語したが、楽観的予測は裏切られ、アークロイドによる侵攻は瞬く間に世界中に広がる。
皇紀2700年。
西暦2040年。
アメリカ、イギリス、日本、イスラエル、南アフリカ、及び一部地域を除く世界の主要都市が次々とアークロイドに制圧される。
皇紀2701年。
西暦2041年。
日本のロボット研究、開発においてトップシェアを誇るアイバロボット産業は、アークロイドの暴挙に対し、平和利用を続けけてきた産業用、医療用、介護用ロボットの技術を軍事用へ転換することを余儀なくされる。その後、量産型・戦闘用ロボット・ガンロイドを開発。
アークロイドの実効支配の及ばない僻地を拠点にガンロイドの戦地、実戦投入が始まる。
皇紀2702年。
西暦2042年。
当初、経験不足と不慣れな戦闘から苦戦を強いられたガンロイドだが、ロボット同士の記憶共有により目覚ましい成長をとげる。
その戦いぶりは古参のベテラン兵士ですら舌を巻くほどになる。
ガンロイドの活躍で世界の半分を取り戻すことに成功するが、依然として戦いは膠着状態が続き、戦火の炎が消える気配はない。
皇紀2703年。
西暦2043年。
アークロイドはアイバロボット産業の研究技術主任、相葉博士の暗殺を試みる。が、博士の身辺警護にあたるナイトロイドにより手痛い反撃を受け暗殺は失敗に終わる。
ナイトロイドはアイバロボット産業が極秘に研究、開発を進めてきたガンロイドの上位機種だ。さらに、相葉博士はナイトロイドの最上位機種である、のちに八機士と呼ばれる、エイトロイドの存在を公表する。
相葉博士はその場でエイトロイドによるアークロイドの殲滅を宣言。
対して、アークロイドは開発途中の時限退行システムを強制利用し、最強のアークロイド暗殺部隊を過去へ送る計画を立てる。
時限退行システムの限界退行時間は三十年。
相葉博士が十六の春の年である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 20:17:49
24785文字
会話率:48%
『真面目+最強+天才+勘違い馬鹿=ダークファンタジー』
比較的おとなしく、真面目でそのうち最強になる予定の主人公(呪術医)。態度も口も悪いが頼れる男(最強呪術師)と呑気で自由気ままで何処かズレてる男(天才呪術師)と馬鹿で短気な勘違い男(多
分呪術師)が出て来ます。どの辺りで登場するか、是非ご一読ください。
死を回避する中で、医術が及ばない絶望的状況の中、ブリコルールが行なったものは、呪術だった。
人々はこれを呪術医と呼んだ。
呪術医が増えていくとその思想は分かれ、派閥を生み、明確になっていく権力に、いつしか人の体は実験物のようになっていった。
一夜の幼馴染みの圭は、権力を象徴する『塔』に入ってしまう。戻って来るという圭の言葉を信じながらも、中々戻って来ない圭を心配する一夜は、様子を見に塔に向かった。
塔の下層階のコウとタカに連れられ、向かった先で一夜は、不思議な存在の『彼』の能力で圭と会い、『約束』を交わす。
圭は『印』といってあるものを一夜に渡すと、一夜の前から消えてしまう。
それは、圭が一夜に託したものだった。
『それを持っていてくれれば、必ず俺は戻るから』
一夜の中に託されたものは、圭の心臓だった。
『僕の中に……圭の心臓がある』
塔の支配者に奪われたものを取り戻す為、一夜たちは塔に向かう。
死を回避する為に行った事と、阻止する為に行った事。
だが、呪術医が行い続けてきた呪術に、圭が代償を追う事になってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 10:26:42
235395文字
会話率:37%
友人の勧めで訪れた紅茶専門店『テイスティ』で、OLの毒殺事件が発生。誰にも悟られずに毒を仕込むことが不可能だった容疑者二人と、毒物が一切検出されない紅茶。唯一検出された箇所は彼女の唇だったが、致死量には到底及ばないほど微量なものだった。一体
誰がいつどこでどのようにして致死量の毒を仕込み、彼女を殺害したのか。
この不可解極まりない毒殺事件の謎に、大学生探偵・土井湊とその助手・来栖千景の幼馴染コンビが挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 09:59:22
26156文字
会話率:40%
戦乱の火種が絶えない大陸。数多の勢力がぶつかり合い、勝者は次なる戦火へと敗者は滅びの道へと向かうのみ。救いはなく平穏は遙か彼方。
そんな時代に生まれた少年シュバルツが生き残るため、自身の家の為に頑張るお話。
「私が君に遠く及ばない凡人であり
、卑怯なことは知っているさ。だからこそ英雄。君は私に殺されるのだよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 22:33:34
10364文字
会話率:39%