『いつかこの感覚が思い出せなくなっても、心はきっと覚えてる』
SF風味のディストピアから、ホラー、シリアスなど様々な話のショーショート群です。
主人公にとって、何かが終わったり、始まったりする物語。
どの話も単独で、サラッと数分で読めるの
で、軽い気持ちで読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 17:14:47
3641文字
会話率:9%
ここはローゼンブルグの辺境にあるとある村。
王都から遠く離れたこの村で、子供たちは魔法使いとなる訓練を受けていた。
そう、この村は魔法使い達の隠れ里だった。
この国にかつてあった魔道炉。
国中に魔力を送り出していたこの魔道炉が何者か
に破壊されて、国中に魔素が撒き散らされた。
この事件以降、ローゼンブルグの人々は魔素に身体を蝕まれていた。
魔素が蓄積した人間はやがて魔物へとその姿を変える。
人々は、徐々に魔物化する自身の身体に怯えていた。
この世界の人々は魔法を使うことができる。
しかし、魔法は様々な能力を発動する代償として、人間の体内に魔素を発生させる。
魔素は魔物の生命の源とされていて、体内に蓄積すると魔物化を引き起こす。
そして、魔法使いは、この魔素を体内に蓄積させていることから、人々から魔物と同一視されるようになった。
あの事件以降、魔法と魔法使いは、この国で忌み嫌われ、迫害される存在となってしまったのだ。
この辺境の村に二人の少年少女がいた。
魔法少女のアンナと見習い剣士のクロウド。
アンナは強力な魔法を使えるが、唱えるたびに魔素が子宮に溜まり、お腹が大きくなってしまう現象に悩んでいた。
彼女は無意識のうちに魔素を子宮に溜め込むことで、魔素の影響を最小限に抑えていたのだ。
一方のクロウドは魔素に完全な耐性があるが、自身は魔法を使うことができず、剣術の修行に励んでいた。
ある日、少女は少年を誘って冒険に出た。
少女の目的は、魔素を完全に解毒できる触媒を手に入れること。
これがあれば、この国の人々を魔素から救うことができる。
こうして、二人の冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 07:10:00
140865文字
会話率:51%
ひとひらは声を荒げて泣いた。
世界終焉を告げる鐘の音と共鳴するが如く。
彼女の腕には冷たくなったあまねがいる。
・・・否。あまねが、ある。
ゴーンゴーンと地を震わせるその鐘の音は、破壊神アサマネノミコトの再臨を告げている。
ひとひ
らは涙を拭いながら静かに且つ、硬く呟いた。
「上等だ。アタシがお望み通り壊してやるよ。」
そして、あまねから先ほど渡された神殺用装、天照四又槍を手に取った。
あまねが死んだ事により最後の人類となったひとひらは、天照四又槍を背中に固定し、薄暗くなった桜麗軍基地を後にした。
ーー次回、最終話
ひとひらの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 07:07:59
4657文字
会話率:32%
10歳の少年アキラは、好奇心旺盛で夢見ることが大好きな普通の少年。しかし、彼の日常はある日、公園で出会った不思議な少女ルナによって一変する。ルナはアキラに、未来の世界、技術の進化、霊的な旅、自然の神秘といった驚くべき物語を語り始める。
彼
女が語る物語は、どれもアキラがこれまでに想像したこともないような壮大な冒険と神秘に満ちていた。アキラは次第にルナの話に引き込まれ、その物語が持つ深い意味に気づいていく。
物語が進むにつれて、アキラはルナがただの普通の少女ではないことを感じ始める。彼女の話す内容が、現実とリンクしていることに気づき、ルナの正体に興味を持ち始める。彼女はどこから来たのか?なぜアキラにこれらの物語を語るのか?
ルナとアキラの冒険は、物語の枠を超えて世界の真実へと近付いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 00:20:00
38914文字
会話率:22%
「先輩、“鬼”を探しに行きましょう」
“探偵”のその一言で、再び幕が上がる。
鬼に持ち去られた少年、逃げ続けている青年、透明人間に殺された男、白黒つけるために彷徨う元刑事、人類を救おうとした博士、欠けたものを探し続ける少女達…
誰も彼もが同じように幸福を求め、けれど幸せの形は一つとして同様ではない。
見えない何かに追われるか、それとも逆に追いかけるか。
この物語は、三つの視点で綴られる。
その舞台の結末が、良き終わりになると信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 18:17:35
214196文字
会話率:25%
2100年。世界中にダンジョンが出現し、モンスターが闊歩していた。
高校2年生のシュウはデザートイーグルというハンドガンを相棒に、日夜訓練に明け暮れている。
しかし幼馴染を任務に送り出した日、シュウの住む鎌倉都市は未曾有の危機に陥るのだった
……!
ハンドガンを持つ主人公が冒険する物語を描きたくて書きました!
興味を持って頂けたら、是非一読をお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 17:00:00
39314文字
会話率:29%
由比ヶ浜中学に通うリンは、都市をモンスターから守る戦士になるべく、日夜訓練に励んでいた。
そんなリンが最強に至るための力を得るまでの、過程の物語。
最終更新:2024-06-23 17:00:00
5656文字
会話率:28%
無数の惑星が地球の支配から脱した未来の世界。
惑星調査員Aはとある独立した惑星の調査に地球から派遣される。
着陸したのは一見平和そうな街、しかし大きな違和感。
この星では一体何が起きているのか....
「カクヨム」様に同時投稿していま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 22:49:02
13413文字
会話率:43%
記憶喪失の白髪少女は、青い化け物【爪(クロウ)】が蔓延る大変危険なディストピアで魔物達と一緒にと記憶を取り戻すため世界を回る物語。
この世界は一体なんなのか。
魔物とはなんなのか。
爪とはなんなのか。
この少女の正体は。
それを少しづつ解き
明かしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 17:41:12
2384文字
会話率:25%
この世界はエミュレータの中だった。
仮想化世界であることを突き止めようとするDr.アールシュ。
エミュレータの障害に巻き込まれたシンタロウとサクラは仮想世界を解き明かすカギを握る。
アールシュは自分自身のために、シンタロウはサクラのために現
実世界へ出ることをめざす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 16:57:48
167139文字
会話率:26%
自分がどうしてそうなったのか、過程と結末を金属と肉の腐食した世界で追い求めるために戦う。
最終更新:2024-06-26 20:00:00
2140文字
会話率:10%
23世紀、UGE・地球連合政府の指導の下、人類は急速に発展させた宇宙開発技術を用いて、「植民星」を次々と建設。今や人口500億を超えた地球人類は、史上最大の繁栄を築き上げた。中でも植民星の一つ、惑星《エデン》には豊富な資源と多様な生命が宿
り、数多くの人々が更なる富と幸福を求めてその星へと渡っていった。
《エデン》第13居住区・ニューアシヤ。この地に住む左手に《希望の痣》を持つ高校生・望月光は、登校中に耳の長い少女が空を飛んでいるのを目撃する。何気なくその模様を録画した光は、クラスメートの勧めで動画投稿サイトにその動画をアップロードする。だがそこには、UGEが直隠しにしてきたある"事実"を孕んでいた。
全人類を危機に陥れた犯罪者としてUGEに拘束される光。そして”ある秘密”を口にしたために、UGEの標的となるクラスメート。彼らを守りたいという光の想いが、左手の《希望の痣》を覚醒させる。やがてその能力により全人類から追われる身となった光たちの前に、原生生物”レリギオス”が姿を現す。
それは、"化け物"と呼ぶには、あまりに美しい姿をしていたーー
一人の少年と一体の"化け物"の出会いは、大勢の生命を巻き込んで、やがて世界の真実へと繋がっていく。
これは、《魔法》と《絆》と《革命》の物語。
※更新はマイペースで行います。気長にお待ちください。
※残虐な表現も描く予定です。描かないかもしれませんが(笑)。
※この作品は「カクヨム」さんでも掲載しております。内容に差異はありませんが、宜しければこちらも。
「カクヨム」さんでの小説ページ:https://kakuyomu.jp/works/1177354054883888687
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 18:46:45
498351文字
会話率:42%
突如発生した謎の暗黒物質の出現により、黒に免疫のない人類は全身が黒く凝固し人を襲う骸(むくろ)へと転化した。それは、無数の霧を生み出し、一切の時間概念を停止させた。やがてこの事態は数多の犠牲者を出し、世界人口の九割以上が失われる事となる。
第二都市「レイブン」。そこは、標高4000mを越える現世最大の都市「ロイス」に立つ大橋の先にあった。彼らは霧の届かない山脈に逃れ、都市を作り栄えていたのだった。生き残った人々は、死に切れなかった人々の弔いを目的とした団体を結成。骸を殺し、中に捉えられた死者を埋葬する。それが彼ら【送り人】が担う責務である。
これは、世界滅亡後のアフターストーリーを描く、出会いと別れの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 16:19:55
13065文字
会話率:27%
ただの空想物語です
気軽にお読みください
最終更新:2017-04-08 13:08:01
746文字
会話率:0%
近未来の日本が舞台。過疎化で荒廃した田舎町から逃げてきた主人公・タカミチ君。しかし、ある日故郷のインフラ整備が不十分だった事で彼女だったヒナが道路事故に巻き込まれ、亡くなってしまうという訃報を聞きつける。葬儀のため急ぎ故郷に戻ったタカミチ
は、その時公務員をしていたヒナの弟ゆうたを問い詰める。問い詰める時に偶然「壁ドン」をした時、タカミチは過去へタイムリープをしてしまうのだった。この物語は、荒廃した未来の故郷から希望を取り戻すため、過去に戻って地元の団体『四万十卍会』との抗争を救うべく奔走する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 12:00:00
23552文字
会話率:1%
高次元存在のごく当然の理屈『宇宙、|人類《君ら》のモンじゃねーから』によって開拓を禁じられ、地球に閉じ込められた人類。しかし、高次元の存在は醜く争う人類に生存方法の代案を与えた。
『カッケーメカに乗って戦って。倒した的の分だけ資源やるわ』
スーパーなロボット関係だけ『技術も物理法則も無視して現実になる世界』を与えられた人類は週イチで戦う。明日のごはんのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 09:41:30
2425846文字
会話率:19%
「わたしが散っても、あなたが死んでも、世界は続いていく――」
赤い猛毒の瘴気に包まれた世界を歩く『移動植物園』の中で、人間と植物人は生きている。
いつかは喪われる、確かに存在した命たちの断片集。
◆◇◆
不定期更新の短編集
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 18:37:25
12982文字
会話率:43%
「あの日、俺は枯れた。彼女の死と共に」
世界は赤い瘴気に蝕まれ、わずかに残った人間は『移動植物園』と呼ばれる巨大な箱庭の中で生きていた。
中枢機関である『温室』で瘴気について研究していたギルバートは、とある事件によって右足を喪い、精神
の均衡を崩し大学の非常勤講師として自棄的な生活をしていた。そんなある日、再び『温室』へ召喚されることとなる。
そこにいたのは、ひとりの幼い『植物人』――三年前に妻のエレナと共に蟲に喰われたアイビーだった。
唯一瘴気に適応し、巨大化した蟲は人間にとって脅威であり、植物人は瘴気を無毒化できることから文字通り世界の希望だ。人間はその植物人と契約し、蟲の殲滅と大地の浄化を目指していた。
全てを喪った男と幼い植物人は、やがてひとつの選択を迫られることとなる。
喪失と再起の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 23:22:31
94411文字
会話率:47%
ライトオタクの春日零(かすが・れい)は、周りの視線を気にすることもなく、仕事を定時で終割って帰宅し、いつもの日課でもあるネトゲのデイリークエストを消化していく毎日を送っていた。
ある日、いつものように仕事を定時で終え、帰ろうとすると、後輩の
女性社員である、湊明日香が追いかけてきた。
プロジェクトの納期がヤバいから助けて欲しい、というのが目的だったみたいだが、なんだかんだと食事をし、お酒を飲んでいるうちに、いい雰囲気になる。
しかし、日ごろの見慣れていないアルコールを摂取し過ぎたせいで、それ以上の関係に進むこともなく、二人とも寝入ってしまった。
夢の中で零は、女神を自称する少女に出会う。
少女は、ゲームのような世界で冒険してみないかと、誘い、キャラメイキングをすすめてくる。
言われるがままにキャラメイクを終えた零は再び意識を失い、目覚めたところは、「いかにも」なファンタジー世界だった。
夢か現実か?と疑う間もなく、零は一緒に召喚された二人と共に、領主の下へ連れて行かれ、そこで「この世界を救うために力を貸して欲しい」と頼まれる。
よくあるパターンだな、と零はおもっていたが、次に案内された場所でその考えを改める。
そこは、ファンタジーに合わない巨大な工場で、ファンタジーに喧嘩を売っているような巨大なメカが建造されていたのだ。
領主は、この機械……マギア・グレイヴを使って、世界を掌握しようとしている。
その事を知った零は自分がどうするか思い悩む。
世界がその領主のもとに統一されれば、争いは無くなる、という言葉には一理あると思うのだが……。
しかし、零が思い悩んでいる間にも、情勢は刻一刻と移り変わり、嫌が応にも世界の動乱へと巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 09:10:00
117111文字
会話率:33%
2250年、南極の機械都市『エクスマキナ』からやって来た少女型機械人アデルと黒猫型ロボットカッツェは、輸送機でシャクルトン都市に向かうが迎撃されて機体を損傷してしまう。
エクスマキナに戻るにはシャクルトン都市の物資で機体を修理しないといけな
い。
アデル達は無事にエクスマキナ都市に戻れるのだろうか?
登場人物
アデル・カウフマン
エクスマキナの機械人の少女、年齢は3才で既に成人している。
気の抜けた言動をする性格だが、頭は賢く、科学知識が豊富。
消滅して無人になったと思われているシャクルトン都市に外交官として向かう。
外交官の任務は これが最初。
カッツェ・カウフマン
アデルの姉で猫の頭のデータを機械の頭に移植した黒猫。
年齢は5才で、既に成人している。
知的な性格で論理的に物事を解決して行くのが特徴。
ハッキングスキルが高く、電子情報の知識が豊富。
アデルのサポートとして付く。
ヒトのキョウカイ02と同時に執筆中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 08:18:55
11162文字
会話率:49%
2050年…世界は核の炎に包まれた。
核戦争の後の世界で 主人公のヒューマノイドが 機械が得意な少女カレンと出会う。
2人は 核戦争後の生き残りが集まる文明都市に向かって旅をする。
最終更新:2024-04-02 22:22:58
14358文字
会話率:46%
≪異世界転生だと思ったら未来だった。
砦学園都市の平和な日常を破る、宇宙最強の生命体『ワーム』
圧倒的な物量と、際限が無い自己進化する生命体にナオは、『大型シャベル』で戦いに挑む。≫
人口が10億人まで減った氷河期の地球…。
人々は、自給自
足が出来る都市を作りそこに住んだ。
物語は、この都市の1つ…砦学園都市から始まる。
コールドスリープから目覚めたナオが生活に馴染み始めた頃。
宇宙最強の生命体ワームが、砦学園都市に侵入してきた…。
ナオは『大型二足重機』のDLとシャベルで戦うが、ワームの圧倒的な数に対処が出来ない。
そして、都市のピンチを救ったのは、ナオでは無く、機械の翼を持つ機械人『エレクトロン』の少女…『クオリア』だった。
ナーロッパ設定を近未来仕様に改修した異世界ファンタジー…。
≪祝≫累計PV14万達成!!ユニーク1万4000突破折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 00:00:00
1193307文字
会話率:32%
地球環境の悪化を食い止めることの出来なかった人類は、物理空間での居住を諦め、電脳空間へ逃げ込んだ。
大半の人類が肉体を捨て電脳空間へ移住した中、退廃の進む物理空間に残った大学生のサトルは、幼馴染のヒカリと、クライアントのお手伝いをする「
手助けクラブ」で活動していた。
寄せられる様々な依頼に奔走していく中で、サトルは物理世界と電脳世界に跨って広がる違和感に気付いていく。
疑惑の果てに横たわる、世界を大きく揺るがす陰謀とは――。
謎が呼ぶ謎を呼ぶ不穏な空気……最後に全てが繋がりひっくり返ります。
SF×サスペンス×ミステリー要素で構成される長編エンターテイメント。お楽しみいただけると幸いです。
念のため……このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
この作品は「カクヨム」及び「Nolaノベル」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 00:03:17
192593文字
会話率:30%
今もダイホンエイのように思える
最終更新:2024-06-20 13:00:48
35014文字
会話率:4%
「思い出した。自分はこいつに殺された。追放したこの男に。聖剣も、勇者の名も、何もかも奪われて殺されたんだ……!」
アトール王国公爵家の息子として何不自由なく暮らしていたレッド・H・カーティス。
彼は聖剣に選ばれた伝説の勇者として、古より
蘇った魔王討伐の旅に向かうこととなる。
しかし、そのパーティメンバーの中に亜人の少年、アレン・ヴァルドが入った時、彼は全てを思い出した。
自分はこれから彼を差別、迫害し――そして一年後、追放する。
そしてその半年後に、追放した彼に聖剣も何もかも奪われて、殺されるのだと。
未来を変えるべく彼は奔走し、その結果確かに未来は変わった。
全てに裏切られ、もう一度聖剣も勇者の名も何もかも奪われて、破滅するという未来に。
絶望した彼に、世界を救う聖剣と光の鎧ではなく、世界を喰らう魔剣と闇の鎧がもたらされる。
自分を裏切ったあらゆる者への復讐のため、彼は漆黒の剣と手にすることを選んだ。
――今はまだ、誰も知らない。
その戦いが、聖剣とこの歪んだ世界全てを喰らう怪物の、伝説の序章でしかないということを折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 06:53:08
1378678文字
会話率:38%
ドラゴンハンター――それは、人とドラゴンとの戦争『竜人大戦』にて人に勝利をもたらした戦士の名であり、同時に彼らが使った武器の名でもある。
そのドラゴンハンターたちは、最後守ってきたはずの人々に裏切られ、汚名を着せられて殺されていった――はず
だった。
しかし、『竜人大戦』の二十年後、ドラゴンが滅び人々が映画を極める世界に、ドラゴンハンターとしての記憶を持った少女が目覚める。
戸惑いつつも、ドラゴンハンターは少女、アリティーナ・フェルヴェッキオ伯爵令嬢として生きていくが、世界は少女に安寧を許さなかった。
この世界を乙女ゲームだと告げる、自称悪役令嬢。
復活するドラゴン。その影に潜む謎の存在。
そして、魔術学園に唯一平民として入学するパウラ・ノービスと出会ったとき、少女の心に今まで感じたことの無いものが芽生える。
戦うだけの存在だった少女が、自らの意志で立つことを望んだとき、最強の兵器が現代に蘇る。
自らが信じる道を進むため、少女はパイルバンカーをその手に掴む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 23:55:25
100438文字
会話率:35%