父親が死んだ。
芸能事務所の社長である父が病死し、娘である大河内雅は「会社を継いでくれ」と連絡を受けて、芸能事務所スターダスト・ブロッサムにやってきた。
しかし、そこに社員は安心院文と名乗る女性がひとりだけ。
所属アイドルも、社員も
、既に辞めるか移籍したあと。
この会社も、廃業することになったという。
困惑する雅に、安心院は「会社の後始末を任せたかったのではないでしょうか……」と告げ、雅は天を仰ぐ。
仕方なく廃業の手続きを進めようとしたところで、「今日付けでこの事務所のアイドルになります!」と言う三人の少女が現れる。
ダンスが苦手なアイドル志望。
歌が歌えないコミュ障。
がさつな大和撫子。
ほかの事務所だったら絶対にオーディションに合格しないような子たちが、なぜかこの事務所には受かったという。
だが、この事務所はもう廃業する予定なのだ。
アイドルに来られても、困る。
当然、事情を説明して帰らせようとした雅だが、既に彼女たちはアイドルになるために後戻りできないところまできていた。
ここで面倒を見なければ、人生に一生の傷をつけてしまう。
仕方なく面倒を見ることに決めた雅だが、とてもアイドルに向いていない三人にどうすればいいか考えていると――。
彼女たちの特技を見て、ひとつの考えに辿り着く。
「……バンド、組もうか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 04:00:00
78447文字
会話率:24%
掛け持ちバイトのしすぎで、入院した高校生、近衛 誠吾(このえ せいご)は家族と学校からバイト禁止令が出されて、暇になってしまう。
そんな彼に学校の友人から暇なら今度発売される新作のVRMMORPG「Elysion Online(エリュシオ
ン オンライン)」をやってみないか誘われる。
どうせやることがないので、ゲームで暇つぶしするのもいいかと考え、初めてのVRゲームをプレイすることを決める。
ゲームを始めた誠吾はアバター名をタクトと名付け、召喚師サモナーとして、プレイを始める。そして始めて召喚をした召喚獣は竜人族の可愛い少女だった。リリーと名付けたタクトはリリーと共にEOの世界に旅立つ。
そして数多くのバイトをした彼はVRの世界で才能を発揮する。ゲームが楽しくなってきた彼はいつの間にか立派なゲーマーに成長していく。
■『マンガUP!』様で漫画連載中です。
■『めちゃコミック』様でコミックス一巻が配信中です。
■『Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~』のコミックス一巻、二巻が発売中です!
現在一日空けて小説更新中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:00:00
10672231文字
会話率:51%
アレン、お前は必ずこの兄を助けにきてくれ、
いいか約束だぞ、
必ずだ・・・
最終更新:2024-12-03 21:50:27
4368文字
会話率:63%
水島果圓(かえん)と井村瑞穂は中学の同級生。
二十歳から付き合い始めて数年後、夫婦になります。
果圓は小学五年生のときから眠っている間に、自分が知らないうちにノートに文字(漢字)が書かれているという体験を繰り返します。
この現象は彼の意志に
よらずに始まりました。そのため、どうやって止めたらいいかも分かりません。
ただし、瑞穂だけはこの現象の秘密に迫れる存在になります。
終わりは突然やってきます。予兆には気付けますが、その対処や選択や決断が正しいものかどうかは分かりません。結果は一つです。しかし、その捉え方は人それぞれです。
そんなことをテーマにして書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:05:20
67247文字
会話率:48%
人間種とあらゆる異形種が共存する世界で、種族特有の体質に翻弄される先祖返りの末裔達。彼らは症状をやり過ごすため、利害の一致する者の手を取る事もある。その関係は時に恋人の様でもあるが果たしてそこに存在する感情の正体は。。。
①吸血鬼の末裔女子
と淫魔の末裔男子の場合
②化け狸の末裔××と理学療法士志望男子の場合
③人魚の末裔女子と吸血鬼の末裔男子の場合
世界は異世界ですがほぼ現代です。地球の別の世界線と思って頂けたらいいかと思います。
【R15作品です】※流血表現や無理やりと感じるような場面もあるので苦手な方はご注意下さい。また、男女の絡みのようでBL設定もあります。表現が過激と思われる事もあるかもしれませんが、ちょっとドキドキ出来る作品を目指しましたので何でもござれな方は是非お楽しみ下さい♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:00:00
21404文字
会話率:64%
因果は、人を幽世へ連れ去ってしまう。
行き先は巨大な木造アパート。
誰が作ったのか、なんの目的で作られたのかも分からない。
ただ間違いなくそこに存在している。出口はない。ひとたび連れ込まれたものは、二度と外へ出ることができない。
住人た
ちはそこで、素性も知らぬ隣人と生活することになる。
賢い人間、愚かな人間、虚ろな人間、あるいは人間とは言い難いものたち。
もし人間性を失った場合、人は獣(ビースト)へ変貌してしまう。
獣は理性をもたない。
殺すしかない。
そこに法はない。
しかし秩序はある。
秩序は、ある。
あるが、常にそれを守ろうとする誰かがいなければ、いともたやすく失われてしまう。
人は恐怖している。
ウソでもいいから秩序を維持できなければ、人間性を失うのも時間の問題である。
人間性を失えば獣になる。
秩序だ。
なによりもそれが必要だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:00:00
261610文字
会話率:38%
貧乏農家の三女として生まれたノアは六歳の時に召使いとして商会に売られてしまった。奴隷のように働かされていたが、十歳の時に町で魔物の氾濫が起こり、その混乱に乗じて商会から逃げ出すことができた。逃げのびたノアは二人の少女たちと出会い、一緒に協力
しないかと話を持ち掛けられる。一人で生活するよりはいいかもしれない、と受け入れるがその少女たちを鑑定すると「勇者の卵」「聖女の卵」という結果が出てきた。厄介ごとに巻き込まれるかもとビクビクしながらも、大きな町にたどり着いて生活が始まった。三人で過ごしていくとノア自身にも「賢者の卵」という称号が生え、様々な魔法が使えるようになる。そんな時、事件に巻き込まれてノアたちは開拓村に飛ばされることになった。だが、それがスローライフの始まりだった。少しずつ身の回りの物を充実させ、野菜を魔法で育て、自分の手で家を作り、動物を育てて恩恵に預かり、素材採取のついでに魔物討伐、開拓の手伝いをして住民と交流。ノアが動くと生活で少しずつ必要なものが集まり、開拓村は少しずつ豊かになっていく。生えてきた称号にとらわれず、ノアは魔法を生かしたスローライフを満喫していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:00:00
638788文字
会話率:66%
悪役令嬢ジェルトリュード・クライン。
11年後、俺はこの女に殺される。
帰宅途中。車にはねられて死んでしまった高校生の俺。
気が付いたら、俺のお姉二人がアホみたいにはまっていた乙女ゲームの悪役令嬢ジェルトリュードの弟カルヴィン・クラ
イン(5歳)に転生していた。
しかも、攻略対象キャラなのに、ゲーム中、三回死亡フラグがあるらしい。
1回目は、帰省して、姉にぐさっと。
2回目は、ラストバトルで、黒い竜になったジェルトリュードから雑にぷちっと。
3回目は、ラストバトル終了後。かろうじて生き残るも、虫の息でジェルトリュードを庇う言葉を残して……。
悪役令嬢の姉だけやばいことになって、ちゃっかり自分だけ助かる道も考えたが……。
断片的に思い出されたお姉二人の会話から無理と判断した。
俺の輝かしい未来は、姉ジェルトリュードの未来にかかっていることになる。
うまいこと生き残れたとしても、素敵なお貴族様ライフが破綻したらもともこもない!
だから、決めた!
俺は、この姉ジェルトリュードを闇落ちしてラスボス化する悪役令嬢ルートから、薔薇が似合う普通に素敵な貴族令嬢ルートに変えてやる!
ゲームの舞台は、王立魔法学園!
しかし、端からゲームに興じるお姉らを見てたけど、プレイしてないからゲームの内容を俺は全くわかってない。
ヒントは、時々思い出されるわずかな記憶にあるお姉達の会話のみ。
主人公の通称ピンクちゃんの攻略ルートに乗るために、他の攻略対象者を出し抜いて、奴らには合法的に攻略ルートから消えていただく!
で、なかったら、俺、また死んでしまうやないいかい!
もう死ぬのいややー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:30:00
134666文字
会話率:36%
【オルタナティブ・青春スポーツラブコメ】開幕!
***
ーー優勝争いもできないのに、闘う意味なんてないだろ。
中学時代、バレーボールの県代表にも選ばれていたエーススパイカーの快龍(かいたつ)は、膝の怪我により満足に跳べない身体になり、
高校では勉強にのみ集中していた。
しかし高校2年の4月。新歓ムードであらゆる部活が盛り上がりを見せる中、快龍は女子バレー部のマネージャーにならないかと誘われる。
「何回負けてもいい。だけど、1回でいいから、私は勝ちたい」
キャプテンの熱意に押されて入部を決める快龍だったが、部員はたったの4人。
しかも、さっそく練習をサボる曲者だらけだった……。
「このままのんびり部活を楽しめたら、それでいい。ウチはそう思う」
「わ、私、男の人が苦手なんです!!!」
「でも、一つだけ言えるのは、あなただけが頑張っているわけじゃないし、あなただけが挫折しているわけじゃないってこと」
勝つことが全てだった快龍は、弱小部活のマネージャーとしてやっていけるのか?
優勝ではなく、たった1勝を目指す。
オルタナティブ・青春スポーツラブコメ、開幕です。
(スポーツ:3 恋愛:5 コメディ:2 くらいの割合になる予定です!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:46:57
95289文字
会話率:34%
私は、小学生の時に初恋というものをした。
私の住んでいた町は田舎だったので、他の子との交流も少なく私はその初恋の子にずっと会うことができた。
アラサーになった今でもその恋が忘れられない。
こんなにも一途な人はいるのだろうか、いるかもしれない
けど単純に私が奥手なだけかもしれない。
私の友人にはもう彼氏がいるし、もしかりたら初恋の相手ももう彼女がいるかもしれない。
それでも私は、窓辺から見た彼らしい姿を無意識に追いかけてしまう。
もしそれが、彼じゃなかったら私は、もう今後一切恋愛はしないだろう。
初恋を大事にするのは、いいかもしれないど、私に見たいにはなるなよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:36:53
4722文字
会話率:22%
おっす、オラみそ子(♂)ちゃん。19歳(+20)
適当に書いてるだけだから期待しないでね!
あとうつっぽいから耐性のない人は、やめたほうがいいかも~
最終更新:2024-12-03 17:00:00
580171文字
会話率:2%
「俺はグレました」
「計画倒れ。アナタの声は誰にも届かないという結果。それで一つ気づいたことがあるでしょ?」
「人類皆々様のおかげで、私は皆々様の幸せの夢をようやく捨てられた。人に干渉しない。人から干渉されない仮初の平和ボケで自由主義を唱え
てもいいものなのかな?」
「なら、足の踏み場もない程のゴミ屋敷でも書いてみる?セルフネグレクトなアナタね?」
「そうではないよ。社会に同意、異議を唱えなくても、生きる理由がある」
「黒い感情ね。私、アナタのこと騙してた。浮気男を殺すのに、みんなを利用したのよ。アナタの手を拒めば拒むほど、蟠りばかりに苛まされ、削除ボタンに手が伸びる。それってね、人の損得勘定を軽蔑したのよ。誰もに捨てられ、誰もを捨てたアナタに聴いてもいいかしら?」
「お前だけだと先に答えを出しておく」
「私にはアナタだけに逃げなくなったアナタの気持ちを書いてみて?私との結婚が幸せなのか不幸せなのか読んであげる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 15:07:15
358506文字
会話率:37%
リエリー王女が天使のように歌う姿を、偶然見てしまった、ただの下級剣士アツリュウ。ある日、溺れる兄を助けようと、命がけで橋から飛び降りようとする王女を見つける。
「あなたは行ってはいけない!」
王女の代わりに命を懸けて王子を助けるアツリュウ。
後日、王子セウヤがアツリュウの元にやってくる。
「お前の望むほうびをやろう」
彼は迷った末に口にする。
「遠くからでかまいません。一度でいいから姫様を見たい」
セウヤ王子に気に入られ、護衛官となったアツリュウ。
王女もまた、アツリュウへの想いを胸に秘める。
兄を救ってくれたあの人、けして話しかけることなどできない。けれどせめてもう一度あの瞳を見たい。
「遠くから見るだけでかまわない、何も望まない。だからずっと見ていたい……」
言葉を交わすこともままならない、両片思いの物語。
※くっつくまで、長ーくかかりますが、ハピエンです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 12:20:09
422045文字
会話率:34%
アパートで一人暮らしを始めて二年目の男子高校生、光瀬怜(みつせれい)。
新学期を数日後に控えたある日、隣に同年代の少女、渡良瀬桜彩(わたらせさや)が引っ越してきた。
数日後、怜と同じクラスに転入してきた桜彩は早々にクールな美少女として
注目を集めたのだが、私生活では初めての一人暮らしに戸惑うことも多かった。
人を寄せ付けない雰囲気で他人を頼ることを良しとしない桜彩だったが、いくつかの偶然が重なり怜は桜彩の一人暮らしを助けていく。
出会った当初は他人との関わりを極力拒んできた桜彩だったが、怜の優しさに徐々に心を開いていき、二人の関係は隣人から徐々に変わっていくことになる。
「まあ、私があの人と関わることなんてないか」
最初はそう思っていたのに
「いえ、ですが光瀬さんにそのようなことをしていただく理由はありません」
それでも手を差し伸べてくれて
「美味しいです、本当に……」
料理が出来ない私にご飯を作ってくれて
「た、た、助けて、助けて、助けて下さいっ!!」
夜中に助けを求めても、嫌な顔一つしないで駆けつけてくれて
「出会ってからさんざん迷惑を掛けているこんな私ですが、友人になってくれますか?」
何も出来ない私と友達になってくれて
「私のこと、可愛いって……。え、えへへ、えへへへ」
私のことを可愛いって言ってくれて
「もしも私が困った時は隣で私を支えて下さい。もしも怜さんが辛い時は私も怜さんを支えるので、私にも頼って下さい」
少し弱いところも見せてくれるようになって
「そ、その……怜さんも……凄く素敵だと思いますよ……」
そんな怜のことが素敵に思えて
「あの……その、ね……。怜、今までさんざん甘えてきたけど、もっとわがまま言っていいかな?」
もう遠慮なんてしたくなくなって
そして――
「怜、今日の献立は何にするの?」
「そうだな。桜彩は何が食べたい?」
学校帰りに一緒にスーパーへと寄って献立を決める。
桜の咲く季節、二人に訪れた新しい幸せ。
そして二人はお互いを徐々に意識していく。
(俺と桜彩の関係ってなんだろう)
(私と怜の関係ってなんだろう)
今はまだ分からないこの気持ち。
でも……多分……この気持ちの名前はきっと……
これは世話焼き男子とクール女子が無自覚に繰り広げる甘い半同棲生活の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 12:00:00
1058097文字
会話率:46%
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈を
していたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 12:00:00
458976文字
会話率:41%
42歳の厄年独身サラリーマンの倉多宗次は通勤途中で倒れてしまう。
不安しか感じない女神に異世界転移させられ、娘みたいな年頃の女の子達が何故か懐いてくる状況で夢のスローライフを目指して頑張るお話。
※ゆっくり更新の予定です。
最終更新:2024-12-03 10:17:34
238808文字
会話率:43%
俺の高校には本物のアイドルがいる。
夜明けのアイドルなんて呼ばれている、今、人気上昇中のアイドル様だ。
廃校の危機で芸能クラスが新設された高校で、唯一の本物。
昼休みに校庭で行われているライブに熱狂する級友たち。その気持ちはわから
ないでもないけど、アイドルに興味のない俺からすると、彼らの応援は騒音以外のなにものでもなかった。
だから、静かな場所を求めて校舎裏に来たのだけど、すでに人がいた。
同級生。
大きいレンズの眼鏡をかけて、三つ編みをした地味な見た目の女の子だ。
悩んだけど、ここ以上に落ち着ける場所を思いつかなくって。
校舎裏唯一のベンチに座る彼女に、隣に座っていいかって声をかけると、お弁当をひっくり返しそうなぐらいあたふた。話し方もおどおどしていて、人馴れしていない小動物を思わせた。
そんな彼女にどうにか許可をもらってお昼を食べていると、おずおずと尋ねられる。アイドルに興味はないのか、って。ない、って答えて、それで終わり。
そう思ったけど、彼女はおもむろに眼鏡を外して、
「興味、……ない……?」
夜明けのアイドルと称される、宇宙一かわいい双子の姉にも負けない"素顔"を見せてきた。
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『芸能クラスに人気アイドルの双子がいるひとりぼっちな同級生は、俺にだけ姉に負けない素顔を見せてくる。』
個人電子書籍準備中!
https://nanayonovel.wixsite.com/book-1/hitori1
※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』にて公開しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 08:10:00
92453文字
会話率:28%
「で、ボクは君を婚約破棄したいんだ」
カルカウ王国唯一の王子であるエルズワースは、聖女ライカとの婚約破棄を望んだ。他に好きな令嬢ができたからという、軽薄な理由で。国王夫妻は聖女よりも高位貴族の令嬢と結ばれることを是としたし、聖女ライカの後見
者である大司教は慰謝料に満足したし、聖女ライカは目の前のオレンジのあまりの美味しさに心を奪われていた。婚約破棄成立後、聖女ライカは傷心を癒すという名目で旅に出る。一年後に帰還すると、エルズワースも国王夫妻も病死したカルカウ王国は大変なことになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:31:19
6433文字
会話率:46%
仮聖女メアリーは隣国との戦争に従軍し大いに活躍したため、筆頭聖女並びに王太子に婚約者とされた。しかし毒を飲まされて聖女の力を失ったため婚約破棄され、5日後には人に接近するのを禁止された上、王都追放処分になった……というのが公式の記録だった。
しかし実は仮聖女メアリーは聖女の力など元々持っていなかったのだ。辺境伯の息子ヒューゴーの妻となったメアリーは、混乱の王都に帰還する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 07:38:32
7832文字
会話率:36%
ピビア王国では婚約破棄が流行っていた。何故なら家の都合や見栄で決められた婚約を一旦破棄することが、幸せへの近道だと考えられるようになったから。そんな時、第一王子スカイラーは婚約者の公爵令嬢アグネスに婚約破棄してくれるよう頼まれた。スカイラー
はアグネスを好いていただけに、頼まれると断れないのだった。一度婚約破棄して、婚約し直せばいいかと考えたスカイラーだったが、事態は思わぬ方向に動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 07:48:42
6916文字
会話率:31%
敗戦後、長き潜伏期間を経てついに故郷に店を構えた帰還兵アンリ。しかし“金色のひまわり亭”は繁盛からほど遠かった……。焼きたて料理人が腹ぺこなあなたに贈る、ゆったり異世界食欲コメディ!
◎こんな方におすすめ::恋愛要素はほどほど適当でもいい
から、とにかく脱力して読みたい♪/のんびり雰囲気がいいな~/時々美味しそうなのを出してほしい(お鍋をどうぞv)/黄門様的アクション展開が好き/もじゃもじゃは温かいと思う/他の作品知らないけど、ここからいきなり読んでいいの?(大歓迎ですvv)/終わらない作品は避けてるんだけど…(完成してから投稿する作者ですのでご安心を)
×ご期待に沿えないかも::若い美男美女オンリーがいい!(→恋愛・アクションともにシニア層まで大活躍している世界観です)/華々しいストーリー希望!(→地味です)/毛深いのは生理的にむり(→もじゃ率高いです)/あたしヴィーガンなのよ~(お肉いっぱいです、ごめんなさい……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:10:00
87056文字
会話率:43%
おれは、魔王という務めをやめ、5人の愛人《ぶか》とともに怠惰な生活を送ることにした。
だれにも邪魔されず、だれからも干渉されず、だれに対しても責任をもたず、ただただ、勝手きままな生活を送ることにしたんだ。
それなのに、世界はおれに干渉して
くる。
その日もおれは、天気がいいからピクニックにいこうと、その世界に転移しただけなのに、いつの間にか魔王を退治してしまった。
そんなことが次々と起こってくる。
ついには…
おれのからっぽやみな生活はどうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 06:00:00
384054文字
会話率:44%