「写真の男を殺せ、成功したらコイツを返して借金もチャラにしてやる。どうだ、やるか?」
「今死ぬか後で死ぬか選べるならもちろん後者を選ぶ」
「そうか、なら一生懸命死んでこい」
人を殺すどころか殴ったことさえない俺は、
投げ捨てられたサコッシュ
を拾い上げ肩にかけた。
雨が降りそうな空気の中、男がいる箱のドアを開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 18:59:35
1631文字
会話率:21%
それに気づくことさえできれば、世界はこんなにも美しい。
最終更新:2024-03-08 07:00:00
339文字
会話率:0%
輝な子はその日の朝、不調。起きることさえままならない。なんとか姉に助けてもらうが、散々愚痴をこぼし、悪態をつく。そんな輝な子に不幸。
最終更新:2024-02-28 14:37:26
2185文字
会話率:0%
一部の人間が生まれながらにして【役職】を持っていて、役職もちの人間は役職に応じた特殊能力を使うことができる世界。
【斥候(スカウト)】の役職を持つ、最低ランク冒険者であるアインスは、ある日ダンジョン攻略中にパーティーメンバーを死なせてしまう
。
斥候は索敵に特化した非戦闘職であり、パーティーメンバーを死なせないのが仕事だ。
命からがらアインスのみがダンジョンから生還するも、アインスは戦えない上に、斥候として仕事が遅かったことを理由に、ギルドを追放されてしまった。
しかし、アインスが攻略を依頼されたダンジョンは、生還することさえ難しい、最難関クラスのダンジョン【変異ダンジョン】だったのだ。
そんなことも知らないギルドの下に、世界でも5人しかいないSSランク冒険者であるカルミナが現れた。
ダンジョン攻略失敗の件について問いただす中、カルミナは一人で最難関クラスのダンジョンから戦う術も無しに生還した斥候のことを何やら気にかけている様子だ。
そして、斥候が持つ索敵能力【探知眼】。アインスの持つそれは、通常の【探知眼】と異なり、何やら秘密があるようで……?!
非戦闘職の斥候の少年が、世界最強クラスの女冒険者カルミナと出会い、最低ランクから成り上がっていくストーリー。
R15タグは念のためつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 18:24:33
350910文字
会話率:41%
幼少期に両親を亡くし、義母と義妹に冷遇されて育った伯爵令嬢フィーネ。
辺境の別邸に幽閉され、無能扱い。外に出ることさえできない出来損ないとして軽んじられていた彼女にはもうひとつの顔があった。
それは人類史上初となる飛竜種の単独討伐を果たし
た仮面の魔法使い――「黎明の魔女」としての顔。
幽閉されていた別邸を抜けだし、大好きな魔法で魔物をぶっ飛ばしていたら、いつの間にか伝説の魔法使いみたいな扱いを受けていたのだった。
そんなある日、届いたのは悪徳貴族として黒い噂も多いクロイツフェルト公爵家との縁談。
「君を愛することはない」
冷徹な氷の魔術師と呼ばれるシオンとの政略結婚――のはずだったのに、彼が探している思い人が四年前に命を救われた「黎明の魔女」であることが判明する。
その上、形式上のお飾り妻になるはずだったフィーネはうっかり魔法の才能を発揮して、王国中から注目を集める存在になっていって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 21:02:21
164050文字
会話率:32%
婚約者のカイン様は、婚約者の私よりも幼馴染みのクリスティ王女殿下ばかりを優先する。
何度も約束を破られ、彼と過ごせる時間は全くなかった。約束を破る理由はいつだって、「クリスティが……」だ。
同じ学園に通っているのに、私はまるで他人の
よう。毎日毎日、二人の仲のいい姿を見せられ、苦しんでいることさえ彼は気付かない。
もうやめる。
カイン様との婚約は解消する。
でもなぜか、別れを告げたのに彼が付きまとってくる。
愛してる? 私はもう、あなたに興味はありません!
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 18:20:34
99505文字
会話率:38%
勇者組合所属の魔法使いメードレは、チームリーダーからそのチームからのクビを宣告された。最強の魔法使いになる素質を持ちながら大した伸びしろもなく、ろくな活躍も出来ていないという理由だった。
途方に暮れて街を歩いていたところ、同じく勇者組
合に所属している者達から、伝説の魔法使いウォータールーからの特訓を受けてみてはと提案を受ける。
ウォータールーはかつて一度も弟子を迎えたことはない。それどころか、勇者を引退した後はろくに誰かと接したことさえない。
メードレは弟子にしてもらえるか悩むも、鼓舞してもらった結果、伝説の魔法使いに会いに行くことにした。
──これは、冴えない魔法使いの少年が、最強の魔法使いになるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 23:19:18
294377文字
会話率:37%
人間と魔族が暮らし争い合っている世界。
その争いは激しさを増し、一時は両種族の全盛期の一割にまで人口が減ってしまった。
だがそれでも両者は争いを止めることができず、代わりにとある方法を取ることにした。
両種族の丁度真ん中に線を引き、許可なき
者は通ることができない絶対の境界となる、世界を分断する壁を作り出すことにした。
だが、ただ分けただけでは誰も納得しない。そのため、十年に一度、その境界を設定し直すことができるようにしたのだ。
それが、『境界戦争』。
十年に一度、各陣営百の戦士を用意し、事前にルールと賞品を決めて争わせ、勝った方が負けた方から賞品——領土を奪うことができる。そんな戦争だ。
だが、そんな境界戦争も数千年と言う長きにわたっても終わることなく続いていた。時に勝ち、時に負け、そうして戦い続け、領土を奪い合い続けた。
そんな中、一人の剣士が生まれた。剣士は境界戦争に参加し、目覚ましい戦果を残し、勝利し続けた。
その数、七度。たった一人の剣士の存在が、七度連続での人間陣営の勝利を引き起こした。
『剣王』と呼ばれるようになった剣士の勝利によって人間は魔族の領土を大地全体の三割以下にまで狭めることができ、このまま戦い続けたら遠からず人間が魔族を滅ぼすだろう。そう語られることさえあった。
だが、そうはならなかった。寿命だ。いかに剣王といえど、人間である以上は寿命からは逃れられない。
剣王は弟子や友人たちに後を託し、剣を捨てて満足しながらこの世を去った。——はずだった。
剣王の死後からおよそ三百年。なんの因果か剣王は一般人の子供へと転生したのだ。
だが、どうにも周囲の様子がおかしい。調べてみると、かつては領土を三割まで追い込んだはずの魔族が、六割まで回復していたのだ。しかも、首都だったはずの土地が魔族に奪われていた。
このままでは人間どころか、自分や家族までもが苦しむことになる。
それを防ぐため、かつての剣王は人間を救うために一度は捨てたはずの剣を再び手にすることを決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 07:00:00
308634文字
会話率:51%
この物語の主人公「ゼロ」はとある日の朝、不思議な感覚に襲われた。仲間を失ってしまう「夢」のようなものを見たから。なぜかそのことさえも忘れていってしまうゼロ。この先仲間を守っていけるのか?!
「守備力ゼロの阻喪勇者」!応援お願いします!
最終更新:2024-01-21 22:20:12
9352文字
会話率:72%
聖女として辺境の村から王都に連れてこられたアミーリアは劣悪な環境で過酷な労働を強いられていた。そんなアミーリアを密かに庇ってくれていたのは聖騎士のルーク。彼は実は辺境伯の息子でアミーリアを救おうと考えていた。そんな折王宮の夜会に呼び出された
アミーリアは第一王子から偽聖女だと断罪され婚約破棄されてしまう。「婚約破棄だ!」と叫ぶ第一王子に向かってアミーリアは言った。「コンヤクハキって何ですか?」彼女は婚約破棄という言葉も知らなければ第一王子と婚約していたことさえ知らなかった。「偽聖女だ」と言われると「私聖女じゃないんですね」と喜びルークとアミーリアは王宮を逃げ出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 15:07:44
37496文字
会話率:41%
田辺洸輝《たなべこうき》と白羽叶海《しらはかなみ》は、幼なじみだ。
幼稚園のころから始まったこの関係はふたりが小学校高学年になるころ、洸輝が引っ越すことになるまで続いた。
引っ込み思案で、日本では珍しい白銀の髪と空色の瞳を持った叶海を、兄妹
のように思っていた洸輝。
頑張り屋で、黒色の髪と茶色の瞳を持った洸輝のことを、好きだったと気づいた叶海。
これはそんなふたりが高校生になって、再会する。ただそれだけの物語。
作者のリハビリ(?)を兼ねた作品です。読み辛いうえに遅筆、キャラブレすることさえあるかと思いますが、お付き合いいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 18:00:00
716文字
会話率:46%
夜会で婚約者エリザベスとの婚約破棄を宣言した王太子エイベルは、北の塔に幽閉されていた。
聖女ロザリーを守ることこそ、この国のためになる。そう信じていたのに、今やロザリーを守ることさえできない。
やらかした王子の世話をするのは王城で雇われ
ながら洗練されてない無愛想な侍女だった。
王太子が婚約破棄をしたその後の話
全13話くらいの予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 00:00:00
46004文字
会話率:30%
「杏沙、お願い。私が退院するまでこの人と付き合って」
末期がんに侵された友人の由紀はそう言って、自分の彼氏──永井和臣を差し出した。
「うん、いいよ」
それで由紀の病気が快方に向かうならという気持ちから、杏沙は願掛けのつもりで頷いた。
それから和臣との付き合いが始まった。
手も握らない。キスもしない。身体を重ね合わせることも、彼との未来を想像することさえしない偽りの交際は、罪悪感だけが積もる日々。
そんなある日、和臣は言った。
「由紀にとって、君は一番大事な友達……親友なんだ」
その言葉に杏沙は、ちくりと罪悪感を覚えた。
杏沙は由紀の親友では無い。親友になりたくても、なれない。そんな資格は無いのだ。
なぜなら昔、杏沙は由紀に対してひどい裏切りをしたことがあったから。
友人の回復を信じて偽装恋愛を始めるOLと、偽装恋愛をしてでも恋人の回復を願う大学生のいびつで切ない秋から冬までのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 09:56:19
34471文字
会話率:36%
更年期を迎えた五十路でも、モテるというお話です。ww
最終更新:2023-10-24 12:12:42
2429文字
会話率:0%
モテ自慢かと問われると……ビミョ~な話です……。
最終更新:2023-07-02 08:21:57
1617文字
会話率:0%
魔王を倒すべく討伐に出た勇者一行だが、魔王の前に立つことさえ出来なかった。
そのため彼らは、朝から晩までタルを破壊して回ることを決めた。
最終更新:2023-10-24 00:13:55
8100文字
会話率:67%
苦闘の末、災厄の竜討伐は叶った。
竜は死の間際、呪いを放った。
それを一身に受けたのは、異界より召喚された巫女だった。
巫女は瀕死のまま生き続ける。
その身に帯びた光魔法のせいで簡単に死ぬことさえできない身体だったからだ。
そこへ女神の
ごとく神々しい精霊が現れ、「望みはないか」と尋ねる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 03:35:53
6280文字
会話率:31%
砂楼の姫は決意した。
たとえ、選択によりどんなに苦痛に苛まれてもこの道を進み続けると。
彼女は理解していた。本心のすべてを伝えても、それは子どものわがままでしかないと。もし円満な生活を守りたいというなら、演じなければならないと。幸いに
も、彼女には一人の時間が多くあった。
一人では生きていくことさえできない。その身の上を熟知し、利用し、人々を導く。過酷な土地で育った彼女は、一人でこの土地を生きるのは困難だと知っている。
故に、彼女は新天地へと足を踏み入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 13:35:10
3362文字
会話率:76%
社会人の晴子は毎日をすり減らしながら生きていた。どれだけ頑張っても満たされない日々。人に疲れ、息をすることさえも難しくなった。仕事を辞め、実家に帰ったが、心は休まらない。
いつも感じていた足りないもの。それを呼び起こすように、心動く夢を
見た。そこでなら求めている何かを見つけられるような気がした晴子は、家を飛び出した。
向かた先は古びた日本家屋。一人だと思っていたその場所には先客たちで賑わっていた。そこで見つけた一人に晴子は心惹かれていった。そして人間ではない住人達と穏やかでも騒がしい生活を始め、枯れた心に温かい風を吹かせた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 14:48:33
103587文字
会話率:38%
ひょんなことから姫様の推薦でライカは魔法学園エルラードに入った。
そこは金持ちや魔法に自信のある生徒たちばかりで、ライカにとっては非常にアウェイな空間。
そもそもライカは魔法がまともに使えない。明かりをつけることさえまともにできない。
箱入
り娘ならぬ箱入り息子として大切に育てられたのだ。
ただ、これが何かのきっかけになるかもしれないと、多少の期待をしていたところで
同学年のギルマに一方的に勝負をしかけられ負けてしまう。
しかし、それがきっかけでいままで知らなかった刺激がライカに走る。
自分だけでは決して見つけられなかった魔法の使い方。
友、仲間、先生、敵、すべてを利用してライカは魔法学園で成長をしていく。
魔法使いより上の魔道者のさらに先、魔道師を目指すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 22:06:29
146306文字
会話率:48%
私の事を好きだか嫌いだか分からない神様が夢に出た。
その方は何時ものように上品に微笑んで、一言二言会話をした。
好きだか嫌いだか分からないから、私も同じ様に縁と縁の強い方に相談する。
嫌いなら寄ることさえ許さないよ。
注意事項1
起承転
結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
今日はこんな夢でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 08:58:49
1075文字
会話率:34%
「八雲をぶち抜かないと、本音で語ることさえ出来ない」
喫茶店を訪れた彼と彼女。閑古鳥が鳴くそこで見せるのは、普段は決して表に出ない素顔。
.......君がどんなに拒んでも、この手を離さない。一緒に落ちてあげる。
最終更新:2022-02-15 22:43:12
932文字
会話率:50%