時のアルテヤ王が引き起こした愚かな戦争が終息し、早十年。
死と眠りの神カーシャムに仕える神官グレイスは、大国サルツニア王国からの山道を越え、アルテヤ辺境のさびれた村にたどり着く。
雪降る夜が明けたとき、彼にはもうひとつの未来が委ねられていた
。
後に「時の選びし者」と唄われる、隻眼の少女ランシィの始まりの物語。
※章ごとのあらすじは、各一話の頭に載せてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 23:00:00
211750文字
会話率:43%
田舎町の普通の家に生まれたグレイルは、ある日、魔法に興味を持って練習を始めてみた。
グレイルの適性は水属性で、実力も一般レベル……と思いきや、彼が生み出す水はどういう訳か全て、貴重なはずの聖水で!?
その能力で人々を助けようと『聖水売り
』を始めたグレイルは、ある日リオニス魔道学院に推薦で入学する事になり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 16:40:02
21135文字
会話率:40%
何かと物議を醸した”祝言”から数か月――
ハーティア・ルナンは、相思相愛になれたとことで更に愛の重さを加速させるグレイの狂愛を一身に受けていた。
十四歳の少女にはなかなかハードな毎日が強いられていたが、ある日、目の前に見知らぬ長身スレ
ンダー美女が現れる。
彼女は北の果てに棲む白狼から派遣されてきたと主張し、グレイにハーティアの存在についての説明を求めた。
<夜>の事件後、様々な出来事が立て込んで、己の種族に詳細な顛末の説明をしていなかったことに気付いたグレイは、ハーティアを伴い、北の果てにある白狼の群れを訪れることを決める。
季節は冬。<狼>たちの繁殖期がやってこようとしていた――
※本編『<月飼い>少女は<狼>とともに夢を見る』の完結1周年記念の番外編です。少なくとも本編読了後を推奨します。もう一つの番外編『毎日が辛すぎるので、狂気の愛を振り撒く番を何とかしたいと思います』も読了するとなお◎。
※<狼>の愛は、一途で、重い。このグレイの発言を胸に、『胃もたれしそうな愛』と『背筋が寒くなる愛』の奇跡のマリアージュを楽しめる、心の広い方に読んでいただきたい作品です。
※カクヨム様にも転載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 00:00:00
42821文字
会話率:45%
「<月飼い>少女は<狼>とともに夢を見る」https://ncode.syosetu.com/n5756gy/の番外編です。
本編未読者を想定しておりませんので、本編読了後戻ってきていただくことを強くお勧めいたします。
※本ストーリー内に本
編ネタバレも多分に含まれております。
※本編はタイトル上部のシリーズリンクからも飛べます。
千年越しの悲願が叶ってハイになったグレイに、クロエもびっくりするくらいの狂愛を注がれたハーティアが、せめてまともな恋愛関係になろうと頑張るお話。
時間軸はエピローグの二週間後で、本編メインキャラたちの日常の様子です。
恋愛メイン、糖度多めなので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 01:02:43
151432文字
会話率:54%
「グレイト=ブリテンでは無事、黒竜さまの加護が引き継がれました。めでたしめでたし」
剣の魔法の実在する世界。
片想いの相手のために騎士団長にまでなったデニスだが、彼の最愛の人はなんと、黒竜になってしまった。
黒竜は即座に王子と婚約。国を挙
げての祝賀パーティーが行われた。
デニスが未だに彼女を好きでいることは多くの魔法使いから非難された。
「ようやく訪れた平穏を壊そうとするヤツ」となってしまったわけである。デニスの方が彼女を見染めたのは先だったのに…
まあ、そこで諦めないのがデニスなのだが。
国王陛下と相思相愛の彼女のことをどうしても諦めきれないデニスが、自分の定めと向き合いつつ、新しい恋を探…せばいいのに一向に探そうとしない話。使命とは向き合います!
※オチはあります。
※不定期更新
(以下、注意書き)
・ ファンタジー要素強めです
・ 主人公の倫理観に非常に問題があります。自衛してください。
・ 「色なし魔法士は今日もご機嫌」の時系列的には後の話になります。こちら単体で読めるように書いたつもりです。
・ 特殊な性の世界軸ですので、苦手な方はブラウザバック推奨。
・ この作品は同タイトルにてカクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 17:39:10
642047文字
会話率:22%
平和で誰もが幸せに暮らしている魔法の国、『グレイビア王国』。そこは絵に描いたような理想郷。
表向きは他国との繋がりを絶っていると言われていたが、実は王国の外は、怪物が徘徊している地獄のような世界だった。理想郷の裏で!魔法の世界で、魔法が使え
ない少年達が闘う。そんな話です!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 21:57:24
3170文字
会話率:38%
戦女神を信奉する西の大陸の信仰の中心地、海洋国家パルシェスト。
その王都には、女神を奉る神殿があり、そこには四世紀ぶりに聖人に選ばれた聖女が誕生していた。
王族と神殿には深いつながりがあり、聖女に選ばれたマルゴットは、王国の第一王子の
婚約者でもある。
ある日、マルゴットは第一王子ラスティオルから、冤罪をなすりつけられて婚約破棄を申し付けられる。
この暴挙に対し、マルゴットは神殿と王族との絶縁を宣言。
彼女の意向を受け、神殿を統べる大神官と、王国最大の勢力である辺境伯が暗躍を始める。
グレイスター辺境伯アレクセイは、代々の当主に与えられるとある「呪い」から一族を解放したいと望んでいた。
また彼はマルゴットに密やかな思いを馳せる男性でもあった。
自領に聖女と神殿の機能全てを受け入れ、聖教国を立ち上げたアレクセイとマルゴット。
アレクセイは募る想いを彼女に告げるものの、その願いが叶うまで半年を必要とした。
そして、アレクセイは聖人を支える杖、聖杖の称号を賜ることになる――。
過去に掲載した作品の、連作短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 15:37:24
82462文字
会話率:34%
中世欧風異世界ファンタジー。『塔の上のレイヴン』シリーズ本編。
第一部『魔犬と少年』:アイホルム大公家の公子クルトは、〈影の王〉の生贄に選ばれた。女大公ティアナはクルトをグレイヴ伯爵に預け、騎士になるための修業をさせる。妖精と人間の暮らす世
界で成長する少年の物語。
個人サイト「The Spirit of The Mystic Valley」http://mysticvalley.web.fc2.com/ でも公開しています。
「カクヨム」と同時連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 07:00:00
134469文字
会話率:49%
十年前の戦争を皮切りにグレイモヤに入った青年ルクス。
彼には戦争により離れ離れになった親友がいた。
今も生きているかはわからない。また会える保証なんてない。
人間と獣人が憎み合い、殺し合う世界で、彼は今日も仕事に出る。
いつか来る、親友との
再会を夢見て。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 00:14:05
65692文字
会話率:54%
あの有名なグレイ型の宇宙人についてのお話です。
最終更新:2022-07-22 20:00:00
1636文字
会話率:60%
これは今でない時、ここでない場所で繰り広げられる少年の物語。
ほぼ完全に仮想世界へ感覚を持っていく「フルダイブ」型のバーチャルリアリティが誕生し、同時に第一弾タイトルであるVRMMORPGである「エンゲイト・オンライン」が発売された。
それに挑むは数万のプレイヤーと事情を抱える少年アレク・フェルナンド。
彼はテスト終了時に現れた銀髪の美少女グレイゴーストの導きで幼馴染みを救うため、持ち前のゲームセンスと身体能力で奮闘することになる。
そんな中、咲き始めていた希望の花を一人の男が踏みにじる。
彼が告げたのはゲーム内で死ねば全てが終わるというデスゲームの到来。
解放条件は二万のプレイヤーが半数を下回るか、迷宮最下層のボスを討伐するかだ。
アレクは戸惑いながらもゲームを生き抜き、必ず現実に生還することを誓う。
彼はやがてギルドに所属し、仲間が増えていく中で自分を満たすため、全ての存在の救済を望むようになった。
自分のことを一切顧みず、人々を救済することを課したアレクを人はこう呼ぶ。
「亡郷のメシア」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 09:34:20
231843文字
会話率:34%
高校一年生になった春、俺は、桜の木の下である男の人と再開した。
久しぶりに会ったその人は、実は妖精で……?
これは、その妖精さんとの淡い初恋の物語。
最終更新:2022-07-04 13:48:26
23269文字
会話率:40%
前世で平凡に暮らしていた|怜那《れいな》は信号無視で突っ込んできた車に引かれて死んでしまい、異世界でエルフに転生していた。勝手に宿っていた精霊と共に異世界を旅していく。
趣味で投稿するので投稿は不定期になります。
最終更新:2022-04-05 21:25:04
19198文字
会話率:37%
とある高校の、2人の友達。
小さい頃から幼馴染の2人の、のんびり天然コメディです。
最終更新:2022-03-16 12:37:00
2508文字
会話率:65%
栄えある魔道士家の筆頭として名高いグレイアム家。しかし同族のラルエル・グレイアムによって一族郎党皆殺しにされ、ラルエル自身も双子の兄によってその首を落とされた。
時は流れ十五年後、ウンディーネに憑依してしまったことでラルエルは再び現世に蘇る
。
なにやら凄い魔道士に成長していた兄の弟子になったのだが、正体がばれた瞬間待っているのは再び首をすぱんと切り落とされる未来である。
「師匠の机の上に乗ってる頭蓋骨、ほんと悪趣味ですよね」
「これは僕の弟だよ」
俺じゃねえか。びっくりした。
弟子として良い感じに振る舞いながら悪鬼を退治していたら、いつの間にか兄が闇堕ちしかけていたんだけどなんでだ。
「私以外にもグレイアムの生き残りがいたんだ」
「それはおかしいな。ちゃんと皆殺しにしたはずなのに」
「え?」
「えっ」
全力疾走まであと五秒折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 14:00:00
22779文字
会話率:30%
とある悪魔、グレイマルキンの日常の一コマ。
最終更新:2022-06-21 20:16:44
712文字
会話率:4%
獅童リンは不死の病に侵されていた。
『死んだら、検体にするか、冷凍保存して下さい』
その願いを両親は聞き入れ、彼の身体は永い時の中に封じ込められる。
彼の意識が戻った未来――世界は灰色の世界に変わっていた。
そこで彼が出会った一人の
少女。
彼女を救う――そのために彼の冒険は始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 17:00:00
19243文字
会話率:36%
この世界には7人の聖女がいる。
聖女にはそれぞれ特別な魔法を与えられる。
そしてグレイシアもその聖女の一人、なのだが……。
「いやその筋肉で聖女は無理でしょ」
グレイシアが授かったのは「筋肉魔法」。
体をムキムキにする支援魔法を自身に使
用して戦場へと赴いていた。
結果聖女から剣聖へジョブチェンジ、さらに聖女ではなくなったことで王子との婚約も破棄されてしまう。
(え? 王子と結婚しなくて良いんですか? ありがとうございます!)
グレイシアは自由に恋愛できる権利を得たことに喜んだ。
しかし素直に喜べない問題が二つある。
一つは代役で妹が聖女になったこと。
(魔法が使えないのに聖女をやらされるなんて……ごめん妹、聖女なのに筋肉な姉のせいで本当にごめん……)
そしてもう一つの問題は自分の将来のこと。
(そもそも剣聖で筋肉な女と結婚したい人なんているのでしょうか……?)
グレイシアの不安は絶えない。
これは元筋肉聖女の剣聖と、魔法が使えない偽聖女の妹が織りなす恋愛ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 20:02:36
40763文字
会話率:50%
前世が男性だった彼は、何と乙女ゲームの登場人物というか、所謂モブにすら分類されない令嬢の一人へと生まれ変わった。それを幸か不幸かに分ける事はそれなりに難しく、令嬢としての時間は過ぎ去っていった。そして、そんな普通の乙女ゲーの世界で過ごして
いると、とある転換期が訪れるのだった。
「───私と契約して、魔法少女になりませんか?」
………バクった?
魔法少女と乙女ゲーという異色同士が出会う時、物語は始まる───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 18:00:00
379142文字
会話率:32%
大阪のとある所に古びた木造アパートに一人の田中茂という男が住んでいた。
茂はもう還暦に近い歳だが結婚はしておらず一緒に酒を嗜む仲間すらもいないためこの先もこのままだと誰にも看取られることなく孤独死をすることも避けられなかった。
そしていつも
通り買い物に行きそこから帰る途中にV 字路に差し掛かかった、その時にこんな平凡な毎日を刺激するものがあればと思いちょっと普段とは違う道を行くとその先には今までの日常をひっくり返すほどの出来事に遭遇する...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 11:22:43
4598文字
会話率:40%
貧乏王女×ツンデレ(?)公爵。いろいろゆるいです。
ライランズ王国の末姫フェリシアは、グレイ=レンフォード公爵に、戦の褒美として嫁ぐことになった。しかし、初夜を迎える際に、グレイから「貴方を愛するつもりはない」と宣言されてしまう。
「あ
、それは困ります」ということで、魔道具の縄でしばってグレイをお説教。そのうちに、ツンなグレイのデレが出てくる。いろいろと察するフェリシアと、バレバレなのに頑張ってツンするグレイのお話。
※ムーンライトノベルズに掲載していた自小説の設定だけを使い、原型がないほど改稿しました。現在はムーンでは活動しておらず、作品の掲載もありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 11:52:54
10661文字
会話率:45%
白でも黒でもない、私の心。
最終更新:2022-05-31 15:32:01
200文字
会話率:0%
ある国の王宮書庫に、司書見習いとしてやってきた少女、スフィア・アールグレイ。
彼女は、ある事情から、王宮書庫に住まう『彼ら』、精霊たちと心を通わせている。
スフィアと、彼女のネックレスにいるアウラという白猫は、王宮書庫の本と精霊たちと共
に周りの人たちの運命に関わっていく。
婚約者との関係に悩む司書の先輩リンダを初めとして人々に関わっていく中で明らかになる、スフィアの秘密とは。
短いお話を重ねながら、ゆっくり進めたいと思います。良かったらご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 22:01:00
31171文字
会話率:31%