栄えある勇者パーティーのメンバーに選出された暗殺者ユーキッドは他の三人との温度差を感じて、疲れ切っていた。
そんな日の夜、学園時代の元彼女であるリタと再会し、強引に飲みに誘われてしまう。
止めどない愚痴の中でぽろっと極秘案件を漏らしてしま
ったユーキッド。
「魔王を討伐する任務に就くんだ」
酒の勢いで元カノと一夜を共にして迎えた朝。リタはとんでもない事を口走る。
「私がその魔王だけど、本当に討伐できそ?」
進んでもいばら道、引き返してもいばら道。
悩む暗殺者と、愉悦する魔王が送るハートフル(?)ラブファンタジー。
※カクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 17:33:41
100685文字
会話率:38%
ローゼは王の前に跪く。
反乱軍の首領として、まもなく、王に首を落とされるのだろう。
だが王――初めて相対したその闇深い男は、静かな声で「お前と会うのは、三度目だな」と言った。
最終更新:2024-03-30 18:21:47
9036文字
会話率:25%
これは日本によく似た異世界でのお話。
この国には妖がいる。
古より人と妖は争ってきた。
妖の力に対抗するための要となる存在が穢れを浄め魔を祓う巫女だ。そして巫女が争いに身を投じる時、その側には必ず巫女の守護者がいた。そして人に仇なす妖を封
じたのだ。
しかしそれも以前の話。現代では妖は姿を潜めており、妖を視る者も減っている。
しかし近頃また妖の不穏な動きがあり、巫女の守護者の血をひく綾瀬心は当代の巫女と共に争いを未然に防ぐ事を命じられる。
そして巫女と共に世界を救う為奔走するのだ。
和風ラブファンタジー開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 00:00:00
8924文字
会話率:45%
神牌と呼ばれる奇跡の札とともに生きる五星国の片隅で、はぐれ創牌師として生きる少女、宝珠。彼女はある日突然、覇王と呼ばれる皇帝、夜昊によって、彼の後宮に放り込まれることに。
夜昊の「妃全員を後宮から追い出してほしい」という命令、もとい願いを叶
え、無事に後宮を退職するために、宝珠は彼の専属女官兼創牌師となることに。
実はチートな器用貧乏キズモノ少女と、孤独な美貌の皇帝の、絶対に負けられない『賭け』が、ここに始まる。
※なんちゃって中華風ラブファンタジーです。“なんちゃって”です。軽いお気持ちでお読みください。
※毎日19時に更新予定。
【詳細】
森羅万象に息づく精霊を封じ込めた奇跡の札、神牌。その神牌とともに発展する五星国にて重宝されるのが、神牌の修繕と制作を担う、創牌師である。
はぐれ創牌師である少女、宝珠は、顔に大きく走る傷痕を嘲笑われながらも、市井にて安価で神牌を提供することで、細々と生計を立てていた。
そんなある日、彼女は創牌師を狙う牌狩りの一味に襲われてしまう。なんとか撃退したものの、その手助けをしてくれた美貌の青年によって、あろうことか五星国を治める皇帝の居城、その後宮に放り込まれることに!
諸悪の根源たる青年――その名を夜昊という五星国最強の覇王と謳われる皇帝は、とある賭けを宝珠に持ち掛ける。
『後宮の妃、全員を追い出してほしい』と笑う美貌の最高権力者を前に、頼れるは自らの絵筆のみ。
後宮円満退職を目指し、少女は今日も絵筆を握る。
※あくまでもなんちゃって中華風ラブファンタジーです。あくまでもそういう雰囲気で軽くお読みいただけましたら幸いでございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 19:00:00
220698文字
会話率:40%
私はグラフトン侯爵家のデリア。13歳になったある日、スローカム伯爵家のクラーク様が、ご両親と一緒にグラフトン侯爵家を訪れた。
クラーク様は華奢で繊細な体つきをしていた。柔らかな金髪は風になびき、ふんわりとした雰囲気を醸し出していた。彼
の笑顔には無邪気さと親しみやすさが感じられ、周りの人たちを引き込んでしまうような魅力があった。それに、とても優秀で古代魔法の分厚い書物を、たった二週間で読んでしまうほどだった。
私たちは婚約者になり、順調に愛を育んでいたと思っていた。私に対する態度や言葉も優しく、思いやりも籠もっていたから、私はこの婚約に満足していた。ところが・・・・・・
この世界では15歳から18歳まで、貴族の子女は王都にある王立貴族学園に通うのだけれど、クラーク様からのお手紙も来訪も入学を機にピタリと止まってしまう。寂しいけれど、きっと学業に勤しんでいて忙しいのだろうと思い我慢した。
その1年後に同じ学園に入学してみると、私は上級生の女生徒に囲まれ「クラーク様から身を引きなさいよ。あの方には思い合う女性がいるのよ!」と言われた。 なんと学園では、私が無理矢理彼に一間惚れをして婚約を迫ったという噂が流れていたのよ。私は愛し合う恋人たちを邪魔する悪役令嬢と決めつけられ、(そもそも悪役令嬢ってなに?)責められた私は婚約者を解放してあげることにしたわ。
その結果、真実の愛を見つけた私は・・・・・・
これは私が婚約者を解放してあげて、お陰で別の真実の愛を見つける物語。魔法が当然ありの世界のラブファンタジー。ざまぁあり。シリアスあり、コメディあり、甘々溺愛ありの世界です。ヒロインはメソメソやられっぱなしの女性ではありません。しっかりしたプライドを持った令嬢です。
もふもふも登場予定。イケメン多数登場予定。多分、あやかしも出るかな・・・・・・
※作者独自の世界で、『ざまぁから始まる恋物語』です。
※ゆるふわ設定ご都合主義です。
※お話がすすんでいくなかでタグの変更があるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 20:26:10
159122文字
会話率:42%
私はカトリーヌ。両親は市井で花屋を営み夫婦仲も良く、私達は幸せな暮らしを送っていました。ところが、私が10才の頃に両親が流行り病で亡くなり、伯父だと名乗る身なりの良い男性に引き取られました。
伯父様はモクレール侯爵様でした。お母様はこの男
性の妹で、かつては侯爵令嬢という身分だったのです。ところが、庭師だった平民のお父様と恋に落ち、駆け落ちをして私を生んだのでした。
伯父様は私を引き取りましたが、使用人として扱われました。伯父様には私と同じ年齢の娘と二歳上の息子がおり、私は厄介者扱いされたのです。私の従兄妹たちはとても意地悪な子でした。特に従兄は私が成長するにつれて、いやらしい目で私を見るようになりました。
モクレール侯爵家では肩身の狭い思いで生活をしていたのですが、ある日それが一変することが起こりました。それは……
これは両親を亡くし伯父に引き取られたヒロインが、悲しくて辛い思いをするものの、最後はスパダリに愛される物語。スパダリは魔王様です。
※最終話にクリスマス要素あり。
※異世界の魔法ありの世界。妖精や妖精王や魔王なども普通に存在する世界です。ゆるふわ設定ご都合主義です。ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 13:12:56
24679文字
会話率:50%
侯爵令嬢アン・ドレスフィードは、父親との不仲により家出中の身。
特技である『変貌魔法(姿かたちを自由に変える魔法)』を駆使して、清くたくましく生きていた。
ある夜、アンはなじみの酒場で『クロエ』と名乗る美女と出会う。どうやら人探しをしてい
る様子のクロエに、アンは親切心から協力を申し出る。
しかしクロエはアンと同じ変貌魔法の使い手であり、その正体は――?
家出歴2年のたくまし令嬢×敏腕ドS男子☆犬猿の仲から始まる大逆転ラブファンタジー!
※別サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 12:12:01
217984文字
会話率:40%
突然、異世界転移した。国を守る花嫁として、神様から選ばれたのだと私の旦那になる白樹さんは言う。
異世界転移なんて中二病!? と思ったのだけど、なんともファンタジーな世界で、私は浄化の力を持っていた。
それなのに、白樹さんは私を家から
出したがらない。凶暴化した獣の討伐にも、討伐隊の再編成をするから待つようにと連れていってくれない。 なんなら、浄化の仕事もしなくていいという。
おい!! 呼んだんだから、仕事をさせろ!! 何もせずに優雅な生活なんか、社会人の私には馴染まないのよ。
というか、あなたのことを守らせなさいよ!!!!
超絶美形な過保護旦那と、どこにでもいるOL(27歳)だった浄化の花嫁の、和風ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 00:38:14
102284文字
会話率:44%
訳あり悪女レイラが転移した先は現代だった!?
そして、その悪女を拾ったのは国民的ボーイズグループのマオ。
運命の悪戯で出会ったレイラとマオ。
その歯車が噛み合った時、2人に困難が待ち受ける。
その出会いは偶然かーー。
それともーー。
訳あり悪女×国民的アイドル
激甘現代ラブファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 11:39:54
113698文字
会話率:35%
乙女ゲームに転生したら、推しの飼い猫だった私。
推しキャラから飼い猫として甘やかされ、幸せな毎日を送っていた。
しかし、許せないことが一つ。
それはゲームの主人公が、私の推しでなく、他の男性キャラと結ばれてしまうこと。
私は推しのハッピー
エンドを実現するために、人間に姿を変えて奮闘するけど…
主人公と推し以外の恋愛フラグを叩き潰していたら、話が思わぬ方向に。
私、なんであなたといい雰囲気なの?
イル様、猫より主人公を溺愛してね!?
世のお疲れ女子に捧ぐ、スイーツ×イケメン×モフモフな、ハッピー・ラブファンタジー☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 17:27:48
149882文字
会話率:35%
期末考査が終わり、慌ただしく冬が到来した。美都、四季、水唯の3人は鍵について知見を深めるためそれぞれ近しい者と話をする日を設ける。所有者、守護者、それに関わる者。《光の鍵》と《闇の鍵》。過去と現在。
それらは誰もが思わぬところで線が繋がるこ
とだった。
そしてついに恐れていた事が起こる。崩壊を望む者の魔の手が、静かに美都へ躙り寄っていた──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 23:47:40
25380文字
会話率:55%
新見香織がスクールカウンセラーとして赴任して数日ーー宿り魔の襲撃が加速していた。しかし彼女の行動意図が読み切れず美都たちは疲弊する毎日を送っている。ただ一つ確かなのは目的が鍵ではないということ。警戒する日々が続く中、畳み掛けるように次々と事
件は起こる。
一方、音楽教師である高階律は謎の不眠症に陥っていた。自分ではない誰かの夢。原因不明の夢が彼を襲う。
何の為に、誰の為に戦うのか。美都はそれを再び考えるようになる。そして今、彼女の過去が明らかになる──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:58:13
275157文字
会話率:38%
季節は秋に向かっていた。美都が通う第一中学校も間も無く体育大会が開催される時期に近づいている。賑やかな雰囲気に包まれていく中、水唯だけはその瞳に影を落としていた。それは己の目的を為すために。そして同様に四季も、彼の動向を気にしているようで─
─。
揺れ動くシリーズ第7編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 01:25:04
124730文字
会話率:53%
王国騎士団の備品係として働くミザリーは自分の部隊の隊長、ディルクに憧れていて、日常的に「隊長!好きです!」と告白を繰り返している。ちなみに当のディルクはあきれ顔だ。
それは恋愛的な意味ではなく、ただのアイドルに憧れるファン心理だと言うが…?
また傍目には明るく見えるミザリーにも抱える暗い過去があり、それはある出会いをきっかけに再び彼女を苦しめる。
主人公が身分差と過去のトラウマを乗り越える異世界ラブファンタジーです。
※未成年者への虐待を思わせるシーンがありますのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 19:49:30
20393文字
会話率:40%
夢の中で出会った人が現実に目の前に現れた。この人は私にとって敵なのか味方なのか
夢がどんどん現実の世界と重なるとき主人公は何を学び何を手にするのか
最終更新:2023-09-19 22:31:51
9808文字
会話率:50%
自分が悪役令嬢であるという自覚を持ってしまった侯爵令嬢・リデア。婚約破棄と社会的な死の運命を変えるべく、彼女は行動を開始する。その過程で出会った公爵子息エランとは、婚約を結び、公私を通して愛し愛される間柄となった。そして記憶の物語の舞台であ
る学園で、一人の少女と遭遇する…
リデアの愛が全員まとめてハッピーエンドまで連れて行く、つよ女子つよカップルのラブファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:41:14
15370文字
会話率:32%
召喚獣を当たり前に召喚できる世界で、召喚獣を召喚できない落ちこぼれの少女リリス。通っている魔法学園をまもなく卒業という段階で、召喚を成功させなければ卒業させないと宣告されてしまう。
「僕を君の召喚獣にしてよ」
そんな時、そう言っていきなりリ
リスの前に現れたのは、純白の羽根を生やした超絶美少年!?
え、人型の召喚獣なんて聞いたことないんですけど!? しかもこの美少年、他の召喚獣なんか目じゃないくらい圧倒的な力も持っていた!
美少年召喚獣ルナとの出会いは、落ちこぼれ召喚士だったリリスの世界を大きく変えていく——。
ど根性だけが取り柄の一応名家のご令嬢リリスと、そんな彼女を溺愛する召喚獣(?)ルナのちょっとシリアス、基本ラブコメな異世界ラブファンタジーです。
※謎の残る結末になるので、読む前にご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 08:14:22
254257文字
会話率:48%
アリシア・オルコットには他人には見えないナニカを〈視る〉力があった。
母はナニカを「マガイ」と呼び、共存する道を模索していたが呆気なく死んでしまう。
アリシアは母が死んだ際、自分は母の二の舞にならないことを誓った。
そう、マガイは全て祓って
みせる。——この拳で!!
この物語は異能を持った少女が、ヒロインに悪役に仕立て上げられたり、婚約者に執着されたり、女装男子の従者と進展したり、同じ異能を持つ友人ができたりする異世界学園ラブファンタジー……だったりするかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 22:07:07
49861文字
会話率:38%
・✶ 無意味な永遠の命なんて、いらない。君がいなくなるなら・・・ ✶・
吸血鬼は強い・・・だが弱点が多い。そんな吸血鬼族の変異種として産まれたラビアンは、人と同じように生きることができ、人として人間の孤児院に預けられた。そして18歳に
なった時、「信じて愛してくれる人」を無性に求める孤独な吸血鬼の美青年、レインと出会う。ヴァンパイア・ラブファンタジー。
注)まだまだ準備段階ですが、せっかくのハロウィンなので私も何か参加したくなり、試験的に少し公開します。そのため今後は休載、またはいったん戻して非公開の可能性もございます【2022.10.27】
※ 現在、大型長編作『アルタクティス~神の大陸 自覚なき英雄たちの総称 ~』の改稿作業をメインで行っているため、セリフや感情が主に占めるプロットの状態です。落ち着いたらエピソードも増やして丁寧に詰めていく予定ですが、機会があればコンテストも視野に入れてこの形での掲載になりました。ですので、それまで背景や動作などは好きに想像していただけたら幸いです。絵が見えないような唐突なセリフ回しになっていたらゴメンなさい・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 12:54:03
44983文字
会話率:39%
【書籍・コミカライズ】
社交界デビューから三年。伯爵令嬢メルフィエラは、とある趣味のせいであらぬ噂を立てられ、婚約すらままならない日々を送っていた。そんな彼女のことをよく思っていない父親の後妻から、「一年以内に婚約者を見つけなければ修道院
に行ってもらう」と言われ、大慌てで秋の遊宴会に出席することに。
本当は気乗りしないため、彼女は出会いの場でもある遊宴会で一人ぽつんと浮いていた。さらにその最中に、魔毒に侵され狂化した魔獣に急襲されてしまう。絶体絶命の大ピンチを救ってくれたのは、不敵に笑う血塗れの男。実はこの男、『狂血公爵』という二つ名を持つガルブレイス公爵その人であった。
ガルブレイス公爵は、血塗れの自分はおろか、魔物すら恐れないメルフィエラに興味を抱く。その上、あまり人に口外できない趣味――魔物や変異植物を美味しくいただくこと――に理解を示しただけではなく、そのあくなき探究心を満たしてやるとまで申し出てきて……⁉︎
いきなり婚約! 結婚? まさか私、騙されているのっ⁉︎
領民のために魔物を美味しくいただく方法を模索する悪食令嬢と、領地に沸いて出る魔獣を駆除し続ける狂血公爵。悪意ある噂に振り回され、婚約者すらまともに見つからなかった二人が、幸せになるまでのラブファンタジーです!
書籍は講談社Kラノベブックスf様(4/2発売予定)、コミカライズは漫画アプリPalcy様(3/22から)とpixiv様で配信予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 23:55:13
447363文字
会話率:57%
若くして命を落とした『聖女』の記憶を持つレティシアは、前世で秘かに想いを寄せていた騎士の生まれ変わりである教師ユリウスと運命の再会を果たす。しかし彼には前世の記憶がなかった。酷く冷たい態度ばかり取るユリウスに、それでもめげず毎日のように昔話
をして聞かせるレティシアだったが、ある日聖女の証であった痣が胸元に現れて――。
異世界の学校を舞台にした、教師(元騎士)と貴族令嬢(元聖女)のちょっぴり切ない?転生ラブファンタジー。
※自サイトでも掲載中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 13:05:19
107450文字
会話率:46%
ある日高校の音楽室で見つけた古ぼけた楽譜。そのメロディーを口ずさんだ私は気付くと知らない街に居た。「銀のセイレーン」と呼ばれ、なぜか囚われの身となった私を助けてくれたのは青い瞳をした無愛想な男の子。彼はとある理由から私の歌を必要としていて…
…。
歌が不吉とされた異世界を舞台にした、歌の好きな女子高生と悪魔と謳われた最強術士(呪いにより時々少年化)とのじれじれ恋愛ファンタジー、最終章スタート!
※自サイトでも連載中の作品です。♪マークのある話には頂いた挿絵が入ります。
【電子書籍化のお知らせ】Cross Infinite World様より「My Favorite Song ~The Silver Siren~」というタイトルで英訳出版されました。
いつも応援有難うございます。今後ともよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 22:10:19
763302文字
会話率:41%
和国より海を渡りて陰陽師来たり─。
皇帝の招きにより、陰陽師が庸国にやってきた。
「陰陽師天御門星よ、そなたには後宮に現れる妖を退治してほしい」
庸国の若き皇帝を見た瞬間、星は驚愕する。
皇帝に鬼の気配がしたのだ。
星にとって鬼は兄の敵。
兄を殺した悪鬼の行方を追い、男装してまで庸国に来たのだから。
「ここで逃げるわけにはいかない」
男子禁制の後宮に入るため、常に皇帝と行動を共にすることになった星。
二人だけになると、雷烈は星を突如抱きしめた。
「女の匂いがする。皇帝をだますとはいい度胸だな」
「あ、あなたこそ鬼ではありませんか!」
咄嗟に言い返すと、雷烈は満足そうに微笑んだ。
「うれしいぞ。ようやくおまえに出会うことができた。その通り、俺は鬼の血を引いている」
自らに宿る鬼の力を、封印術に長けた星に抑えてもらうのが真の目的だったのだ。
互いの目的のために協力することになった二人の行く末は。
和国からやってきた男装陰陽師と、鬼の血を引く皇帝。
大きな秘密を抱えた二人の中華後宮ラブファンタジー。
和国(倭国)の男装陰陽師が、中華ファンタジーの世界に飛び込み、イケメン皇帝と出会ったら─?
という発想で書いたファンタジーです。
二万五千字程度の短編ですので気軽に楽しんでいただければ幸いです。
(文字数が多めなので、数話に分けました)
実際の歴史や史実とは関係ございませんので御理解お願い致します。
他のサイト(ノベマ、エブリスタ)にも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 12:17:49
26157文字
会話率:41%
先の戦争で戦績を残したジークムント・トギフォス辺境伯は褒美として王にエリザベス・マイヤーを望んだ。
エリザベスは戦争の突端となったマイヤー商会の娘で、恩人であるジークムント・トギフォス辺境伯に喜んで輿入れするも冷たい態度を取られてしまう。「
きっと商会と関りが欲しくて結婚したんだ」と考えたエリザベスは辺境伯の邪魔にならないよう生活しようと心掛け4年が経った。
冷めた夫婦生活はエリザベスが毒殺され幕を閉じた…と思っていたのだが。
なぜか死なず幽体離脱してしまったエリザベス。幽体離脱したことを利用して今回の事件を解決しようとするなか、嫌われているはずの夫が何度もわたしの見舞いにきていた。
「もしかして嫌われてなかった…?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 23:09:14
6020文字
会話率:17%