神に代わってその力を行使する存在、『聖女』。そんな聖女に選ばれたシリカは、しかしいつまでたってもかすり傷程度しか治せず、歴代最弱の聖女とまで呼ばれていた。そして、十七歳の時に、聖女に相応しくないということで、聖女の力を別の少女に譲渡し、引
退したのだった。
能力も地位も何もかもを失ったシリカ。けれど、彼女は悲観していなかった。むしろ、心の底から喜んでいた。
なぜならば。
「聖女じゃなくなったんだから、魔女になっても問題ないですよねっ!」
元々無理やり聖女にされていた彼女は、自分の夢であった魔女を目指す。
そうして、シリカは国王の紹介で、『楔の魔女』に弟子入りを申し出る。そこで、彼女の新たな魔女ライフが幕を開く―――はずだったのだが。
「師匠!! 箒で空が飛べました!!」「いや、それは飛んだんじゃなくて、空まで跳躍しただけだろ」
「師匠!! 傷薬作ったんですけど、何か違うのができました!!」「いや、何で傷薬作ってんのにエリクサーができるんだよ」
「師匠!! 動物と話すことができました!!」「それでどうしてドラゴンを連れ帰ってくるんだよ……」
聖女の力を失ったことで、今まで抑えられていた無限大な魔力に覚醒したシリカ。しかも、その魔力は長年『聖女の力』と混ざっていたために、他に例を見ない、特殊な魔力へと変貌していた。
最弱聖女と呼ばれた少女は、自分でも知らない内に世界で唯一の規格外的存在となっていたのだった。
これは、最弱な聖女だった少女が、最高の魔女ライフを目指す物語。
※毎日投稿目標
※一話2000字から3000字を目標折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 08:13:34
291532文字
会話率:41%
幼みである婚約者ソフィーの眼を治す為に秘薬を求めて冒険するマシュー。
神より賜りしギフトの『レシピ』と契約神ニースからの寵愛『知的所有権』を活用してはっちゃけたのは良いが、色々とやり過ぎた為に王国籍を抜けないとまずい状態になってしまう。
やっと手に入れた眼の治療薬「エリクサー」を事前にソフィーに送り、その後に堂々と王国に凱旋、王国学院の卒業パーティーに参加すると
そこでは突然、ソフィーとの婚約破棄劇が開始されてしまうのであった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 02:00:00
17224文字
会話率:86%
これは、「諺の歴史」という異世界の著書から、その一章句を抜粋した、異世界に伝わる一つの諺の話である。
最終更新:2020-06-15 20:45:45
1426文字
会話率:0%
「なんかムカつくわね。【鑑定】とか色々あげる気だったけど、やる気失せたわ。スキルあげるのも疲れるのよ。【アイテムボックス】だけあげる。じゃあ、行ってらっしゃい!」
異世界に転生したセイジだが、女神を怒らせてしまい、もらった能力は【アイテム
ボックス】のみ。
しかし、その【アイテムボックス】は《品質向上》の効果がついていて...
アイテムボックスに入れて長時間経つと、ポーションはエリクサーに、錆びた剣は聖剣エクスカリバーになる!かもw
そんな感じでなんだかんだで無双するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 12:18:44
1759文字
会話率:52%
*MFブックスより書籍化。コミック1巻が1月11日に発売。原作4巻は2月25日発売予定。
S級冒険者である私は理由あってとある錬金術師と行動を共にしている。ところがこの錬金術師がおかしい。最上級のポーションであるエリクサーを片手間に作ったり
、聖剣を一晩で完成させたり。いい加減少しは自重というものを覚えてほしいものだ。監視するこっちの身にもなってほしい……ってエリクサーを栄養ドリンク代わりにがぶ飲みするな!
これは自重を知らない錬金術師とそれに付き合わされる冒険者の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 19:37:16
395681文字
会話率:47%
その世界の人々は皆、右手に刻印を持っていた。『エリクサー』と呼ばれる刻印は、正に奇跡の力。一生に一度しか使えない、しかし何もかもを可能にするもの。
ある日、リミッディ・ホライズンは『エリクサー』を使ってしまう。魔物との対峙が続く世界、奇
跡の無いリミッディは価値が薄く、学校を退学になる。直後、彼の前に一国の姫が現れる。
これは特殊な右腕と刻印を持つ、少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 17:55:14
6740文字
会話率:28%
interesting 誕生日 眼鏡 禿同 エリクサー症候群
キーワード:
最終更新:2020-01-31 15:13:04
643文字
会話率:0%
大賢者サン・トリィとして異世界転生した俺は神からチートスキルである“ストロングゼロ”のスキルと、ストロングゼロそっくりの体を授かったのだが……。
冒険の先に一体何が待つのだろうか。それは誰にもわからない。
最終更新:2020-01-28 01:25:57
1226文字
会話率:35%
『マシマシ』
それは回復の呪文
『背脂』
それはエリクサーの真名
『アブラマシマシ』
HP・MP全回復かつ状態異常も治す最高峰の回復の呪文
この世のどんな回復魔法、回復薬をも凌駕する奇跡の言葉
傷ついた冒険者、襲われた旅人
、捨てられた子供・・・
生きることを諦めてしまいそうな絶望の淵に立たされたとき、どこからともなくそのラーメン屋は表れるという
これは二郎系ラーメン屋の店主が異世界転移してラーメン屋台を経営しながら旅する物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 21:00:00
13699文字
会話率:45%
ポーション売りの少年、シィルは小さな怪我や風邪に使う普通のポーションを販売していた。
しかし、実はそれがポーションではなくてどんな怪我、病気も癒す伝説の薬、エリクサーであるということはシィル自身は知らなかった。
そして、いつもと変
わらない毎日を送っていると息苦しそうに歩いてくる貴族の少女と出会う。
実はその少女は薬師や医師、魔法使いに見てもらっても治せなかった難病を患っていたのだが、気休めに渡したシィルのポーションで完治してしまう。
それからただのポーション売りだったシィルの生活は知らずに治療した人の影響を受け、少しずつ変化していく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 00:00:00
148199文字
会話率:35%
剣と魔法の世界「ミュスクル」。この世界は様々な神によって守護されており時にその神の寵愛を授かり生まれながらに特別な才能をもった人間が存在している。
彼らは「恩寵者」と呼ばれあるものは歴史に名を残す英雄となり、またあるものは歴史に刻まれた
大悪党となった。良くも悪くも絶大なる力を授かる時代の寵児がこの時代にもまた一人。
彼の名はファット・アブラギッシュ・オイリー。ミュスクルの小国、プロイン王国の下級貴族、オイリー男爵家の嫡男として生まれた彼は後にこう記されることとなる。
「もっとも記録にこまる恩寵者」、と。
第一部完結。しばらく休止します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 20:15:47
86758文字
会話率:62%
異世界転生した三人が、魔王やドラゴンもいない平和な異世界を成長させる。
しかしタイトル通り、チート、スキル、特殊能力一切なし。つまり俺tueee要素ゼロ!
ポーション? エリクサー? 伝説の剣? 無いです。あるのは薄味魔法だけ。
アルコ
ール中毒で死亡した赤井秀介はどこかわからない場所で目を覚ます。
目の前に二人の見知らぬ顔、そして神様。
神様は尋ねる「蘇生を望むか?」
この問いかけからすべてが始まる。
条件は十年で異世界を成長させること。
使えるのは微妙な薄味魔法のみ、そもそも成長ってなんだ?
ご都合主義なんてございません。知恵と努力と根性で乗り切る三人の異世界ライフ。
さて三人は成長促進剤になれるのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 11:06:21
757823文字
会話率:44%
王都の商業区の隅にある『フィラル魔法薬店』。
このお店のカウンター奥の戸棚の上には、どんな大きな傷もたちまち癒す効果がある(と思われる)神級霊薬《エリクサー》が、ひっそりと鎮座している。
この神級霊薬は売り物ではなく、このお店を切
り盛りする少女の心の拠り所であり、母の形見である。
しかし、当の神級霊薬にとってその扱いは甚だ不本意なものだった。
『私を飲んで! 一回だけでも! 一滴だけでもいいからぁー!』
――飲まれぬ薬はただの液体である。それ以上の価値はない。ただの液体なのである。
この物語は、飲まれたくてもなかなか飲まれないちょっぴり脳内お花畑な神級霊薬が、家族のように思っている少女とその兄を見守りつつ、自らの不遇を嘆いたり、お店を訪れる客を観察したり、時にツッコミを入れたりする日常を描くおはなしである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-15 22:11:01
55533文字
会話率:44%
【カドカワBOOKS様より二巻が発売中です】
長年の目標だった賢者の石錬成に成功した錬金術師バーナード。
自身が患った原因不明の病を癒やすため、賢者の石を溶かした激マズいエリクサーを飲んだのだが、なんと病が治っただけでなく亜神になってしまっ
た!?
寝てる間に百年経ってしまった世界で、亡き親友が残した最後の研究を引き継ぎ、完全なるホムンクルスの錬成を行うため、異界化してしまった先にある我が家に帰るために探索者になり亜神の力・近代錬金術・異世界の知識という三つのチートじみた力を駆使して異界を無双しながら、衰退してしまった近代錬金術を普及していく……若干コメディ込みの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-15 23:41:46
1024809文字
会話率:40%
彼女は足が不自由だった。だから僕は霊薬を捧げた。
それが闇への落とし穴だと気付かずに。
最終更新:2019-02-02 21:23:12
299文字
会話率:0%
とある世界のはじっこにある名もなき村では――普通の水の代わりに、湧いてくるエリクサーを飲んで生活していた。
エリクサーを飲み生活した結果、人間はエルフという種族へ進化した。
それによって得たものは、強大な治癒の力と、精霊魔法。自然を
愛するエルフだが、それは近くにほかの村がなく交流できないゆえにそう見えただけだった。
そんな村から旅立った一人の少女シーラだが、村では不得意だった治癒魔法が伝説の聖女を凌駕するという事実を知る。さらに、村では誰もが普通に召喚している精霊が絶滅したことになっていた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 12:14:12
173319文字
会話率:44%
勇者は王命を受け、魔王の討伐に向かう。
倒し、どうせなら素顔を見てやろうと魔王の仮面をはぎ――衝撃を受ける。魔王が、超絶可愛かった。勇者は了承を得ず貴重なエリクサーを使用し、仲間を裏切って魔王を自宅へと連れ帰った。
※2017年9月29日
、PASH!ブックスから発売予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-29 10:08:20
72623文字
会話率:37%
とある世界に双子の兄妹が誕生した。
この世界では一定の年齢になると女神からの『加護』が授かる。
妹には『勇者』と『剣聖』という破格の、しかも今まで存在しなかった2つの『加護』が付いた。
幼馴染には『聖女』の加護・・
逆に兄には何の加護も付か
ない、この世界で始めての『能無し』になってしまう。
『加護』と『レベル』が最も重要とされる世界、『加護』が無ければ『レベル』を上げる事も出来無い。
『レベル』が上がらなければ『ステータス』にボーナスを受ける事が出来無い上、上位の『スキル』も覚える事ができない。
その事で彼らの世界は一片。
方や世界を救う救世の存在として崇められ、両親、幼馴染共々王都へと旅立つ。
方や村からも厄介者の烙印を押され不毛の土地を無理矢理押し付けられる。
だがこれには裏が有った。
彼らが生まれる前、女神によって元々1つずつ与えられる筈だった『加護』を
「可愛い女の子が救世主の方が良いじゃん」
と、言う理由だけで、女神は独断で兄の『加護』を妹に移してしまっていた。
・・・この女神は就任する際の説明を適当に聞いていた為知らなかった。
この世界で『加護』と『レベル』がどういった役割を果たしているのかを。
加護を受けられなかった兄は、誰でも修得出来る『職業スキル』の内『農家』を選び鍛え上げていく。
そんな彼には秘密が有った。
加護を得られなかった事により前世の記憶が戻った上、普通に生活しているだけでもステータスが上昇して行く体に為って居たのだ。
そして時間は過ぎ・・・
「グワァァァァ!!!何故だ!!何故こうも簡単に我の鱗を破壊出来る!?」
「ん?んなモン荒れた土地耕すより楽勝だけど?」
「おい・・何で『鍛冶師』でもないお前が・・しかも『初級スキル』で『ハイミスリル(こんなモン)』加工出来るんだよ・・」
「器用だからじゃね?」
「・・・ねぇ?そこで生ってた果物・・摘まみ食いしたら体力とか傷が全快したんだけど?」
「あ~アレか、世界樹(ユグドラシル)と交配させてみたんだわ」
軽々と最強生物(ドラゴン等)を狩り、気分で秘薬(エリクサー)以上の効果を持つ果実を作り出して行く・・
初期&弱小職・農民(ファーマー)が最凶ステータスを振りかざし、初級スキルで高レベルも・・上位スキルすらも蹂躙して行くゴリ押しスローライフが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 22:18:01
17418文字
会話率:33%
雫目奏真は二十歳の大学生。いきなり暴漢に襲われ死亡したと思ったら異世界への転移を果たす。
神様的な存在からもらったチートは、「創薬」の力。これでエリクサーを作りまくって、ばんばん売って大富豪になるぜ! と意気込んでいたところ。
行きずりの
商人さんは言いました。「あんたのそのポーション売れないよ」。
厳重に魔法薬の製造・使用が管理された世界で、チート能力はどこまで使えるのか!
異世界転移だけれど、爽快感の欠片もないお薬話!
二万字ちょっとで完結予定です。
短編だと長すぎるので分割。最終話の後書きに執筆動機なども記載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 01:00:00
23298文字
会話率:36%
主人公はチートです。
最終更新:2018-07-31 08:08:04
1177文字
会話率:67%
就職、それは長きにわたる人生を大きく左右する超必殺技である。
学生時代、下らないことにパワーゲージを使い過ぎた者はいざという肝心な時に選考→面接→内定のコンボをうまく繋げられなくなる致命的な不利を背負う羽目になる。
通らない一次選考。うまく
しゃべれないグループディスカッション。やっとこぎ着けた面接でバースト挟んでも付け焼刃のアピールポイントは全て読まれて、卒業という名のタイムフェンスの壁際に追い込まれてしまう。
これは、社会に旅立つために必要なパワーを温存し続けるエリクサー病患者が真面目に仕事に行くまでの物語……ではない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-27 22:18:31
3091文字
会話率:57%