ずっと腹違いの妹の方を優遇されて、生きてきた公爵令嬢セシリア。
正直不満はあるものの、もうすぐ結婚して家を出るということもあり、耐えていた。
でも、ある日……
「お前の人生を妹に譲ってくれないか?」
と、両親に言われて?
当然セシリ
アは反発するが、無理やり体を押さえつけられ────妹と中身を入れ替えられてしまった!
この仕打ちには、さすがのセシリアも激怒!
でも、自分の話を信じてくれる者は居らず……何も出来ない。
そして、とうとう……自分に成り代わった妹が結婚準備のため、婚約者の家へ行ってしまった。
────嗚呼、もう終わりだ……。
セシリアは全てに絶望し、希望を失うものの……数日後、婚約者のヴィンセントがこっそり屋敷を訪ねてきて?
「あぁ、やっぱり────君がセシリアなんだね。会いたかったよ」
一瞬で正体を見抜いたヴィンセントに、セシリアは動揺。
でも、凄く嬉しかった。
その後、セシリアは全ての事情を説明し、状況打破の協力を要請。
もちろん、ヴィンセントは快諾。
「僕の全ては君のためにあるんだから、遠慮せず使ってよ」
セシリアのことを誰よりも愛しているヴィンセントは、彼女のため舞台を整える。
────セシリアをこんな目に遭わせた者達は地獄へ落とす、と胸に決めて。
これは姉妹の入れ替わりから始まる、報復と破滅の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 23:46:40
102782文字
会話率:31%
高校生の女の子が中学校時代の友だちから長い手紙をもらい、動揺する。土曜日の課外授業後、丘の上にある学校から駅に向かう坂の途中で同級生の男の子に声を掛けられた。その男の子に女の子は自分の気持ちを聞いてもらう。
最終更新:2024-02-09 19:55:23
5186文字
会話率:3%
ある夜。凄まじい衝撃音と破片が四方へ飛び散った。
車の衝突事故。信号を無視した一方がもう一方の車の横腹に頭から突っ込んだのである。
ぶつけた方の車の運転手は、ため息をつきながら携帯電話を取り出した。
事故直後。それも自分が起こしたと
いうのに然程動揺はしていない。と、その頭に思い浮かぶはいつかの日の晩のこと。
「……で、何の用かな。税金のことで来たと言うが、私はキッチリと払っているんだがねぇ。なんなら払いすぎてるのではと思うくらいだよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 11:00:00
1973文字
会話率:66%
「おはよーございま……ひっ、あ、あ、あ……」
「うーん……」
「……あうわあっ、わ、わあああああぁぁぁ!」
「う、ん? もう朝か……。しかし、鳥の囀りにしては少し大きいなぁ」
彼はそう言い、軽く笑った。自室での目覚め。しかし、その
悲鳴でいつもの朝とどこか違うことは、もうわかっていた。
それゆえ少し動揺していた。尤も、この瞬間はまだ虫が出た程度だろうとしか思っていなかったが、冷静であろうとした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 11:00:00
2809文字
会話率:57%
SNSで知り合った子と今夜、待ち合わせをすることになった。
けど……実際、会ってみると驚いた。
モデル、芸能タレント並みの美少女。まさかこんな子が募集を? おまけに文章からもしかして若いとは思ったが制服、まさか女子高生とは。でも今どき
はそういうものなのかもしれない。
と、頭では思うものの動揺し、会話がしどろもどろになる私の手を彼女はクスッと笑って引き、歩きだした。
「え、あ、ちょっと寄ってかない?」
「え?」
目的のホテルまではほんの十分か十五分程度。別に臆したつもりはない……はず。ただ戸惑っていた。こんなにかわいい子がなぜ、どうして、それが知りたくなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 11:00:00
2786文字
会話率:22%
――とある惑星に派遣した調査員が、誰一人として帰還しない。
異星情報管理局長の説明を受け、調査員たちに動揺が走った。
なぜならその惑星には、現在判明しているだけで少なくとも三つの脅威が存在しているからだ。すなわち……高依存性薬物ラメーン、
精神に寄生する謎生物ヌコ、人を茹で上げる虐殺設備セントゥ。
――謎に包まれた辺境の惑星・地球。十年ほど前に銀河連合に加盟したばかりの野蛮な田舎惑星に、我々は追加の調査員を送り込むことを決定した。
「私が必ず……地球の本当の姿を暴き出します」
ニャンコミーミ星の優秀な調査員であるペチカは、青い毛並みのネコミミをピンと立て、長い尻尾を揺らしながら、地球行きのシャトルシップが飛び交う月面宇宙港に降り立った。
まさか行く先で……彼女の好みド直球な、平たい顔の男性と出会うことになるとは知らずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 18:10:38
15581文字
会話率:37%
十六歳の侯爵令嬢エリザベスは、第二王子マイケルの婚約者だ。
二人は冷え切った仲であった。
ある日、大げんかの末、エリザベスが婚約解消を叫ぼうとしたところ、風が吹き、色々あって女神像が二人の頭に当たって気絶。
気がついたら、マイケルの人
が変わっていた。
急にエリザベスのことを「可愛いエリー」と呼び、溺愛してくるマイケル。
エリザベスが動揺していると、
「実はさ。俺は十五年後の未来から来たマイケルなんだよね」
と告白してきたのだ。
※すれ違い系両片思いカップルのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 06:44:32
17274文字
会話率:48%
魔女は騎士を助け、騎士は魔女を守る――騎士と魔女がペアを組んで活動するこの世界。
彼らを養成する学園では、新入生同士はじめてのパートナー選抜が行われていた。
陰キャでコミュ障、入試成績最下位であるリタは「どの騎士様からも選ばれないのでは」
と同級生たちに馬鹿にされていたが、何故か成績一位の騎士・ランスロットからパートナーに指名されてしまう。
動揺する周囲。困惑するリタ。
何故なら彼女は、人には言えないある秘密を抱えていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 19:17:26
113742文字
会話率:46%
「婚約破棄だ」と告げられた公爵令嬢であるエリス。それを告げたのは、王太子であるグレンだった。
だが、エリスは婚約破棄を突き付けられたにもかかわらず、動揺する様子はない。それどころか笑いそうになるのを堪える始末。
そんな空気は「殿下!
娘の婚約の件で参上いたしました!」という声で破られた。エリスの運命やいかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 22:40:32
15644文字
会話率:28%
密かに恋していた恩師の死に動揺し、家から出られないでいる主人公。だが、彼女の元に、友人が一枚の絵を持ってきて……。
最終更新:2024-01-28 23:57:49
3345文字
会話率:17%
自動車の部品を製作している㈱熊久保製作所社長の熊久保の元に一通の手紙が届いた。東京地方裁判所からの通知だった。新型エンジンに合わせて作ったクランクシャフトの部品に関する特許侵害を咎めた内容だった。動揺を隠せず開発部長の井森に相談する。特許使
用料として20億円を支払え、という文言に机を叩き怒りをあらわにした。六角顧問弁護士に相談したところ、出廷する以外ないが勝ち目は薄かった。会社の経理を握り、累積赤字を汁総務部長の石見は「立ち止まったら、『おくり犬』に食われる」と言った。思わず後ろを振り返った熊久保に、残された時間は少ない。社員の生活を守るため知恵を絞るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 18:26:55
7050文字
会話率:29%
【異世界恋愛・ハピエンではありません】
ハイディ・レンベック伯爵令嬢は婚約者のいる男と恋仲になってしまった。
彼は婚約を破棄してハイディと一緒になると何度も言った。
「婚約者は病でね、寝たきりなんだ。良識ある親だったら婚約は辞退してくる
はずだ」
しかし、彼の婚約破棄の話はなかなか進展しない。
「すみません、なかなか先方が断りを入れてこなくて」
「病人をこちらから捨てるのはちょっと外聞が悪くて」
「見舞いは行っていますが、彼女とは何もありません」
「本当に好きなのあなただけ」
彼の言い訳にハイディはすっかり疲れ、人に誇れない不誠実な関係は確実にハイディを苦しめる。彼への愛はあきらめられなかったけれど、ハイディは心に休息が欲しくなって、田舎の領地に帰ることに決めた。
しかし、田舎に帰ったハイディのもとに舞い込んだのは、150年前の親族の遺体が発見されたという報告だった。奇跡的に腐らず若く美しいまま発見された元領主の遺体。元領主の残した秘密にハイディは激しく動揺する。元領主の死は果たされなかった恋の約束そのものだった──。
異世界恋愛、『失恋・微ざまぁ』モノです! ハピエンではありません。
短編(15,000文字超)です。設定ゆるいです。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです。
家紋武範様主催『約束企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 18:00:00
14571文字
会話率:31%
東菖竜国の第七王子は、四歳の時に母親いじめに巻き込まれて生死の境を彷徨い、前世の記憶を思い出した。元「歴史オタクの女性」だった彼は、異世界転生していたことに動揺するが、この国で生き抜くことを決意する。果たして持ち前の幸運だけで何とかなるのか
と首を傾げながら。――これは「東菖竜国中興の祖」と呼ばれた、とある男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 16:05:09
48521文字
会話率:40%
天使が下界の新聞で見た記事に動揺し、悪魔に話しかける。記事には少年の将来の成功が書かれていたが、それが天使の予定とは違ったことに対する不満を表す。
最終更新:2024-01-17 23:26:08
1086文字
会話率:47%
裕福な商家の娘だった少女は、馬車での移動の途中、ある一匹の飛竜によって目の前で両親と幼い弟を食い殺されてしまう。
ひとり生き残ってしまった少女は「ムゥ」と名前を変え、特殊な巨大武器を扱い巨獣を狩る専門の狩人となる。
仇を叩き殺すことをだけを
生きるよすがとし、巨大な鎚を携え、狩人として飛竜と相対する権利を得るため依頼をこなしていく。
いつものように素材を収集するためにムゥが森へと赴くと、仇である飛竜「欠け角のオルランド」の姿を目撃する。
本来この場所にいるはずのない相手に動揺していると、さらに、他の地域に生息しているはずの別の巨獣と出くわしてしまう。
打撃の効きづらい相手に苦戦していると、全身が警戒色の派手な双剣使いの狩人に助けられ……。
脳筋?サイコパス?な女ハンマー使いによる、巨獣が跋扈するファンタジー世界を舞台とした脳天粉砕アクション復讐劇。
※某ハンティングアクションとハンマーをリスペクトしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 21:21:32
69887文字
会話率:37%
公爵令嬢のアイリーンは、婚約者である第一王子から婚約破棄を言い渡される。
王子の腕にすがる男爵令嬢への嫌がらせを謝罪するように求められるも、身に覚えのない謝罪はできないと断る。その態度に腹を立てた王子から国外追放を命じられてしまった。
ア
イリーンは、王子と婚約がなくなったことで諦めていた魔法薬師になる夢を叶えることを決意。
薬草の聖地と呼ばれる薬草大国へ、魔法薬の勉強をするために向う。
魔法薬の勉強をする日々は、とても充実していた。そこで出会ったレオナード王太子の優しくて甘い態度に心惹かれていくアイリーン。
ところが、アイリーンの前に再び第一王子が現れ、アイリーンの心は激しく動揺するのだった。
婚約破棄され、諦めていた魔法薬師の夢に向かって頑張るアイリーンが、彼女を心から愛する優しいドラゴン獣人である王太子と愛を育むハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 19:41:16
14492文字
会話率:56%
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアン。
この能力のせいで気持ち悪いと思われて、苦労をしてきた。
ある日、書類を落とした拍子に、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。
(リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわい
い。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……)
予想外の心の声にリリアンは動揺。幻聴だったと忘れることにしたのに、なぜか落とした書類をきっかけにアルバート様から勉強を教わることに──
(かわいい、かわいいです)
(誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?)
二人きりの勉強会では、アルバート様に触れられるたびに変態スレスレな甘い言葉が止まらない!
人の心の聞こえる聖女リリアンと変態あまあまヤンデレ気味の副騎士団長アルバート様の、一途を通り越した執着ラブストーリー。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 20:21:08
6347文字
会話率:46%
ほぼ地震に因って動揺した心の衝動的な発露そのまま。
最終更新:2024-01-10 18:41:53
1952文字
会話率:0%
☆本作は、第一部として本編を完結しております。
システム的には、ショートストーリーの追加等もありますので、終了処理をしておりません。
従いまして、上記に表示される非更新期間告知は、お気になさらぬようお願い致します。
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~星海社様より、2016年2月16日『銀河連合日本Ⅰ』として商業出版化いたしました~
ここに掲載の作品は、銀河連合日本オリジナルであり、ダイジェスト版等の『書籍化対応作品』ではございません。書籍版共々、宜しく本作のご愛読ご愛好を賜ります様、お願い申し上げます。
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二〇一云年、日本に異星人の巨大な宇宙船が飛来した。この未曾有の事態に世界各国は動揺し、それまでの世界秩序を根底から覆す事態に陥ってしまう。……彼らは極めて友好的であったが、地球世界全体ではなく、「日本」という特定の国家のみと交流を持ちたいと言う。他の地球国家にはまったく興味がないらしい。更にはその異常なまでに発達した彼らの科学力を惜しみなく日本に公開、提供する異星人。地球の各国、特にアメリカ、ロシア、中国、EUは、異星人の日本に対する対応に世界のパワーバランス崩壊を危惧する。
なぜ異星人は、地球の小さな島国である「日本」に固執し、日本にしか興味を示さないのか。それには遥か昔の日本のある物語と、一人の異星人女性が関係していた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 08:27:34
2938041文字
会話率:40%
乙女ゲームの世界に転生した主人公は、その正体がモブキャラであるエリーという少女だったことを知る。それも、物語の序盤で魔物に殺されるだけのモブキャラ。
しかし、魔物に襲われた際にその場から逃げようとしたせいで、代わりに乙女ゲームのヒロイン
が魔物に襲われてしまう。
ヒロインが一時的に退場した世界で、なぜかヒロインの代行としてゲームを進めることになったモブキャラのエリー。
しかも、どういうわけか『ブラコン演じる』ハメにもなり、モブにしてはイケメン過ぎる兄のルークを前に動揺を隠せなくなる。
やがて、ルークの表情がただの妹に向ける物ではないと気づいたエリーは……
ただのモブキャラのエリーにヒロイン代行が務まるのか。そんなドタバタラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 12:17:27
42506文字
会話率:30%
皇女アナスタシアは、公爵家の令息であるリアムが、婚約者の浮気現場を目撃して婚約を破棄するところに居合わせる。
もともとリアムを高く評価していたアナスタシアは、このチャンスを逃すまいと、リアムに結婚を申し入れた。
突然のことに、当然リアムは抵
抗し、「あなたを愛することなんてできない」と宣言する。……が、言った瞬間に動揺するって。何だか可愛いくないかな?
強く明るく頼もしい女子×チョロイン(!?)な男子のお話です。
前作『婚約破棄の次は、愛のない政略結婚。人生詰んだ(と思ったのだが)』の続きとなっていますが、前作未読の方でも楽しんでいただけるように書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 13:52:17
5510文字
会話率:55%
ヒトとあやかしが共存するようになって千年──。妖狐の少女「凛」は、あやかしの居住区【宵月町】で平穏に暮らしていた。しかし、この頃よく【治安保全管理局】の職員「暁月」が訪れるようになって、なんだか心が落ち着かない。そんな日々を過ごしていたある
日、暁月の部下に「ある事件の容疑がかけられている」と告げられてしまい、凛は動揺するけれど……。
妖狐の少女とあやかしを管理する青年のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 12:00:00
34479文字
会話率:39%
真面目でネタ作り・ボケ担当の村瀬は、お気楽なツッコミ担当の佐久田に漫才コンビ「岩盤ベイヤ」の解散を告げた。高校の文化祭で漫才を披露し、たまたま受けた事に気をよくした佐久田が村瀬を芸人の世界に引き込んだのだが、村瀬の父親が倒れ、家業を継がなく
てはならなくなったのだ。動揺する佐久田を村瀬は冷たく突き離す、その真意とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 11:48:24
908文字
会話率:66%