元陸上自衛隊の宮本和希は、とあるきっかけで、異世界に迷い込んでしまった。
異世界で女神と共に「紅大蛇」という悪魔崇拝の悪忍軍団と戦った。
だがしかし、宮本和希はヤマタノオロチに敗北し、瀕死の状態に陥ってしまう。
そして、青龍組の隊長で
ある、ヤマタノオロチの気仙創に「新撰組」の隊長を託される。
異世界から抜け出し、飛鳥県陸奥市のとある廃れた神社に辿り着いた。
敗北感に苛まれた宮本和希は、魔法や妖術が使える異世界ではない「現実世界」との戦いに巻き込まれてしまう…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 00:33:55
235文字
会話率:0%
もう高校生になる娘の桐生 未来(きりゅう みらい)を持つ父親の桐生 大雅(きりゅう たいが)はある日気づいたことがある。
娘が転生者ではないかと更にこの世界が二次創作の世界ではないかと。そうと気付いた束の間なにやら喋る本が道端に落ちていて大
雅はその本を助けることになった。その後契約を迫られることになるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 08:22:35
9248文字
会話率:59%
【簡単なあらすじ】伝説の剣を拾ったフリーターが身に余りすぎる力を使って心と体をボロボロにしながらも異世界で周りから尊敬され愛と名声を手にしていくお話。
【詳細なあらすじ】大学を卒業したのちまともに就活もせずにダラダラフリーターをしていた主人
公風間柊。うだつの上がらない毎日を送っていたがある日バイトの帰り道にオンボロの剣を拾う。剣の事など次の日には忘れていた風間柊であったが翌日明らかにこの世界ではない者達が三人家の前に現れてその剣を渡せと言ってくる。トラブルに巻き込まれたくない為風間は剣を渡そうとするがそれは叶わず剣は既に風間を宿主と決めてしまった。これは偶然にも巨大な力を手にしてしまった男が新しい人生を異世界で歩む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 00:23:22
5826文字
会話率:52%
はっ、ここは私が推しの声優さんのためだけにプレイしていた乙女ゲームの世界ではないか。
その声は尊すぎる・・・。しかもその推しは私の婚約者!?バタッ。
ちょっと待てよ。これ、従姉妹であるいわゆる悪役令嬢が追放されたらうちの家もやばいんじゃな
いの!?
なんとかせねば。
自分の推しに気絶耐性のない主人公が知らないうちにストーリーを変えていく話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 09:00:00
788文字
会話率:75%
目覚めたら、見知らぬ場所にいた。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお
尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属される。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。
突如、襲い掛かってきた大量の虫に現場はパニックと化す。罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。
この作品(該当描写の有無だけでなくストーリーに変更を加えています)はムーンライトノベルズに載せているものを加筆修正しつつ転載しているものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 07:39:35
20554文字
会話率:33%
※旧タイトル“地味女は美女戦闘員に転生”から、R18要素となる表現を除き、一部加筆修正を加えたR15版です。R18は同タイトルでムーンライトノベルズに投稿中です(時系列の描写や細部設定に微妙な差はあります)。
目覚めたら、見知らぬ場所にい
た。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属された。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。襲い掛かる大量の虫に現場はパニックと化した。
罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 07:12:16
16699文字
会話率:22%
この世界ではないどこかの誰かさんの日記...です。
最終更新:2022-03-10 08:25:13
2152文字
会話率:63%
時は幕末、寺子屋の主である遠野にもとに指令が下った「京に上る主君をお守りしろ」
数日後、主命に逆らえない遠野は幼馴染で親友の立花と京に向かう隊列に加わっていた。
そんな中、親友から発せられた言葉に遠野は耳を疑った。
この世界ではないどこか
のために……。この言葉の真意を確かめるべく、遠野と竹下は対峙することとなった。
こちらのお話は『おはようから始まるスローライフな建国記』の外伝になります。本編を読まれてなくても内容がわかるようにしております。本編はこちらです。
https://ncode.syosetu.com/n6547ha/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 18:38:11
2106文字
会話率:51%
普通の高校生だった大沢公一は突然絶叫とともに洞窟の中で目を覚ます
その場にいたジノという友好的な魔物に状況を尋ねるがジノも公一が何故このような場所で目覚めたのかわからないらしい
やがて彼はそこが自分の居た世界ではないことを知り、元の世界に帰
ろうとするが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 23:32:12
67015文字
会話率:39%
幼い頃に誘拐されたことがきっかけで、サーシャは自分の前世を思い出す。前世の知識により、サーシャはここが小説もしくはゲームの世界ではないかと考えるが、貴族に引き取られたことでここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロイン役である可能性に思い至る。正
直貴族のしきたりなんて面倒くさいし、関わりたくない。サーシャは平穏な未来を手にいれるため、攻略対象(仮)たちと距離を取ろうとするのだが、何故か全員関わろうとしてくる。
「これってゲームの強制力?!」
周囲の人間関係をハッピーエンドに収めつつ、普通の生活を手に入れようとするヒロイン気質ゼロのサーシャが奮闘する物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 20:51:51
138648文字
会話率:43%
乙女ゲームは卒業したアラサーバーテンダーの小竹真理は仕事帰りに殺され、乙女ゲーム〈Make Smart PRINCE〉の世界にソフィア・ウェルズリーとして転生していた。
明らかに日本ではない場所、言葉も通じない世界に赤ちゃんとして生まれ落
ち、アラサーの自我を持つソフィアは生活するだけで精一杯。ゲームの世界だとまったく気付かなかった。
王立学園への入学をきっかけに、過去にプレイしたことのある〈Make Smart PRINCE〉の世界ではないかとやっと気づくが、10年も前にプレイしたゲームなので内容はうろ覚え。
なんとかひねり出した記憶は「攻略キャラが全員バカ」「成績と親愛度をあげることでハッピーエンドに」「どの攻略キャラのバッドエンディングでも国に戦争や内乱が起きて滅亡エンドを迎える」という3つの情報。
「バッドエンドに巻き込まれてたまるか!」とソフィアは決意する。
ヒロインなんて待ってられない、自分のできることでなんとかバットエンドを回避しよう!と、攻略キャラたちを導くために王立学園の教師になるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 20:31:55
14276文字
会話率:23%
前世の記憶はあるものの、ここは別に乙女ゲームの世界ではないな、とのほほんと思っていたアイリスはあっさりと断罪された。
うっそ、まずい!どうしようーーー!
リノ、第三段です。
最終更新:2021-10-23 19:33:13
3177文字
会話率:37%
日々、異世界などを妄想するアラフォーのテツ。
ある日突然、この世界システムが魔法やレベルのある世界へと変化。
そんな中を生き抜いて、地球の旧世代のシステムは崩壊。
新しいシステムの中で冒険が始まろうとした矢先、ルナの分身体とともに遺跡で
消える。
その先では・・・。
『異世界ではないらしいが、魔法やレベルがある世界になったようだ』の続編です。
以下前作です。
よろしくお願いします。
↓:なろうのページです。
https://ncode.syosetu.com/n3232fo/
↓:カクヨムのページです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891915268
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 12:00:00
523108文字
会話率:26%
スピンオフを書かせてもらう度にアップしていきたいと思います。
まずは嫁目線で、ザッと流した見方です。
細かいところはかなり端折ってます。
物足りない感じがあるかもしれませんが、お許しを。
今までのものを同じところで再アップしています。
よ
ろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 21:47:24
67398文字
会話率:20%
日々、異世界などの妄想をする、アラフォーのテツ。
ある日突然、この世界のシステムが、魔法やレベルのある世界へと変化。
夢にまで見たシステムに大喜びのテツ。
そんな中、アラフォーのおっさんがレベルを上げながら家族とともに新しい世界を生きて
いく。
そして、世界変化の一因であろう異世界人の転移者との出会い。
新しい世界で、新たな出会い、関係を構築していこうとする物語・・・のはず・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 12:00:00
838592文字
会話率:21%
眠りから覚めた少年は自分の身体が見ず知らずの子供の姿になていることに気づく。そして、自分が今までいた世界ではないことに気づき嘆いた。少年は自分の故郷に帰るべく知識を集め、仲間を募り、この世界の秘密に迫る――。
最終更新:2021-09-28 01:00:00
35188文字
会話率:54%
「ここは剣と魔法の世界ではない……銃と科学の世界でもない……――たとえ神秘があっても、何より‶暴力〟の異世界なんだ……!」
銀河系と呼ばれる世界の、地球という惑星の、その中でも日本と呼ばれる島国の、現代と呼ばれる時代で、一人の女性が冥府へ
と誘われた。
その女性はお世辞にも幸福といえない幼少期を過ごし、しかしちょっとした策謀と、何より暴力によってその不運を乗り越え、ごくごくありふれた、ごくごく当たり前の、ささやかではあるがかけがえのない幸せを築き上げ、そしてクモ膜下出血により、あっさりと、そして唐突にその50年の生涯を終えた。
そして死後の世界の俗に三途の川と呼ばれる場所の手前で、髭も髪の毛もすべて脱毛したとある神格に、こう告げられた。
「お前の次の転生先は、お前の望み通りにするなら、いわゆる〝異世界〟と呼ばれるところになる」と。
そこは暴力の世界。誰もが一騎当千という概念を、過剰に体現し得る世界。
ダークエルフの空手使いが山を殴り消し飛ばし、ドワーフの柔術使いが大地を裏返し、冗談抜きで天すらも覆い隠すほどの巨体を誇る龍を、ヴォーパルバニーの剣術使いが容易く斬り捨てる異世界で。
ここに語ろう。血で血を洗う暴力の世界で、それでもなおたった一つの愛を貫こうとした一人の華の物語を。
『異世界のはずなのに、なぜか地球産の武術や格闘技等がハバをきかせてる奇天烈ファンタジー』、ここに開幕。
※しこたま悩みましたが、第一章は前日譚・第零章にし、章によって主人公を変える群像劇にすることにしました。どうかご了承ください。
この小説は、『カクヨム』様と『ノベリズム』様のほうでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 08:46:08
629303文字
会話率:19%
「金を払ってくれたやつが、俺たちにとっての『正義』だ」……。
異世界にも、裏の顔がある。ある者は幸福になり、またある者は不幸になるのだ。
主人公のウルカは、レオの都の路地裏で、「ざまぁ」の代行業者を営んでいる。様々な人の復讐、嫉妬、絶望を引
き受け、代行することで、日々の生計を立てている。彼は決して、表舞台には立てない。それが、彼の運命だからだ……。
華々しさだけが、異世界ではない。理不尽なダークファンタジー、今ここに。
この作品は、「カクヨム」、「アルファポリス」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 10:33:59
124397文字
会話率:52%
火の国公認魔脈管理士のセスは、相棒のネリアと共に、友好国である地の国の田舎村へ災害復興支援にやって来た。セスは任務中に精霊少女ステラと出会い、彼女との共同生活を続けるうちに、その存在が大切なものへと変わっていく。個性的な村人たちと過ごす、ア
ットホームなファンタジーライフ。しかし、風の国との国境からは危機も迫っていて……⁇
***注意‼︎***
サービスシーンも有りますが、ハーレムものではありません。主人公とくっつかないキャラは、あっさり他とくっついたりします。主人公のための世界ではないので、脇キャラも自分勝手に幸せになろうとします。本編では顔出しだけ、掘り下げは番外編になるキャラも多いです。本編は優しい世界縛りのつもり(?)ですが、番外編は暗い話もあります(´・ω・`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 01:23:27
287982文字
会話率:47%
ある日、目覚めたら、見知らぬ場所にいた。そこは自分の知る世界ではない。魔法が存在する異世界なのだ。だけど、既に国は荒廃し、住民のほとんどはゾンビだった。魔法に心を躍らせている暇もない。走り、襲いかかるゾンビたちから逃げて、戦え。
最終更新:2021-08-20 14:38:22
12185文字
会話率:14%
「お前は元いた世界で死んだ。だが俺がこの世界、つまり元いた世界ではない別世界へと転移させたので今生きている。」
「……へ?」
恐ろしく美形だけど図らずともストーカーの魔法使いが、女子高校生の主人公を異世界転生させる話。
女子高校生は現世
での知識を元に転生先の問題を魔法使いと一緒に解決したりします。
魔法使いは女子高校生のことを溺愛しますが、女子高校生はしばらくそれに気づきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 23:50:33
39963文字
会話率:53%
ある日、人の世界は終わった。地下深くより現れた魔物と、その魔物さえも屠る生き物達によって。しかし人の世界は終われども、人の命はまだまだ続く。
七年前の災禍を生き延びた少女・有栖川継実は、文明の滅びた世界で生き長らえていた。ただしただの荒廃
した、原始に回帰した世界ではない。
数億キロワットの電撃を放つ犬、都市をも粉砕する大声量で鳴くカエル、無数のレーザーを放つチョウ――――超常の生命体が大繁殖し、世界を滅ぼす力が野生に満ちる。そしてその中で生きる継実の身にも、人智を超えた力が秘められていた。
そんな暮らしの中で、ある時継実は『生き延びた人間達が集まっている』場所の存在を知り……
能力バトル&冒険メインのお話です。
拙作『彼女は生き物に好かれやすい』の続きとなっていますが、本作単体でもお楽しみいただけるように書いております。
https://ncode.syosetu.com/n4047cq/
第一章は本編の七年前の話。第二章から本編時間開始となっております。
全十四章予定。月一章投稿予定なので、完結は来年七月です。気長にお楽しみください。
『ハーメルン』『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 00:00:00
1212973文字
会話率:28%
私の中にはこの世界ではない『世界』の記憶がある。この世界では発達していない科学や医学という知識。魔法が発展しているこの世界ではその考え方自体がない。土が瘦せたなら魔法を使えばいい。水がなければ魔法を使えばいい。身体が悪いならば魔法を使えばい
い。
この世界はそんな場所だった。
そして、男を目の前にして真っ先に思ったのは『眠れる森の美女』か?だった。
金髪に赤い瞳。普通の男よりは体格に恵まれているらしく、普通の女性よりは背の高い私でも大きいと思った。まあ服を脱いだら筋肉凄いんだろうな、なんてボヤっと思った。まあ、それを顔に出すことはない。
「私にどんな御用ですか?ロラン・ゾル・サングロウ王太子殿下?」
ニコリと笑う私に彼は苦笑いをした。正体を隠すつもりで彼は来たのだろう。残念ながら私の持つ能力により彼の身分はすぐに分かってしまったようだが。
「……すぐに分かるとは流石は高名な魔女殿だね。」
私はエイダの街に住まう魔女。高名な魔女と言われているが、それは生まれ持っていた『違う世界の知識』と、生まれ持っていた『鑑定眼』これのおかげで、私の魔女としての地位は確立されていった。
そして男の様子を『鑑定眼』で見れば、最初の言葉に戻る。
『眠れる森の美女』か?
正確には眠れる森の美人だな、と思いながら美丈夫な男を見て笑った。
童話改変シリーズの第四弾で、最期の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 19:47:36
48197文字
会話率:48%