駅と住宅が近ければ、神社だろうが、通学経路・通勤経路になる。
満月の夜は、境内も少し明るく見える。
行き交う人間を眺めながら飲む酒が一番おいしい。
そんな気まぐれの神のおはなし。
最終更新:2025-05-31 14:54:59
1115文字
会話率:16%
ある満月の夜
一人の少女が目の前に現れた
「我はカグヤ」
「お前に呪いをかけた」
「今から59日の間に次の秘宝を集めよ」
「仏の御石の鉢、蓬莱の玉の枝、火鼠の裘、龍の首の珠、燕の産んだ子安貝」
「もし集められなければ貴様に命はない」
そう告
げられた少年「華鏡 天命」はカグヤにかけられた呪いの力を駆使し、秘宝を集めていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 19:06:01
5117文字
会話率:87%
頼む……焦らすな。なんでもする、から……。
◇
継母の下で不自由な暮らしをしていた地方領主の娘、エーレアンヌ。
だが、母国が戦争に敗れ、敵国に捕えられてしまう。
炎鬼将軍と呼ばれる最強の武人のもとに引き取られた彼女は、炭焼きのエルとして
敷地の隅に住むことを命じられる。それでも生来の明るさとたくましさで、余り物の食材や野草で母国の料理やお菓子づくりを楽しむ彼女。
しかしある月の夜、苦しげにしている炎鬼将軍を見つけてしまう。恐ろしげな表情を浮かべた彼がエーレアンヌに求めたものは……。
悪鬼をも呑み込むと噂される最強武人の、たったひとつの弱点。
奇妙で甘い、秘密の日々がこうしてはじまった。
*第七話まで隔日更新、以後は数日おきに更新となります。
*更新日の15時に更新。
*完結保証、ハッピーエンド保証♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 15:00:00
58435文字
会話率:35%
月の夜に彼はAI《アイ》と絆を結ぶ
最終更新:2025-05-23 19:13:03
8346文字
会話率:28%
幼い頃、魔法騎士団「アルマ図書騎士団」の極秘実験で脳内に国会図書館級のデータベースが強制印字された秋月沙智。知識は無限にあるのに、実体験の欠片もないことで幼稚園児ですら「人生に何の楽しみがあるのか」と虚無を抱え続けてきた。24歳となったある
満月の夜、図書騎士団の年に一度の「知識収穫祭」において、彼らに“収穫対象”として召喚され、肉体の痕跡を一切残さず異世界エリュシオンへと飛ばされる──。
漆黒の闇から目覚めた先は、疫病に蝕まれた辺境の村に築かれた古びた病舎。書架に囲まれた環境は親しみ深いはずの知識でさえ、すべて先読みするだけの沙智にとって“牢獄”でしかなかった。村を救う最適解は脳内にあるにもかかわらず、母からの「知識はあるのに行動しない」という呪縛が足をすくませる。そこへ教官レオニードや献身的な看護師マリアが現れ、初めて「小さな一歩」を踏み出す勇気をくれる。
薬草学や古代治癒呪文を用いて村人を救う中で、沙智は自らの「行動力」と「感情」を取り戻していく。しかし図書騎士団の保守派や、上層部の密命を帯びたレオニードとの衝突、さらには同じ実験を受けた“妹”の消息という新たな謎が立ちはだかる。葛藤と裏切りを乗り越えた先で、沙智が真に求めるのは“知るだけでなく、心から感じる喜び”──。最終話では、妹救出と自己肯定を胸に、新たな旅立ちを誓う。まだ見ぬ世界へ飛び立つその一歩が、いま刻まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:00:00
1096文字
会話率:23%
古の神蛇「八岐大蛇」の伝承が残る辺境の地・神蛇村。そこでは五年に一度、新月の夜に生まれた女児を“生贄”として祠に捧げる儀式が今もなお続いていた。だが、ある年の儀式で現れたのは八岐大蛇ではなく、異形の黒龍であった。黒龍は村の掟を嘲笑い、二人の
赤子を攫い、自らの眷属として育て始める。
黒龍の血と魔力に適応した赤子たちは急速に成長し、人の姿を保ちながらも“龍の花嫁”として変貌していく。やがて彼女たちは他村へと潜入し、龍信仰を乗っ取るべく暗躍する。「調和」と「混沌」の二大勢力が衝突するなか、黒龍の巫女として覚醒した少女は、世界を蝕む“災厄の胎”となっていく。
すべては、かつて廃れた黒龍信仰を復活させ、支配の胎動を再び世界へと広げるため。
黒龍の眷属が生まれ、そして世界の均衡が崩れ始める——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 16:07:28
35703文字
会話率:34%
ふと見上げた夜空に
まんまるの月が浮かんでいて
調べたら今日は満月だった
ただそれだけで
何かが起こりそうな気がした
最終更新:2025-05-14 02:34:02
4568文字
会話率:21%
第一話「青い薔薇」……彼女の部屋に、あるはずのない青い薔薇があった。第二話「マッシュルーム・ガール」……わたしは茸を育てている。第三話「クロとミミ」……虎くんの家に呼ばれた。第四話「狼男の夜」……満月の夜、狼男に会った。第五話「天井都市」
……夜、寝ようとしたのだが。第六話「恐竜ビルヂング」……ビルは恐竜に似ている。第七話「俺の彼女は犯罪者予備軍」……彼女は俺のネクタイを手に取る。第八話「今夜はナイトメア」……白い監獄に入れられた。第九話「あなたへ」……今日もあなたに会いに行く。第十話「円環の夢」……夢を繋げる。※真夜中に突然短い話を書きたくなるので、それ用です。ジャンルも色々の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 12:27:56
62534文字
会話率:40%
わたしが住む田舎町で行われる、奇妙な祭り。
満月の夜に火の周りで子供を踊らせ、大人たちは不思議な歌を歌う。わたしはその夜、一人だけおかしなことに気づく。子供が一人、入れ替わっている!
その日から、わたしは別人となったその同級生に執拗ないじめ
を受ける。しかし、それは「向こうの世界」と関わる最初の出来事にすぎなかった。
自分の住む街とは違う、もう一つの世界があったら。そんな空想から生まれました。怖いかは微妙。
※ブタヲさんとの競作用作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 21:00:36
20736文字
会話率:0%
霧がかった五月の夜。
窓辺にあるソファーに座って、朧月をぼんやりと眺めていた。
何故か無性に悲しくて、まだ当分眠れそうにない。
ふと、窓に映る自分自身を見て、ため息が出る。
黄緑色の髪が僅かに顔を覆って、髪の隙間から覗く翡翠色の瞳
は焦点が合っておらず、覇気がない。
紅茶でも飲んで気分を落ち着けようと、ローテーブルに視線を移した。
「!?」
突然、ソファーの背凭れ越しから、何者かに抱き着かれた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 00:20:24
115437文字
会話率:35%
突然、強力な呪い掛けられた瑠璃。
命がつきかけた瑠璃を助けるために呪いが届かない場所、異世界への転生を決めた家族。
一緒に転生してくれた婚約者と聖獣様が住まう異世界で暮らす内に、この国の王族と晴宮家初代当主の繋がりを知らされた。
晴
宮家のルーツに関わる三人の魔女、そして五大聖獣、当主は皆に助けて貰ったはずなのに・・・
過酷な運命を背負って生きた初代当主のお陰で、晴宮家が続いてきたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 17:00:00
160921文字
会話率:18%
将来に迷い、虚構の世界に憧れを抱きながら天月かぐやは日本舞踊を舞う、今日もまた。
それは彼女にとって日常だった。
ところが変わらぬ日々の繰り返しは突如、終わった。
或る金曜日の満月の夜、稽古の帰りに寄った神社で彼女は、何者かに水面に映る月か
ら異世界へと送られた。
異世界に惑う彼女、そんな彼女は一人の美青年ミカドと出会う。その出会いが新たな五人の美男子との出会いを呼び、
彼女を様々な争いに巻き込むのだった。
「お前の事が好きだ、かぐや。俺と共に生きてくれ」
「見て、かぐや――今夜も月が綺麗だよ」
「かぐや、どうか私の后となってくれないか」
「ねぇ、かぐやお姉ちゃんの事――好きになっても、いい?」
「かぐやよ、その・・・・・・俺と夫婦になってくれまいか!」
「かぐやチャン、俺と付き合ってみない?」
かぐやを巡る恋の行方、かぐや達「朔月」と闇陰陽師「二日月」との戦いの行方は果たして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 22:49:16
11429文字
会話率:65%
「昨日のテレビ見た?あのコンビ超面白くねぇ?」
夏休み間近の登校中、幼馴染とそんな何でもない事を話す猿石文人は、芯愛高校に通うスポーツ万能でお調子者のごく普通の高校生。しかし、或る満月の夜に廃工場で化け物達に襲われた際「クッソ~、これからサ
ーフィンとか色々してぇのにふざけんじゃねぇ‼」と、叫んだ瞬間に浮かんだ呪印と力が彼のありふれた日常を大きく変えてしまった。
彼は其の場に居た謎の男、シエルから自分が十二支という遥か昔にこの世界を救った12人の戦士の1人の力を受け継ぎ力に目覚めた事、自分を襲ってきた化け物の事、かつて強すぎるが故に地獄の門に封印された十二支の宿敵の八部衆の事、そして其の八部衆が封印を解きこの世界に現れ、世界を破壊しようとしている事を知らされる。
文人は其れを防ぐ為に戦う事と残りの11人の仲間を探す事をシエルによって任命されてしまう。戸惑う彼だったが、渋々了承し戦いの日々を送りながらシエルを相棒とし、仲間探しを行っていくのだが・・。
「ああ、もしもこの先お前がハブられる事になっても俺達だけはお前を1人にしない、約束する」
(寂しかったあたしの手を取って一緒に回ってくれたから?其れとも優しい嘘に気付いちゃったから?いや、きっとあの時に何か気になる存在になった時からとっくに気付いていた事だったんだ)
「私の目的?目的というよりも行動理念ですね。私は人間が嫌いだ、醜く汚い。そんな人間を消す事が自分の正義であり、其れを貫く事を理念として行動しています」
「お前に途中で自分が何をしたいか分からなくなり、苦しみ葛藤し、其れでもずっと持っていた目的を果たす事だけが、自分が存在して良い理由だと信じて突き進んできた俺の気持ちが、分かるものかぁ!」
果たしてこの物語に関わる者達は友情、恋、正義、信念といった様々な想いを3ヶ月の中で交錯させた末にどのような結末を辿るのか⁉
『邪正一如・・・邪と正は別々のものではなく、1つの心より出た同一のもの也』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 11:27:51
142383文字
会話率:67%
十年に一度だけ地上に降りられる“月の民”と、彼を待ち続けた地上の少女―
十五歳の夏、リリアは満月の夜に不思議な青年シエルと出会い、心を通わせる。
十年ごとに重ねた想い、すれ違いと永遠の別れの予感。そして彼を追ってリリアは月へ旅立つ決意をする
。
運命も寿命も超えて、ただ一人を想い続けたふたりの、静かで熱い“永遠の婚約”の物語。
月に消えた婚約者たちが遺した誓いは、今も満月の湖畔に静かに灯っている――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 19:35:47
7598文字
会話率:23%
ある日買った古い鏡に、差し込まれていた一通の手紙。
それは「鏡に囚われた騎士ノア」からの、助けを求める声だった。
半信半疑で始まった文通は、やがてセラの心に深く根を下ろし、ふたりは見えない絆で結ばれていく。
そして満月の夜、セラはノアを救
うため、自ら鏡の中の異世界へと足を踏み入れる――
命を懸けたすれ違いと、魂を呼び合う想い。
手紙が繋いだ心が、ふたりに“本当の未来”を与える、時を超えた恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 19:15:42
8336文字
会話率:22%
満月の夜、淡い光に照らされながら勉強をしていた。
どんどん眠気が強まり少し仮眠をとることに。
目が覚めたら周りは真っ白。
5人の仲間とともに脱出を目指す新感覚ミステリー。
最終更新:2025-04-26 20:07:13
8579文字
会話率:36%
満月の夜、吸血鬼ハンター・一ノ瀬のぞみは、吸血鬼に噛まれた少女・笹山芙美と出会う。親友を奪った復讐を胸に秘めるのぞみは、冷たく告げる。「1ヶ月後の満月までにそいつを殺さないと、吸血鬼になるよ」。銀のナイフを渡された芙美の姿に、のぞみの硬い心
が揺らぎ始める。雪が舞う満月の夜、運命が二人を試す――。拙作『満月の雪』の外伝です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:00:00
6801文字
会話率:47%
11月末の満月の夜。女子高生・笹山芙美は吸血鬼に噛まれた。1ヶ月後の満月までにそいつを殺さないと、彼女自身も吸血鬼になる運命吸血鬼ハンター・一ノ瀬のぞみと出会い、愛する人との絆と過酷な選択に直面するダークファンタジー。
最終更新:2025-04-23 20:00:00
20364文字
会話率:43%
「ねぇおねーさん? そんなに寂しいなら俺の飼い主にならない? 俺を家族にしてよ」
ツイてないわたしが満月の夜に出逢ったのは、野良ネコみたいな男の子だった。
自由気ままに訪れる彼との時間を重ねるうちに、彼が特別な存在になっていく……。
だからわたしは……彼に告げた。「もう来ないで」と。
年下の男の子に寄りかかってしまいそうな自分が怖かったから……。
そうしたら、意外な場所で再会して……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 18:00:00
10442文字
会話率:28%
「ま、毎日など……無理だ」
満月の夜、ルキウス・ヴェルメイア辺境伯は居城の薔薇園にいた。ただ一つの秘密を守るために。
だが、それを使用人のエリオットに目撃されてしまった。
――「まだまだ体には魔力が残っていますね」
――エリオットが耳
元で囁く。少しだけ息が弾んでいるようにも聞こえた。
魔力と禁忌、秘密に彩られた夜にルキウスは溺れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 11:41:03
5789文字
会話率:38%
私は何者なのか――
その答えを、誰も知らない。
綾宮 結衣、二十歳。旧財閥の養女として育ち、誰からも愛される「完璧な令嬢」と言われる私には、ひとつだけ秘密がある。
左の脇腹にある、不思議な“印”。
そして、月の夜にだけ見る夢――
銀の瞳
の青年が、優しくこう言うのだ。
「……また、会えたな」
偶然訪れた神社で、その夢の男と現実で出会った時、私の世界は静かに動き始めた。
それは神と人の“魂を結ぶ縁”、前世から続く約束だった。
過去の記憶を封じられ、人として生まれた私。
そして、誰よりも深い悲しみを抱えた龍神・月影。
忘れたままでも、私はあなたをまた好きになる――
たとえ、世界がそれを許さなくても。
神に愛された少女が、運命を結びなおす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 01:11:54
104533文字
会話率:15%
満月の夜、母の姿見が繋げたのは――
誰も知らない、彼方の世界だった。
そこにいたのは、言葉を持たない、ひとりの少女。
静かな海の前に、ただ座っていた。
出会ったのは、一匹の“海月”。
それとも、少女のような“海月”だったのかもしれない。
触れたくて、でも触れてはいけない。
近づくたびに胸を締めつける、その存在。
――あの夏、私は恋をした。
月光のように、儚くて、美しい恋を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 15:25:30
1098文字
会話率:27%
「お義姉さま。私、運命の糸を見てしまいましたの」
伯爵の娘リアン・アシュランは、長年の婚約者との結婚を目前にしていた。
だが満月の夜を経て、最悪の真実が明らかになる。
義妹プリマと婚約者ハミルが“運命の赤い糸”で結ばれていたのだ。
父は喜び、婚約解消は既定路線。かつて母が大切に守った伯爵家も、すでにプリマとその母のものになりつつある。
近衛騎士として生きよう。どうなろうと知ったことか、とリアンは伯爵家から去った。
しかし、隣国の舞踏会で全てが変わってしまう。
「見つけたぞ。僕の、運命の番——」
花騎士の服に身を包んだ彼女に、竜帝ヴァハルが跪いた。
リアンの半信半疑になりながらも、彼の手をとる。
そして始まるのは……「幸せ番生活」!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 11:00:00
32143文字
会話率:42%
詩作『上弦の月』。 街に灯る色とりどりの明かりと比べたら、月の夜の側はなんと静かで孤独なんだろう。それでいて堂々としている。
キーワード:
最終更新:2025-04-12 03:23:39
638文字
会話率:0%