クロエには八年付き合ってる婚約者がいる。……だが、それはただの口約束に過ぎず、確かな日取りも決まらないまま。誰かが結婚したり、彼の家族(主に母親)が結婚の話を出した時だけ、彼は"結婚"に対して前向きになる。それでいて親し
い友人たちと"独り身同盟"を組んだり、とにかく他人に流されやすい!
クロエはそんな彼にうんざりしながらも、次期伯爵夫人として領民たちとも交流を深めながら慎ましく過ごしていた。気難しいと噂の彼の母親との関係も良好、誰からも望まれる結婚になるはずだった。
そんなある日、クロエはひょんなことから町を離れることに。大事な理由があるというのに、彼はまともに取り合うこともなく反対するばかり。挙句に「俺を愛しているなら、俺を選んでくれるだろう?」なんて言い出す始末だ。どうやらこれも"独り身同盟"の入れ知恵らしい。
「……どうしても行くと言うなら、君とは終わりだ」
勝ち誇ったように言われても、私の心は決まっている。
ーー心機一転で私らしく幸せを見つけます!
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
※ 『さみしがりやの男爵にはもううんざり!後悔しても遅いです』は、こちらの続編のようなもので"独り身同盟"のシルヴェスタ・バーチがメインのお話です。どちらかだけでもお楽しみ頂けると思いますが、両方読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 17:00:01
33738文字
会話率:50%
密かに王家の血を引く娘レイラ・カサブランカ。彼女は森奥で薬草を栽培し静かに暮らしていた。楽しい田舎暮らしの最中、可愛い異父弟が士官学校に入学するための資金がないレイア。
このピンチに魔女が王宮の庭番の仕事を紹介してくれた。
どうせ身分がバ
レないと踏んだ彼女は高給に惹かれてその仕事をする。
王宮の庭には何かあるというが彼女は弟のために私は何があっても粘って居座る覚悟。
そんな王宮の花園にはルイと名乗る口うるさい庭男がいた。私は意地悪なルイと二人で一緒に薬草の手入れをしていたのだけれど、ある時、ルイの本当の姿はユリウス王子だと知る。彼は王子職のストレスによるもう一人の王子であった。
気難しいルイは悪魔のように意地悪。ユリウス様は心優しい天使のような性格。面倒臭い二人に振り回されるけれど、ユリウス様に隣国の姫君との結婚の話が舞い込んでくる。
居場所がないルイと、困っているユリウス。憎めない彼らのためにレイアは薬草の力で彼らを一人に戻そうと奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 20:00:00
93160文字
会話率:63%
はっきり言って、彼はとても気難しい人だ。
家の意向で七歳の時に婚約を交わしてからというもの、誕生日の度に贈り物をした。
最終更新:2021-12-06 00:53:27
999文字
会話率:35%
回復魔法×殺人×ミステリー
回復術士(ヒーラー)の集まった山小屋にて、回復不能の殺人事件が起こる。救護兵は犯人を捜すが、推理の果てにヒーラーたちの真実が暴かれる―――
息抜きに書きました。全3話の短編予定、最終話は少し遅れて掲載します。
、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 00:22:16
21375文字
会話率:32%
2017年某月某日。フリーターの前澤ヤスは親戚の叔父の甘い言葉に騙され、カラダはキツく、土砂や汚物で汚れ、賃金もヒラの内は最低であるいわゆる3Kが揃った上下水道工事指定業者として北海道の地で働いていくことになった。
配管工としてカタツム
リのようにゆっくりキャリアを重ねる彼と、彼の周囲の気難しい先輩方との日々を描写する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 21:04:42
3376文字
会話率:8%
遥か遠い昔、ルフタンの国には龍が存在していた。
龍は守り神とされており、寿命約700年と言われる龍の為に一匹の龍に代々使える龍の使いの家があった。その家は人々から龍の守護家と呼ばれていた。
ローラは渓谷に住む白龍ラードーンの守護家の長女と
して産まれた。2年後に妹のエリーヌが産まれ、幼なじみのジオと一緒に3人で良く遊んでいた。
ローラが17歳になった時両親が亡くなり、ラードーンの世話はローラ一ひとりに託された。
その辺りから妹との関係性もおかしくなっていった。
美しく成長したエリーヌは守護家の仕事を全くせず、每日遊びほうけていたのだ。ローラの話しなど全く聞きもしなかった。
決定的だったのはローラの好きなジオと結婚し、他の町に住むといいだしたことだった。
龍は気難しい生き物で寝蔵を変える事はなかなか無い。
守護家の人間が離れてしまうと龍は怒り狂い、雷鳴や水害などを起こし、近くの街は何年も大変な被害をこうむってしまうと語り継がれている。
ローラは村を出る事を決めたジオに告白すら出来なかった…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 19:00:00
3310文字
会話率:45%
よくこんなところにメイドとしていられるな。
とよく言われますが、ここでなくてはいけなかったのです。
私は成り上がりと言われた70過ぎの気難しい旦那様に仕えるメイド。
ある時、旦那様はお前につきあってほしい場所があるといって私をあるところに連
れて行ったのですが?
懐かしい記憶の中であなたはいつも私を罵る。それが私を絶望と悲しみに突き落とす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 20:07:00
2953文字
会話率:47%
「実はボク、男なんだよね」
「大丈夫か? 病院紹介しようか?」
『7匹の獣』によって世界は終わった。しかし、人類史は終わらなかった。
前世の記憶をほんの少しだけ持つ黒崎ナギは、終末後の世界に転生してしまった。しかも、割と美少女で。
最弱として異世界に転生してしまったナギだったが、最強の幼馴染と、天然おバカの親友、気難しいもう一人の幼馴染と一緒に、そこそこ楽しい終末後ライフを送っていた。
そんなある日、ナギは『学園』の2大イケメンの一人であるアリエル・バートの秘密を、運の介在しない不注意で知ってしまうことになる。命に関わる秘密を知ってしまったが故に、ナギは殺されそうになるが、冷静ではない判断の末に、求婚をされる羽目になり、ナギは意図せずして台風の中心へと放り込まれることになってしまう。
ナギを中心に波紋のように広がる秘密の渦は、やがてナギが住む『極東』をも巻き込んだ大事件へと発展し、最弱のナギを容赦なく飲み込んだ。
事件の中央に追いやられ、最弱の少女は夢を見る。かつてあった、今は儚き過去の栄光を。
それを思い出すとき、ナギは本物の力を口にする。
これは黒崎ナギを中心に秘密の渦で翻弄されながらも世界を取り戻そうと奔走する物語。
三人目の英雄が目覚める時、『7匹の獣』が跋扈するカミサマの次回作は開闢の日を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 18:08:40
129053文字
会話率:38%
純喫茶レモン。
超絶ドライで超絶イケメン店員、川木くんと
ストーカー客の佐藤薫。
気難しいマスター。
最終更新:2021-04-07 10:17:06
1537文字
会話率:73%
国を守護する存在————『聖女』。
その選定が行われた当日、ルナ・メフィストは不運にも足を滑らせ、階段から転げ落ちる事となった。その結果、「聖女ではない」と言い捨てられた筈のルナは己がかつて『聖女』と呼ばれる存在であった事を思い出す。そして
、思う。
「……聖女選定って、これただの茶番じゃない?」
聖女には国の王太子と婚約する義務が生じる。
今回の聖女選定は、その義務を逆手に取り、人形のように綺麗な容姿であるからと散々甘やかされて育った妹と王太子が婚約したいだけのただの茶番であった、と。
そして、聖女選定から外された私はその日、実家から魔物が蔓延る僻地、ランドブルグ辺境伯領へ向かえと言われることになる。
これは、聖女でないからと政略の道具にされる事になったその日、ひょんな事から己の前世が聖女であったと全てを思い出してしまった元聖女の物語。
気難しい辺境伯と打ち解けながらも、日々を謳歌していくお話である。
なので、今更帰ってこいとか言われても無理なので! 妹ばかり可愛がって、めっちゃ虐げてくれた実家に戻るとかホント無理なので!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 08:00:00
32816文字
会話率:26%
気難しいあなた、いい引っ越し先ございますよ。
最終更新:2021-02-01 20:00:00
3679文字
会話率:13%
「魔法カフェにいらっしゃい」の続編です。
庶民から貴族の奥様になったユリア。
気難しい騎士から愛妻家になったトーマス。
魔法使いとしても奮闘するユリアが、トーマスの奥様として成長して行く…。
そんな2人の愛情溢れる物語です。
最終更新:2021-01-21 01:13:32
149136文字
会話率:49%
「世界はもっと輝いていると思っていた」
中学2年生の春、始業式を頭痛でサボった私は
薄く汚れた保健室の天井を見ながら呟いた。
所属している吹奏楽部の練習はキツいし、
来年には受験が控えている。
受験が終わってもまた勉強勉強勉強受験就職。
このまま決められたレールを歩きそして死ぬのだろうか。
春休み明けの憂鬱さからか暗い事ばかりを考えてしまう。
おや、外で教師達の会話が聞こえるぞ。
どうやら私のクラスに転校生が来るらしい。
部活も吹奏楽部希望なのか。
一体どんな人なのだろうか。
ちょっと面白くなってた。
変わらないと思っていた日常の彩度が少し上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-21 00:14:19
836文字
会話率:15%
人族の少年ジョーは、平凡な少年だ。特徴と言えば、ちょっと記憶がないだけである。
ある日ジョーが遺跡で拾ったのは巨大な黒いゴーレム。
ゴーレムが兵器や工具として多岐にわたって普及する王国でも、そのゴーレムは無敵と言えた。
しかし、そのゴーレム
の中にいたのは、主にすてられたホムンクルスだった。
「キミ……ボクのゴシュジンサマじゃないね。なのに、このコがいうことをきいた……キミがあたらしいゴシュジンサマ?」
「……じゃあ、いちじてきにかりのゴシュジンサマ……しようしゃであるキミと、はいきほりゅうのボクで、このコをうごかすよ……ねえ、キミ、なまえをおしえて。あと、このコにあたらしいこゆうめいしょうをつけて」
「わかった!いまからこのコはクロガネ!キミはクロガネのジョー!」
「ボクはクロガネの生体部品(ハート)でキミの生体部品(モノ)だよ!」
そんなジョーと暮らしていたのは猫人族の姉妹、ルミアとミアル。頭の上の猫耳とお尻の上の細長い尻尾はまっすぐピンと伸びている。ここは人族に支配された辺境の村だ。
「ゴーレムなんか拾って来てはいけません。どこかに捨ててきて!」
ルミアはかつて王都に留学していた天才児でゴーレム嫌いだ。
「人族の子ども?そんなの食べられないし……」
けが人だったジョーを背負ってわざわざ村に連れ帰った変り者でもある。
「いい?あなたは人族の男だから、きっとスケベで変態だけど、あたしやミアルには手を出しちゃだめよ」
「だから人族は!あの人でなしの欠陥種族は!!」
「あれは……あの赤い光は……まさか……あのゴーレムは古代文明を滅ぼしたという……」
「姉ちゃん!女の声だにゃあ!ジョーのヤツ、女の子を連れ込んだにゃあ!」
ミアルは好奇心旺盛のいかにも猫女子だ。姉には素直で、ジョーにとってはやや気難しいが、かわいい妹分である。
「ジョー。朝ごはん作ってよ。その子はあたいが面倒みるからさぁ」
「姉ちゃん……お金がからむと人変わるの、なんとかならない?」
「あんた、そんなにあたいたちの下僕がいいの?」
「……バカ。だから、そんな顔すんな……」
こうして、年頃の猫人姉妹とホムンクルスと暮らし始めたジョー。
しかし、この日から、少年のゴーレムを狙って、賊が襲撃する毎日が始まったのだ。
そして、それはいつしか王国をも揺るがすのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 13:17:19
141830文字
会話率:48%
書画用品店で働く私、深見雪は、あまり騒がず多くを望まず、地味に堅実に生きている。
「身の丈に合った生活ができればそれでいいんです」
お客様の層としては、懐いてくれる子どもたちから気さくな男性、気難しい書家先生や御曹司まで様々で――。
今日も地味にコツコツ頑張ります。
※秋月忍さま主催:『冬のシンデレラ』企画参加作品です。
※全8話の予定です。
※12/22……すみません。キーホルダーの見た目、変えました。(ストーリー自体には何ら影響ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 21:26:15
20403文字
会話率:30%
東京のネットメディアに就職し、仕事に追われながらも特に不自由なくありきたりな日々を過ごしていた僕。ある日、上司から気難しいと評判の漫画家の説得を頼まれ、急遽その作家の住む街へと出向くことになった。
顔も知らない漫画家とわざわざ会うだなん
て気が進まないながら、僕は渋々と承諾した。しかし、僕にとってその漫画家との出会いは特別な体験へと変わっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 12:07:47
6637文字
会話率:49%
昔、知り合いから聞いた話。
雑談の中に出てきた、ちょっと気難しい人のこだわりについて。
最終更新:2020-07-21 00:18:32
1452文字
会話率:9%
夕夏はゲーム中に意識をなくす。彼女が選んだ職業は勇者か騎士か戦士か魔王。目覚めると選択した職業に転生していた。
【女勇者が拐われた王子を救いにいく】勇者セルナになっていた夕夏。シナリオの都合上、足手まといなヒロインを連れて男人国の王子を助
けるため魔王を倒すことになった。続編あり(魔王討伐後)
◆個別√キャラ=村人Aヒロイン?[プレジデンス]、ショタ魔王[ディース]、鈍感騎士[マルキィト・コマレイン]、拐われ王子[ユート・テイオウト]―続編新キャラ-勇者を消そうとする隣国王[オードシクス]、魔王の養子で勇者を義父の仇とする引きこもり新魔王[ギーグ]、異邦の宰相[エルトランズ]
【魔王退治における女騎士の憂鬱】騎士アイシアナとなった夕夏は足手まといの女人国の王女ヒルギィと共に魔王退治の冒険をさせられる女騎士。
◆キャラ=足手まといな王女?[ヒルギィ]、野心的な魔王兄[ルガイド]、気難しい賢者[マルキィツ]、チャラい夢魔[ラーベルーマ]
【姫は女戦士になる】王女ナイリアとなった夕夏は自分の身代わりで拐われた影武者を救うため身分を隠し勇者の仲間になる。
◆キャラ=女装の影武者[イアス]、熱血勇者[マーズルード]、穏和な魔王弟[ディルガノ]、ダークエルフ[ヴィシュ]
【女魔王だけど人間の王に拐われた】主人公選択を軽い気持ちで魔王娘にしたら次期魔王アグリアに転生していた。母は人間の姫で、王が従兄にあたるそうで―――。
◆人間の王で従兄[ルディエスプ]、ダーク勇者[オルデルーク]、ピュア神官[ラトニッグ]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 04:23:21
2695文字
会話率:40%
気難しく思考的・心的な融通のきかない彼は、ある時「恋」に興味を抱いて考えだす。しかしながら、その思考はどこかズレていて/優秀な彼(ただし「変」「かたい」「柔軟さに欠ける」)は、優秀な医者(しかし言葉や表情などが足りない場合がある)に唯一話し
つつ、恋を真剣に考え続けるが――、その結末は。
※「エブリスタ」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 02:44:41
17317文字
会話率:21%
「大丈夫か、アンタ」
周りと関わらないように過ごしていた、鹿久保正宗《しかくぼまさむね》は通学路で泣いていた女子につい話しかけてしまう。その時は正体を知らなかったが、のちに彼女がクラスメイトでしかも学園で一番人気があると判明。
その日以降、
彼女――華宮綾芭《はなみやあやは》は、正宗の日常に首を突っ込み始める。普段とのギャップが、何よりも彼女の興味を惹いた。
それは正宗も同じだった。嫌々綾芭に振り回される中で、次第に学園のアイドルと慕われる彼女の素顔に気付き始める。
二人の距離は次第に近づいていき、やがて互いに惹かれ合うようになっていく。
人を寄せ付けないようにする気難しい彼と、いつも明るく振る舞おうとする頑張りやな彼女の、心温まる青春ドタバタラブコメディがここに。
※二章準備のため、現在更新休止中(再開は一月中に)
※カクヨムにも投稿中です
タイトル激変しました(元:天邪鬼な一匹狼は、愛想のいい学園のアイドルに飼い慣らされるか?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 21:14:28
104640文字
会話率:55%